過去の推進室情報 2008年

2008年4月の記事一覧

コミュニケーション能力を育てる

「小学校段階における外国語活動」
このことが、新しい学習指導要領で、教育内容に関する主な改善事項の一つとしてあげられています。小学校第5・6学年に、総合的な学習の時間とは別に週1コマ程度実施することになりますが、教科とは位置付けません。この準備委員会として、日野市では、今年度から小学校英語活動推進委員会を設置し、各学校から1名の委員を選出しています。

★今週の火曜日(22日)は委員会の第1回目でした。
本市の英語活動研究課題校である滝合小学校の校内研究と合同で行いました。
滝合小学校の保護者の方々も参加されました。
 

講師は、文京学院大学外国語学部 英語コミュニケーション学科の渡邉寛治先生です。渡邉先生には、平成16年度から継続的に、夏の教員研修等で英語活動のご指導をいただいています。本日の研修会では、以下のようなご指導をいただきました。

「外国語活動は、言語スキル学習ではなく、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度などの育成を目標としている。これは、国際コミュニケーションの素地づくりである。児童は、活動を通して、自己決定・行動力や主体性が芽生え、グループ活動等を通して思いやる心が生まれる。児童の発達心理を考慮して指導計画を作成し、コミュニケーション能力を育てるよう研究を進めることが大切である。」