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これしてあそぼ!あしたもあそぼ!
~未来をつくろう!遊びを通した幼児期にふさわしい教育~
学年・学級だより
交通安全教室
日野警察署交通課の方と、日野橋派出所の伊豆本さんにご来園いただき、交通安全指導をしていただきました。
みんなでご挨拶です。警察署の方々のご挨拶の声はとても大きく、はっきりとしていて元気です。
まずは、DVD『赤ずきんちゃんと学ぼう 交通ルール』を視聴しました。道路の歩き方、横断歩道の渡り方、自転車の乗り方等を学びました。
子供たちは「それは危ないよ。」と呟いたり、「うんうん。」と頷いたりしてよく聞いていました。DVDを見た後は、パネルを使って信号や道路での約束を振り返りました。
次は、模擬信号と横断歩道を使って、横断歩道の渡り方を確認しました。
横断中に信号が点滅し始め急いで渡ったり戻ったりすること、幼児は身長が低いためドライバーからの視界に入りにくいもの、そこで、しっかりと手を挙げて渡ることも教えていただきました。
園庭では伊豆本さんがいつも乗っているパトカーの運転席に乗せてもらいました。
運転席から見ると、子ども達がどのように見えるかということも体験させていただきました。
最後は、警察署の方々と一緒に記念撮影です。
警察署の方からは最後に、出かける時には「行ってきます」「いってらっしゃい」、帰ってきた時には「ただいま」「おかえり」という挨拶のやりとりをしますね。こんな日常のことが失われることなく過ごせるように、交通安全に気を付けていきましょう!というお話をしていただきました。一人一人の安全に対する意識と行動が、あたりまえの日常を守っていくんですね。
梅干し作り体験
幼稚園で梅がたくさん実りました!!約3㎏ほど。収穫した梅を水でよく洗って乾かし、塩を入れて「梅干し作り」にチャレンジです。
三角巾・マスク・手袋を身に着けて身支度を整え、手をしっかりと洗ったら、いよいよスタートです。
園長先生に、教えてもらいながら進めていきました。「梅漬けは、黄色くなった梅と白い粉(塩)だけを使って作ります。」
子ども達は、「どうやって作るんだろう!?」と園長先生の話を真剣なまなざしで聞いていました。
梅に塩を投入したら、早速、混ぜ合わせていきます。
次は、塩であえた梅を密閉袋に入れていきます。「魔法の水を少し入れた袋・何もいれていない袋、各々に梅を入れていきます。これから、魔法の水と塩がどうなっていくのか、みんな、よ~く見ていてね!」
次は、よく漬かるように重しとして、梅を寝かせたもの(2パック)を重ねます。(今後は上下を交代させていきます。)最後は、みんなで「おいしくなあれ、おいしくなあれ!」と呪文を唱えて終了です。
これから、梅がどうなっていくのか想像を巡らせたり、「なぜだろう?どうしてだろう?」と不思議さを感じたりしながら、漬かっていく過程やできあがりを楽しみにしていきます。
漬けてから3日後、塩がすっかりなくなり、水(梅酢)が上がりこんなふうになりました。ここまで水が出るとカビの心配はなさそうです。
梅のとってもいい香りが漂っていますよ!
お米の苗植え
お米の先生をしてくださっている生沼さんに来園していただき、お米の苗の植え方,育て方を教えていただきました。お米の苗は、生沼さんが種の状態から育ててくださったものです。
「ここからお米がとれるんだよ。」というお話に、みんな興味津々です。
生沼さんから「苗が折れないように2~3本まとめて根の部分を持って、そうっと植えてね。」とお話がありました。実際に稲を植えるところを見せていただき、本当に泥の中で稲が立つ様子に、子ども達から「え~面白い!やってみたい。」と声が上がりました。
子ども達も、生沼さんの動きをまねて、苗植えにチャレンジです。
最後は、生沼さんに「お米はどうしたら大きくなりますか?」と聞いてみました。
生沼さんからは、「みんなは喉が渇くとお水が欲しくなるよね。お米も同じなんだよ。水がなくならないようによく見ててあげてね。あとは、大きくなってね。元気に育ってね。と話しかけてあげてね。」とお話してくださいました。
また、「お米は黄色くなって穂が垂れてきたら収穫ができるよ。」ということも教えていただきました。
お米が収穫できるように、みんなでお世話をしていきます。
生沼さん、どうもありがとうございました。
親子登園日
今年度も親子登園日を2回行います!
5月24日(土)1回目の親子登園日でした。保護者の方だけでなく家族で参加してくださるご家庭も多かったです!!
前半は、親子でコーナー遊びです。
いっせーの・せ・・・3種類のカツラ(波平さん・おさむらいさん・おさげ三つ編み)から1つを選んで、みんな同じものを被れたら大成功!というゲームです。
缶つみ…いろいろな大きさの缶を使い30秒でどれだけ高く積み上げられるか競うゲームです。
風船ゲーム・・・風船を落とさないように、うちわでうち合うゲームです!
ボーリング・・・ボールを転がして、ペットボトルのピンを倒すゲームです!
絵合わせゲーム・・・同じ動物のイラストを探す神経衰弱ゲームです。
さいころ鬼・・・サイコロを使ったいろ鬼で、オオカミにつかまらないように家に逃げ込むゲームです。
後半は、家族の会として、ふれあい遊びや運動遊びを楽しみました。
おいものてんぷら・・・おいしくできるかな?よく洗って・包丁で切って・小麦をつけて・あげて…いろいろなおいものてんぷらができあがりました。
コオーディネーショントレーニング・・・くの字・Sの字・ラディアンで準備体操をした後は、親子で運動遊びをしました。
まずは、大根抜き・・・みんなでしっかりとスクラムを組み、後ろ側に伸びた足が『だいこん』です。子ども大根はあっという間に抜かれてしまいましたが、大人大根はさすがに強者ぞろいで、ちょっとやそっとでは抜くことがかないませんでした。
次は、とりでを突破というゲームです。・・・お母さん・お父さんが作るとりでに、子ども達が入ったり出たりします。子ども達は、小さな隙間を探して素早く出入りしていました。
最後は、プレゼントタイム。自分が大好きなお父さんやお母さん、家族を思いながら、描いた絵をカレンダーにしてプレゼントしました。第四幼稚園の12名の子ども達が、各月を彩る「手作り特製カレンダー」です。今の時期でしか表現できないお子さんの作品はいかがでしたか。
そして、最後は、おやつタイム。みんなで心も体もぽかぽかになった一日になりましたね。
保護者のみなさん、子ども達と思いきり遊びながら、保護者の方も一緒に楽しんでくださり、どうもありがとうございました。
5月 はなだいこんさんによる読み聞かせ
今月も『はなだいこん』さんの宮田先生と山口先生が読み聞かせに来てくださいました。
手遊び『おはながわらった』♬で、気持ちと聞く準備ができたところで、読み聞かせのスタートです。
5月は、愛鳥週間(5月10日~5月16日)にちなんで、『とり』にちなんだ本をたくさん準備していただきました。
1 素話『とりのみじさ』「あやちゅうちゅう こやちゅうちゅう にしきさらさら こえのさかづき もってまいろうか ぴぴらぴい~」という楽しいことばのリズムの繰り返しで、お話が展開していきます。昔話で、「じさ」は「じいさん」のことです。読み進めていくと「鳥飲み じさ」とわかるのですが…最後の結末まで、わくわくどきどきするお話です。
2 絵本『ふくろうのそめものや』日本民話 山口マオ/絵 鈴木出版 まっ白なおしゃれなカラスは、ふくろうの染物屋さんに「ピンクや青、黄色…」と注文を出して染めてもらいますが、なかなか気に入る色に出会えません。注文の多いカラスに苛立ちを感じたふくろうは、そこいらじゅうの色をカラスにぶちまけてしまいます。カラスがなぜ真っ黒になったのかという理由がわかるお話です。
3 絵本『こすずめのぼうけん』ルース・エインズワース/作 石井桃子/訳 堀内誠一/画 福音館書店 1羽のこすずめは、「空を飛ぶのはおもしろい!」とぼうけんに出かけることにしました。ですが、そのうちに、羽と頭が痛くなり…こすずめにぴったりな休める場所を探し求めにいくお話です。
4 絵本『ふうとはなときじ』いわむらかずお/作 童心社 子ウサギのきょうだい「ふうとはな」は、「誰かが来たらじっとするように」というお母さんとの約束を守り農場に出かけますが、今回は、大根畑できじのお母さんと出会うお話です。
5 手遊び『ブタくん街道を行く』こぶたがお散歩に出かけますが、「いいにおい」「いいはなし」「いいながめ」に出会うたびに、こぶた君に不思議なことが起こっていきます。
6 絵本『コッケ モーモー!』ジュリエット・ダラス=コンテ/作 アリソン・バートレット/絵 たなかあきこ/訳 一匹のあるオンドリは、動物に出会う度に「コッケ ブーブー」等、変な鳴き声になってしまいます。「鳴き方を忘れちゃったのかな~?どうしよう!」と思っている時に、役に立つ時がやってくるお話です。
7 絵本『せっせ せっせ』花山かずみ/作・絵 福音館書店 子ども達が砂場で山づくりをしますが、「ぽんぺんぺん ぽんぺんぺん せっせせっせ せっせせっせ」という軽快な言葉のリズムとともに、大きな山ができていくお話です。
8 絵本『カワセミ』嶋田 忠/文・写真 新日本出版社 日野市の鳥は「カワセミ」。写真を通して綺麗なカワセミに出会えるお話です。
『はなだいこん』の先生方の魅力的な話しぶりに、子ども達はしっかりと心をつかまれ、今回も集中してお話の世界に引き込まれていました。今月からは、ご希望される保護者の方にも参観していただきました。参観された保護者の皆様、子ども達と一緒にお話の楽しさを共有してくださり、どうもありがとうございました。6月も楽しみですね。