学年・学級だより

2021年12月の記事一覧

サンタさんが来てくれました!(キラキラ星会)

12月に入り、ホールにクリスマスツリーを飾り付けました。その様子を見たさくら組さんは・・・「僕たちがすみれ組だった時には、幼稚園のキラキラ星会にサンタさんが来てくれたんだよ!」「今年も来てほしい!」と話し出しました。そこで、すみれ組さんも誘って、一緒にサンタさんへ手紙を書くことにしました。

「ようちえんにきてください。」「キラキラぼしかいは21日です。」などなど・・・子ども達の気持ちがたくさん詰まった手紙がかきあがりました。手紙を入れる封筒は、さくら組が一枚の画用紙を折って作ってくれました。

  

どうやってサンタさんに届けようか、子ども達と相談の末、空からよく見えるテラスの桟に取り付けることにしました。そして翌日・・・。なんと手紙がなくなっていたのです!子ども達は「きっとサンタさんが取りに来てくれたんだよ!」「ここにトナカイの足跡があるもん!」と大喜びです。

そしてまたその翌日・・・。幼稚園に一通の手紙が届きました。なかなか難しい文字で書かれていますが、なんとか解読すると、「21日に幼稚園に行くよ。」と書いてあるようです。子ども達は歓声を挙げて喜びました!

 

           

いよいよ21日、キラキラ星会の日です。初めはキャンドルサービスです。園長先生から、温かい灯を分けてもらいました。

                   

キャンドルの灯を消すと、鈴の音が・・・。ホール入口のカーテンが揺れ、サンタさんがホールに入ってきました!舞台に案内し、お話しようとしましたが通じません。そこで、第四幼稚園に昔からあると言われている「魔法の粉」を振りかけてみました。「ハックション!」とサンタさんが大きなくしゃみをしました!その後・・・「今日はお招きありがとう。」と、話せるようになったのです。「えっ!」「はなせた・・・」と、子ども達のこころがわくわくしていることが伝わってくるようでした。

                 

サンタさんに質問をしたり、プレゼントをもらったり、夢のような時間を過ごしました。「これからも元気に仲良く過ごすんだよ。」とお話をしてもらった後から、また言葉がわからなくなってしまいました。魔法が解ける時が来たようです。

サンタさんとさよならした後も楽しいことが続きます。すてきなサンタさんが乗ったケーキをみんなでいただきましたよ。おいしかったですね!

  

キラキラ星会が終わった後、園庭に出てみると、そりの跡が!みんな夢中でその跡を追いかけました。

2学期の終わりにみんなで楽しい時間を過ごすことができました。うれしかったですね!

<オフショット>

子ども達には内緒ですよ!用務員さんもそりの安全なグランディングのために、前日に園庭を整備してくれていたのです!子ども達のためにたくさんの方の力をお借りして、この日を迎えていることも少しお知らせします。

平山陸稲

さくら組は、田んぼで育てる『もち米』と畑で育てるお米『平山陸稲』の2種類のお米を6月から栽培してきました。 今回は平山陸稲の栽培の様子をお知らせします。夏休みも親子で水やりをしていただいて、たくさん実がつきました。10月後半に稲刈り体験の際には、ハサミでチョキチョキと根元を切るのが楽しくて「もっとやりたい!」の声がたくさん聞こえてきました。広い畑の稲を子ども達が全部刈り取りました。すごい!

     

稲をしばらく干して乾燥したら、いよいよ脱穀です。稲を足で挟んで手でお米をしごいていきました。「プチプチって音がしておもしろい!」この作業が子ども達は大好き!「おかわり!」の声がたくさん聞こえてきましたよ。

     

 

「こんなにお米集まった!」     「ふるいにかけて草とお米を分けよう!」

     

  お米が食べられるまでもう少し!もみ殻とりに挑戦です。小さな手で一粒ずつ大事に皮を剥いていきます。ゴマすり鉢を使ってお米を擦っていくと皮が取れやすくなることが分かって試す子もいました。コップの中に白い米が少しずつ貯まっていくことが嬉しかったようですよ。一方「食べられるまでって大変!」という声も当然聞かれました。先生達やお家の人も協力してくれて、なんと3,5合のお米ができました。

       

いよいよ最後の工程「精米」です。さくら組のお母さんが精米機を貸してくれました。おいしく食べられるようにお米を機械で磨いてくれました。「お米がリレーしてるみたい」「だんだん白くなってきた」と大歓声があがりました。

 

★2種類のお米セットを持ち帰りました★ 子ども達の感想です。

「自分で育てたからいつものお米よりおいしい。」「炊く時いい匂いがした。」「おにぎりにして食べたらおいしかった!」「2回もおかわりしちゃったよ。」「畑のお米お弁当に入ってるの!(口にすると満面の笑顔!)」

保護者の方からも「おいしかったです。」「食育ですね。」「子どもも手伝ってくれよい体験になりました。」と感想を寄せていただきました。大事に育て、一粒一粒を大切に思うからこその味わいでしたね。家庭での調理にご協力いただきありがとうございました。

親子で楽しい時間を過ごしました。

12月の土曜日、お家の方にも幼稚園に来ていただき、親子で楽しい時間を過ごしました。

長年、日野市の市立幼稚園に来ていただいている体操の佐藤弘基先生と一緒に体を動かして遊ぶ時間と、芋づるや木の枝を使ったリース作りを楽しみました。

<すみれ組>

すみれ組は前半に佐藤先生と一緒に体を動かして遊びました。

大人が作った壁の中には佐藤先生からのプレゼントがあります。子どもたちは足をくぐり抜けてプレゼントをゲットしに行きます。開いているところをよく探して、無事にプレゼントをもらうことができました!佐藤先生、素敵なプレゼント、ありがとうございます!

また、おうちの人と力を合わせてお寿司にも変身しました!おうちの人は「シャリ」になり、子どもたちは「まぐろ」や「エビ」になっておうちの人の上に乗ります。落ちないようにバランスをとって乗っていました。

 おうちの人にギュッとしてもらったり、一緒に体を動かしたり笑顔が絶えない時間でした♪

       

 後半はリース作りです。すみれ組は木の枝で形を作り、そこに園で用意した木の実やご家庭から持ってきていただいたものを使って飾り付けをしていきました。

この日のために、用務員さんが幼稚園にある枝を同じ長さに揃えて切ってくださり、飾り付けができるように用意してくださいました。ありがとうございました!

作り始めると、おうちの人とどんな形にしようか、どこに飾りをつけようかなどと楽しそうな話し声がたくさん聞こえてきました。おうちの人が頑張って作るところ、子どもに考えてもらって飾り付けするところなど、力を合わせて作っていましたね。個性あふれる素敵なリースが出来上がりました♡

      

 

<さくら組>10月下旬、芋掘りの畑の方に頂いた芋づるをクルクルと巻いてクリスマスリースの土台を作りました。親子製作前日、自分の好きな色のリボンや金・銀の松ぼっくりを針金で巻き付けたり、ドライフラワーや木の実などを選んで集めたりしながら、気持ちは盛り上がっていました。「どんな飾りにしようかな。」と考えながらこの日を迎えました。    

「お母さん、ここに飾ってみたい。」「いいね!」「じゃあお母さん(お父さん)こうしようかな♡」               アイデアを出し合って、世界に一つの素敵なリースができましたね。

      

 ★佐藤先生の親子体操タイム★

「お家の人の太ももの上に座ろう。」「床におなかがくっついた!ひっくり返されると負けだよ。」

        

「ビリビリボールがきたら、すぐに投げ返すよ!」会場は大盛り上がりでした!親チームと子どもチームで対戦もしました。

 

 この日はリースは持って帰らなかったので、代わりに園長先生がお土産に折り紙のツリーを作ってくれました。

くじを引いて順番に選びました。「かわいい!」子ども達は大喜びです!

    

すてきなリースができましたね!

保護者の皆様、お休みの日でしたが、子ども達と一緒に楽しんでいただきありがとうございました。親子で活動することが難しい時期が続いていましたが、今回このような機会をもつことができ、子ども達はとても嬉しかったと思います。ありがとうございました!

 

梅澤先生が来園してくださいました。

6月に引き続き12月にも横浜国立大学教授の梅澤先生に来園していただき、子ども達が体を動かして遊ぶ楽しさが感じられるよう、いろいろなことを教えていただきました。今回は、今子ども達が楽しんでいる”ボール”を使った遊びに関わっていただいたり、年長児は「ソフト跳び箱」を使って、跳び箱の跳び方を教えていただいたりしました。

 

1学期に教えていただいた鉄棒。逆上がりや空中逆上がりができるようになった子は、遊びの時間に、さっそく梅沢先生に披露です!「すごい!」「よくできるようになったね」と梅澤先生に認められて、ニコニコでしたよ。 ボールを投げる時のポイントは「相手を見て」「体をひねって」「でも目は離さない!」

このポイントを意識するとボールがまっすぐ飛ぶようになったり、遠くまで届くようになったりしました。すごい!

 

 すみれ組にも、体をひねってボールを転がすことを教えてくださいました。今までは、ボールが円の途中で止まってしまうこともよくありましたが、教えていただいたようにやってみると、勢いよくボールが転がり、とても嬉しそうでした!

 

「跳び箱」では、まず”両足をドーン”、”両手をバーン”と揃えてつくことを教わりました。こういった「擬音」を使うと子ども達は動きをイメージしやすい!と感じました。そして実際に跳んで見せて、「跳んでる時、手のひらと肩、どちらが前に出ている?」「肩!」「そう、手をついた後に肩をグッと前に出す!そうすると跳び越せるんだよ。」と子ども達とやり取りしながら、わかりやすく教えてくださいました。

梅澤先生は「次はどの動きに気を付けるか決めてから跳んでみよう。」「今の動き、いいね!」と、いろいろな声掛けをしてくださいます。子ども達はその声掛けを受けて繰り返し跳ぶうちに、どんどん上手になっていきました。子供が「やってみよう!」「やりたい!」という気持ちになるのは、声かけがとても大切だと改めて学びました。梅澤先生が帰られた後も「また跳び箱やりたいな!」と言っていた子ども達。その姿を見て、跳び箱の楽しさを感じることができたのだな、とうれしく思いました。

梅澤先生には、3学期もご指導いただきます。お忙しい中、第四幼稚園に来てくださりありがとうございました!

お店屋さんにすみれ組を招待しました!

 5年生を招待した次の週、今度はすみれ組をお店屋さんに招待してくれました。

各コーナーのイメージに合わせてかぶりものをしているさくらさん!どんなコーナーがあるのか説明してくれました。

すみれ組は、さくら組が5年生と一緒に作っているところをすこーし見ていたので、「はやく行ってみたい!!」と目を✨キラキラさせていました。

 『クリスマスファンタジーランド』では、乗り物が動き出すと「わあ!!動いた!」と途端に世界に入り込んだようでとても嬉しそう!

魚やりんごを動物の口に入れるのは難しかったようですが、すみれ組でも入れやすいようにさくら組さんが動物の口を開ける時間を長くしてくれました。

 

 『トンネル迷路 うさぎをたすけろ』では、暗いトンネルの中を通るのに少しドキドキしていましたが、さくら組さんが「鍵を探してくださいね」「蜘蛛の巣に気を付けて!」「ここに鍵をさしてください」など、迷路から抜けられるようにたくさんお話をしてくれました。最後は「うさぎさん助けたよ!」と笑顔で迷路から抜けてきました!

 

 『動物の森ジェットコースター』では、さくら組が「ようこそー!」と可愛くお出迎えしてくれました。横にいる動物さんたちを見ながら滑っていくのが楽しかったようです、何度も乗りに行く姿がありました。

「ぜんぶ楽しかったね~!」と、終わった後はとても幸せそうでした✨満面の笑みです!さくら組もすみれ組が喜んでいるのをみて嬉しそうでした。

さくら組さん、すみれ組さんを招待してくれてありがとうございました!

今回は遊ばせてもらったすみれ組さん。「楽しかった!」「さくら組さんすごいな!」という思いをもったことでしょう。来年度、年長さんになった秋には、きっと「前のさくらさんみたいに、やってみたい!」と、遊びが生まれると思います。楽しみですね。

第四小学校 5年生との交流②

いよいよ5年生の皆さんをお迎えして、「お店屋さん」開店の日です。5年生の皆さんに力を貸してもらった後も子ども達で準備を進めてきました。物の準備はもちろん、どんな言葉で遊び方を伝えるか、どんな事を楽しんでほしいか、また、気を付けてほしいことなど、「お店屋さん」としてお客さんを楽しく、安全に迎えるために必要なことも考えてきました。

この日は「みんなの部屋」まで5年生をお迎えに行き、お店を紹介してからスタートです。

<クリスマスファンタジーランド>

虹色のそりに乗って、くまか、りすのどちらかにえさをあげます。どちらになるかはカードをひいて決めます。動物が口を開けている時によーく狙って投げ入れます。なかなかの難度で、5年生も「めちゃ、難しい!」と苦戦気味。入ると「やったー!」と本気で喜んでくれました。

 

 「カードをひいてください。」「ゆっくり降りてください。」など声掛けが上手でしたね。

<動物の森ジェットコースター>

ゼブラ柄の乗り物に乗って、巧技台や踏切版で作った坂道を滑り降ります。なかなかのスピードで、5年生からも歓声が挙がっていましたよ。

 

「ようこそー!」のお迎えの声やジェットコースターを止めたり上まで運んだりする力仕事も頑張っていましたね。

<トンネル迷路 うさぎをたすけろ>

魔物に捕らわれてしまったうさぎを助けるゲームです。トンネルの中にはコウモリがたくさん。うさぎを助けるための鍵が魔物のどちらの手に入っているか当てます。鍵を手に次の扉へ。そこにも魔物が潜んでいます。鍵が手に入らないと「残念」の扉から出ることになります。最後の扉を開けるとうさぎさんが待っています。

  

魔物はちょっぴり怖い声で、うさぎさんは丁寧に「ありがとう。」と伝えていました。役になって動いていましたね。

 

 遊ぶ時間もあっという間!最後にみんなで集まって感想を伝え合いました。園児からは「来てくれてうれしかった」「楽しそうで良かった!」5年生の皆さんからは「お店がよくできていた」「幼稚園の子はすごいなと思った」などの声が聞かれました。

5年生の皆さん、小学校の勉強や活動も忙しい中、第四幼稚園に来てくれてありがとうございました。幼稚園の子ども達にとって、5年生の皆さんに褒めてもらったり自分たちがしたことを楽しんでもらったりできたことは、とてもいい経験になりました。5年生の皆さんのすごい力も感じましたよ。また時間があれば幼稚園に遊びに来てくださいね!

5年生、ありがとうございました。

 

第四小学校 5年生との交流①

第四幼稚園では毎年、隣の第四小学校の5年生の皆さんと交流しています。幼稚園の年長、5歳児が考えた「お店屋さん」の準備に5年生の皆さんの力を貸してもらっています。園児にはできないことを手伝ってもらいます。5歳児、5年生にとってよい交流になるように、担任の先生同士で事前打ち合わせをしっかりと行いましたよ。

今年は3つのグループに分かれて「お店屋さん」を考えました。

初めは自己紹介です。園児が話しやすいようにしっかり聞く姿勢でいてくれたり、拍手をしてくれたり、園児の事を考えてくれていることがわかりました。

次に、この日に5年生にどんなことをお手伝いしてほしいのか伝えました。動物の絵を描いてほしい、段ボールに切り込みを入れてほしい、入口の扉を作ってほしい、などなど・・・。自分の言葉でしっかり伝えることができましたね。

手際よく、進めてくれた5年生、さすがです!!

 

 

あっという間に時間は過ぎ、片づけの時間となりました。できあがったものを見ながら、振り返りをしました。

5年生の皆さんからは、「幼稚園の子がこんなにいろいろなことができるなんてすごい!」「お店屋さんをよく考えたね。」などの言葉をもらいました。幼稚園の子も「僕たちだけじゃこんな楽しいことできなかったよ。ありがとう!」と伝えていました。短い時間でしたが、お互いの良い所を見つけ合った子ども達です。

次回は「お店屋さん」で遊ぶ日です。「準備、がんばるよ。」「楽しみにしていてね!」小学校に戻る5年生の皆さんを外まで見送りました。