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【潤八】【デジこれ】共に高幡のシンボルを学ぶ!
本校の学区域内で最も有名な施設は高幡不動尊であろうと思います。
駅名でもあり、全国に名の知れた高幡不動尊は、本校の児童にとっても格好の学習材です。
特に社会科、総合的な学習の時間で地域のことを学び、調べる3年生にとっては、地域への誇りや愛情を高めるためにも高幡不動尊への理解を深めることはとても大切です。
このことから、これまでも本校は、特別に内部や貴重な文化財をを見学させていただくなど、特別なご配慮をいただきながら、学習を進めてまいりました。(昨年度の様子は、こちら)
さて、日野市教育委員会には、地域を大事にする子供たちを育てることをねらいとした「郷土教育推進委員会」という組織があり、市内各校の代表の教員が委員として参加しています。
今日の5時間目、本校の3-4にて、高幡不動尊をテーマにした「郷土教育推進委員会」の研究授業が行われました。
他校を含めた数十人の教員等の参観を受け、緊張する3-4の子供たち。
3年生は、今後、総合的な学習の時間に「高幡不動尊博士になろう」の学習を進めていきます。
実は、八小の3年生は10月に日野市内の社会科見学を行い、高幡不動尊を訪れています。(詳しくは、こちら)
本校の3-4の子供たちは、これまでも八小の3-1の子供たちとの交流を行っていますので(これまでの交流は、①、②、③)、社会科見学で高幡不動尊で学んできたことなどを教えてもらい、これから特に調べていきたい内容について考えるきっかけにすることが今日の授業のねらいです。
完全に「知った仲」として最初の挨拶をする両校の子供たち。
早速、6つのブースに分かれて交流を開始します。
基本的な接続や画面共有などは子供たち自身で行います。
デジタルメモを画面共有しながら説明を受けます。
八小の3年生たちは、絵や写真を入れるなど、分かりやすいデジタルメモを作成していました。
本校の子供たちも、デジタルメモを見て、説明を聞いて、分かったことなどを高幡不動尊の境内マップに書き込んでいました。
本校からの質問にも答えてもらうなど、互いに積極的な交流が行われました。(八小から見た交流の様子は、こちら)
オンライン交流を終えた後は、各班で、八小の3-1の子から教えてもらった「場所」、「新しく分かった点」、「もっと知りたい点」などについて付箋を使ってまとめました。
「五重塔博士になりたい!」、「弁天池博士になりたい!」、「お鼻井戸博士になりたい!」など、各自が調べたい場所や内容を絞り込み始めた子供たち。
マニアックな高幡不動尊博士たちがたくさん誕生しそうです。(笑)
授業終了後は、図書室で研究協議会が行われました。
「潤八なかよし大作戦」と「デジタルを活用したこれからの学び(デジこれ)推進地区実践校」という本校の特色を生かした授業でしたが、委員の先生方からは先進的な取組とのお褒めの言葉をたくさんいただきました。
これまで、郷土教育におけるICTの積極的活用という観点はあまりなかったようなので、本校の取組が、本市の教育の一層の充実に寄与することにつながればよいと考えています。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)