推進室情報 2008年
学期末の校務を正確に効率的に行うために
本日、第2回の教務主任研修を開催しました。
学期末の教育課程の管理をテーマに、「適正な評価について」と「授業時数の管理」についての研修内容です。
◆校務支援システムの時数・週案機能により、それぞれの学級、教科の授業時数、達成率が自動算出されるようになりました。また、学期ごとに一覧を印刷して提出しなくても、ボタン一つでデータが教育委員会に送られるようになりました。大変正確で効率的です。今日は、教務主任の先生方に、昨年度の、各学級、各教科の授業時数一覧表から、学校として課題はないか再確認していただきました。
◆校務支援システムの成績管理機能を活用すると、通知表や指導要録にそのまま反映します。中学校は、今年度から全校でこのシステムを使っていきます。
小学校では、指導要録は全校でシステムを活用しますが、通知表については、17校中6校が取り組みます。小学校では、観点別評価の目標基準設定等、評価の流れについて、もう少し理解を深める必要があると感じています。また、小・中ともに、児童・生徒のよさを記録する「ひのっ子宝箱」は、通知表や指導要録の所見に反映しますので、日常的に校内の先生全員で、子ども達の良さを見つけて入力する機会を設けていくように推進していきたいと思います。

「成績管理機能」「時数・週案機能」「ひのっ子宝箱」は、いずれも日野市が知恵を出し、開発者の熱意で実現していただいた機能です。この機能が全国に広がっていきつつあることをうれしく思います。引き続き、現場の先生の声に耳を傾けて改善すべきところは改善していけたらと思っています。
(まだシステムが人に寄り添っていかなければならない段階です。ある程度まで行くと、次の段階として、今度は、人が運用を工夫する段階になってくると思われます。)
学期末の教育課程の管理をテーマに、「適正な評価について」と「授業時数の管理」についての研修内容です。
◆校務支援システムの時数・週案機能により、それぞれの学級、教科の授業時数、達成率が自動算出されるようになりました。また、学期ごとに一覧を印刷して提出しなくても、ボタン一つでデータが教育委員会に送られるようになりました。大変正確で効率的です。今日は、教務主任の先生方に、昨年度の、各学級、各教科の授業時数一覧表から、学校として課題はないか再確認していただきました。
◆校務支援システムの成績管理機能を活用すると、通知表や指導要録にそのまま反映します。中学校は、今年度から全校でこのシステムを使っていきます。
小学校では、指導要録は全校でシステムを活用しますが、通知表については、17校中6校が取り組みます。小学校では、観点別評価の目標基準設定等、評価の流れについて、もう少し理解を深める必要があると感じています。また、小・中ともに、児童・生徒のよさを記録する「ひのっ子宝箱」は、通知表や指導要録の所見に反映しますので、日常的に校内の先生全員で、子ども達の良さを見つけて入力する機会を設けていくように推進していきたいと思います。
「成績管理機能」「時数・週案機能」「ひのっ子宝箱」は、いずれも日野市が知恵を出し、開発者の熱意で実現していただいた機能です。この機能が全国に広がっていきつつあることをうれしく思います。引き続き、現場の先生の声に耳を傾けて改善すべきところは改善していけたらと思っています。
(まだシステムが人に寄り添っていかなければならない段階です。ある程度まで行くと、次の段階として、今度は、人が運用を工夫する段階になってくると思われます。)
福岡県からの視察
福岡県大牟田市教育委員会から4人の方が視察にいらっしゃいました。
◆今後、校務の効率化を進める計画を実現するために、日野市の進め方を参考にしたいということでの視察です。システムを入れることですぐに効率化するわけではなく、導入時は相当の覚悟が必要であること、しかし山を乗り越えれば必ず楽になること、運用するほど効率化していくことをお伝えしました。日野市の推進体制やサポート体制をお聞きになり、「システムやハードも大事ですが、結局は人なんですね」という感想をいただきました。

◆実際に校務支援システムの稼働の様子を知りたいということで、メディアコーディネータが日野第四中学校へ案内しました。
四中では、秋山校長先生と古田教務主任(主幹教諭)が、説明してくださいました。
◆今後、校務の効率化を進める計画を実現するために、日野市の進め方を参考にしたいということでの視察です。システムを入れることですぐに効率化するわけではなく、導入時は相当の覚悟が必要であること、しかし山を乗り越えれば必ず楽になること、運用するほど効率化していくことをお伝えしました。日野市の推進体制やサポート体制をお聞きになり、「システムやハードも大事ですが、結局は人なんですね」という感想をいただきました。
◆実際に校務支援システムの稼働の様子を知りたいということで、メディアコーディネータが日野第四中学校へ案内しました。
四中では、秋山校長先生と古田教務主任(主幹教諭)が、説明してくださいました。
コンピュータに関する誤解をとき、授業づくりの基本を学ぶ
昨日は初任者研修を開催しました。テーマは「ICT活用教育」。なぜ、学校教育にICTが必要なのかを理解し、さらにICTを活用した授業の可能性について、理解を深める内容です。


メディアコーディネータによるICT機器の実習も行いました。

◆以下、初任者の先生の感想です。
◇「ICT」この言葉は今までの私にとってとても重圧を感じるものでしたが、今回の研修を
受け、自分でもICTの活用・実践ができそうだと少しばかり楽しい気分になりました。す
ぐには、無理ですが、活用促進していきたいと思います。また、ICTがなぜ今叫ばれてい
るのか、その重要性を感じることができました。
◇今日、ICTの研修を受けて、コンピュータを使った授業についての考え方が変わりました。
一番私の印象に残ったのは、使えるのかなという抵抗感が使ってみたいという気持ちに変
わったことです。カメラや動画を黒板に映し出すことはもちろん、いろいろな表示、提示の
仕方ができるので、これからどんな授業を組み立てていこうかという楽しみになりました。
また、それだけではなく、ICTを使った授業は個別対応や集団で学びあうことや、学びを深め
ることもできて学習の形態が様々に使い分けることができることなど研修を通して授業作り
の基本を学びました。
◇ICT活用教育の必要性について学ぶことができました。教育現場において果たしてコンピュー
タは必要なのかという疑問はありました。しかし、大人の私から見て、今日の講義自体がも
のすごく興味深く、楽しいひと時でした。また、学習意欲(授業に向けての活用方法の習
得)も湧くことができました。子どもも私と同じように、ICTを活用したいと思っているかも
しれません。将来的にいつでも活用できる能力を身につけたいと思います。
◇これまでは視覚的な角度からICTを活用していましたが、子ども同士のかかわりを広げること
や思考を深めることなど多くの可能性があることに気づくことができました。これからの授
業に積極的に活用していきたいと思いました。
◇ICTを活用することについて今まで持っていたイメージは、資料を拡大表示する、といっ
たもので、そういう場面での活用を考えていました。しかし、本日の研修でe-黒板、書画
カメラでは、思考、作業の過程も可視化できることを認識しました。書写や情報を整理しま
とめる単元で使っていこうと思います。一方、生徒に確かな学力を身につけさせるために、
音声を記録すること、反復練習をスムーズに行うことなども実践しようと思います。今日、
私が、ICTを活用した授業について持った新たなイメージは「個を尊重しながら集団の学
びあいを深める」です。
◇今日の研修の中で一番印象に残ったのは、子どもの考えに寄り添って、間違いから子どもの
思考を読み取ることが大切だということです。一人ひとりの学習ペースなどにあわせることの
できる個に応じた指導や、写真や動画などの具体物を見せることなどによって発見すること
の楽しさを子どもに味わわせることができると気づきました。また、個人のノートや意見な
どを全体で確認することもできます。自分もぜひ授業にICTを活用できる能力を身に付けなけ
れば、と考えています。
◇コンピュータは、教員が主導権をもっているように感じていましたが、そうではなく、子ど
もが使うことでもっと良い授業ができることがわかりました。一人ひとりの能力に合わせて
指導をしてあげれることがわかりました。ICTを授業に活用することにより、授業の幅が広が
り、より子どもの主体的な学習が期待できると感じました。
メディアコーディネータによるICT機器の実習も行いました。
◆以下、初任者の先生の感想です。
◇「ICT」この言葉は今までの私にとってとても重圧を感じるものでしたが、今回の研修を
受け、自分でもICTの活用・実践ができそうだと少しばかり楽しい気分になりました。す
ぐには、無理ですが、活用促進していきたいと思います。また、ICTがなぜ今叫ばれてい
るのか、その重要性を感じることができました。
◇今日、ICTの研修を受けて、コンピュータを使った授業についての考え方が変わりました。
一番私の印象に残ったのは、使えるのかなという抵抗感が使ってみたいという気持ちに変
わったことです。カメラや動画を黒板に映し出すことはもちろん、いろいろな表示、提示の
仕方ができるので、これからどんな授業を組み立てていこうかという楽しみになりました。
また、それだけではなく、ICTを使った授業は個別対応や集団で学びあうことや、学びを深め
ることもできて学習の形態が様々に使い分けることができることなど研修を通して授業作り
の基本を学びました。
◇ICT活用教育の必要性について学ぶことができました。教育現場において果たしてコンピュー
タは必要なのかという疑問はありました。しかし、大人の私から見て、今日の講義自体がも
のすごく興味深く、楽しいひと時でした。また、学習意欲(授業に向けての活用方法の習
得)も湧くことができました。子どもも私と同じように、ICTを活用したいと思っているかも
しれません。将来的にいつでも活用できる能力を身につけたいと思います。
◇これまでは視覚的な角度からICTを活用していましたが、子ども同士のかかわりを広げること
や思考を深めることなど多くの可能性があることに気づくことができました。これからの授
業に積極的に活用していきたいと思いました。
◇ICTを活用することについて今まで持っていたイメージは、資料を拡大表示する、といっ
たもので、そういう場面での活用を考えていました。しかし、本日の研修でe-黒板、書画
カメラでは、思考、作業の過程も可視化できることを認識しました。書写や情報を整理しま
とめる単元で使っていこうと思います。一方、生徒に確かな学力を身につけさせるために、
音声を記録すること、反復練習をスムーズに行うことなども実践しようと思います。今日、
私が、ICTを活用した授業について持った新たなイメージは「個を尊重しながら集団の学
びあいを深める」です。
◇今日の研修の中で一番印象に残ったのは、子どもの考えに寄り添って、間違いから子どもの
思考を読み取ることが大切だということです。一人ひとりの学習ペースなどにあわせることの
できる個に応じた指導や、写真や動画などの具体物を見せることなどによって発見すること
の楽しさを子どもに味わわせることができると気づきました。また、個人のノートや意見な
どを全体で確認することもできます。自分もぜひ授業にICTを活用できる能力を身に付けなけ
れば、と考えています。
◇コンピュータは、教員が主導権をもっているように感じていましたが、そうではなく、子ど
もが使うことでもっと良い授業ができることがわかりました。一人ひとりの能力に合わせて
指導をしてあげれることがわかりました。ICTを授業に活用することにより、授業の幅が広が
り、より子どもの主体的な学習が期待できると感じました。
日野市は全国第2位(学校サイト自治体別年間更新ランキング)
定例校長会がありました。
推進室からは3つのことをお知らせしました。
◇今年も、教員のICT活用指導力の基準に基づいた夏季ICT活用教育研修を実施するので先生
方の参加をお願いしたいこと。
◇セキュリティポリシーを遵守していただくこと。
◇引き続き学校Webサイトの積極的な発信をしていただくこと。
3つ目の学校Webサイトの発信については、平成19年度学校サイト自治体別年間更新ランキングで、日野市は全国第2位になりました。各学校のがんばりを大変うれしく思います。
このことは、昨年度推進室にお見えになった豊福先生の管理されている「日本の学校
(i-learn.jp)」のサイトで、先日公表されたところです。
(日野市平均194.1日 53.0% 1位の自治体は平均301.0日 82.2%
3位の自治体は平均163.3日 44.6%)
推進室からは3つのことをお知らせしました。
◇今年も、教員のICT活用指導力の基準に基づいた夏季ICT活用教育研修を実施するので先生
方の参加をお願いしたいこと。
◇セキュリティポリシーを遵守していただくこと。
◇引き続き学校Webサイトの積極的な発信をしていただくこと。
3つ目の学校Webサイトの発信については、平成19年度学校サイト自治体別年間更新ランキングで、日野市は全国第2位になりました。各学校のがんばりを大変うれしく思います。
このことは、昨年度推進室にお見えになった豊福先生の管理されている「日本の学校
(i-learn.jp)」のサイトで、先日公表されたところです。
(日野市平均194.1日 53.0% 1位の自治体は平均301.0日 82.2%
3位の自治体は平均163.3日 44.6%)
授業での積極的なICTの活用
◆教育センターの講堂で、第2回ICT活用推進委員会を開催しました。
本日のテーマは「ICT活用指導力の向上・・・授業での積極的な活用のために」です。
ICT活用推進委員として、校内のICT活用の活性化を図るために何ができるかを考え、話し合いました。

各学校の悩みを共有し、うまくいっている学校からの例も紹介してもらいながら、それぞれの学校の実態に応じた策を考えてもらいました。
推進委員に、校内研修で活用できるサイトをいくつか紹介しました。
いずれも、推進室のリンク集から見ることができます。
・文部科学省 情報モラル研修教材 「5分でわかる情報モラル」
・独立行政法人 メディア教育開発センター「教員研修Web総合システムTRAIN」
◆一方、同時間に、教育センターのコンピュータ室で、算数のICT実践部会を開催しました。昨年度に引き続き、信州大学の東原教授の指導のもと、インタラクティブ・スタディを活用した授業実践を深め、市内の各学校に広めていきます。
本日のテーマは「ICT活用指導力の向上・・・授業での積極的な活用のために」です。
ICT活用推進委員として、校内のICT活用の活性化を図るために何ができるかを考え、話し合いました。
各学校の悩みを共有し、うまくいっている学校からの例も紹介してもらいながら、それぞれの学校の実態に応じた策を考えてもらいました。
推進委員に、校内研修で活用できるサイトをいくつか紹介しました。
いずれも、推進室のリンク集から見ることができます。
・文部科学省 情報モラル研修教材 「5分でわかる情報モラル」
・独立行政法人 メディア教育開発センター「教員研修Web総合システムTRAIN」
◆一方、同時間に、教育センターのコンピュータ室で、算数のICT実践部会を開催しました。昨年度に引き続き、信州大学の東原教授の指導のもと、インタラクティブ・スタディを活用した授業実践を深め、市内の各学校に広めていきます。