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2020年4月の記事一覧

はじめよう!おうちでアート7【おうちのまどをかざろう】

最近、インターネット上で小学6年生がつくった「ビー玉無限ループ」という工作が話題になっています。段ボールでつくった道の上を名前の通りビー玉がずっと転がり続けている作品です。まだ見たことがない人は、「ビー玉無限ループ」で動画を探してみてください。ビー玉迷路は、図工の題材でもよくありますが、モーターを使って自分流にアレンジしています。作者は、自分だけで一週間も考えてつくったそうです。すごいですね!みなさんも、休校中に普段の図工でやったことを思い出して、自分流にアレンジしてみてもいいかもしれませんね。

さて、今日は図工の1・2年生上の教科書に載っている「ちょきちょき かざり」をおうちバージョンにしてみました。

材料は、折り紙や包み紙、紙袋など、身近にあるものを使います。
はさみ、セロハンテープも用意します。
※はさみは、切れ味、大きさが大事です。切れ味の悪いものや手の大きさに合わないものを使っているとけがにつながってしまいます。休校中に点検してみてください。

それでは、まず紙を折ってはさみで自由に切ってみましょう。

折り方を工夫すると面白い形ができますよ。大きさのちがう紙を使ってみるのもいいね。

切り終わったらまどにはってみましょう。(高いところは、おうちの人といっしょにね!)はっているうちに、切り方やはり方をもっと工夫してみたくなりました。びよよ~んと伸びる形はどうかな?かさねてはってみるとどうかな?



たくさんはると、お部屋の中が明るくなった気がします。
こまかいゴミがたくさん出ますが、片付けまでしっかりしましょうね。

さあ、みなさんならおうちのまどをどんなふうにかざりますか?

はじめよう!おうちでアート6【音楽と生き物クイズ2】


はじめよう!おうちでアート4のクイズは、正かいできましたか?
今回は【音楽と生き物クイズ2】です。

《クイズ》
リコーダーはえんそうするほかに、「ある生き物」に「歌を教えるため」にも使われていたそうです。
ある生き物とは、次の4つのうち、どの生き物でしょうか?
①カエル ②イルカ ③ゾウ ④小鳥




《ヒント》
リコーダーの音となき声がにているかも?!




《正解》
④小鳥です。

その昔、リコーダーは小鳥に歌を教えるためにも使われていました。
小学校で学習するのは、「ソプラノリコーダー」というもので、高い音は特に小鳥のような音がしますね。中学校になると、「アルトリコーダー」といって、楽器は大きくなり、低い音も出るようになります。
実は一小の音楽準備室にたくさんアルトリコーダーがあります。
リコーダーがすき!という人はいつかぜひチャレンジしてみてください。友達と一緒にソプラノリコーダーとアルトリコーダーで2重奏ができたらすてきですね。

3年生のみなさんは、はじめてのリコーダーがたのしみですね。
リコーダーの授業ができるようになったら、みんなで小鳥のまねをしてふいてみましょう。

4・5・6年生のみなさん、しばらく休みの間に「リコーダーのふきかたが分からなくなっちゃった・・・。」という人がたくさんいるのではないでしょうか?

そんなあなたには!
《リコーダーの家庭学習用デジタル教材(ヤマハ)》というサイトがおすすめです。
ひのいち 学びの広場でも紹介していますよ。
いつもなら有料ですが、なんと!今だけ特別に無料で見ることができます。

指づかいや楽譜などが分かりやすい動画で見ることができ、簡単な曲から難しい曲まで練習することができます。
リコーダーが苦手だなあ・・・と思う人は、この機会に思い切ってチャレンジしてみよう。
お家で音が出せない人は、エアーリコーダーで指づかいの確認してみるといいですよ。
いつも言っていますが、音を出さないで練習することは、上達への近道です!
この練習法は、鍵盤ハーモニカなどほかの楽器でも一緒です。
家の中で楽器の音が出せなくても、いろんな工夫をすることができますよ。
身体を動かすほかに、鍵盤ハーモニカやリコーダーを使って、指のストレッチをしてみてもいいかもしれません。
「こんな練習をしてみたよ」「こんな音が出せるようになったよ」など、先生に教えてくださいね。
少しでも早く、みんなと一緒に演奏ができる日を楽しみにしています。

はじめよう!おうちでアート5【おふろでアートシップ】

「外出自粛になって家族と食事する機会が増えた」
というおうちも多いかもしれません。みんなで一緒に食卓を囲めるのはうれしいことですが…ゴミもいつもより多く出てしまいますね。
そこで、今日は、おうちで不要になったものでできる工作を紹介します。
魚やお肉の入っていた食品トレーを使った工作「おふろでアートシップ」(3年生以上対象)です。
用意するのは、食品トレー

ストロー、割りばし、ビニールテープ、セロハンテープ、ガムテープや梱包テープなど幅の広いテープ、輪ゴム、はさみ、カッターナイフ、カッターマット、油性ペン、定規です。今回は、はさみやカッターナイフを使うので、おうちの人と一緒にけがに注意してつくってくださいね。


では、まず、船が進むためのエンジンになる部分をつくります。今回は、ゴムの力を使って船を動かします。(インターネットで検索すると、もっといろんな方法があるのがわかります。動かし方を考えることは、理科の勉強にもつながるかも!)

船底に写真のように二本の割りばしを幅の広いテープで取れないように貼ります。二本の割りばしの間に輪ゴムをかけてビニールテープで固定し、輪ゴムにトレーを長方形に切ったものを貼り付けます。割りばしの間で、長方形に切ったトレーをスムーズに回すことができるようにします。長方形の形、固定の仕方、割りばしを置く幅などを変えながら、うまく動くように自分なりに工夫してみましょう。

エンジンができたら、思い付いた形に変えていきます。
船と言ってもいろいろな船がありますね。自由な発想で、あなただけの船をつくりましょう。
トレーのかけらに油性ペンで絵を描くと、人や小さな小物も表すことができますね。


出来上がったらお風呂に浮かばせてみましょう。
実際に動かしてみると、もっといいアイデアが出てくるかも!
動かしながら考えてつくりかえていくのも楽しいですね。


おうちで不要になったものが、このように工作の材料に生まれ変わるかもしれません。
いろいろな材料で何ができるか試してみてはどうですか?

はじめよう!おうちでアート4【音楽と生き物クイズ】


今日は、【音楽と生き物クイズ】です。

《クイズ》
みんなよく知っている「かえるのがっしょう」(かえるのうたが~きこえてくるよ~)は、
外国で生まれた曲です。
次の4つの国のうち、どこの国で生まれた曲でしょうか?
①イタリア ②ドイツ ③フランス ④アメリカ



~豆知識~
「かえるのがっしょう」は、もともと「フロッシュゲザング」という名前の曲で、
作詞したのは「ホフマン・フォン・ファラ―スレーベン」さんです。



《正解》
②のドイツです。

「フロッシュゲザング」のフロッシュとは、日本語で「カエル」です。

さて、ここからはカエルの「なき声」に注目してみましょう。
日本語では、「ケロケロ」「クワックワッ」「ゲコゲコ」など
いろいろな言葉で表しています。
ドイツ語バージョンのかえるのがっしょうでは、なき声を
「クァッククァック」「ケーケー」と表しています。

みなさんなら、カエルのなき声をどんな言葉で表しますか?

ちなみに、カエルのなき声は種類によってちがいます。
ネットでなき声が聞けるサイトがたくさんあります。
興味のある人はぜひ調べて、聞いてみましょう。
私は休みの間に、ドイツ語で「かえるのがっしょう」が歌えるように練習してみようと思います。

さいごに、《ひのいち 学びの広場》で紹介している《京都教育大学公式YouTube kyokyochannel》では、《かえるのがっしょうインド音楽バージョン》の動画を見ることができます。
YouTubeで「京都教育大学 インド音楽」とけんさくをするとすぐ出てきますよ。

ギターのなかま「シタール」、たいこのなかま「タブラー・バーヤーン」でえんそうしています。
何とも言えない不思議な音が楽しめますよ。楽器のえんそう方法にも注目!
ぜひ、見てみてください。

ひのいち 学びの広場→(全学年対象)【音楽・図工】はじめよう!おうちでアートでは、他にもおすすめのサイトを多数紹介しています。

次も、お楽しみに!

はじめよう!おうちでアート3【ひのいち♯アマビエチャレンジ】

一小のみなさん、こんにちは。
突然ですが…

「アマビエ」という妖怪を知っていますか?

アマビエは、日本に古くから伝わる半人半漁の妖怪です。
コロナウイルス流行をきっかけに話題になり、最近ではNHKの「日曜美術館」でも取り上げられている今一番注目されている妖怪です。(「日曜美術館」は、インターネットで4/26まで動画配信されているようです。)
言い伝えでは、どのように伝えられているかというと…

江戸時代、熊本県のある村で毎晩海中に光る物体が現れました。
役人が海へ行くと、姿を現しこう告げました。
「わたしは、海中に住むアマビエと申すものなり。当年より6年間は諸国で豊作が続くが、疫病も流行する。わたしの姿を書き写した絵を人々に早々に見せよ。」

この話のもとは、江戸時代に配られた挿絵付きの瓦版(新聞のようなもの)です。瓦版などによって、熊本から遠く江戸までこの話が伝わったそうで、昔の人々も今と同じような気持ちで疫病と戦っていたことが分かります。人々は、「アマビエ」の絵を
家に飾り、友達や知り合いに伝え、大切な人が病気にならないように祈っていたのですね。

さて、時代は現代になり、再びアマビエの活躍する時代がきました。
インターネットで「♯アマビエチャレンジ」と検索すると、色々な人が自己流にアレンジした画像が沢山出てきます。
もう他界されていますが、有名な人では、水木しげるさん(ゲゲゲの鬼太郎の作者)が描いた作品があります。

前置きが長くなってしまいましたが…
一小のみなさんも「♯アマビエチャレンジ」してみませんか?
絵でも工作でも粘土でもできます。家族と一緒につくるのも楽しそうですね!

作品をつくったら、おうちのどこかに飾ってみましょう。

そして!学校が再開したら…(写真でもいいので)みんなで見せ合いましょう♪
学校再開後、図工室の前の「ひのいちギャラリー」でおひろめできたらいいなと思います。

一日も早くコロナウイルスが終息することを願って…
おうちでアートをはじめてみませんか?

ひのいちバージョンの「アマビエ」ちゃんです!職員室にも飾っています。



ひのいち広場に参加した児童の作品です。