推進室情報 2012年
授業支援
今日は、朝から支援員とともに授業の応援に出かけました。算数の個別学習ソフトを活用する授業でした。適宜支援員がサポートをしながら授業が進みました。
様々な学校のホームページに、ICTを活用した授業の様子が報告されています。これからも支援員を上手に活用し、分かりやすく魅力的な授業をたくさん創り出してほしいと思います。
校内研修
2学期が始まり、夏が続いているような暑さの中、1週間が過ぎようとしています。早くも運動会の練習や修学旅行が行われている学校もあります。
写真は、一昨日行われた中学校の校内研修の様子です。「基礎的・基本的事項の定着と学力の向上」をテーマに、ICT機器を活用した研究授業を行い、授業内容の工夫、改善を図ることを目指し、5校時に7つ(7教科)の研究授業が行われました。
研究授業は、準備が必要なためこの時期に実施することはあまりありません。その中で、これだけの数の研究授業を実施したことに、授業の充実に向けた並々ならぬ意欲を感じます。当室からも、支援員2名が応援に行きました。今後も、ICTを活用した授業改善のサポートに努めてまいります。
実践報告
本日は、ICTを活用した授業づくりの研修会を行いました。
昨日同様、市内の先生に実践報告をしていただきました。
授業における学習効果をより高めるためのICTの活用の仕方や効率的な準備の方法、併せて、それを実現していくための、授業スタイルの確立と子どもへの浸透について報告いただきました。活用したコンテンツの共有財産化の大切さも伝えていただきました。
今年度の「授業づくり研修」では、先生方の実践を生の声で伝えていただきました。受講の先生方にとって特に響く助言になったと思います。
プレゼンテーションソフトの活用
今日は、プレゼンテーションソフトを授業や校務に活用するための研修会を行いました。
その中で、市内の二人の先生に実践報告をしていただきました。お一人は、生徒の興味・関心を喚起し、学習内容を確実に定着させていくために、プレゼンテーションソフトを効果的に活用して教材を作成、提示されていました。もうお一人は、児童が地域で行った仕事体験を、写真を活用して分かりやすく伝えるためにプレゼンテーションソフトを活用した事例を報告してくださいました。
どちらも、授業の様子が鮮やかに目に浮かびました。プレゼンテーションソフトの活用のポイントが、実感をもって伝わってきました。
個別学習の充実
夏季研修会が再開しました。今日は、パソコンを使って、子どもたちがそれぞれのペースで様々な教科の学習を進める方法について研修しました。この学習は、学習の個別化を実現し、子どもが主体的に取り組むことを目指しています。また、学習を進める過程で、教師と子ども、子どもと子どものコミュニケーションが高まることも期待されます。
先生方には、子どもの立場からソフトを活用し、計算問題に誤答すると、誤答を導く考え方を修正するための的確な指導・助言の言葉が画面上に表示されることや、指導の過程が細かく設定されていることなど、学習効果を高める様々な工夫を実感できたと思います。
また、個々の子どもの学習の状況が先生用のパソコンに蓄積され、援助を必要としている子どもの情報も分かるなど、教師の支援の質を高める仕組みについても研修しました。。
一人一人の子どもに確かな学力を確実に定着させていくために有効なICT活用の一つの方法です。今日は、市内の先生から、学級での授業だけでなく、算数の少人数学習や夏季休業中の補習で活用した事例も報告されました。
学校での活用が一層進むよう、今後も様々な働きかけを継続していく予定です。