過去の推進室情報 2008年

2008年10月の記事一覧

2月19日の本発表に向けて

★調査研究の中間報告は、どれも迫力、説得力のあるものでした。
日野市のプレゼンテーションの質は相当高いのではないか・・・という話題になりました。
中間発表会には、馬場市長、田口教員委員長をはじめ、多くの方が集まって下さいました。

 
 ★来賓の亀井浩明先生(教育センター運営審議会委員長 帝京大学名誉教授)から、コメントをいただきました。

「本日の中間発表会は、知的好奇心が刺激されました。
実践されている渦中の人の発言には迫力があります。
実践を踏まえて理論を構築していく・・・これこそが実践研究です。
情報化時代です。実践情報を相互に交換し合い、発展されることを願っています。」

★加島教育長が、4つの調査研究についてそれぞれ講評されました。


・日野教育の「底力」を感じました。OB(センター所員)の方の力を感じました。
・教員に求められる資質・能力は指導力と調整力だと思いますが、教員のアンケート結果からも
   そう感じました。実践研究を進めるためには、自己研修、自主研修が重要ですが、
   それをどう推進していくかです。
・日野市が取ってきたICTの推進体制が全国から注目されています。基盤整備が終わり、
    次はそれを指導でどう活用するかです。今進めている実践研究を生かし、今後は各教員の
    工夫に任せて活用するだけではなく、ひのっ子の学力とICTを関連づけ、体系的に、
 ICTをどの単元でどう使ったらいいのかを示していく必要があると考えます。
・全教科を担当している小学校の教員が理科を教えるために、そのバックアップ体制が必要です。
 その一つとして、中学校の理科の教員との連携も有効ではないでしょうか。
 全研修体系の中で、理科をどう位置づけるかも今後検討していく必要があります。
・日野市は教材の宝庫です。
 毎年発行される貴重な郷土教育の資料集に加えて、これらの資料をデータ化する構想が
    実現すると、教育センターが情報センターとしての役割を果たすことになります。

教育センター調査研究事業発表会は、平成21年2月19日(木)に実施されます。