2008年12月の記事一覧
ICT審査最終日
本日はICT審査の最終日となりました。
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セキュリティポリシーは 周知されているか? | 全教員数分備えられた指定USBは、 しっかり運用・管理されているか? |
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共有パソコンのデスクトップはきちんと整理されているか? | |
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席を外すときはコンピュータのふたを閉ることを徹底し、 ほこりよけの布をかぶせている学校もありました。 | |
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コンピュータ室には、それぞれの 学校のきまりが掲示されています。 |
情報安全教育研修会~藤川先生の講演~
千葉大学教育学部准教授の藤川大祐先生にお越しいただき、講演をしていただきました。
演題は「ケータイ時代のメディアリテラシー教育」です。
◆藤川先生のご講演の様子は以下の通りです。
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「インターネットをもつ携帯を もたせているのが日本の特色なのです。」 | 「過剰に人に合わせ、人に嫌われないよう 必死になっている子どもたち。そもそも 思春期は一人で考え、アイデンティティを 確立していく時期・・」 |
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実際に子ども達に人気のサイトや 実態等を教えていただきました。 | 「そもそもインターネットは研究者の学術的なつながりのためにできたものだから セキュリティはあまいのです・・・ 今の時代にあった新しい地域づくりのために、身を守るだけではなく、社会に恩返しをし、世のため人のためにつくすと言う方向でモラルを作っていきましょう。」 |
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「モラル(価値観)だけでなくリテラシーを 身に付けさせましょう。」 | 昨年度に引き続き、今年も文部科学省から 小学校6年生を対象に、ケータイについての 資料が配布されます。」 |
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昨年度に引き続き、今年も文部科学省から小学校6年生を対象に、 ケータイについての資料が配布されます。」 |
◇子ども達の環境の変化や子ども特有の心理によって現在の問題が起こっていることが
よくわかりました。背景を知った上で、メディアリテラシー教育を行うことが
必要だと感じました。
◇子ども達がネットの世界に居場所を求める社会の問題点がよくわかりました。
家族の中でも地域の中でももっと異年齢の子どもや大人とかかわりをもち、
現実のコミュニティーを作っていくことが大切だと感じました。
◇子どもが一人前の消費者になっているという話が印象的でした。お客様扱いされることで
根拠のない自己肯定的、自己中心的な考えが生まれてくるのだと思います。それがネット上
での無責任な発言、他人を中傷する書き込みにつながっていると感じました。
◇現状について大人は知らないことが多いようです。利用している子どもはもちろん、
保護者、教員が現状を正しく知り、その上で、どう向き合っていくのか考える必要性を
痛感しました。
◇ケータイ(カタカナがインパクト)の利便性とその対策だけでなく、社会全体の子育て
論まで幅広いお話で大変参考になりました。
今日のお話を生徒、保護者、地域に紹介したいと思います。