2008年8月の記事一覧
宿泊研修で学んだことを生かしていく
初任者研修宿泊研修会に参加した初任者の先生の感想です。
子ども達とともに学びながら、未来の教育界を担っていくべき存在になる先生方です。
☆いつもとは違う場所での研修で、気持ちは高まる反面、いつも以上に時間など集団行動や礼
儀というものを意識させられました。講師の先生のお話からは、改めて授業を計画する際に
気を付けていきたいことを確認させていただくことができました。伝えたいことをねらいを
もって伝えていきたいと思います。また、たくさんのゲームや自然と体験する活動を教えて
いただきました。2学期からどんどん生かしていきたいと感じました。
☆これまで、野外活動や自然体験活動について「教師の思い」という考え方があまりありませ
んでした。プログラムとして組まれているからやるという印象でした。しかし、今回の研修
で、1日目に「子ども達に味わわせたい体験活動」を考え意見交換できたのは、私にとって
一番の収穫だったと思います。パワーポイントで企画する際も、まず自分の思いやねらいを
明確にして考えることができました。これからも子ども達にこうなって欲しいという姿を常
に考えて指導計画を作っていきたいです。
☆自然体験活動では、多くのゲームを通して「自然の豊かさやおもしろさ」を感じることがで
きました。子ども達にもこのように感じさせるためには、実際にたっぷり自然にひたらせる
ことが重要だとわかりました。「見えるもの」だけでなく「見えないもの」に気づかせる工
夫をあらゆる授業や学級活動に取り入れる必要性を学ぶことができました。また、パワーポ
イントの効果的な使い方を学べてとても勉強になりました。今回のようなプレゼンにおいて
も、人を引きつけるようなスライドを作れるよう努力していきたいです。
☆今回の研修を通して学んだことは2つあります。
1つ目は体験活動を通して自然の中のものを様々な角度から見られるようになったことで
す。葉っぱの色のグラデーションであったり、葉には様々な特徴があることなど、普段はあ
まり意識していないことを気づかせていただきました。2つ目は、協力することの大切さで
す。キャンプファイヤーでの班活動、それからパワーポイントを使っての指導計画作りで
も、周りの仲間に助けられながら完成することができました。この研修で学んだこと、感じ
たことを今後の教育活動で役立てていきたいと思います。
☆今回の研修では、様々な体験活動を自ら体験し、また自然体験活動の歴史や必要性などを体
系的に学ぶことができました。この研修を通して感じたことは「人とのかかわり」がとても
大切であるということです。グループ活動での協力体制はもちろんのことですが、この研修
について考えてみても、非常に多くの方のサポートが合ってこそ成立していることに気づき
ました。この研修を通じて学んだことを今後の職務に生かし、人への感謝の気持ちを忘れず
に努めていきたいと思います。
ICTパワー合宿の成果
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3日間、最適な研修環境になるように準備して下さった東原先生を初めとする信州大学スタッフ。サーバーを立て、すべてのコンピュータをLANでつなぎます。 | 早起きして、自主的に研修環境構築の お手伝いをしている教育センターの 大澤先生と受講者の先生方。 |
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実は、昨日の夜の自主研修後、ケーブルの 巻き方など、ICT環境設定の裏方としての 基本的なレクチャーもいただきました。 | ビデオ撮影は、教育センターの河野先生。 |
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算数チームと理科チームが合同でそれぞれの成果を発表し合い、意見交換しました。 |
厳しい意見が飛び交いました。今後の修正に向けての貴重な意見です。
「そのコンテンツを提示して、子どもは本当に理解できるのか」
「教師の自己満足の授業ではないか」
「教師が次々と提示しても子どもは消化不良になるだけ」
「コンテンツは精選して子どもに考えさせる時間を取るべき」
「子ども自らが問題解決の手段としてコンテンツを活用する授業が必要」
「子どもが主体的に学べるような授業展開の工夫が必要」
「コンテンツを提示する際の言葉かけ(発問)が重要」
算数チームの先生方が作成したコンテンツです。さっそく、昨日紹介を受けたCabriの
ソフトで、第4学年の四角形や第5学年の図形を学ぶ教材を開発しました。
ベテラン教諭が、「インタラクティブ・スタディの評価画面の見方」の解説を作成しました。
インタラクティブ・スタディの教材開発をしました。
(第1学年:たしざんひきざん 第2学年:長さ 第4学年:およその数 )
理科ねっとわーくを活用した理科の授業指導案。
理科ねっとわーく活用法のガイドを作成しました。(日野市オリジナル活用目的別)
目から鱗・・・最後のミニ講義
今朝も朝から良い天気です。
昨日の野外体験活動を生かして、各自、指導計画を作成しました。
その概要をプレゼンテーションソフトを用いて発表します。
これは、各教科や総合的な学習の時間に、児童・生徒が体験活動から学んだことをまとめ、
表現する学習につながります。
ICT活用指導力C-3
★初任者の先生方の作成しているスライドをご覧になった東原先生が、急遽、ミニ講義をして
くださいました。わずか30分でズバリとポイントを押さえた講義です。
講義中、初任者の先生から、感動する声があがりました 。
「目から鱗」、貴重な時間だったようです。
【東原先生ワンポイントレッスン】
☆作成途中のスライドをチェックしてみましょう
・表題は?
・文字の大きさは?
・派手なアニメーションはNG
☆プレゼンテーションソフトを授業で使う時のコツ
完成させたものを見せるのではなく、黒板と同じようにその場で書く。
☆発表で失敗しないためのコツ
・「あれ?プロジェクターで映らない。どうして?」
・・・コンピュータの画面を絶対に出させるコツ
・提示した画面を読み上げるだけではだめ。語りと画面の組み合わせで訴える。
(画面は文章だったり、構造的に整理した図であったり・・・)
・「スライドショーの画面切替は,矢印キー ↓ ↑ で」・・・・マウスは使わない.
★スライドの修正後は一人一人の発表です。
★3日間のすべての行程を終え、大成荘の清水所長に参加していただき、閉校式を行いました。
清水所長には、野外活動の講師の先生の紹介や、ICT環境を作る際に大変お世話になりました。
★夕方、セミの声がにぎやかな市役所に戻ってきました。
出迎えた浮須参事のお話を聴いて解散です。
それにしても東京はなんて暑いのでしょう。
八ヶ岳高原で学べた3日間は最高の環境でした・・・
野外活動を企画する
日中はすばらしい天気に恵まれました。
野外活動の講師は財団法人キープ協会の若林正冶先生です。
アイスブレーク(体ほぐし・心ほぐし)のゲームを教わりました。
大成荘周辺でネーチャーゲームを体験しました。
野外活動のまとめです。「体験学習法の循環学習プロセス」、これをもとに、野外活動の指導計画づくりに取り組みました。「企画づくりに大切な6つの力・・・アイディア力、柔らかな発想力、マーケティング力、豊かな発想力、つかみ力、伝える力」
高原の朝
透き通るような風が高原の木々を吹きぬけます。
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青空の下の大成荘 | 清流のせせらぎ |
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くっきりと見える八ヶ岳 | さわやかな高原の道 |