過去の推進室情報 2008年

2008年10月の記事一覧

英国の情報

横浜国立大学の野中先生が来室されました。
海外のICT活用教育の状況に大変詳しい先生で、英国の学校のICT環境や、国家をあげてのICT戦略、管理職の研修、ICTマークなどについて教えていただきました。

                            メディアコーディネータの予約サイトに興味をもたれる野中先生
 

平山小学校学校課訪問

平山小学校の学校課訪問を実施しました。

本校は、新校舎で新たにコミュニティスクールとして出発しました。
地域の熱い思いを受けてのスタートです。

          校長室に飾られたイノシシイモ


ICTは、全教科、全学級の授業で日常的に活用されています。
先生が教材を作成して提示したり、(ICT活用指導力B)、子供達が表現したり
(ICT活用指導力C)、様々な活用方法をバランスよく取り入れています。

今日も以下のような授業が見られました。

  
第2学年国語「思い出の動物園」
ICT活用指導力C-3
動物園の絵日記を拡大して
見せながら発表しています。 
 第6学年道徳「公共でのマナー」
ICT活用指導力Bー1
導入時で、本時の教材(資料)にかかわる
画像を見せて、意欲付けを行っています。
(しつけのきびしさで出てくるシンガポールについて、国のイメージができる画像)

その他、次のような授業が行われていました。

◇第1学年算数「たしざん」 ICT活用指導力C-3 
 自分の計算の仕方を、拡大して発表していました。
◇第6学年社会科「明治維新をつくりあげた人々」 
   ICT活用指導力B-2 資料を拡大提示し、共有していました。

5時間目は、第5学年算数の研究授業が行われました。
「小数のわり算を考えてみよう」 ICT活用指導力C-3 

  
  
第5学年算数「小数のわり算を考えてみよう」 ICT活用指導力B-3,C-3 
ICTは、子供達が自分の解き方を発表したり、先生が解法を説明したりする手段として活用されていました。

日野市環境マネジメントシステム外部審査

日野市はISO14001(環境マネジメントシステム)の認証を取得しています。
7月の内部審査に続いて、本日夕方、庁内の教育部全体で、外部審査を受けました。

“校庭の芝生化”や“ひのっ子エコアクション”の話が中心となりました。
推進室も質問を受け、“ペーパーレス化”について話題になりました。
学校の情報化と環境負荷軽減について考える機会となりました。
ICTの活用は、紙資源の削減と同時に、人や物の移動の削減もでき、環境への
「プラスの効果」を高めることにつながります。
今後も、校務支援システムや学校の共有フォルダをうまく活用してペーパーレス化を推進すると同時に、会議や研修の効率的な運営についても考えていきたいと思います。

 

見えないところで学校を支えています

見えないところで、学校のネットワークやデータを守るために活躍している情報システム課。

トラブルが発生した時には、専門業者による夜を徹しての作業が続きます。
その作業の立会いに付き添うのが情報システム課の職員です。
今朝は、室長も職員とともに夜通しの作業に付き添い、朝を迎えました。

今朝は、雲ひとつない空があけました。
朝日を眺めていると、「今日も一日無事に過ごせますように・・・」
と祈らずにはいられません。

 
                                            庁舎から眺める朝日(午前6時半)


                  うっすら見える富士山

日野第一小学校学校課訪問

本校は、学制発布に伴い、日野宿の日野学校として明治6年に設立された135周年目の伝統ある学校です。地域(ふるさと日野)をテーマに研究を進めています。
本校の小杉校長先生は、日野市の郷土教育の第一人者で、毎年の初任者研修「日野地域巡り」や、郷土教育の研修会の講師として活躍されています。

すべての教室の授業を見せていただきました。
ICTを活用した授業もありました。

  
 第5学年社会科「工業生産と工業地域」
ICT活用指導力Bー2
Web上の資料を提示しています。
第6学年 学習発表会の練習
「夢から覚めた夢」
ICT活用指導力Cー4
ビデオを再生して自分の演技を振り返り、
課題を見つけています。 

5時間目は、第5学年の総合的な学習の時間
「ひのいち交流プロジェクト」の研究授業でした。

隣接している第三幼稚園の園児との交流計画を立てています。
前回の交流経験を生かして、次回は幼児の喜ぶ遊びを計画しようというものです。グループごとにアドバイスも交換し合っていました。この交流にかかわっている児童は、来年度は6年生として新1年生となった園児を迎えることになります。
 

ICT活用の校内研修

先週は、2つの学校でICT活用の校内研修会が行われ、MC(メディアコーディネータ)も
支援させていただきました。

   
東光寺小学校では、ICT担当の先生が中心となって、校内の先生全員を対象にした、ICTの授業活用の研修会を企画されました。学年ごとに時間を決め、内容によって分けた会場を3箇所用意しました。日常の授業でICT機器(eー黒板・書画カメラ・スタディノート)を使っていて、疑問に思っていることや、もっと効果的な活用方法があるのではないかといったことを質問していただき、実際に機器を操作しながら学んでいただきました。
参加された先生方からは「今日学んだことを明日から使ってみよう」という声や「今まで困っていたことが解消できた」といううれしい声が聞かれました。

   
七生中学校では、教務主任の先生が中心となって、校務支援システムの「ひのっ子宝箱」の研修会が行われました。先生たちが全員で、校内の子ども達のよいところ、がんばったことを集めて、それを宝として情報共有するための方法を学ぶ研修会です。研修では、先生方が実際に、生徒のよさを何人も入力してくださったということです。ひのっ子宝箱を活用することで、通知表作成にも生かせると感じていただけたようです。


大人の知らない子供のネット脅威

◇今週の火曜日、霞ヶ関のナレッジスクエアで、全国Webカウンセリング協議会の
安川雅史先生の講演会があり、メディアコーディネータが参加してきました。
安川先生には、今年5月に、日野市の情報安全教育の研修会でご指導いただきました。
講義の内容は、さっそくICT活用NEWSとして、市内の先生方にお伝えしました。

以下、メディアコーディネータの活動日誌より・・・

◇2時間半に及ぶ講演の内容は、「大人の知らない子どものネット脅威」。
子どもたちを取り巻くネット環境の現状とネットいじめの実態、学校や家庭で見せる子どものSOSのサインなど、大人が知っておくべき対処法、学校裏サイトの検索方法や削除依頼方法など、盛りだくさんの内容でした。大切なことは、まず大人が子どもたちの世界に関心をもち「知る」こと、そしてネットの怖さを具体的に伝えることです。
   安川先生の次の言葉が印象的でした。
  「子どもたちはブレーキのかけ方を知りません。アクセルを踏み続けている状態です。
   大人がちゃんとブレーキのかけ方を教えてあげて下さい。」

学校CIO補佐役としての教務主任

教務主任研修会を開催しました。
テーマは「平成21年度の教育課程の編成に向けて」

 

校務の情報化に向けての意見交換も行いました。
日野市の教務主任は学校CIO補佐役として、大きな役割を果たしています。
それぞれの教務主任が、ICT化に向けてどのように学校組織を動かしているかについて
発表し合いました。

  
 小学校の事例・・・若手教員の多い学校なので、授業も校務も、若手教員の力を借りて、みんなで学び合う体制をとっています。
先日の校内研修も、自分が説明役となり、
若手教員に補佐を頼みました。
 中学校の事例・・・校務では、使わざるを得ない状況を作り、今や当たり前のように
活用されています。授業では、とにかく
全員が使うことから始め、今年は
それぞれがより効果的な使い方の
計画を立てて実施しています。

後半は、小・中分かれて研修です。

  
 小学校・・・来年度は全校が成績管理機能を活用して通知表を作成するため、
すでに実施している学校を中心に、
評価の流れを確認しました。
 中学校・・・今年から全校が
校務支援システムの成績管理システムを
活用して通知表を作成しています。
このための教務主任の努力は
相当なものでした。

ICT化を推進するための予算

羽村市教育委員会教育総務課の職員の方が来室されました。
来年度のICT環境整備の予算化を目指して資料を作成するために、
話をお聞きになりたいということでした。

東京都の各自治体にも動きが見られるようになりました。
今後は、都内の各教育委員会が、首長部局や学校と連携して、
「学校のICT化のサポート体制」を整備していくことが期待されます。

中学校から魔女がやって来た~ハロウィーン~

日野市の主要施策の一つ、小・中連携教育。
本日、旭が丘小学校で「小・中交流研修会」が行われ、旭が丘小、六小、滝合小、日野第四中の4校の先生方が集まりました。

5校時の公開授業は、6学年3クラスの英語活動、『ハロウィーンパーティ』です。
それぞれのクラスに魔女がやって来て、楽しいゲームを教えてくれました。
このすてきな魔女は・・・日野四中の英語科の女性の先生方でした・・・

この日のために、旭が丘小6年の担任の先生と、日野四中英語科の先生は、何度も打ち合わせを行ってきたということです。

 

地域の核となる学校

本日午後、平山小学校の学校運営協議会、委員任命式が行われました。
教育委員会から17名の方に辞令をお渡ししました。



◆平山小学校の学校運営協議会については、まず、平成17年4月の平山小学校、平山台小学校統合協議会の報告書において提示されました。
平成17年度の教育センターの調査研究「平山小学校コミュニティーネット」を経て、平成19年度に、平山小学校に地域運営学校
準備委員会が設置されて、本校の今後の在り方について鋭意検討がなされました。
これを受けて、平成20年8月に、学校運営協議会(コミュニティスクール)の指定を教育委員会として行ったものです。

◆学校運営協議会は、地域が学校運営に参画するという新しく画期的な制度です。
平山小学校は、日野市の学校運営協議会の第一号となりました。
次のような権限と役割をもっていることが、これまでの学校運営連絡協議会とは大きく異なっているところです。
・教育課程の編成等の学校運営に関する校長の基本的な方針を承認すること
・学校運営に関する事項について教育委員会または学校に意見を申し出ることができること
・教職員の採用その他の任用について任命権者に対して意見を申し出ることができること



以下、田口直委員長の挨拶の一部です。

「皆様には、学校統合を円滑に進めるという大きな課題とあわせて、学校運営協議会の設置に向けて、いろいろとご尽力をいただいたことに改めて感謝申し上げます。平山小学校は、これまで、開かれた学校づくりを目指して地域の方や保護者の大きな協力を得ながら、教育活動を進めてきました。また、文部科学省の指定を受けた学力向上事業や特別支援教育などにも積極的に取り組んできました。今後は、このような実績の上に立って、地域の学校としてどのような学校を目指すか、地域の子どもたちをどのように伸ばしていくのか、委員の皆様方と学校との間で大いに協議していただき、日野市をリードする活力ある学校を作っていっていただきたいと考えております。教育委員会としても全面的にバックアップしてまいります。委員の皆様には、お忙しいところ恐縮ですが、かしこまった形ではなく、ふだん着で、地域の核となる平山小学校の発展、子供たちの健やかな成長のために、お力をいただくことをお願い申し上げます。」

三沢中学校教育委員会訪問

三沢中学校の教育委員会訪問を実施しました。
22学級で生徒数は800人を超え、都内でもトップを競う大規模校です。

廊下ですれ違った生徒達は、皆、気持ちいい挨拶をしてくれます。
大変活気のある学校です。

      整然と並べられた靴箱。


「校務の情報化に向けて着々と進んできました。校務支援システムの活用率100%です。」と、尾形校長先生。4つの授業で、ICTが活用されていました。

  
第2学年理科「電流の利用」
ICT活用指導力B-3
生徒のプリントを拡大して実験結果を
共有したり、理科ねっとわーくを使って
フレミングの法則を分かりやすく
提示したりしています。
 
第2学年家庭科「食生活を自分の手で」
ICT活用指導力B-4
調理実習のようすをスライドショーで
振り返り、学習のポイントを
提示しています。 
  
 第1学年技術科「部品の加工」
ICT活用指導力B-2
実習中に、安全に配慮するための
注意事項や、のこぎりの特徴について
提示しています。
第3学年技術科「情報基礎分野」
ICT活用指導力C-3
プレゼンテーションソフトの活用について
学び、実際に修学旅行のプレゼンテーションデータを作成しています。 

★今後もすべての教科で積極的に活用されるように、協議会では「市内の中学校のICTを活用した授業実践事例」を紹介させていただきました。

新学習指導要領で示された学校における教育の情報化を進めるために

午前中、文部科学省の「教育の情報化に関する手引」の作成検討委員会に出席しました。


この手引は、平成2年の「情報教育に関する手引」、平成14年の「新・情報教育に関する手引」に続くものです。
新学習指導要領では、学校における教育の情報化について一層の充実が図られており、これを円滑かつ確実な実施できるよう、来年度の新学習指導要領の移行措置開始までに完成させるという急ピッチの日程で作成される予定です。

学校における情報化の推進体制については、日野市がこの3年間に取り組んできたことが、これから取り組もうとしている自治体の参考になれそうです。

子ども達に、教科で身につける力と情報活用能力をつけるために、日野市が現在進めている「各教科等におけるICT活用」を引き続き充実させていかなければならないことを痛感しました。あわせて、各学校で進めている情報安全教育についても、確実に実施していく必要性を感じました。

★文部科学省Webサイト 「教育の情報化に関する手引」作成検討会
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/056/index.htm#meibo

ネット・携帯電話に係るトラブル等に関する対応について

日野市では、これまでも、子どもをネット上のトラブルから守るために、教育広報
「ひのっ子きょういく」や保護者向けの講演会、PTA研修会等で、
呼びかけをしてきたところです。

先日、東京都教育委員会からも、アピール文が出されました。
推進室では、その内容をわかりやすくして、保護者向けと子ども向けのお知らせを作成しました。

ネット・携帯電話に係るトラブル等に関する対応について(東京都教育委員会)

子どもの携帯電話利用についてのアピール(PDF)

 
児童・生徒向けのお知らせ
(画像をクリックするとダウンロードできます)

 
保護者向けのお知らせ
(画像をクリックするとダウンロードできます)

2月19日の本発表に向けて

★調査研究の中間報告は、どれも迫力、説得力のあるものでした。
日野市のプレゼンテーションの質は相当高いのではないか・・・という話題になりました。
中間発表会には、馬場市長、田口教員委員長をはじめ、多くの方が集まって下さいました。

 
 ★来賓の亀井浩明先生(教育センター運営審議会委員長 帝京大学名誉教授)から、コメントをいただきました。

「本日の中間発表会は、知的好奇心が刺激されました。
実践されている渦中の人の発言には迫力があります。
実践を踏まえて理論を構築していく・・・これこそが実践研究です。
情報化時代です。実践情報を相互に交換し合い、発展されることを願っています。」

★加島教育長が、4つの調査研究についてそれぞれ講評されました。


・日野教育の「底力」を感じました。OB(センター所員)の方の力を感じました。
・教員に求められる資質・能力は指導力と調整力だと思いますが、教員のアンケート結果からも
   そう感じました。実践研究を進めるためには、自己研修、自主研修が重要ですが、
   それをどう推進していくかです。
・日野市が取ってきたICTの推進体制が全国から注目されています。基盤整備が終わり、
    次はそれを指導でどう活用するかです。今進めている実践研究を生かし、今後は各教員の
    工夫に任せて活用するだけではなく、ひのっ子の学力とICTを関連づけ、体系的に、
 ICTをどの単元でどう使ったらいいのかを示していく必要があると考えます。
・全教科を担当している小学校の教員が理科を教えるために、そのバックアップ体制が必要です。
 その一つとして、中学校の理科の教員との連携も有効ではないでしょうか。
 全研修体系の中で、理科をどう位置づけるかも今後検討していく必要があります。
・日野市は教材の宝庫です。
 毎年発行される貴重な郷土教育の資料集に加えて、これらの資料をデータ化する構想が
    実現すると、教育センターが情報センターとしての役割を果たすことになります。

教育センター調査研究事業発表会は、平成21年2月19日(木)に実施されます。

育センター調査研究事業の中間報告会

午後より、教育センターで、調査研究事業の中間報告会が行われました。
教育センター開設5年目。この調査研究も5回目を迎えました。

         開会の挨拶をする篠原所長


4つの調査研究の中間報告が行われました。(以下の画像は、クリックすると拡大されます)

 ☆「教職員研修在り方
                            研究委員会」

報告は所員の品田先生です。
日野市の行政課題でもある
「研修体系の見直し、整備」に向けて調査研究を行っています。今後、日野市の教育が求める教師のすがた、日野市の教職員が身につける資質・能力、日野市の教職員研修体、若手教員の指導についてまとめていきます。

   

 
 

 

 

  ☆「ICT活用研究委員会」
報告は、所員の河野先生です。
(プレゼンデータの担当は所員の下山先生)この委員会の取組は、日野市のICT活用教育推進の歩みでもあります。今後は実践研究を深めること、ここまで定着してきた日野市のICT活用教育を継続、発展させる方策について検討していきます。

 

 
 

 

 

 ☆「理科教育推進研究委員会」
報告は、所員の大澤先生です。
日野市が力を入れている理科教育の質的改善を図るために、教育センターの役割・支援のあり方について研究を進めています。今後は、モデル校を中心に全校で取組んでいるJSTの「実験・観察融合型デジタル教材活用共同研究」の充実と、来年度の全国理科教育研究協議会東京大会デジタル教材部会の会場市としての準備も進めていきます。

 

 
  

 

 

 ☆「郷土教育推進研究委員会」
報告は、委員長である日野第一
小学校の小杉校長先生と日野第四中学校の秋山校長先生をはじめとする委員の先生方です。(プレゼンデータの担当は所員の丘先生)自然、歴史
・・教材の宝庫である日野市の郷土教育の教材と、それを活用した実践事例が報告されました。


 
   

予想する必然性、根拠を見つけて推論

今日は、ひのっ子教育21開発委員会の月例会です。
旭が丘小学校で理科ねっとわーくを活用した研究授業を行いました。

★第5学年「台風と天気の変化」 ICT活用指導力C-1
映像などの気象情報を用いて、天気の変化の仕方についての考えをもつことができるようにすることがねらいです。台風の進路については、規則性がきっちりとは当てはまらず、集中豪雨などの自然災害に結びつくことがあります。本時の学習をもとにして、次時は子ども達が台風について課題を追究する活動に入ります。

★研究授業で・・・

  
 まず、雲画像を見て、自作のお天気ボードに台風を書き込みます。続いて、それぞれが
予想した台風の進路を書き込みます。次に、
その後の雲画像4枚を見て、正しい台風の
進路データを書き入れます。

 グループごとに、予想と結果から、気づいたことを発表しました。黒板には、
各班のお天気ボードがずらりと並びました。
  
「台風の雲の動きを動画で確かめましょう。
雲の動きによって天気はどう変わりますか?
雨の量はどうでしょう?」
「台風シミュレータで、グループごとに
進路を確かめてみましょう。」


★協議会で・・・ 
    グループごとに、理科ねっとわーくの
             デジタル教材を動かします。
「南のほうから北のほうへ動くのかな?」
「台風によって少し違うようだ・・・」
「偏西風と高気圧というのが
                                   関係あるのかな?」
  
  ☆協議会では、予想の立てさせ方、デジタル教材の見せ方(視点の与え方)等について
      協議しました。中学校の理科の教師と小学校の教師が意見を出し合いました。
      このように、小・中の教師が集まって議論し、学び合うことができるのが
      この委員会の良さです。
  ☆教師がどのような問いかけをしたらいいのか(思考を促す発問)、
      グループごとに協議して、演じてもらいました。(ミニ授業)

  
 協議会の途中でお見えになった東原教授が、予想の立てさせ方について、
ミニ模範授業をしてくださいました。
 ポイントは「予想する必然性」をもたせること。その結果、科学的なデータと
比べてどうだったかを考えさせること。
 日野第二中学校の山田悟志校長先生が、
本時の研究授業についてコメントを
くださいました。ポイントは
「理科は根拠を見つけて推論する力を
つけることが大切」、実証性、再現性、
客観性の観点から、子ども達が自ら
法則性を見つけていけるようにすること。

全国の方々と情報交換

日本教育工学会 第24 回全国大会第2日目。
昨日の雨もあがり、さわやかな秋空が広がっています。
キャンパス内の紅葉も始まりかけています。
 

ポスターセッションで、日野市の取組を発表しました。
昨年度から追加された校務支援システムの機能に関わる内容です。日野市が知恵を出し、
企業の開発者の方が、それを実現してして下さった主要機能の一部です。

 
                            『校務支援システムによる個別指導計画の作成・実施の効果』
   一人一人のニーズに応えた特別支援教育が展開できることを力説する梶野指導主事・・・

ポスターセッションで全国の方と情報交換できたことは大きな収穫でした。
同じ会場で発表された実践研究についても、直接お話を伺って質問に答えていただき、
多くのことを学ぶことができました。

来年の大会は9月。東京大学が会場になるということです。

多くの方の支えがあってこそ

日本教育工学会 第24 回全国大会が始まりました。
会場となった新潟県の上越教育大学。初日はあいにくの冷たい雨が降っています。


★一般発表で、日野市の取組を発表しました。

 
 

発表会場には、赤堀侃司会長をはじめとする研究者の先生方が聞きに来て下さいました。
日野市に助言下さった先生方や、日野市にかかわってくださっている企業の方々も駆けつけて下さいました。改めて、多くの方の支えがあってこそ日野市のICT活用教育の成果があることを実感しました。堀田龍也先生から、日野市の今後について質問をいただきました。日野市のICT活用教育が継続的に発展していけるよう、しっかりしくみを整えておかなければと再認識しました。


               発表を終えて関係者と・・・