過去の推進室情報 2008年

2008年4月の記事一覧

遊びを学びに生かす

日野市が重点に置いている教育の3つの柱の一つである、幼保・小・中連携教育。

幼保・小の連携については、昨年度まで文部科学省の研究指定を受けて、次の2つのカリキュラムを作成し、就学前教育と小学校教育とがなめらかに接続することを目指してきました。
◇幼児期に身に付けておきたい力を育成する「ひのっ子就学前コアカリキュラム」
  (幼稚園、保育園共通 5歳児年長組)
◇小学校入門期2週間の指導計画「ひのっ子幼・小連携カリキュラム」
    (小学校第1学年 4月)
このうち、「ひのっ子幼・小連携カリキュラム」は、昨年度に完成し、この4月から活用できるように、作成委員が先月説明会を行ったところです。

市内の各小学校では、ちょうど今、「ひのっ子幼・小連携カリキュラム」で、入門期の指導をしています。先日の「幼・小連携教育推進委員会」では、日野第四小学校、日野第六小学校、滝合小学校の教諭による、カリキュラムの実践報告が行われました。
  「幼稚園はただ遊ばせているだけではありません。子ども達同士がかかわり合えるように、また、自ら興味をもって取り組めるような刺激を与えるように、環境の設定を工夫しているのです。」
・・・ビデオと日案で説明する幼稚園教諭。

*幼・小連携教育推進委員会:
各小学校の低学年担任代表教諭と各公立幼稚園の代表教諭が集まり、お互いの教育をよく理解するための研修を行っています。

幼・小連携教育推進委員会では、今年度も、幼稚園の保育を見ることを通して、幼児教育の理解を深めるとともに、遊びを学びに生かす小学校入門期の教科指導の在り方を話し合っていきます。