推進室情報 2007年
出番を待っています・・・
モデル校をはじめとしてすでに整備が終わっている学校では、授業での活用を始めていただいていますが、
一部の中学校では耐震工事との関係で、現在も校内LAN工事を続行中です。
休日を中心に(本日も)作業を行っている最中です。
プロジェクタ、スピーカー、スクリーン等の ICT機器をのせたワゴン。 出番を待っています・・・ | 各教室や特別教室に配備されるコンピュータ (教職員への一人1台PCは昨年度に配備済) 出番を待っています・・・ |
特別支援教育コーディネータ研修
今回の議会で、特別支援教育についても質問を受けました。
特別支援教育は、日野市教育委員会の3つの重点施策の一つです。
(ICT活用教育の充実、特別支援教育の推進、幼・小・中の連携)
昨日は、第5回特別支援教育コーディネータ研修会がありました。
この研修会は、各校の特別支援教育コーディネータの資質向上のために毎月実施しています。
講師は市内の特別支援学級の先生です。
「通常の学級における発達障害児への指導方法のポイント」というテーマで、
学習面と行動・生活面の両面からレクチャーがありました。
日野市の特別支援教育は、今年度から本格的にスタートしました。
具体的には次のような取組をしています。
◇学校における指導体制として
・校内委員会体制の充実
・特別支援教育コーディネータの資質向上
・就学支援シート・進学支援シートの活用
・個別指導計画の作成・活用
◇教育委員会の学校支援体制として
・巡回相談員の派遣
・専門委員会による支援
・特別支援学校(センター校)との連携
・小学校へのスクールカウンセラーの配置 日野市では、平成15年度より「日野市特別支援教育在り方検討委員会」を設置し、検討を進めてきました。
市内の明星大学の小貫悟准教授には多くの指導・助言をいただきました。
昨日の研修会にも出席されました。(昨日の研修会場は明星大学)
授業の世界へ入り込んだ子ども達
第2学年のICTを活用した道徳の授業です。ICT活用指導力A-3・B-1
主題名「たったひとつのたからもの」内容項目「低4-(2)家族愛」
資料として取り上げた本の写真をスライドショーにして提示しました。
資料を作成するにあたっては、版権者への承諾ももらっています。
スライドショーと先生の読み聞かせにより、子どもたちはぐっと授業の世界に入りました。 | グループの友達との話し合いを通して、主人公の気持ちを考えています。 | 主人公のように、「最後までがんばって、よかった」と思ったことを発表しています。 |
学校と家庭が手を取り合って
日野市立小中学校PTA協議会の会長である浜屋さんが、推進室にお見えになりました。
市P協(日野市PTA協議会)は、学校の力強い応援団です。
学校と家庭が連携して子どもを見守っていくための家庭教育研修会と講演会の企画に、
推進室、文化・スポーツ課と一緒に関わっていただいています。
具体的には、インターネットの危険から子ども達を守るための企画です。
先生方には教員研修で学んでいただき、学校でも情報安全教育を行っていますが、限界があります。
家庭と連携してこそ成果があがります。
そこで、保護者の方たちにもインターネットの世界について正しい知識と対策を知っていただくことによって
学校、家庭との連携のもとに子どもたちを危険から守ろうという企画です。
11月29日(木)には講演会を予定しています。
中学校研究授業・・・はじめの一歩
日野第三中学校の校内研修で、2つの研究授業がありました。
以下、第2学年数学「一次関数のグラフの書き取りと読み取り」の授業の様子です。
課題の提示(B-2) e-黒板を活用しています。 | 自作動画教材の提示(A-3,B-3) 夏季ICT研修の成果です。パワーポイントのアニメ機能を使って教材を作成しました。動点の問題を視覚的に捉えることができます。生徒の理解を助けます。 |
生徒の考えを共有(B-4) 授業のまとめ。最後の問題をどのように答えたか、書画カメラを活用しています。友達の解答を大きく写して共有し、理解を深めました。 |
◇授業者の先生の感想
「今までの授業では、2時間かけてもなかなか終わらなかったところを、わずか1時間の授業で達成することができた。
数学が苦手な子どもにもわかりやすかったようだ。授業後の振り返りカードではほとんどの生徒が「楽しかった」と答えている。」
第1学年技術「情報とコンピュータ」 授業者の先生のコメント | 授業後の協議会 ICTの活用はもっといろいろな可能性がありそう・・・ |
メディアコーディネータの特別派遣
中学校長連絡会にお邪魔しました。
すべての先生がICTを活用した授業ができるようになるための、メディアコーディネータの派遣方法について検討していただきました。
メディアコーディネータは、学校のニーズに合わせて、必要なときに予約サイトで派遣予約をしていただいています。
その通常の派遣方法に加えて、
昨年度小学校では、各学校にICT活用週間を設け、その週にメディアコーディネータを特別派遣しました。
今年度中学校では、各学校にICT導入活用期間を3週間設け、その期間中その学校へ特別派遣をすることになりました。
来月10月より実施します。
デジタルポートフォリオ
本日午後は小教研が開催されました。
視聴覚部会では、授業研究の指導案検討が行われました。
国語の朗読学習を、デジタルポートフォリオによる自己評価、相互評価で高めていく計画です。
スタディノートに動画を取り入れる方法について、メディアコーディネータがレクチャーしました。
初めの一歩!
ICT活用のモデル校である平山中学校と日野第三中学校で、
2学期から全中学校に導入されたばかりのICT機器を活用した授業が始まりました。
夏季ICT研修の成果が生かされる瞬間です。
唐から伝わった新しい仏教や、国風文化の特色を理解させるために、導入で資料を提示し、
生徒の興味や関心を引きつけるという計画です。「ICT活用指導力B-1」
セッティングも一人で・・・ | 書画カメラの位置もOK! | スクリーンを黒板に・・・ |
投影準備完了! | 用意した資料を提示・・・ | 生徒の視線が画面に集中!! |
メディアコーディネータもお手伝いのために教室の隅に控えていたのですが、出番はありませんでした。
「万が一のために控えていて下さい。自分が一人で挑戦しますので。」事前の打ち合わせで、そう言われていたのです。
「これはすごい。生徒の集中力が格段違う!」
授業者の先生は、生徒の反応から、ICTの効果を実感されていました。
校長先生のリーダーシップ
小学校長連絡会にお邪魔しました。
毎月、市役所で開かれる定例校長会とは別に、市内の校長先生方が集まり、
各校の実践を学び合ったり、諸課題の対応について検討したりする貴重な場です。
今日は、校務の情報化について、NHK教育テレビの特集「わかる授業のためのICT活用講座」でも紹介された
潤徳小学校の実践DVDを見ていただきました。
潤徳小学校は、授業に、校務に、積極的にICTを活用している学校の一つです。
よく話題になることですが、確かにICTは校務を効率化させますが、
ICTの活用が校務を軽減するというよりは、
むしろ、ICTの活用が教育の質を向上させるところにポイントがあります。
ICTにより、仕事の方法や内容が明らかに変わってくるからです。
日野市の先生方は、このことを実感されています。
日野市の小学校は、7月末に文部科学省から発表された「教員のICT活用指導力」の調査結果と比較して
都、国の平均を大きく上回る成果が表れています。
校長先生方のリーダーシップのおかげです。
学校のトップである校長先生のICTに対する理解が、校内のICT活用を推進させています。
そして、校長先生の情報管理、セキュリティ意識が、学校を守っています。
推進室は、今後も、がんばる学校の後押しをしていきたいと思います。
ICT活用のリーダである先生方の研修
第3回 ICT活用推進委員会が開かれました。
各学校で、ICTの活用を推進していくリーダである先生方の研修です。
4人のメディアコーディネータが中心となって研修会を運営しています。
第一部 「学校Webサイトの充実」 見える学校づくりを目指して、内容を充実させていきます・・・学校概要について内容を付け加えました。 | メディアコーディネータによる個別対応。それぞれの学校のニーズに答えていきます。 |
第二部「ネット上のいじめ~情報安全教育について~」世間で話題になっているネット上のいじめや学校裏サイト等に関して、参考になるサイトを紹介しました。 |