過去の推進室情報 2007年

推進室情報 2007年

日野市公立小学校教育研究会 研究発表会

教育研究の日野・・・
小学校(小教研)も中学校(中教研)も、月に一度活動日があり、市内の小・中学校の先生方が、自主的に研究活動を行っています。
今日は、その両方の研究発表会が日野第五小学校と大坂上中学校で同時に開催されました。

   

日野第五小学校では、第40回目の日野市公立小学校教育研究会の研究発表会が開かれました。
体育館には約450人の市内の小学校の先生方で満杯になりました。

   

今年度、資料発表を行った部会は、あらかじめ資料を校務支援システムの掲示板に掲示しており、本日の印刷物の配布はありませんでした。
必要な情報を自分で取り出すシステムができつつあります。
舞台発表を行った部会は3つありました。



体育部:
キーワードは「友達との学び合い」 
「できる喜び」 授業場面を想定した
実演が行われました。
算数部:
キーワードは「根拠を表現する」 
「考える楽しさ」 5回の研究授業の
成果が示されました。




特活部:
キーワードは「友達とのかかわり合い」 
学級活動の場面を想定した実演が
行われました。

私たちからICTの波を起こしていきます!

★本日は、初任者・新規採用教員研修の14回目。いよいよ最後のまとめです。
今日と来週の2回にわたって、本研修の内容を振り返り、学んだことをプレゼンテーションによって発表します。

★第1部は、初任者研修で学んだことをグループごとに発表しました。
今日は、「教員としての基本姿勢やマナーについて」「ICT活用教育について」「人権教育と教育相談について」「宿泊研修から学んだこと」の4つについての発表です。
「ICT活用教育について」は、大変頼もしい発表でした。

日野市が学校にコンピュータを導入した理由(授業力の向上、情報活用能力の育成、校務の情報化)をまとめ、ICTを活用した授業に取組んだ実践も紹介されました。子どもの意欲や集中力を高める手助けとしてのICT活用、Webコンテンツを利用して子どもの興味を引きつける授業、オリジナルのコンテンツの作成・・・日野市の初任者だからこそ生まれた、他地域では見られない貴重な実践です。
最後に、「私たちからICTの波を起こしていきます!」という力強い宣言もありました。


★第2部は、一年を通して学んできたことを一人一人が発表しました。
5分から6分で表現するのはとても難しいことですが、6画面で、伝えたいポイントを押さえて堂々と発表していました。
動画を用いた発表も見られました。

 

「自分の思っている以上に子ども達は自分を見て感じていることがわかった。初心を忘れずに笑顔を忘れずに子どもと接していきたい。」
「目の前の子ども達をよく見て、よく理解するように努め、可能性を信じてできることから目標にしていきたい。」
「自分自身が変わったことで子どもも変わった。心も体も健康で元気な教師でいたい。」
「正しく理解してくれる人がいれば子どもは必ず力を発揮するという指導教員の言葉が身にしみた。児童理解こそ学級経営の基盤だとわかった。」
「自分の考えの甘さを痛感した一年だった。能力のちがう子どもをどのように一斉指導していくか、個の力をいかに伸ばすか、課題は多いが、いつどんなときでも変わらずに誠実に努力していきたい。」・・・

悩みながらも、学んだことをすぐに実践につなげてがんばってきた初任者の先生方です。
これからも謙虚に学び続けて欲しいと思います。


★最後に小学校校長会長の小杉校長先生(日野第一小学校)からお話をいただきました。

  

「先生の話し方、言葉遣い、板書、発問、服装、考え方、そして生き方・・・すべては子ども達に影響します。

先生は生きた教材です。明るく笑顔でがんばりましょう。」



思考力・判断力・表現力等をはぐくむために

★先日の日野第二中学校の研究発表会で、2年生が、グループごとに用水について調べたことを順番に前に立って発表していました。
なかなか奥の深い研究です。
実際に豊田用水に行って季節の違いを比較していました。用水に生息している生きもの、周辺で栽培されている野菜、そして農家の人のインタビューや管理している役所の担当課の話、さらに文献で歴史も調べていました。


みんな同じテーマですが、結果からいろいろなことを考察したはずです。
そのやりとりを見たいところでした。
この発表をマルチメディアで表現することで、人に伝えることをより意識した発表になるでしょうし、データを共有して吟味することで、互いの考えを深め合うこともできます。

市内全校に導入されているグループウエアソフト(スタディノート)を活用して、プレゼンテーション能力をつけるとともに、友達同士で考えを練り上げていく学習活動を推進していきたいと考えています。

来年度は市内の小・中学生の力をもっと引き出すために、各学校の教科や総合的な学習の時間での取組を「プレゼンテーション大会」として公開する機会を作りたいと考えています。

 

★この方向は、次のように、新学習指導要領でも、重視される予定になっているようです。
先月、中教審から出された答申で、学習指導要領の改訂について次のように記されています。

「今回の改訂においては、各学校で子どもたちの思考力・判断力・表現力等を確実にはぐくむために、まず、各教科の指導の中で、基礎的・基本的な知識・技能の習得とともに、観察・実験やレポートの作成、論述といったそれぞれの教科の知識・技能を活用する学習活動を充実させることを重視する必要がある。各教科におけるこのような取組があってこそ総合的な学習の時間における教科等を横断した課題解決的な学習や探究的な活動も充実するし、各教科の知識・技能の確実な定着にも結び付く。このように、各教科での習得や活用と総合的な学習の時間を中心とした探究は、決して一つの方向で進むだけではなく、例えば、知識・技能の活用や探究がその習得を促進するなど、相互に関連し合って力を伸ばしていくものである。」

そして、知識・技能の活用など思考力・判断力・表現力等をはぐくむための学習活動として、次のような例が挙げられています。

? 体験から感じ取ったことを表現する
(例) ・日常生活や体験的な学習活動の中で感じ取ったことを言葉や歌、絵、身体などを用いて表現する
? 事実を正確に理解し伝達する
(例) ・身近な動植物の観察や地域の公共施設等の見学の結果を記述・報告する
? 概念・法則・意図などを解釈し、説明したり活用したりする
(例) ・需要、供給などの概念で価格の変動をとらえて生産活動や消費活動に生かす
・衣食住や健康・安全に関する知識を活用して自分の生活を管理する
? 情報を分析・評価し、論述する
(例) ・学習や生活上の課題について、事柄を比較する、分類する、関連付けるなど考えるための技法を活用し、課題を整理する
・文章や資料を読んだ上で、自分の知識や経験に照らし合わせて、自分なりの考えをまとめて、A4・1枚(1000字程度)といった所与の条件の中で表現する
・自然事象や社会的事象に関する様々な情報や意見をグラフや図表などから読み取ったり、これらを用いて分かりやすく表現したりする
・自国や他国の歴史・文化・社会などについて調べ、分析したことを論述する
? 課題について、構想を立て実践し、評価・改善する
(例) ・理科の調査研究において、仮説を立てて、観察・実験を行い、その結果を整理し、考察し、まとめ、表現したり改善したりする
・芸術表現やものづくり等において、構想を練り、創作活動を行い、その結果を評価し、工夫・改善する
? 互いの考えを伝え合い、自らの考えや集団の考えを発展させる
(例) ・予想や仮説の検証方法を考察する場面で、予想や仮説と検証方法を討論しながら考えを深め合う
・将来の予測に関する問題などにおいて、問答やディベートの形式を用いて議論を深め、より高次の解決策に至る経験をさせる

☆参考:
2008年1月17日中教審答申
「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/news/20080117.pdf

大雪・・それでも春はそこまで来ています

昨日の夕方から夜半にかけて、かなり激しく降り続いた雪。
一夜明けて、今朝は東京・日野も一面の白い世界になっていました。
雪の降った後の空気は、冷たいけれど実にさわやかです。
(北国育ちの自分にとって懐かしい原体験がよみがえってきます・・・)
わずかな時間の冬景色も、暖かな春の日差しによって、あっという間に消えそうです。


早朝は凍っていた路面も、7時を過ぎると
溶け始めてきました。





朝8時から9時。たった一時間で大きな変化です。太陽の偉大さを実感。




冬芽におおいかぶさった雪も、しずくとなって溶けていきます。木々達は、着々と春に向けて準備を始めています。




ベンチの上には、まだふかふかの雪が残っています。お日さまが、隠してしまう前に、子ども達は、ベンチの雪に気づくかな。早く出ておいで!

11回の研究発表会が終了しました

◆昨日で、日野市教育委員会研究課題校と研究奨励校の研究発表会が終了しました。
「教育の日野」です。研究発表会は合計11回にも及びました。
研究した内容とその成果は、市内の全校で共有し、教師の指導力の向上、授業改善につなげていくことはもちろんのこと、
ひのっ子の学力向上など、直接子ども達の成長に還元されるように努力を続けていかなければならないと思っています。

◆各校の研究発表会の様子については、開催された日、またはその翌日に、本サイトから発信しています。

◇11月 1日(木)日野第一小学校     元気な子どもの育成~食育・体育科を中心とした心と体の健康づくり~
◇11月 2日(金)三沢台小学校      「感じる 気づく 考える」~自ら知を創造する理科学習を目指して~
◇11月22日(木)平山小学校      確かな学力の育成~考える力を伸ばす授業を目指して~   
◇11月30日(金)大坂上中学校・日野第三小学校・日野第七中学校・東光寺小学校
                         小・中連携による 子どもの力を伸ばすための指導方法の工夫・改善
                         ~9年間を見通した系統的な指導計画づくりと指導の実践~
◇ 1月23日(水)日野第八小学校     考える力を育てる授業の工夫~国語科における言葉を大切にする活動をとおして~
◇ 1月25日(金)潤徳小学校          「わかった!できた!」を引き出す授業力の基礎・基本~特別支援教育の視点を生かして~
◇ 1月29日(火)平山中学校          ICTを活用した魅力ある授業をめざして
◇ 1月31日(木)日野第三中学校     校務支援システムの活用実践
◇ 2月 1日(金)日野第三小学校     国語科におけるICTの活用
◇ 2月 5日(火)日野第五小学校     ふれあう心と言葉~思いや考えを豊かに伝え合う子を育てる~
◇ 2月 8日(金)日野第二中学校     総合的な学習の時間を生かした3年間の食育カリキュラムの研究

◆上記の各校の研究発表会を開催するにあたり、保護者、地域の方に多くのお力をいただいたことに感謝いたします。
特に、発表会開始前の準備や当日の寒い中での案内、片付けなどお気遣いをいただきまして本当にありがとうございました。

 

日野第二中学校研究発表会

日野第二中学校の研究発表会が開催されました。
研究テーマは「総合的な学習の時間を生かした食育カリキュラムの開発」。
近隣に田畑が多いという地域の特色を生かして、地域の専門家、農家の方やNPOの方、保護者の方など、多くの方と連携を図って食育教育に取り組んできた成果が発表されました。

第1学年と第2学年の全学級で、総合的な学習の時間の授業が公開されました。
第1学年の学習テーマは「食と生産」。
4月から行ってきた「食」についての学習のまとめの時間です。
1年間の学習を通して、「食べ物を残さず食べる気持ち」や「感謝して食べる気持ち」をもたせることがねらいです。
キーワードは「フードマイレージ」「地産地消」「旬」「安全」「安心」「新鮮」です。
公開授業では、「食材の栄養素群当てクイズ」、種や苗、花から考える「農作物の名前当てクイズ」で、ICTが活用されました。


各グループの作業ワークと同じものを拡大提示しました。(うえの画像)
それぞれの種が何の農作物のものかを考える上でのヒントを映し出しました。

 
生徒が畑で実際に目にした花の画像もあります。(左の画像)
最後は、各グループの予想した答えの一覧と回答を提示しました。(右の画像)        
ICT活用指導力Bー2・4



公開授業後の研究発表では、作成した教育カリキュラムの内容と、各学年での実践(農作業体験、豆腐つくり体験、用水についての課題追究学習、食品添加物調べ等)がビデオで紹介されました。



会場には地場野菜や米がずらりと並んでいました。朝収穫したばかりの新鮮な野菜です。

体育の授業でICTの効果を実感

◆市内の中学校では、体育の授業にICTが大活躍しています。
スポーツミラー(映像遅延装置)です。
マット運動や跳び箱運動などの器械運動の学習において、ちょうど自分の技が終わったら映像が写るように設定しておくことで、
自分のフォームを確認しながら学習することができます。

◆先日の平山中学校の研究発表会でも、この装置を活用した体育の授業が公開され、多くの問い合わせをいただきました。

 
マット運動と跳び箱で、技が終わってから約10秒遅れで、映像をテレビに映し出します。
生徒達は、自分の跳ぶフォームや開脚前転の足の位置などを確認していました。
Web上のコンテンツで模範の技を見せることで、自分の技と模範の技とを比較することができ、修正すべき点が明確になります。
ICTを振り返りの道具、目標を示す道具として使い、技術の向上をねらっています。

 

◆七生中学校では、マット運動で記録した映像を分割して示し、技のポイント、修正すべきポイントを押さえています。


◆日野第三中学校では、模範技とミラー機能を両方備えたソフトを学校で購入しました。
模範技の動画と、生徒の技とを比較しながら同時に再生できるものです。


◆市内の中学校の保健体育科の先生方は、ICTの効果を実感されています。

市長の月曜スピーチ

★毎月1回、月曜日の朝に、市長が庁舎内の市民、職員向けにスピーチを行っています。
2月の月曜スピーチは、市長の仕事の都合で今日になりました。
市長は、先日の研究発表会に参加されたときの感想を、庁内放送で語ってくださいました。

 

★以下、そのスピーチの内容です。(一部)

 庁舎内にいらっしゃる市民の皆様、職員の皆さんおはようございます。市長の馬場弘融です。
 日曜日の節分には冷たい雪が降りましたが暦の上ではもう春になりました。とはいえ、しばらく寒さが続きそうです。インフルエンザや風邪にはご注意ください。

 さて今月は仕事の都合で多忙を極め、水曜日のスピーチになりました。実は月曜日から火曜日まで、このところ国会で大きな話題になっている道路特定財源について陳情活動を行ってきたのです。近隣の国会議員各位はもとより財務大臣や国土交通大臣はじめ両省の幹部にお会いし、道路についての現税制ならびに暫定税率の維持をお願いしてきました。
そこで今日は、年頭スピーチに引き続いてその陳情と、先週行われたICT活用教育の研究発表で大変感銘をうけましたので、この二つのことについて話します。

(はじめにお話された道路特定財源についての陳情については省略)

 ICT活用教育の研究発表についてお話します。
 去る2月1日、日野第三小学校で「国語科におけるICTの活用」について研究発表会がありました。
 このところ市内小中学校ではICT活用教育が積極的に進められています。教育委員会のICT活用教育推進室とメディアコーディネーターたちがしっかり支え、全ての学校で先生方が熱心に取り組んでいます。単にパソコンを使った教育が行われるだけではありません。授業内容が充実し、わかりやすく興味の持てる授業に発展しているようです。授業の準備はもとより校務の効率化にも役立っています。さらに、文部科学省や多くの自治体からも高く評価されているのです。
 そんなICT活用教育の現状を知りたい、ということで日野三小での発表会を見学したのです。一年生から六年生の各クラスに加え特別支援学級まで、全てのクラスで公開授業が行われました。学年ごとに工夫した内容です。デジタル教科書、書画カメラ、音声のデーターベースなどがしっかり活用されています。みんなで一つの文章を作り上げるため、手直しや推敲記録をスクリーンで確認しながら進める授業もありました。ひばり学級でもデジタル資料が活躍していました。
 一番感心したのは六年生。自分の卒業論文をパソコンで仕上げるという授業です。論文作りの途中経過に、クラスのみんながかかわります。自分の考えをみんなに伝える際、大きな画面による表現がどれ程有効か、はっきりわかります。みんなの参考意見を聞き、何人かの発表を見て、自分の論文作りを手直しする。お互いに考えを述べ批評し合う。先生の指導により活発な意見交換がなされていました。みんなの参加のもとで、一人ひとりの論文が仕上がっていく。ICT活用教育の見事な例だと思いました。
 全ての学校に対するICT活用の予算投入は決して間違っていなかった、と実感させる発表会でした。パソコンの威力を再認識しました。

 今日は道路特定財源の日野市における重要性と、ICT活用教育の現状について話しました。
 いずれにせよ、国も市も予算組みの最終段階です。市民の皆様も、国会の予算ならびに道路関連法案の審議について強い関心をもってほしいと思います。
それでは職員の皆さんは、市民サービス向上を目指しつつそれぞれの業務を進めていただくようお願いして、本日のスピーチとします。

 

★改めて市長の偉大さを実感しました。
お忙しい中、研究発表会に駆けつけてくださり、一回り授業を見ていただいて、すぐに授業内容まで深く理解してくださいました。
大変うれしく、また、誇りに思います。
市長に感謝したいと思います。

日野第五小学校研究発表会

日野第五小学校の研究発表会が開催されました。
研究テーマは「思いや考えを豊かに伝え合う指導の工夫~国語科:話すことと聞くことをとおして~」です。
本校は、児童一人一人に、言葉を通して伝え合うことの大切さ・人とかかわることの楽しさを充分に味わわせ、豊かなコミュニケーション能力を育てることを目指して、授業実践を重ねてきました。
1年間の成果として、意欲的に発表し、進んで聞こうとする態度が身に付いてきたと言うことです。

   

全学級の授業が公開されました。
3つの学年で、ICTを活用した授業が公開されました。いずれも、グループごとにプレゼンテーションし、発表の仕方を相互評価する場面です。



第6学年(学年合同)「私たちの言葉」 
ICT活用指導力Bー2 Cー3
第4学年「伝え合う」ということ」 
ICT活用指導力Cー3




第3学年「モチモチの木」 
ICT活用指導力Cー3


研究発表後の講演の講師は、文部科学省初等中等教育局視学官の宮崎活志先生。
演題は「これからの時代に求められる国語力について」。

「コミュニケーションを豊かにするために、「伝達」「認識」「思考」という言葉の機能を高めていく必要があります・・・」

第四幼稚園教育委員会訪問

快晴となった立春の朝。市役所前の道路はかちかちに凍り、空気も凍っているような寒さです。遠くの山並みがくっきりときれいに見えました。
  

今日は第四幼稚園の教育委員会訪問を行いました。
生活発表会に向けて取組んでいる姿を見せていただきました。
さくら組(年長組)とすみれ組(年少組)の合同のグループでは、もうすぐ小学生になるさくら組さんが、すみれ組さんにやさしく教えてあげている場面が見られました。


雪にもめげず、園庭で豊かに実らせている
ミカンの木。
お話のタイミングに合わせてOHPを操作します。なかなかの手さばきです。




教育委員さんに披露する靴下人形チーム。
踊りながら歌うのはちょっと難しい・・・
さくら組・すみれ組合同の踊り子チーム。曲名は「ダブルアクション」で、隊形移動もあります。さくら組の仮面ライダーは、すみれ組のあこがれ。見よう見まねで振り付けを懸命に覚えています。




創作振り付けが完了した踊り子チーム。
「おじゃ魔女」の曲に合わせて、
なりきって踊っています。見ていた
他のチームも一緒に踊っています。
午後のお話会。声優の森田チアキさんの見事な語りに、みんなお話の中へ引きこまれていきます。このようなプロの方が、第四幼稚園の幼児教育にボランティアとして関わってくださっていることは、本当にありがたいことです。本物のすばらしさに触れ、ますますお話が大好きになった子ども達です。




降園時には、園庭の雪はすっかり
溶けていました。
残りの雪を求めて、園舎の周りを歩き回る園児達です。

モデル校の研究発表会を終えて

今週は中学校2校、小学校1校のモデル校による研究発表会が行われ、いずれも大変好評でした。
研究発表を終えて、3校の先生方は、いずれもすがすがしい表情をしていらっしゃったのが印象的でした。
リーダーシップを発揮してくださった校長先生。
職員を支え、最後まで動き回っていらした副校長先生。
いろいろと気配りをしながら、研究を後押しされていた教務主幹の先生。
1年間研究をリードしてがんばってくださった研究主任の先生。
熱心に取り組んでくださった先生方。
校内環境を整えてくださった職員のみなさん。
3校のモデル校の教職員のみなさんに感謝いたします。

そして
日野市のICT活用教育をここまで引っ張ってくださった東原教授に改めて感謝いたします。
東原教授は、モデル校等の校内研修会にも、授業の設計にも、直接出向いてご指導下さいました。
ある時は、ICT機器を気軽に使えるきっかけに・・・と、接続方法から一緒になって教えてくださったり、
ある時は、大学からスカイプによる授業の実況中継をご覧になり、授業の流れや発問・声かけについて指示をくださったり
ある時は「ICTを無理して使おうとしてませんか。教科の目標の達成のためのICT活用でなければ」と、げきをとばしてくださったり、
お忙しい中、時間を割いてくださって、常に現場の状況に即した具体的な指導を下さいました。
また、実践の意義や先生方の思いを汲み取って、パンフレットやプレゼンのためのキーワードも提案して下さいました。
戸惑いながらもアドバイスにそって実際にやってみると、後で納得できることが多かったとの声が聞かれました。
東原教授は、簡単なところからスタートしても、最終的には質の高い授業を求めていらっしゃることが感じられました。
これほどまでに現場に寄り添ってくださる専門家はいらっしゃらないのではないかと思うほどです。

また
市議会議員の方も見に来てくださいました。(議会事務局を通して全議員の方に案内を配布しました)
市長、副市長も見に来てくださいました。
情報システム課の職員、教育委員会の職員も集まってくださいました。
ネットワーク関係やICT機器関係はもちろん、本市のICTに関係する企業の関係者も多く集まってくださいました。

さらに
本市の小学校の校長先生方が視察でお世話になった塩尻市教育委員会の方々もかけつけてくださいました。
市P教の方々、保護者の方々も多く参会してくださいました。

推進室のWebサイトを見て公開を知ったと、遠くの地から参加くださった先生、いかがだったでしょうか。

本当に多くの人たちが力を貸してくださったこと、そして多くの方が応援してくださっていることに感謝いたします。

日野第三小学校研究発表会

本日、本市の研究課題校であり、ICT活用教育のモデル校である日野第三小学校の研究発表会が行われました。
本校の研究テーマは「国語科におけるICTの活用」。
学習の深まりと学びあい、国語科の目標達成に迫る新たな授業スタイルを見ていただきました。

オリエンテーションの様子。
副校長の石田先生と推進室職員の上野が担当しました。


以下の画像は、公開授業の様子です。
 
 
 



公開授業の後、体育館でパネルディスカッションを行いました。
 

研究主任の先生と各学年代表の先生がパネリストとして登壇しました。
実践事例と本時の公開授業について報告し、会場からの質問に応えました。
都外からも多くの方に参会していただき、積極的に質問や感想をいただきました。


最後に、コメンテータの東原義訓教授に、パネルディスカッションのまとめをしていただきました。
 


新たな授業スタイルに向けて挑戦した三小の先生方です。
優れた実践が誕生しました。

日野第三中学校研究発表会

本日、本市の研究課題校であり、ICT活用教育(校務支援システム活用)のモデル校である日野第三中学校の研究発表会が行われました。
都外からも多くの方に参会していただきました。都教委や区教委の方もお見えになりました。






研究主任による説得力のある発表。



座談会では、4人の代表の先生方に
熱く語っていただきました。
講師は、日野市のICT活用教育を全面的に指導して下さっている東原義訓教授。




学校が一つのチームとなってまとまり、
熱心に研究に取り組んだ三中の先生方。


1、2年生全学級のICTを活用した授業も公開しました。
以下は、公開された授業の様子です。
 
 
 

東京都で成果を報告

★1月29日(火)「ICT活用実践フォーラム」(東京都教職員研修センター)
大坂上中学校主幹の森田先生が、中学校の事例報告者兼シンポジストとして日野市の代表で参加しました。
 

★1月24日(木)「学力向上諸事業連絡会」(東京都多摩教育事務所)
この会の対象は、学力向上諸事業に関係する都内17校の管理職、研究主任と、管轄する教育委員会の指導主事です。
平山小学校が、平成17年度から3年間にわたって取り組んできた授業改善への取組について報告しました。

平山中学校研究発表会

本日、本市の研究課題校であり、ICT活用教育のモデル校である平山中学校の研究発表会が行われました。
すべでの教科で、ICTを活用した授業を公開しました。

   

当日のプレゼン資料です。公開授業の様子もわかります。



市内はもちろん、日野市外からも多くの
先生方が集まってくださいました。
とにかく使ってみることから始め、ICTの効果を実感した平山中の先生方です。




講師の小田和美先生による講演「可能性の広がりを生み出すICT活用教育」。

研究発表会に備えて

市内の研究発表会に、メディアコーディネータも参加します。
特に明日から始まるモデル校の研究発表会には、推進室のメンバー全員が参加します。
授業については、ここに至るまで、先生方と一緒にやってきたので心配ありませんが、
ICT環境についてはそうはいきません。常に気を配っています。
万が一のトラブル発生時の対応など、事前に細かな打ち合わせをしています。

日野第五小学校学校課訪問

本日は、日野第五小学校学校課訪問を行いました。
今朝は、本校のビオトープにも氷が張ったほど冷え込みました。

   

本校は、「地域の風が行き交う学校」を目指しています。
保護者、おやじの会、地域の悠悠クラブ・・・など多くの学校支援ボランティアの方が学校教育を支えています。
金曜朝の読み聞かせの時間には、出勤前のお父さんも参加してくださるそうです。
本年度は「早寝・早起き・朝ご飯運動」を、家庭の協力を得ながら進めています。

   

全学級の授業を見せていただきました。



第3学年総合的な学習の時間
「携帯電話やインターネットの使い方」
ICT活用指導力D-1・3
携帯電話の便利なところを確認したうえで、
陥りやすい危険性について、
具体例を通して考えています。
第3学年総合的な学習の時間「招待状を作ろう」ICT活用指導力Cー3
2月の学習発表会の招待状を作っています。




第6学年道徳「夢をもつ~一流の条件~」
ICT活用指導力Bー1
一流のスポーツ選手やその選手を育てた
指導者を紹介して、
「努力を続けて夢をかなえた人」を
知らせています。
第5学年図工「動くよ動く絵が動く~アニメーションボックス~」ICT活用指導力Bー3
作業の手順(特に細かい部分で気を付けること)を、実物投影器で拡大しながら説明しています。

プレゼンテーション

◆いよいよモデル校の研究発表会目前です

いよいよ今週は、ICT活用教育のモデル校による研究発表会が開催されます。
トップバッターは29日(火)平山中学校。その後、31日(木)日野第三中学校、1日(金)日野第三小学校と続きます。
29日は、都教委が主催する「ICTを活用した授業実践フォーラム」が開催される日でもあります。
この日は、大坂上中学校に日野市の代表として中学校の実践を報告していただくことになりました。
(テーマは「ICTを活用した授業と校務の情報化への挑戦」)
 
平山中学校にて。
管理職、教務主幹、研究主任、研究推進委員でプレゼンテーションデータの最終チェックです。

 

大坂上中学校にて。
管理職と教務主幹でプレゼンテーションデータの最終チェックです。


◆市役所の職員もプレゼンテーションの腕を磨いています

日野市役所内でも、今年度から各部署によるプレゼンテーションが定期的に行われています。
互いの業務内容を理解することはもちろんですが、職員のプレゼンテーション能力を向上させることもねらいのようです。
魅せるプレゼン技法に関する研修会まで開催されることになりました。
明日28日は、教育部の発表日。学校教育部門と生涯学習部門の2つに分かれて、プレゼンテーションを行う予定です。

 

発表者は若手の職員。先週は、本番に向けて、部内でしっかりリハーサルも行いました。

 

◆子ども達もプレゼンテーションを行っています

先日、環境情報センターの職員から次のような話を聞きました。
市内の中学生が、つばめについて調べてまとめたプレゼンテーションは、内容も圧巻だった・・・というのです。
市内の多くの学校で、総合的な学習の時間等でプレゼンテーションが行われていますが、優れた実践に共通していることは、内容が「探究的」であることです。
自ら課題を見つけ、様々な方法でその解決を図り、表現し、発信しています。

先日、次期学習指導要領改訂に向けての答申が出されましたが、そのなかで、学力の重要な要素は、「基礎的・基本的な知識・技能の習得」に加えて、「それらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等」及び「学習意欲」であると示されています。
教科や総合的な学習の時間で、探究活動とそれに関するプレゼンテーションを行う意義は大きいと考えます。
市内の子ども達の優れた実践をもっと発掘したいと思います。
来年度は、市内の小・中学生のプレゼンテーション大会を開催することも検討しています。

潤徳小学校研究発表会

昨日は、本市の研究課題校である潤徳小学校の研究発表会でした。

本校は、昨年度のICT活用教育のモデル校であり、ICTは日常的に活用されています。
今年度は、特別支援教育の研究に取り組みました。
テーマは、「わかった!できた!」を引き出す授業力の基礎・基本~特別支援教育の視点を生かして~」です。
「特別支援教育の授業の枠組み」を視点として、発達障害のある子はもとより、どの子にもわかりやすい授業の実現に向けて、全教員が授業改善を行ってきました。その成果が全学級の公開授業を通して示されました。

以下の「特別支援教育の授業の枠組み」は、どの学級にも通用する基本となります。
そのなかでICTの活用は、ごく自然に、なくてはならない道具として位置づけられています。
(*本校の学習環境面での工夫「空間環境、時間環境」については、11月12日の推進室Webサイトで紹介しています。)

「特別支援教育の授業の枠組み」
?授業の組み立て
  ?作業や活動を通して理解させる、変化のある繰り返しで分からせる
  ?スモールステップで組み立てる
  ?視線の異動を少なくする
  ?空白の時間を作らない
?対応の技術
  ?言葉を削る
  ?一目で分かる工夫をする
   ?授業最初の「つかみ」が大切
  ?全体の対応をしてから個別に対応する
  ?アイコンタクトとスキンシップ
  ?さりげない支援
  ?ICTの活用


日野市の特別支援教育の指導者である明星大学の小貫悟先生です。

 
本校はモデル校としてリソースルーム(特別支援教室)を設置しています。

ICTを活用した授業の様子です。
 
 
第1学年算数「20よりおおきいかず」 ICT活用指導力Bー1教科書の挿絵を拡大 B-2課題を分りやすく提示・次に行う活動を明示 B-3自作教材で、児童の操作活動を演示 

 
 
第2学年国語 「ことばっておもしろいな」 ICT活用指導力 
B-2 ワークシートの絵を拡大して回答を共有

 
 
第3学年算数「見やすく整理しよう」 ICT活用指導力  
B-3 棒グラフの作成の手順を共有


第3学年算数 同上

 
第4学年国語「伝え合うということ」 ICT活用指導力 Bー1 関連資料を提示 B-3 教科書を拡大して読み取る


第5学年算数「比べ方を考えよう」 ICT活用指導力 
C-3 作成した帯グラフ・円グラフを発表