過去の推進室情報 2008年

推進室情報 2008年

トラブルへの対応

★「ネットワークがつながらないのですが・・・」
金曜日の夕方、学校からこのような連絡を受けました。推進室でネットワーク環境を調べても原因がはっきりしません。情報システム課、関係業者の方にお願いして、学校に行って調べてもらいました。校内の調査が終わったのは夜11時。どうやら機器の故障ではなく、光ファイバーの関係のようです。最悪の場合は長期にわたって影響の出る可能性も出てきました。

深夜にわたって学校への支援策を検討しました。お休みをはさんで月曜日は始業式・入学式。学校の大事なデータが使えないのは大変なことです。とりあえず、関係業者の方に、翌日に学校のデータを市のサーバー室から取り出す作業を行ってもらうことになりました。同時に、光ケーブルの関係業者の方に、調査依頼の連絡をつけることになりました。

本日は朝から情報システム課の職員に対応してもらいました。
光ケーブルの関係者と調査した結果、どうやら工事の関係で電柱を移設した際、何らかの原因で、光ファイバーの通信が切断してしまう事態になったようです。詳しい原因究明は後日になりますが、とりあえず、復旧作業をしていただきました。開通が確認できたのは午後3時前。ちょうど、データの取り出し作業に、関係業者の方が推進室に着いたところでした。学校では、休日出勤された校長先生、副校長先生がひと安心されました。大変な事態になっていたにもかかわらず、逆に関係者への感謝の言葉までいただきました。

★ICTを使えば必ず何かしらトラブルが起こります。その原因は様々です。(簡単な操作ミスから機器の故障までいろいろです)すぐに解決できることと、そうはいかない場合とがあります。日野市では、問題が起こるとにすぐに関係者が集まり、知恵を出し合って乗り越えています。学校もまた、事態を冷静に受け止めてくれています。
今回は、学校は長期的な覚悟を決め、トラブルが解決するまでの間の対応を一緒に考えてくださいました。

トラブルを恐れないこと。
万が一トラブルが発生した場合は、早期に対処する体制を整えておくこと。このことがいかに大切かを痛感しています。日野市は、情報システム課及び関係業者の方の「学校を支える」サポート意識が高く、本当に有り難いことだと思っています。

 結局は「人」です。
  
 前日の深夜まで、
推進室で対応してくれた情報
 システム課の関戸さん。

  光ファイバーの通信が途絶えた現場
  
 庶務課の青木係長と現場の状況説明を受け、今後の原因究明を検討。