滝合だより

6年社会「大陸に学んだ国づくり」

 6年生の社会科では、歴史学習で初めて人物の働きを大きく取り上げた学習に入りました。人物の働き、思いや願いと社会的事象を結び付けて取り組んでいます。
 前時は、聖徳太子の作った「十七条の憲法」をもとに太子がどんな願いをもっていたのかを考えました。「平和に譲り合ってほしい。」「えらい人こそ、身分の低い者に優しくしてほしい。」などと予想を立てていました。
 今日は太子の死後、目指した国づくりはどうなったのかについて学習しました。天皇中心の政治がどのように進んでいったのか調べ、大化の改新によってどんな変化が起こったのか考えました。「これでみんな天皇の指示を聞くことができるね。」「でもこれは、少し厳しすぎて自由がないと思う。また反発が起こるのでは…。」「今の私たちは恵まれているなぁ。」と、当時の時代の人たちの気持ちに寄り添って意見を出し合える姿は、さすが6年生です。