過去の推進室情報 2008年

2008年8月の記事一覧

第三幼稚園学校課訪問

第三幼稚園の学校課訪問を行いました。
夏休みで子ども達の姿が見られませんでしたが、暑い中、先生方は2学期の準備にがんばっていました。

◆本園では、幼児教育と小学校教育との円滑な接続を目指して、隣接している日野第一小学校との連携、交流を重視しています。
また、特別に配慮の必要な幼児を含む全ての園児の教育的ニーズに応じた支援や指導を行い、個に応じた教育の充実を図っています。このことについての説明を受け、協議しました。

◆本園の今年度の園内研究は食育です。
地域の専門家、保護者の方に協力していただいて、野菜などの栽培・収穫体験や、食にかかわる様々な行事を実施しています。
また、絵本などを活用して、食べ物に興味・関心をもつ機会を多く取り入れています。

◇園庭の実のなる木・・・豊作の秋を目前にして・・・
  
 ブドウ
リンゴ
  
ヒメリンゴ
                            カキ
   
 
 バナナの花(左)と実(右)
                                                  ◇野菜もたくさん栽培しています。
  
ネギとシソ
 トウモロコシ
  
ニンジン
 ナスとピーマン

画像を効果的に活用する

夏季ICT活用教育研修後半の2日目。


「デジタルカメラ活用」。授業や学校Webサイトに、画像を効果的に活用する方法を学ぶ研修です。  ICT活用指導力C-3 E-1

   

◆受講した先生の感想です。

◇コンピュータ初心者の自分もめでたく最終目的を達成することができました。
 デジカメで映した画像をコンピュータに取り込んで加工した経験もありませんでしたが、
    大変分りやすく楽しく受講できました。やってみようという意欲もわきました。

◇画像サイズについて、プリント用やWeb用の大きさについてなどお話をうかがい、
    それほど大きい必要がないことを理解しました。これからは小さい画素数で撮影しようと
    思います。

◇トリミングや解像度の研修は、実用的ですぐに校務に生かせると思いました。
    子ども達にも興味を与えるような授業の導入などに使うことができそうです。

◇今までは撮ったまま、四角くく学級通信に画像を貼り付けていましたが、今日の研修で
    習ったことを生かして、子ども達が喜ぶような学級通信を作ってみようと思っています。

立体のイメージをもたせるために

本日より、後半の夏季ICT活用教育研修が始まりました。
本日の研修は「インターネット活用」。Web上のコンテンツを検索し、授業での効果的な活用方法を考え、授業を組み立てる研修です。    ICT活用指導力A-1、2 C-1


インターネット上には様々な教材があります。
これをいかに効果的に活用するか、午前中はなるべく多くのサイトやコンテンツを紹介してじっくり見てもらいました。
午後は、2学期の授業を想定してミニ授業案を作り、実演してもらいました。
ポイントは、なぜそのサイト(コンテンツ)を活用するかという明確なねらいをもつことと、ただ見せるだけでなく、見せ方(発問)が重要であることです。


      様々なWeb上のコンテンツを知る。

   
                                                     ミニ授業を見せ合う。

受講者は全員が小学校の先生でした。算数、理科、生活科、
総合的な学習の時間のミニ授業が行われました。

◇以下、受講者の先生の作成したミニ授業案の一部です。

 (1)単元名: 第6学年算数「立体を調べよう 直方体と立方体」
 (2)活用するサイト、コンテンツ
     ・算数数学の思考過程をイメージ化する動画素材集
     ・教科書会社のWebサイト
 (3)活用のねらい
    立体のイメージをもつことが苦手な児童が多いので、いろいろな方法でイメージを
              もたせたいと考えた。 その一つとしてインターネットを活用する。
 (4)活用のポイント、タイミング
      ・工作用紙で作られた立方体の模型を展開する。その際に動画を見せ、
                イメージをもたせる。
      ・アニメーションでいろいろな展開図を作ってみる体験をする。その後に、
                実際に児童一人一人が工作用紙を使って展開図から立方体を作成する。
 (5)児童・生徒への発問
      ・「立方体の展開図を書いてみましょう」
      ・「面をどのように並べたら立方体になりますか」

生命尊重教育研修会(多摩動物公園にて)

今年は、市内にある多摩動物公園の開園50周年です。
多摩動物公園の方にお願いして毎年行っている「生命尊重教育研修会」は今年で5回目、先週の8月7日に実施されました。昨年度までは動物観察と同時に飼育活動体験を実施していましたが、今年は50周年にちなんだ内容の研修です。午前中は動物園の歴史についての講義。午後は多摩動物公園ならではの昆虫館の観察とチョウの鱗粉を取る実習です。

 
 


◆以下、受講した先生の感想です。

◇「知らないものは愛せない。知らないものは見えない。」というお話に感銘を受けました。
      午後の研修では「昆虫大嫌い」だった自分が「昆虫大好きになれそう」に変わりました。
      チョウとコオロギに関しては愛が芽生えました。まずは、2学期に今日の体験を子ども達に
      知らせたいと思います。チョウの鱗粉の秘密やしぐさを十分に知らせ、できたら見せて10
      月の遠足を「見るだけ」に終わらせないようにしたいと思います。また、校内の先生方に
      も今日の内容を伝え、みんなで昆虫が好きになれるようにしていきたいです。

◇ 動物園の歴史のお話に感動しました。動物園が生息地の保全や稀少動物の保護をしているこ
      とを初めて知りました。生命尊重という点において、動物園で動物を見せるだけでなく絶
      滅の危機にある動物の保護にも努力していることを伝えたいと思います。また、2学期の秋
      の生き物の学習では、今日学んだ虫のさわり方を指導し、傷つけたり殺してしまったりす
      ることなく観察できるようにしたいと思います。

◇ 温室内で、チョウのいろいろなしぐさを観察できました。
      また、鱗粉を顕微鏡で観察し、水をかけ防水の役目を果たしていることを調べることがで
      きました。是非、理科(中学校)の動物の学習で昆虫の実習等を取り入れたいと思います。
      また、今回の観察実習を生物学習の動機づけに活用していきたいと考えています。

セミの大合唱

昼間の猛暑が夜になっても余韻を残し、市役所前のサクラ並木では、連日、
夜通しセミの大合唱が続いています。

 
 今夜は月齢14。月のスポットライトをあびて、セミの声も一段と大きく・・・