学年・学級だより

2021年12月の記事一覧

平山陸稲

さくら組は、田んぼで育てる『もち米』と畑で育てるお米『平山陸稲』の2種類のお米を6月から栽培してきました。 今回は平山陸稲の栽培の様子をお知らせします。夏休みも親子で水やりをしていただいて、たくさん実がつきました。10月後半に稲刈り体験の際には、ハサミでチョキチョキと根元を切るのが楽しくて「もっとやりたい!」の声がたくさん聞こえてきました。広い畑の稲を子ども達が全部刈り取りました。すごい!

     

稲をしばらく干して乾燥したら、いよいよ脱穀です。稲を足で挟んで手でお米をしごいていきました。「プチプチって音がしておもしろい!」この作業が子ども達は大好き!「おかわり!」の声がたくさん聞こえてきましたよ。

     

 

「こんなにお米集まった!」     「ふるいにかけて草とお米を分けよう!」

     

  お米が食べられるまでもう少し!もみ殻とりに挑戦です。小さな手で一粒ずつ大事に皮を剥いていきます。ゴマすり鉢を使ってお米を擦っていくと皮が取れやすくなることが分かって試す子もいました。コップの中に白い米が少しずつ貯まっていくことが嬉しかったようですよ。一方「食べられるまでって大変!」という声も当然聞かれました。先生達やお家の人も協力してくれて、なんと3,5合のお米ができました。

       

いよいよ最後の工程「精米」です。さくら組のお母さんが精米機を貸してくれました。おいしく食べられるようにお米を機械で磨いてくれました。「お米がリレーしてるみたい」「だんだん白くなってきた」と大歓声があがりました。

 

★2種類のお米セットを持ち帰りました★ 子ども達の感想です。

「自分で育てたからいつものお米よりおいしい。」「炊く時いい匂いがした。」「おにぎりにして食べたらおいしかった!」「2回もおかわりしちゃったよ。」「畑のお米お弁当に入ってるの!(口にすると満面の笑顔!)」

保護者の方からも「おいしかったです。」「食育ですね。」「子どもも手伝ってくれよい体験になりました。」と感想を寄せていただきました。大事に育て、一粒一粒を大切に思うからこその味わいでしたね。家庭での調理にご協力いただきありがとうございました。