教育センターからのお知らせ

教育センター最近の活動

平成30年度 日野市立教育センター 活動報告・調査研究発表会

2月18日(月)、教育センター講堂において、平成30年度の教育センター事業の活動報告と調査研究の発表を行いました。

最初に教職員研修係から、次に適応指導教室「わかば教室」、そして登校支援コーディネーターから活動報告を行いました。休憩後、理科教育推進研究委員会、郷土教育推進研究委員会からの調査研究の発表を行いました。

理科教育推進研究委員会では 研究主題を「ひのっ子が主体となる理科教育」として研究を行い、自然や事物とのかかわりの中で自ら考えようとする子供を育てるため、教員の指導力向上と魅力ある理科教育を目指し、理科授業の改善、研修の充実、日野の自然についての教材化について研究結果を発表しました。

 

郷土教育推進研究委員会では 研究主題を「郷土意識を育む指導の在り方 ~七生地域を中心とする地域素材の教材化を通して~」とし、研究内容は①郷土教材の編集 ②郷土教材を活用した授業づくり ③七生地域教材化のためのフィールドワーク研修で、作成された七生地域の児童向け資料「歩こう 調べよう ふるさと七生」の編集と活用方法についても実践的な研究発表を行いました。

 

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第66回理科ワークショップ

 1月29日(火)に平山小学校の理科室において、今年度7回目の理科ワークショップが行われました。内容は第6学年「電気の利用」の単元における指導法について、講師は平山小学校の先生が担当しました。参加者は市内小学校の先生で、今回は14名の参加がありました。
最初に学習指導要領の理科の目標、問題解決の進め方、単元「電気の利用」における指導のポイントについて説明がありました。

指導のポイントでは、3つの項目にまとめ

(1)系統性を意識した指導 (2)学習内容と日常生活とのつながりを意識した指導 (3)感覚から数値化し、客観性のあるデータをとる指導

それぞれについて詳しい説明がありました。説明の後、実技研修に移りました。

実技1 手回し発電機で電気をつくりだす・コンデンサーに電気を蓄える

①手回し発電機で電気をつくり、豆電球、LED、モーター、電子メロディ等を接続してみる

②コンデンサーに電気を蓄え、豆電球やLEDを接続してみる

実技2 豆電球と発光ダイオード(LED)の比較

①豆電球とLEDに流れる電流の大きさを比較する

②豆電球とLEDの点灯前と点灯中の温度を放射温度計で計測する

※実験結果の整理の仕方では、グラフ用紙にシールを貼るなどの工夫が紹介されました。

参加者は実験に必要な道具を自ら考えながら準備し、工夫しながら実験を行いました。

研修会後のアンケートには、「結果の整理の仕方で、視覚的にわかりやすくしたり、他の班と結果を共有し比較することが有効であると感じた」など、有意義であったという記述が多くありました。次回の理科ワークショップは2月中に市内小学校で行われる予定です。

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第65回理科ワークショップ

10月30日(火)に日野第八小学校の理科室において、今年度6回目の理科ワークショップが行われました。内容は第4学年「ものの温まり方」の単元における指導法について、講師は日野第八小学校の先生が担当しました。参加者は市内小学校の先生で、31名の参加がありました。

最初に、新学習指導要領と学習の流れについて、次に、指導のポイントについて説明がありました。今回の研修では「見えないものを見える化」することを中心課題としました。

*ものの温まり方を見える化する工夫

普段、生活で使用しているものを工夫して使い、見えない熱の伝わりを方を見えるようにすることを考えました。

*こすると消えるインク *おしゃれ着を洗う洗剤 など

(金属)こすると消えるインクをテープに塗り、そのテープを金属の棒に貼る              


 
(水)示温インクや洗濯洗剤を使う 


(空気)線香の煙を 入れたビーカーの下に温水を入れたビニル袋を置く

 研修会後のアンケートには、「身近にあるものを工夫して教材に利用できることを知り、参考になりました」など、有意義であったという記述が多くありました。次回の理科ワークショップは11月中に市内小学校で行われる予定です。

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避難訓練が行われました

9月5日(水) 教育センターでは地震発生時の対応と火災発生における避難方法を確認するため、避難訓練が行われました。

昨日の台風の影響で,校庭が使用できませんでしたので、避難先は体育館になりました。
参加者は教育センター関係者のほか郷土資料館、公民館分室、夢小学童クラブの方で、それぞれが安全な避難経路を使い避難しました。迅速で、落ち着いた行動がとれた訓練となりました。
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理科実技研修①②

8月21日(火)、旭が丘小学校理科室において夏季教員研修課題別研修会の理科実技研修①②が行われました。午前は若手教員育成研修(1年次)小学校課題別研修を兼ねており、午後は理科ワークショップを兼ねた研修会として実施されました。講師は理科ワークショップ指導講師でもある市内小学校の先生が担当しました。


<理科実技研修①(9:00~12:00)>
午前の内容は「小学校の理科における基礎的・基本的な観察・実験の進め方や器具の使い方について」で、マッチ・アルコールランプ・カセットコンロの使い方、顕微鏡の使い方、水溶液の調製、乾電池の直列、並列つなぎなどについて、実際に操作を行い、実験技能の向上を目指しました。
   

<理科実技研修②(13301630)>
午後の研修では、最初、骨のつながり方を調べる教材作りで、手袋とストローで手の骨格模型を作りました。次に水溶液の性質では、5種類の正体不明な水溶液を色々な実験や観察を行うことでその名前を特定しました。結果は全グループが水溶液の特定に成功しました。
最後に電磁石を作り、その強さを調べる実験を行い、研修会を終了しました。
   
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【昆虫スキルアップ研修】

8月9日(木)東京都立多摩動物公園にて、【昆虫スキルアップ研修】が午後に行われました。ただ、午前中に予定されていた【動物の見方(観察)研修】は、台風接近のため中止となりました。
 

 

 「昆虫スキルアップ研修」は虫が苦手な先生でも参加できる研修で、動物解説員(昆虫担当)の方からいろいろな虫の虫が嫌がらない触り方を教えていただきました。ナナフシ、カマキリ、ゴキブリ(山に生息する)、コオロギなど、最初は恐る恐る触っていましたが慣れてくればかわいいものです。次にアゲハチョウの飼い方について研修しました。卵、幼虫、蛹、成虫とそれぞれの段階での扱い方、飼育する場合の注意点等を、実際に手にとって分かりやすく教えていただきました。幼虫が苦手な人もいましたが優しく扱うことができました。最後に、チョウのからだの観察をして終了となりました。

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郷土教育夏季研修会「七生地区フィールドワーク」

7月25日(水)「七生地区フィールドワーク」が講師の先生を含め、参加者26名で行われました。今回は、昨年に続き七生地区に視点を当て、高幡不動尊~旧七生村役場~八坂神社~壽徳寺~南平小学校を歩きました。旧道を辿りながら講師の方から説明をお聞きし、かつての南平の姿に思いを馳せました。給水と休憩を適宜行って、全員暑さに負けることなく無事に南平小学校に到着しました。

 

*八坂神社に移築された独地蔵尊のお話を聞いています
午後の研修は南平小学校のPC室で行われ、七生地区の自然、歴史、人々の暮らし、授業実践報告等を5名の講師の先生からお聞きしました。
    
 *興味深いお話を講師の先生からお聞きしました


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理科実技研修③

7月30日(月)富士電機において、夏季教員課題別研修会の理科実技研修③が行われました。主な内容はワンボードマイコンを使い、LEDや光センサー、圧電スピーカーなどをコントロールするプログラムの実習です。講師は富士電機の方で、個別に分かりやすく教えていただきました。


使用したプログラム言語はC言語で、普段はあまり使わないものですが、分かりやすいマニュアルと講師の方の丁寧な説明で少しずつ理解を深めることができました。
研修会の最後には、これからプログラミング学習を進めていく上で、どのような課題があるのか意見交換を行いました。


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若手教員育成研修2年次・3年次

7月27日(金)日野第五小学校において、若手教員育成研修の2年次および3年次の研修が行われました。

 

午前は2年次の若手教員が対象で、全体で説明があった後、グループに分かれ授業リフレクションを行いました。若手教員は自分の授業実践を映像で紹介しながら課題となる点を説明し、グループ協議を通して、その改善点を話し合いました。また、教育センター所員はグループに参加し、指導・助言を行いました。最後に再び全体会を行い、グループごとの報告があり終了しました。

 

 午後は3年次の若手教員の研修で、最初に日野市発達・教育支援センターの業務についてと子供家庭支援センターの業務及び学校と連携及び組織的対応についての事例という2つの講義が行われました。休憩後、保護者対応についての講義が行われ、グループに分かれて演習が行われました。演習では3年次若手教員は担任の先生となり、センター所員は保護者として、ロールプレイによる指導・助言を行いました。

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平成30年度第1回運営審議会

日野市立教育センター運営審議会が平成30年523日(水)に行われました。

運営審議会の様子

                 

 教育センターには、運営について必要な事項を審議するために運営審議会(学識経験者など8人で構成)が設けられ、毎年2回実施されます。第1回目の審議会では、最初に委員長、副委員長が選出され、今年度の運営方針について所長より、各部の事業概要等について担当所員から説明がありました。

 その後、審議及び提言があり、閉会となりました。運営審議会で話し合われた審議結果及び提言を受け、今年度のセンター事業を進めて参ります。

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