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2008年7月の記事一覧

校務支援システムで通知表作成

昨年度は、市内の小・中学校モデル校4校で、校務支援システムの成績管理機能を活用した通知表を作成してきました。すんなりとうまくいったわけではなく、評価基準の設定など機能の活用をマスターするために教務主任(主幹教諭)が中心となって試行錯誤しながらの挑戦でした。システム面においてもまだ完全ではなかったので、不具合も発見され、その都度、開発者に改修をお願いしてきました。また、より使いやすくするための機能改善も受け入れてもらいました。成績管理機能は、いわば日野市のモデル校が中心となって開発者と作り上げてきたわけです。

1年たった今、校内のマネジメントを図ってきたモデル校4校の教務主任は、みんなこう言っています。「最初は大変です。必ず山を乗り越えなければなりません。1年目は相当な覚悟が必要です。1年前に比べて今年はとても楽になりました。余裕があります。
出欠や子どもの良さなどの記録を日々続けていくことさえしっかりやっておけばちっともあわてることはありません。年度末には自然に要録ができあがっているという状況になります。」

今年から中学校では、8校が全校そろって校務支援システムによる通知表作成を行っています。小学校では6校実施。残る11校は来年に備えて準備中です。
今日・明日は印刷のピークです。
  
 日野第二中学校にて・・・
印刷の設定も、教務主任(主幹教諭)と一緒に確認して慎重に行います。
「入力さえ終われば印刷は本当に速いですね。あっという間です。」

  
 大坂上中学校にて・・・
「ここにいたるまでが大変でした。やっと印刷する段階に来ました。
1クラス5分。感動の速さです。」と、教務主任(主幹教諭)。

  
 日野第四小学校にて・・・
印刷が終わると、一枚一枚ファイルにとじ込み、
ポートフォリオ形式の通知表の完成です。
「データがサーバーで完全に守られているのでセキュリティ上安心です。」と、
副校長先生。