過去の推進室情報 2008年

2008年9月の記事一覧

理科の授業と小・中連携

ひのっ子教育21開発委員会を開催しました。
会場は日野第七小学校です。
本校は、理科の研究に取り組んでおり、研究発表会を10月3日(金)に控えています。

◆最初に、本校の委員が作製したスクリーンを紹介してもらいました。
この手作りスクリーンは、夏の理科ねっとわーくの研修で、講師の先生が紹介して下さったものです。明るい教室でもよく見える、プロジェクタのスペースがいらないので教室が広く使える、という利点があります。研修を受けてすぐに作製したという行動力に拍手です。経費は総額一万円ということでした。
 

◆今日の開発委員会は、それぞれの委員が作成してきた指導案(今後実践する授業)を
   発表し合いました。その中で、小・中学校の教員が、子ども達の実態について互いに
   情報交換し、一緒に理科の授業を検討していく良い機会がもてました。
・小・中学校の単元で共通するデジタル教材とその活用法について
    (例えば「大地のつくり」など)
・実験器具等の扱い方について(例えばマッチが扱えないという実態など)
 

◆会のまとめに、信州大学准教授の三崎先生から、理科ねっとわーくの活用について
   ご指導をいただきました。
・最初に教えるべきことを教えておくという意味での活用。(先行オーガナイザー)
・子どもの思考を一般化させることでの活用。シミュレーションなど。
  (特に身近にないもの)
・子ども自身も活用できるように。
・まずは授業ありき。どんな力を付けたいかというねらいのもと、選んで活用。
・動画は作成者の意図がある。授業のねらいに適切な部分を活用。

                三崎先生のご指導

議会の応援に感謝いたします

現在、第3回定例会開催中です。
今日は一般会計決裁特別委員会(教育)が開かれました。

2名の議員が、ICT活用教育の成果についてふれてくださいました。
議会からエールをいただけたのは大変うれしいことですし、有り難いことだと感じています。

多くの方の支援と学校のがんばりにより、日野市のICT活用教育も成果が表れてきました。
これからも、ICTが日野市の特色となるよう、日野市の子ども達のために力を尽くしていきたいと思います。授業での活用、校務での活用、学校Webサイトの発信など、一層の充実を図っていきたいと思っています。

★昨日、取材を受けた新聞に記事が掲載されました。
教育ルネサンス【市立小中の全教員 パソコンで授業】
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080917-OYT8T00255.htm

★文部科学省のWebサイトに、報告書「学校のICT化のサポート体制の在り方について-教育の情報化の計画的かつ組織的な推進のために」のデータが掲載されました。
本体の資料編に国内のCIOの事例と国内のICT支援員の事例として、日野市の事例が掲載されています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/07/08072301.htm

                     報告書

授業を振り返る

日野第四小学校の校内研究がありました。
馬場武先生の模範授業です。
馬場先生は理科教育の第一人者であり、現在、日野市教育委員会教育委員長職務代理者でいらっしゃいます。
今年度日野市では、理科教育の充実を図っているところですが、馬場先生自らの模範授業により、理科の授業の在り方を示して下さいました。
特に、
?子ども達が活動し、活発な話し合いによって問題を解決していく授業の展開
?子どもなりの論理や考え方を引き出す手立て
について示されました。

【第4学年「電気の働き」~光電池って乾電池と一緒かな~】
 

本校の研究発表会は1月23日(金)に開催されます。

校務の効率化を目指して

今日から、校務支援システムの新たな機能の運用が開始します。
学校文書管理システムです。

すでに7月に研修を実施し、今日から本格運用となりました。
今後、教育委員会から学校、学校から教育委員会への文書の送付については、このシステムによって行われることになります。
(依頼、周知、回答といった文書はすべて)
印刷の必要がなくなり、ペーパレスが図られていきます。

中秋の名月

今日は中秋の名月。
一雨ごとに夏から秋へ季節が移ってきました。

  
 今、中央公園でピンクの花を咲かせているのはフヨウ(左)とミオヤギノハギ(右)。

  
 にぎやかだった夜のセミ祭りも、聞こえなくなり、なんと庁舎5階の推進室の窓から
遊びに来たのはオオカマキリ。一緒にお月見です。

  
 一面の薄い雲をおしのけ、東の空から見事な中秋の名月が姿を現しました。
(18:45の画像)
 

まずは先生が作成してみましょう

昨日、ICT活用研究委員会 国語実践部会の第3回目を開催しました。
会場は滝合小学校です。

今回のテーマは「まず、先生自身が作成してみましょう」
自分自身が実際にバタフライマップを作成することで、授業で指導する際のポイントがより明確になります。

昨日は、国語の実践部会の先生方一人一人が実際に作成してきた模範のバタフライマップを発表し合い、信州大学の藤森教授から指導を受けました。
 

メディアコーディネータの活躍

日野第二中学校の校内研修があり、メディアコーディネータがお邪魔しました。

2つの研究授業が行われました。

  
第1学年社会「世界の姿をとらえよう」
世界の略地図の書き方を演示。
ICT活用指導力Bー3 
 第2学年英語 「Speech ?‘My Dream’」
教師の質問に答える場面で(言語活動)
その内容に関する画像を提示。(自作教材)
 ICT活用指導力Bー2
協議会の後半で、メディアコーディネータが、ICT活用場面の紹介をさせていただきました。
これは、市内の中学校における授業実践をまとめたものです。 

  

研修会後に校長先生が、推進室に電話をくださり、
「メディアコーディネータさんの事例紹介はとてもわかりやすく、プレゼンテーションの見本のようでしたよ。」 と、お褒めの言葉をいただきました。
とてもうれしいことです。メディアコーディネータにとって大変励みになりました。

・・・実は、今日の研修会に向けて、推進室のOJTで練習していたのです・・・

                  昨日の練習風景・・・

工夫された自作教材

昨日に引き続き、日野第三中学校の授業支援にメディアコーディネータがお邪魔しました。
  

第3学年 数学 「二次方程式の利用」
自作教材を提示して問題文のイメージをつかませ、立式できるようにする。
ICT活用指導力Bー3  
実際に図形上の点がプレゼンテーションソフトのアニメーション機能で動いていきます。
図形の軌跡がわかるように工夫された力作です。

「とにかく使ってみよう」から「効果のない使い方はやめよう」へ

日野第三中学校の校内研修があり、メディアコーディネータがお邪魔しました。

本校は、夏季休業中に、全員の先生が2学期に実施する指導案を作成し、信州大学の東原教授の助言をいただきながら、ICTを活用した授業について、校内全体で共通理解を図りました。そのときのキーワードは「ただ見せるだけではダメ」です。効果のある使い方を研究し、効果のないICTの使い方はやめるという一歩踏み込んだ実践に挑戦中です。

  東原教授による夏の指導
 

  今日は2つの研究授業が行われました。
  
 第2学年理科 「電流とその利用」
コンピュータで微量な電流を計測し、
その結果から電磁誘導の規則性に
気づくようにする。(演示実験) 
ICT活用指導力Bー3

 第1学年数学「方程式 不思議な計算」
導入で自作教材による課題をテンポよく
提示し、前時までの既習事項を
徹底できるようにする。
ICT活用指導力Bー2・4
  
 協議会では、教科を超えて、ICTの
効果的な活用について議論されました。