過去の推進室情報 2008年

2008年6月の記事一覧

実践から学ぶ(ひのっ子教育21開発委員会)

昨日は、第3回ひのっ子教育21開発委員会が教育センターで開催されました。
日野第一中学校の永島教諭の授業実践(ビデオ)から学び合い、今後の自分の授業実践に向けて指導案作成を行いました。
  
 永島教諭の実践ビデオを視聴

 授業者のねらいを聞く

  
実践から学んだことを発表

 東原教授のご指導

今後、開発委員会の先生方が、それぞれの実践を、当室のWebサイトの「ICT活用授業記録理科ねっとわーくコーナー」から発信していきます。
デジタルコンテンツを活用した授業のポイントは、ただ見せるのではなく、
(1)コンテンツを使う目的をはっきりさせること
(2)どのような場面で使うと効果的なのか検討すること
(3)どのように見せる(どのような発問をする)と効果的なのかを検討することが大切です。
これらのことを通して、理科の授業の質の向上をめざします。

理科教育に関する一般質問

平成20年度第2回定例会開催中です。
本日より一般質問が始まっています。
教育関係では、22人中16人、41件中17件の一般質問通告がありました。

◆本日は、ICTと関連して理科教育についての質問がありました。
新学習指導要領のポイントの一つである理数教育の充実、特に理科教育を充実させるための市教委の取組についてです。

以下答弁内容です。

◇理科教育は、今回の学習指導要領の改訂における主な改善事項の一つとして扱われており、
    充実が図られています。この背景には、国際調査等の結果から、我が国の子どもの理科学習
    に対する意欲が低いことや科学的な思考力や表現力が十分ではない状況にあること等の課題
    があります。日野市教育委員会では、理科教育の充実に重点をおくこととし、昨年度から小
    学校に理科支援員を配置したところですが、今年度はさらに拡大して全校に配置しました。
    また、平成18・19年度は、三沢台小学校において、国の指定を受け、理科の実践研究を
    深めてきたところです。これに加えて、今年度は次の2つのことに取り組みます。一つはJ
    ST(科学技術振興機構)の「平成20年度実験・観察融合型デジタル教材活用共同研究」
    です。全国10地域のうちの1つとして採択されましたので、この実践研究に取り組むべく
    今回の補正予算にも計上したところです。この研究は、市内の各小中学校全校から理科担当
    の代表教員を「ひのっ子教育21開発委員会」に選出し、専門家の助言を得ながら、従来の
    実験・観察指導に加えデジタル教材を活用することで、指導力を向上させるものです。
    もう一つは、教育センターの調査研究に理科教育の推進に関する研究を立ち上げたことで
    す。教員の理科指導力の向上策とともに、理科教育の充実を図るための環境整備や理科支援
    員の活用等のあり方について調査研究を進めていきます。これらの取組も含めて、日野市の
    子どもたちが理科好きになり、科学に興味をもち、科学的な目で考えることができるように
    理科教育の推進を図っていきたいと考えています。

評価を学び合う中教研理科部会

本日は中教研の日。
理科部会では、評価の学習会が行われました。
校務支援システムの成績管理を通して、理科の観点別評価基準の設定や評定の方法などの研修を行いました。  講師は部員。互いに学び合う中学校の先生方です。
 

子どもとかかわるのが大好き(メディアコーディネータ)

日野第六小学校から、メディアコーディネータの派遣要請を受け、授業支援を行いました。
授業支援を実施するにあたっては、事前の打ち合わせの訪問も欠かせません。
今回は、児童にとって初めてローマ字入力に挑戦するということで、ティームティーチングを依頼されました。

子ども達とかかわるのが大好きなメディアコーディネータです。
今日は2人が訪問し、はりきって一人一人の子ども達の学習指導にあたりました。

推進室にもどってきたメディアコーディネータの感想・・・
「楽しかったです。子どもは本当にかわいい。小学校・中学校の授業支援で効果があがるように、力をつけていきたいです。」
 
                               第3学年総合的な学習の時間「名刺をつくろう」 ICT活用指導力C-3

理科ねっとわーくが使いやすくなります

平成20年度実験・観察融合型デジタル教材活用共同研究」に採択されたことに伴い、日野市では市内の小・中学校で理科を教えるすべての先生が理科ねっとわーくの利用者登録を行いました。
  市内の小学校の先生の
「利用者登録申請書」の確認作業中。
400人以上もの登録数なので
なかなか大変です。
(中学校の先生方はすでに個人で登録済)

さっそく、情報システム課に協力していただき、市内の学校で活用できる環境を整える作業を行いました。
これで、市のサーバーから市内のすべての学校にデジタル教材が配信できるようになります。
  今回もまた、情報システム課の
職員が大活躍。
デジタル教材を再生するにあたって、
必要となるプラグインについても調査中。