推進室情報 2007年
オリエンテーション合宿
オリエンテーション合宿は、中学校に入学したばかりの新1年生を対象とした市の重要事業です。(小・中連携教育)
小学校から中学校への意識改善を図り、中学校生活にスムーズに移行できるようにすることを目的としています。
平成17年度から実施しており、初年度は大坂上中学校が、高尾の森ワクワクビレッジで実施しました。卒業校である小学校3校の管理職の先生や元担任の先生も駆けつけていただきました。
2年目の昨年度は実施校を2校に増やしました。それが、七生中学校です。行き先は、国立オリンピック記念青少年総合センターです。3年目の今年は参加校が3校に増え、新たに平山中学校も実施します。行き先は、八ヶ岳の大成荘(市の宿泊施設)です。
本日は、先日の大坂上中学校に続いて、七生中学校のオリエンテーション合宿が始まりました。
一緒に参加した指導主事が、以下のように携帯メールで画像を送って様子を知らせてくれました。
午後の講義が始まりました。挨拶の仕方やこれからの中学校生活を充実させていけるように154人が一つの部屋に入って真剣に取り組んでいました。
代々木公園でクラスごとに大縄の練習をしています。なかなかうまく跳べないのですが、みんなが意見を出し合って対策を考えています。このメールを打っている間に2回跳べて拍手が起きていました。
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教育委員会内では、午後4時から、学校教育基本構想プロジェクトチームの打合せ会が行われました。
このプロジェクトチームには、教育委員会事務局の他、幼稚園の園長先生、小・中学校の校長先生も、メンバーとして入っていただき、たくさんのご意見をいただいています。助言者(学識経験者)は、篠原教育センター所長です。
本日の打合せ会では、「ひのっ子教育21-基本と先進の教育-」について、次のようなことが話し合われました。
・日野市の教育の現状と課題をしっかり整理すること(市が推進している施策の現状は?学校の現状は?)
・未来を担うひのっ子をどのように育てたいのか、どんな力をつけるのかを整理すること(目指す子ども像は?)
・国の動向や方向性を押さえながら、日野市の教育が目指すものを整理すること(日野の教育が目指すものは?)
本プロジェクトチームでまとめられたものをたたき台として、今後、市民の方も交えた検討委員会(仮称)が立ち上がる予定です。
日野市に着任された先生方の研修が終了しました
前回までの講師は、それぞれの専門の担当者でしたが、本日は、すべて4人のメディアコーディネータが引き受けました。
これで、日野市に新しく来られた67名の先生方全員が研修を受講されました。
あとは、28名の初任者の先生方です。こちらは5月の初任研でじっくりと・・・
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今日は、全校で、学力調査が実施されました。
小学校第6学年、中学校第3学年で「全国学力・学習状況調査」、小学校第4学年、中学校第1学年で「標準学力検査」(CRT:目標基準に準拠したテスト)を行いました。
いずれのテストも、目的は、市内の児童・生徒の学習状況を把握し、分析することで、授業改善を図ることです。結果は個票として本人に返却されます・・・
一方、夜7時からは、市役所の会議室で「保育カウンセラー事業説明会」が行われました。
本日は、保育カウンセラーの先生方と、私立幼稚園7園と公立幼稚園5園の園長先生方に集まっていただきました。
日野市の保育カウンセラー制度は、平成16年度の試行も含めて4年目になります。
保護者の保育相談等、子育て支援の他に、保育者の保育改善(幼児教育の充実)にもつながっており、大変成果を上げています。
←左の写真はリーフレットです。クリックすると拡大されます。
(お問い合わせは学校課へ)
学校の活気が伝わります(Webサイトより)
新学期が始まって、学校は活気づいています。
小学校では、毎日どこかの学校が遠足に出かけています。
多摩動物公園、昭和記念公園、高尾山・・・携帯電話からの投稿により、リアルタイムで、子ども達の様子をWebサイトでお知らせしている学校もあります。
中学校では、市の重点施策である「小・中連携事業」の一つとして、オリエンテーション合宿が始まりました。
今、大坂上中学校で合宿が行われています。場所は「高尾の森わくわくビレッジ」。今年で3年目。「中学校変身プログラム」とも言われ、毎年成果を上げています。詳しくは、大坂上中学校のWebサイトをご覧下さい。
・・・推進室では、慎重に会議が進められています。
この4月より施行している「情報セキュリティポリシー」の基本方針・対策基準に基づいて、実施手順を策定中です・・・
先生方にセキュリティを守っていただくことは、ひのっ子、そして先生方自身をも守ることにつながります。
その道しるべと言えるものが実施手順です・・・
待ち遠しくなりました・・・転入者研修に参加された先生の感想
本日は、転入者研修の3回目(最終回)でした。
3日間とも参加できなかった先生には、来週、推進室で個別研修を行います。
転入者研修に参加された先生方から以下のような感想をいただきました。
(スタディノートに書いていただいた研修のまとめより)
《小学校の先生方の感想・・・》
◇日野市に転任してきて、ICT教育が進んでいることに驚きました。本日の研修を受けて、不安だった部分がかなり解消されました。
◇前任校では、ここまで充実した設備がなかったため、今日の内容には正直驚きました。セキュリティを守り、eー黒板など活用して、子どもたちにより良い授業を作っていきたいと思います。
◇今日の研修は、大変勉強になりました。日野市の各小学校にすでに導入されているということでびっくりしました。早速、明日どこにあるのか確認して使ってみたいと思います。
◇研修ありがとうございました。特に書画カメラが授業で使えると思いました。アイディアがわきました。早速授業で使えるように、来週から学校で準備をしてみます。今後ともよろしくお願いします。
◇初めて見たものや聞いたことがほとんどで、まだ分からないところが多くありますが、 少しずつでもできるようになりたいと思いました。
◇PCはとても苦手です。ただ打つだけなら問題ありませんが、どのような機能をどう使っていいのかまだわかりません。便利なことはわかっているので少しずつ学んでいきたいと思っています。
◇本日は、研修会ありがとうございました。日野市はパソコン機器が整っているということを実感しました。この機能をいかに活用していけるか、今後の課題にしていこうと思います。これからも、誰もが使え、仕事の効率化が図れるシステムをお願いしたいと思います。
◇セキュリティに関しては、気をつけていきたいと思います。授業で役に立ちそうな機器が紹介されましたので、是非使って見たいと思いました。
《中学校の先生方の感想》
◆ICTの研修ということでしたが、地域によって予算の立て方・セキュリティに差があるということを痛感しました。日野市は全国のモデルになっているだけあり、効率的・能率的に教職員の授業実践や事務処理ができるように工夫されていると思います。早く中学校にも教具が導入されることを期待しています。とても楽しみです。
◆本日は勉強になる研修会をありがとうございました。新しいシステムに慣れるまで、しばらく時間がかかりそうですが、アイディアしだいでいろいろとできそうで、特に機器の見学のときは楽しい気分になることができました。
◆校務支援システム中の「ひのっ子宝箱」は、大変いいコンセプトの取り組みだと思います。ただ、学校でほかの方が自分用のパソコンを使っている様子を拝見していると、入力のための画面を開くまでにかなり時間がかかってしまっているようです。子どもたちのいいところを、リアルタイムで書き込みたい場合でも、開くまでに時間がかかるようだと、10分の休憩時間では、開くだけで終わってしまいかねません。セキュリティの問題もあると思いますが、この点の改善が、システムの有効な活用に重要だと思います。ぜひご検討いただきたいと思いました。
◆いやいや、すごいですね。書画カメラもe-黒板も回覧板も驚きました。どんどん発展してクラスに一台利用できるようになるといいですね。勉強になりました。ありがとうございました。
◆とても疲れましたが、すばらしい体験ができました。手元にパソコンが届いていないので、今日の研修に参加し、パソコンが待ち遠しくなりました。
教育センターで研修が行われている間も、推進室では、新しく配備するコンピュータの設定作業が引き続き行われていました。この作業はまる4日間、夜遅くまで続いていました。
本日夜、完了。
来週はいよいよ学校に配られます。
待っていただいていた先生方、お待たせしました・・・・
メディアコーディネータが学校を回り始めました!
今週からメディアコーディネータが学校を回り始めました。
市内の全小学校に導入されているグループウェアソフト「スタディノート」(子ども達が学習で使うwebノート)等の名簿更新作業です。
今日で5校の作業が終了しました。
学校に行くと、いろいろな質問を受けるようです。
先生方からは、週案簿の入力についての質問が多いようです。
一方、管理職の先生からは、Webサイトの入力についての質問が多いようです。
先生方の質問に答えられるように、4人のメディアコーディネータは、時間の合間に、校務支援システムやCMS(webサイトのしくみ)の勉強を独自に始めました。
力強い応援団(市P協)
市P協(日野市PTA協議会)の皆さんは、学校の力強い応援団です。各学校の教育活動はもちろん、スクールガードボランティア、挨拶運動等、さまざまな市の事業にも積極的に協力をいただいています。
本日は、午後7時より9時まで、教育行政と市P協(日野市PTA協議会)の懇談会がありました。
会が始まる前に、何人かの役員の方から「推進室のwebサイト、毎日楽しみにしています。」というお声をかけていただきました。また、冒頭の浜屋会長の挨拶でも、「推進室のwebサイトを見ることが毎日の日課です。各学校の新着情報から学校の様子もわかり、安心して学校を支えたくなります。」という大変ありがたいお言葉をいただきました。
懇談会では、教育長、教育委員会の部課長より、平成19年度の教育予算、安全対策、学力、いじめ問題、部活動、ICT活用教育について、それぞれ説明させていただきました。
推進室からは2つのことをお話させていただきました。
(1)各学校のwebサイトをご覧下さい。ささやかでもとても大切な日々の取組が、どんどん発信されています。
(2)学校ではセキュリティがしっかり守られています。家庭ではどうでしょう。ICT時代の保護者の責任として、危機回避策が必要です。(インターネットの契約をしているプロバイダーのセキュリティサービスや携帯電話の制限設定等)
◇市P協の方からは、次のような質問が出されました。
Q:例えば、先生方が、朝、出勤したらすぐにコンピュータを起動するなど、コミュニケーションが不足することにならないか・・
A:校務支援システムの掲示板に必要な連絡事項をあらかじめ朝会前に掲載することにより、職員朝会を効率的に進めて、直ぐに教室に行くようになった、という事例もあります。効率的になったことで生み出された時間は、子どもとの触れ合いに使えます。また、「ひのっ子宝箱」というシステム機能のように、その学校の子ども達のよさやがんばりを、担任だけでなくすべての先生方で見つけて、記録し、共有するなど、ICTで教育の質を高めるコミュニケーションも生まれます。
◇また、次のような感想や要望が出されました。
・親より子どもの方が、インターネットや携帯電話を使いこなせていて心配。
・我が家の現状を考えると大変心配。ウイルス対策ソフト等、どうやったらいいか、家庭でもできる具体的なことを知りたい。
・PTA主催の保護者向けの勉強会の相談にのってもらえるか。
・家庭教育学級で、情報安全教育について取り組みたい。
携帯・インターネット事故から子どもを守るためには、学校の指導だけでは不十分です。
各家庭での取組が不可欠です。
本日の、教育行政と市P協(日野市PTA協議会)の懇談会では、この大事なことが話し合われ、大変有意義でした。
ひのっ子に「ICT時代に生きる力」をつけるために、推進室も、学校と家庭との連携に向けてお手伝いをしたいと
違う世界から学ぶ
本日は、市役所の会議室で「幼小連携教育推進委員会」が実施されました。
幼保・小・(中)の連携・・・これは、ICT活用教育・特別支援教育と並んで、日野市教育委員会で推進している主要な施策(3本柱)の一つです。本委員会は、この施策を受けて今年度から新しく作られたもので、小学校低学年(主として1年生)を担任している先生方と、公立幼稚園の先生方の研修の場となります。
本日は、その第1回目が行われました。
日野市は平成16年度から文部科学省の幼児教育の研究指定を受けていますが、本日の研修は、昨年度、この研究(幼児期から小学校入門期へのなめらかな接続を目指して)にかかわった幼・小の先生方が講師となりました。
小学校の先生から・・・ 幼稚園の先生から・・・
「昨年度の保育参観から、こんなことを学びました。今、入 幼児期ではこんなことを大切にして保育しています。
門期の子ども達には、このような適応指導が大切です。」 幼児期ではこんなことを大切にして保育しています。
最後に、絵本や歌、手遊び、ゲームの紹介・・・
「恥ずかしがらずに、子ども達に興味・関心を引くようにや
ってみましょう。」
多くの研修会は指導主事が中心となって運営していますが、本日の研修は、研究に関わった先生方が中心となって企画・運営しました。研修後、次のようにおっしゃっていたのが印象的でした・・・・・
「自分の授業観が変わった。1年生の担任はもう複数回目になるが、今回ほど、子ども達を大切に、丁寧に、よく見ているのは初めて。」
「保育を見て自分の指導が変わった。子どもを待てるようになった。一人一人の子どもが、今何を考えているのか、理解するようにしている。」
「子ども達が好む具体的な遊びなどもたくさん知ったが、大切なのは HOW TO ではない。子どもの心をよくつかむこと。」
「真新しい教科書の1ページ目の絵。そこから様々なイメージがわいてくるようになった。じっくりと子どもを見ながら授業している。」
「まだまだ、学びたい。幼児教育に触れて、教育の奥の深さを感じている。」
・・・・・共通しているのは、先生方が、幼稚園(保育園)という違う世界から多くを学ばれたことです。このことはICTの活用も同じです。
今の自分の置かれている状況から一歩踏みだし、新しいことに挑戦されたこと。違う世界から多くのことを吸収されたこと。謙虚に学ぶ姿勢をもち、努力されたこと。これらのことから、教師は成長していく・・・ということを実感しました。
新しいコンピュータ
推進室ではこれからの3日間、システム・エンジニアの方により、55台の新しいコンピュータをそれぞれの学校で使えるように設定する作業が行われます。
この作業が終わってから、コンピュータは各学校に届けられます。
新しい風 その2
本日午後、先週の金曜日に続いて2回目の転入者研修(教諭・主幹対象)を実施しました。
雨の中、新しく日野市に着任された先生方が、教育センターに集まり、研修会に出席されました。
(研修会は金曜日が最終回です)
盛りだくさんの研修内容です。
新しい風
研修の目的は、日野市のICT活用教育について理解していただき、授業に、校務に、どんどん活用してもらえるようにすることです。
今日は33名の先生方が参加されました。受講後の感想は、大変前向きでした。日野市のICT活用教育に大きな力になって下さることを感じ、大変うれしく思っています。
教育施策連絡会
毎年度当初、都教育委員会の主要施策について説明する会が開催されます。
本日、午後、区市町村教育委員を対象にした「平成19年度 教育施策連絡会」が東京都教職員研修センター(水道橋)で開催されました。
日野市からは、教育委員と教育長、部課長の計10名が出席しました。(公立学校長を対象とした会は、後日開催されます)
初めに、木村孟委員長から、データと学説に基づいた「生活習慣の大切さ」についてのプレゼンテーションが行われました。その後、各教育委員からお話があり、最後に、中村正彦教育長から都教委の基本方針に基づく主要施策について説明がありました。
都教委では、ICTの活用については、4つの基本方針の中の【「豊かな個性」と「創造力」の伸長】で、次のように示されています。
◇ITの活用と情報を適切に活用する能力の育成
(1)ITを活用した分かりやすい授業の推進
(2)幼児・児童・生徒の情報活用能力の育成
(3)障害のある幼児・児童・生徒の補完と学習の支援
(4)教員のIT活用能力の育成
(5)情報モラル教育の推進
管理職研修
この4月に、日野市外から着任された校長先生、昇任された校長先生、副校長先生対象の研修会を実施しました。
本市の主要な施策をお伝えしました。
管理職としてのICT活用教育推進のポイントは2つ。
・教員のICT活用指導力を向上させることと
・CMSでの発信を通して、見える学校づくりを行うこと。
本日の研修会の後半は、実際にCMSでの発信体験をしていただきました。
記事の掲載
「PCで指導できる小学校教員100%に <中学は年度内達成目指す>」
というタイトルで、日本教育新聞(4月9日発行)の第一面に掲載していただきました。
義務教育9年間の学びの連続性を重視して
本日、桜の花びらが舞い散る中、市内8校の中学校で入学式が行われました。
義務教育9年間の学びの連続性を重視して、日野市教育委員会では、小・中の連携を主要な施策の一つとしています。
小・中学校の先生方が、互いの授業を見合ったり(時には、互いの授業に参加し合ったり)、子ども達の学びの様子を見て話し合ったりする機会を多くとるように推進しています。
その一連の取組として、今月の中~下旬には、3つの中学校において中学入学時オリエンテーション合宿が実施されます。(実施して3年目、毎年実施校を増やしています)
また、文部科学省の小・中連携教育研究指定(2年目)を受けていますので、今年度は、その発表会も開催します。今年度の発表会では、ICTの活用にも重点をおいて行います・・・・・
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ところで、先月、ICT環境の整った全小学校の先生方が、コンピュータを活用した指導ができるようになったことで、いくつかの新聞社から取材を受けていました。
本日、時事通信の官庁速報で、記事にしていただきました。
「小学校全教員がパソコン使用指導可能に=東京都日野市」というタイトルで掲載されました。
幼児期から小学校入門期へのなめらかな接続
ここ数日続いた寒い日々から一転。
うららかな春の日ざしの中、市内全小学校で入学式が行われました。
「小1プロブレム」という言葉がありますが、日野市では、幼稚園・保育園で過ごしてき子ども達が、小学校生活に抵抗なく適応できるように、幼児期で学んだことを、どのように小学校へなめらかにつないでいくかという小学校入門期の指導のポイントを冊子としてまとめました。
新1年生担任の先生方全員に配ったこの冊子は、昨年度(平成18年度)、東京学芸大学の岩立京子先生にご指導いただきながら、
幼稚園・保育園と小学校の先生達が集まって、1年かけてまとめたものです。
この冊子のもとになっているものは、「ひのっ子就学前コアカリキュラム」です。平成17年度に東京学芸大学の倉持清美先生にご指導いただきながら、これもやはり、幼稚園・保育園と小学校の先生達が集まって、教育要領・保育指針・学習指導要領を参考にしながら、幼児期に大切にしていきたいことをまとめて作成しました。
各小学校(低学年年担任)に配られた冊子
幼保・小・中の連携・・・これは、ICT活用教育・特別支援教育と並んで、日野市教育委員会で推進している主要な施策(3本柱)の一つです。
日野市では、幼稚園・保育園と小学校の先生達が、合同の研修会に参加したり、互いの保育や授業を参観して理解を深めることを重視しています。(今年度から、「幼・小連携教育推進委員会」のメンバーを、全小学校から選出していただいたり、小学校に配属された初任者の先生は、幼稚園での実習を必修にしたりするなど、幼保・小の連携をますます深めていく計画をたてています)
校務支援システムの本格稼動です!
校務支援システム校内研修がはじまりました。
今日から5月の連休明けまで連日、システムの開発にかかわった会社の方々が、全ての学校を訪問して研修会を実施します。
本年度からの校務支援システム本格稼動に向けて、新機能(ひのっこ宝箱・時数週案機能・成績管理機能)を理解していただき、先生方に効果的に活用していただくための研修です。
初日の今日は、中学校1校、小学校2校の3校で実施しました。
「いずれの学校も、先生方が大変熱心で意欲的です。校長先生の後押しも助かります。日野市はすばらしいですね。」と、夜、会社の方から報告をいただきました。
この新機能についての研修は、機能が完成した1月に、校長研修、教務主任研修で実施しています。
校長先生のリーダーシップ、そして、先生方の前向きな姿勢が、とても頼もしく思えます。
日野市の教育の情報化に手ごたえを感じています。
教員の指導力の向上を目指して(今年度の目標)
今年度第1回目の校長会がありました。
今年度も日野市教育委員会では、基本と先進を目指して、魅力ある学校づくりを推進していきます。
学力の基礎・基本の定着と向上のために、教員の指導力の向上を図ります。
教員の指導力で、特に重視したいことは2つ。
・ICT活用指導力
・特別支援教育に関する指導力推進室は2年目になります。
校長会の途中で、今年度の推進室のメンバーも紹介させていただきました。
新たな出発です
平成19年度開始の今日、市役所前の桜並木は満開です。
市民会館小ホールでは教職員の辞令伝達式が行われました。
市内での異動を除き、小・中学校合わせて95名の先生方が、日野市以外から転入されました。(初任者を含む)
これから、日野市のICT活用教育の充実を目指して、今いらっしゃる先生方とともに、がんばっていただく先生方です。
(写真は、田口直教育委員長による挨拶)
ICT活用教育推進室でも、メディアコーディネータの研修が行われています。日野市の教育の情報化を図るために、先生達を支えられるよう、がんばっています。