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2008年5月の記事一覧

コミュニティ・スクールの導入に向けて

コミュニティ・スクールは、保護者や地域の方々の声を学校運営に直接反映させ、保護者・地域・学校・教育委員会が一体となってより良い学校を作り上げていく新しい仕組みです。その設置については、保護者や地域の意向やニーズを踏まえて、学校を設置する教育委員会が決定します。日野市では、平山小学校が、コミュニティ・スクール導入に向けて準備を始めました。昨日の5月1日、その準備委員会となる学校運営連絡協議会が、開催されました。

まず、古宮校長先生から学校経営方針、今年度の基本方針の概要説明がありました。
「開かれた学校」から一歩進んで、「見える学校」「見せる学校」を心がけていることが評価されました。本校は、オープンスペースの教室空間、ガラス張りの校務センター(職員室)等、新しい平山小学校の校舎ならではのハード面はもちろん、様々な教育活動に地域の方が参画していただく計画をもち、また、Webサイトで日々の教育活動を積極的に発信するなど、ソフト面においても見える学校づくりを実践されています。
 

最後に評議委員一人一人が、「願う学校像」と「そのための手立て」について意見を出し合いました。
「皆さんの願いと本校の教職員の願いとが見事に一致しました。」と、古宮校長先生。
今後は、出された意見を参考にしながら学校が取り組む重点目標、学校評価項目が決まっていきます。
そして、これをもとに、地域の方、保護者の方に1年間の様々な教育活動に参画したり参観したりしていただくことになります。