過去の推進室情報 2008年

2008年11月の記事一覧

協同学習の成果(3)

◆今月行われた日野第四小学校と潤徳小学校の共同学習の成果です。

  
「こんな感想や質問をもらいました・・・」
             クラスの仲間と情報を共有。
                (日野第四小学校で)
 掲示板に寄せられた感想や意見に大喜び。
(潤徳小学校で)

◇子ども達の感想です。
・いろいろな返事がきたので、そこから調べなおしたりした。
   もう少しくわしくまとめればよかったと思った。
・知らない人とやる方がおもしろい。感じ方が違って勉強になるし、
   うれしい感想ももらった。
・同じ小学生なのに見方や考え方が違うことにびっくりしたけど楽しかった。
・またやりたい。

◇実践された先生の感想です。
 ○日野第四小学校 立石先生
  ・今までも自分のクラスでの磨き合いはやっていたが、子ども達にとって
           他校とのやりとりは新鮮だったようだ。
  ・新しい目線で学ぶことができた。
  ・アドバイスを生かして人に認めてもらえるような作品を作りたいという
          意識が芽生えた。
 ○潤徳小学校 佐藤先生
  ・文字と写真で伝える難しさを感じたようだ。言葉を選び、
           相手意識をもつことができた。
           同時にその楽しさも感じていた。
  ・普段自分たちの仲間だけでは気づけなかったことに気づくことができた。
  ・教室に新しい空気が入きて、新たな学びを感じさせてくれた。

◆今回のインターネット掲示板による協同学習で、子ども達は、自らの体験を振り返って
表現・対話することを通して、より深い学びを実現することができました。
日野の地形や気候などの自然環境、米作りを通して地域に根ざしている文化、米の品種改良について、味の向上や食の安全確保、日本の自給率・・・など、それぞれのグループごとに社会科としての教科のねらいを遙かに超えた学びにつながっていきました。

ICTは、「体験したこと」「調べたこと」に「考えたこと」を加え、
「考えたことを表現する力」を育てると同時に、学び合いを一層深める効果をもっています。

ICT審査中・・・



ICTマーク審査期間中です。

・情報を持ち出す場合のルールは守られているか(承認されているか)?
・ICTセキュリティカードの管理は?
・コンピュータ室の管理状況も確認します。
    ・・・・対応して下さっているのは管理職の先生と情報担当の先生です・・・
 
 

多くの学校で、日常的に職員室の机上整理が浸透してきました。
校務の情報化の成果です。そして、何より、日野市の先生方のセキュリティ意識の
向上の表れです・・・

                昼間の職員室風景


 

日野第八小学校学校課訪問

日野第八小学校の学校課訪問を実施しました。
本校は、毎年研究奨励校として、教科の研究を進め、全員が授業を公開しています。
国語の研究は今年度で3年目です。

全学級の授業を参観しました。どの学年もICTが積極的に活用されていました。

  
第1学年国語「あつまれ、ふゆのことば」
ICT活用指導力Bー2
児童の作成したカルタカードを
拡大提示しています。

 第1学年算数
「どんなけいさんいなるのかな」
ICT活用指導力B-2
問題場面を把握しやすくするために、
教科書の挿絵を拡大してています。

  
 第2学年生活科
「コンピュータでお絵かき」
ICT活用指導力C-4
コンピュータで、自分の思い描いた
世界を創っています。

 第3学年理科
「豆電球に明かりをつけよう」
ICT活用指導力B-3
実験方法を書画カメラで拡大しながら
実演し、みんなで確かめています。

  
第4学年総合的な学習の時間
「程久保川について調べよう」
ICT活用指導力C-1
程久保川で追究してきた課題について、
わからないことをインターネット上で
調べています。
・・見つけた魚の名前を知りたいな・・等

 第6学年国語「やまなし」
ICT活用指導力B-1,2
宮沢賢治に関する資料を提示し、
生き方や考え方を学んでいます。

  
たちばな学級国語「みんなで発表会の劇をしよう」 ICT活用指導力B-2、3
          前半:事前に撮影した映像を見ながら自分や友達の演技を振り返っています
          後半:グループに分かれて活動です。右画像のグループは、
                     拡大提示された見本を参考にして、発表会の案内状を作成しています。

日野第三小学校教育委員会訪問

日野第三小学校の教育委員会訪問を実施しました。
本校は、昨年度、ICT活用教育のモデル校として国語科におけるICTの活用の研究に取組みました。この成果を見に、今年度も全国から視察が相次いでいます。
特別支援教育についても力を入れており、ひばり学級やたんぽぽ学級(ことばの学級)での取組はもちろん、校務支援システム上の「ひのっ子宝箱」を活用した「個別支援計画」の作成についても、全国で注目されています。

全学級の授業を参観しました。

  
 第1学年国語(書写)
「かん字を書いてみよう」
ICT活用指導力Bー3
書き順やはらいなどのポイントを確認する
ためにデジタル教科書を活用しています。

第4学年算数
「わり算の筆算を考えよう」
ICT活用指導力Bー2、3
課題を大きく映したり、子ども達の
ノートを拡大したりして、わかりやすく
説明しています。
  
 第5学年算数「面積の求め方を考えよう」
ICT活用指導力Cー3
自分の解法を拡大して示し、
考えを説明しています。

ひばり学級「あつまれ、秋のことば」
ICT活用指導力B-1
身近な秋のスライドを映しながら、
イメージをふくらませています。

  
 第3学年算数「かけ算を考えよう」 ICT活用指導力Cー4
インタラクティブ・スタディを活用して、子ども達一人一人の
学習状況に応じた個別学習を行っています。

2・3年次研修 授業研究

◆南平小学校で、2・3年次研修の授業研究が開かれ、
   ICTを活用した体育の授業が行われました。

                        第6学年体育「マット運動」 ICT活用指導力C-4
         スポーツミラー(映像遅延装置)で自分の動きを確認し、技能の向上を目指しています。
 


◆2・3年次研修・・・日野市の教師になって2年目、3年目の先生方の「授業力UP研修」です。自分の授業を実際に振り返りながら、アドバイザーのコーディネート(指導主事と教育センターの所員)のもと、仲間と協議しながら授業力を高めていく実践的な研修です。
年間を通して、成長の過程を、ティーチング・ポートフォリオとして記録します。
この本市独自の研修は5年目になります。

1年間の研修の主な流れは次の通りです。
・1学期は、各自が自分の授業VTRを分析します。
・夏の2日間も集中研修では、グループごとに1学期の互いの授業(VTR)を振り返って
    協議しながら、各自が2学期からの授業改善に生かせるよう
   「重点5項目リフレクションシート」を作成します。
・2学期は、各自がそのシートに基づいて実践します。
    グループごとに授業研究を行います。←今日がその日です。

ひのっ子エコアクション担当者連絡会

◆日野市の今年のスローガン「みどりの大地 青い地球を いつまでも」に基づいた重点施策「ふだん着でCO2をへらそう」の一つとして、市内全校で、ひのっ子エコアクションに取り組んでいます。本日開催された連絡会には、担当校長、副校長、各学校の担当者の他、庁内からは教育委員会と環境共生部の関係職員も出席しました。

 

◆最初に各学校の取組がそれぞれ発表されました。

  
 潤徳小学校の取組発表(打ち水の実践)    
  
 日野第一中学校の取組発表(緑のカーテンとアースカルタ)
◆次に、学校の教育課程にどのような位置づけをすると効果的か、
それぞれの実践をもとにグループ討議を行いました。

協同学習が展開されています(2)

昨日は、上記の(1)が終わった段階で、両校の授業者(担任)に推進室に来ていただき、東原教授の指導のもとに、以下のような打ち合わせを行いました。

(1)児童の活動の進行状況に関する情報交換
(2)何を共通の課題としていくか
(3)誰と誰をペアにするか
(4)児童へ何と指示するか
(5)掲示のタイミング

 

協同学習が展開されています(1)

日野第四小学校と潤徳小学校の5年生による学校間協同学習が展開されています。
テーマは「お米」。 次のような手順で進めています。
(1)社会科の学習の発展として追究してきた成果をスタディノートにまとめる。
(2)相手校に伝える。
(3)質問や感想を送り合う。
(4)他校の友達からの返事を参考に、自分の作品を改善する。

  
 日野第四小学校にて
  
 潤徳小学校にて
◆このような学校間の協同学習が成立するための条件は、それに先立つ共通の体験活動があることです。それがないと、他校の相手に伝えたい内容をもつことができません。自分も体験し、相手の活動も知ったとき、お互いのやりとりが表面的でなく、学習が深まっていくのです・・・    今回の実践では2校が共通して、米作りの活動を行ってきたことが鍵となっています。両校ともに、「米作り」の体験活動を、社会科の指導計画に適切に位置付け、社会科としての体験的な活動のねらいを明確にしていました。

*「スタディノート」:作品の作成とインターネット掲示板の返信機能による情報交換が可能な学校用グループウェアで、市内小・中学校 全校に導入されています。この掲示板の設定等に、メディアコーディネータもお手伝いしました。

ICT審査始まる

今日から12月2日まで、セキュリティ部門のICT審査が始まります。
外部委託業者である専門家、推進室職員、メディアコーディネータで市内の全校を回ります。


昨年度までの2年間も、年に1回、現場指導という形で各学校を回ってきましたが、課題となったことは、セキュリティポリシー実施手順に基づく各学校の取組にかなりのばらつきがあったことです。組織としてしっかり取組んでいる学校には、継続して行うように意識づけを行うこと、また取組がなされていない学校には、強い啓発を行う必要があります。そこで、今年度は、実施手順の中から「これは絶対に守るべき事項」を10項目に精選し、この項目を11月の校長会であらかじめ明示しておきました。
10項目の審査項目を5段階で評価し、全ての項目において4または5という基準を満たすことが目的です。

審査結果は12月下旬に庁内で行われる「学校情報セキュリティ対策委員会」に報告され、審査結果、合格した学校があればICTマークが付与されることになります。

 
                               昼間の職員室・・・クリアデスクが徹底されている学校

仲田小学校学校課訪問

仲田小学校の学校課訪問を実施しました。

  
校舎の北を多摩川がゆったりと
流れています。 
 先日の産業祭りに出品された
「かかし」です。
◆本校は、今年度の研究奨励校です。
テーマは「体験を通して考える、なかだっ子の育成」。
恵まれた学校周辺の自然環境を生かして、体験活動を充実させています。
本日の5時間目も第6学年の総合的な学習の時間(なかだの時間)の研究授業が行われました。
「みつめよう、身近な自然」というテーマで、年間を通じて仲田の森で発見した
課題を追究する活動です。

◆午前中は全ての学級の授業を参観しました。
全学年でICTが積極的に活用されていました。

  
 第1学年国語
「しらせたいな、見せたいな」
ICT活用指導力C-3
自分の書いた絵を見せながら、
紹介文を読んでいます。

 第2学年音楽「夕やけこやけ」
ICT活用指導力B-1
歌詞の表す情景を想像できるように
いくつかの画像を提示しています。

  
 第3学年総合的な学習の時間
「かいこをそだてよう」
ICT活用指導力C-1
飼育してきたカイコについての
疑問を追究するために
情報を収集しています。
第4学年総合的な学習の時間
「多摩川とぼく・わたし」
ICT活用指導力B-2、3(C-3)
自分たちの体験(調査、実験)を
ポスター形式で
表現するための方法を学んでいます。

  
第5学年総合的な学習の時間
「水田学習プロジェクト」
ICT活用指導力B-2、3(C-3)
水田について学習してきた成果を
コンピュータでまとめる計画を
たてています。 
 第6学年国語
「作文がうまれるまで 卒業文集の推敲」
 ICT活用指導力B-3
友達の作文を掲示して、アドバイスを
出し合いながら加除修正を行っています。

火をつける初めての経験

今日は、ひのっ子教育21開発委員会の月例会です。
日野第六小学校で理科ねっとわーくを活用した研究授業を行いました。

今回は、4年生の授業です。アルコールランプ、マッチの使い方を知り、
安全に正しく操作できるようにすることがねらいです。(ICT活用指導力B-3)

理科ねっとわーく「アルコールランプの使い方」のデジタル教材の動画を見ながら
操作方法を学びました。
  


          グループごとに練習です。一人一人がアルコールランプに火をつけます。
                            「マッチで火をつける時に、勇気がいりました・・・」
                            「ふたをかぶせて消す時、ちょっとこわかったです・・・」
  
  

協議会では、子供たちの実態が話し合われました。
本時の授業では、クラスの約半数の児童が、マッチで火をつける初めての経験となりました。
マッチの持ち方、火の扱いに慣れていない子供たちです。中学校の先生からは、中学生でも、実験で、ガスバーナーにうまく火をつけることができない生徒がいることも話されました。
改めて、小学校4年生の段階で、「火をつけることを怖がらないこと」「正しくアルコールランプが使えるようにすること」が大切であることが話し合われました。小・中の教員が一緒に同じ理科の授業を見て、話し合いの場をもてることが、この委員会の良さです。

また、協議会では、このデジタル教材をどのように活用して授業を展開したら、実験(操作)の時間をより多くとることができるかについても話し合われました。

  

第五幼稚園学校課訪問

第五幼稚園の学校課訪問を実施しました。
本園は、日野第八小学校と三沢中学校に隣接し、幼・小・中の連携が図られています。
今朝、年長組の子供たちは、日野第八小学校の学習発表会作品鑑賞に行きました。
5年生にやさしく案内されて、感動して帰ってきました・・・

     
            サクラの落ち葉、夏ミカン、キンカン・・・秋の自然に囲まれた素敵な園庭です。

   
「大きなトンネルにしようね。
      川にあとで水を流そう。」
          ふかふか落ち葉の
          じゅうたんの上で・・・
「電柱から信号機に電気を       
送っているところだよ。」
     
                        いもほりから帰ってきた年少組。見事に育った大きなサツマイモです。

   
                 「エルマーのぼうけん」を聞いている年長組。先生の読み聞かせ大好き。

   
明日から産休に入る先生と、しばしのお別れ。先生と握手して、
どんぐりのアクセサリーをもらいました。
「先生の赤ちゃん、まだ先生のおなかに入っているの?早く出てきてね。」
「みんな、先生のおなかの赤ちゃんを大事にしてくれてありがとう。」

七生緑小学校開校式



本日、七生緑小学校の開校式が開催されました。



この4月に開校して7ヶ月。今日は、完成した校歌と校章が披露されました。
作詞、作曲、作成された3人の方のご挨拶もいただきました。

 
                       披露された校歌を歌う5,6年生の児童。すばらしい歌声です。
                                 正面横の壁には、校歌の歌詞が投影されました。



◆校章の由来〈七生緑小学校が作成した資料より)

・学校には、とても多くの種類の野鳥が見られます。中央の青い鳥の形でそれらの
  「野鳥」を表しています。また、七生の「七」の文字を図案化しています。

・上方の七つの丸は、児童、保護者、教職員の願いを表しています。
 〈やさしく かしこく たくましく 温かく 厳しく 明るく 楽しく)

・緑色の七枚の葉は、七生丘陵の緑豊かな自然を表しています。

・左上の葉と丸の間の空間で未来や希望を表しています。
 そこに向かって飛んでいく鳥の姿に、児童たちが未来に向かって
    羽ばたいていく姿を重なり合わせています。

日野第二中学校学校課訪問

本日、日野第二中学校の学校課訪問を実施しました。

「PC等事故ゼロキャンペーン」のお知らせが、職員室に掲示されていました。
職員室は、クリアデスクを目指しています。
  
  
                                                                                            ↑ 副校長先生もクリアデスク

                   校長先生もクリアデスク。右は校長先生の生け花コーナー〈校長室にて)
  


◆すべての学級の授業を見せていただきました。
ICTが日常的に活用されている教科がありました。

英語は少人数による授業です。英語室を設けてICT機器を常設し、自作教材やデジタル教材など、毎時間ICTを活用した授業が行われています。ICT活用指導力Bー1.2.3.4
  
  

理科室の後ろにICT機器を常設し、理科ねっとわーくのデジタル教材が日常的に活用されています。本時の授業は、第3学年「生物の細胞と生殖」。授業の導入で、カエルの発生のデジタル教材が使われました。(ICT活用指導力Bー2 )
  

美術室には、デジタルカメラで記録された過去の先輩の生徒の作品が掲示されています。
バックミュージックが静かに流れ、生徒はみな自分の世界に入り、作品制作に没頭しています。(ICT活用指導力B-1)
  

視聴覚室にもICT機器が常設されています。ここでは社会科の授業が行われていました。
第3学年「裁判員制度」。導入でDVD教材が使われました。(ICT活用指導力B-2)


◆研究協議会のテーマは、本校が特に力を入れている「ICT活用教育」と「特別支援教育」の2つです。ICT活用教育は、教務主任〈主幹教諭)の先生が中心となって、校務での活用、授業での活用が、着々と確実に進められています。

◇校務では、校務支援システムの活用も定着してきました。
朝の回覧板、成績管理機能、時数管理機能、出欠管理機能は全員で使われています。
週案簿も約半数の先生が、評価欄も含めて活用されていました。
今後はひのっ子宝箱をうまく活用していきたいということでした。

  

研究協議会では、教務主任と進路指導主任(研究)によるプレゼンテーションが行われました。
校内で共有している「授業フォルダ」の『自作教材』を紹介していただきました。

◇授業では、ICTの活用が定着し日常的に使われている教科が見られ、すばらしいことだと感じました。本校では、ICTが視覚に訴える効果を実感されています。今後は、それぞれの教科のねらいを達成するために、先生方の教科の専門性と創意工夫が発揮されることを願っています。また、中学校においては、どうしても、先生の説明が中心の授業となりがちです。
生徒が考えたことを意見交換しあったり、学びあったりする機会が少ないように感じます。
ICTは、こういう場を作るきっかけや手段となる可能性があると考えます。

晩秋の青空に輝く木の葉

ここ数日間、暦の上だけではなく、実際に冬がやってきたかと思うほど冷えこんでいました。
この冷え込みが、中央公園の木々の葉の色を、一段と鮮やかにしたようです。

今日は、久しぶりに暖かな太陽の日差しです。
晩秋の青空に、木々の葉が一段と輝いていました。

                   
 
 

多摩地域市町村情報システム研究協議会

本日午後、東京自治会館で開催された“多摩地域市町村情報システム研究協議会”に出席させていただきました。東京都の市町村で、情報システムを担当する部署の責任者(課長等)が集まる会議です。今日の定例会では、本市の情報システム課長に依頼されて、「ICT活用教育を日常化させるための行政の戦略」について紹介させていただきました。

 


◇「ICT環境を整えてもなかなか学校が動かない。一部の熱心な先生のみが活用しているが・・・」といった質問がありました。
会場では、特に、校長とMCの役割を強調させていただきましたが、ここで、あらためて、それに回答させていただきます.

ポイントは学校へのサポート体制を確立させることだと考えます。
日野市は、教育委員会、情報システム課等の行政部局が連携し、市をあげて学校のサポートをしています。
行政、企業、学校、専門家と連携できている日野市のサポート体制を、改めて誇りに思います。
推進室はこれをつなぐ大きな責任があります。
推進室のメディアコーディネータも、先生方を支援する役割を果たしてきました。
学校からの信頼を受けて支援を要請されることは、大変うれしいことです。
サポート体制が整ったところで、実際にICT化を進めていくのは、それぞれの学校です。
組織として動いていくためには、校長のリーダーシップが必要です。
日野市では、校長が学校CIOとして、方針を教職員に周知し、リーダーダーシップを発揮しています。それを支えて組織マネジメントを構築しているのが教務主任です。

◇参加されたみなさんの反応に、都内の他市も可能性が高いと感じました.
日野市もさらに頑張らねばと思いを新たにしました。

七生中学校教育委員会訪問

七生中学校の教育委員会訪問を実施しました。

◆本校は、4月30日に、日野市の中学校の小・中連携教育の取組の一つとして、代々木の国立オリンピック記念青少年センターで、1泊2日のオリエンテーション合宿を実施しました。
この取組は、今年で3年目となりました。
このことは当日の推進室のサイトでも紹介しています。
「小学生から中学生への意識改善」
https://www.hino-tky.ed.jp/ict-edu_nc2/modules/wordpress1/index.php?m=200804

◆7月31日の「郷土教育」の研修会では、本校の七生中学校の自噴井戸も研修場所となりました。この豊富な水源を用いて学校ビオトープも整備されています。
このことは当日の推進室のサイトでも紹介しています。
「日野のまちが好きになりました」
https://www.hino-tky.ed.jp/ict-edu_nc2/modules/wordpress1/index.php?m=200807

◆全学級の授業も見せていただきました。
ICTを活用した授業もありました。

  
 第1学年社会「都道府県を調べよう」
ICT活用指導力Bー3
地図帳や統計資料の図を拡大して
提示しています。
第1学年理科「火山活動」
ICT活用指導力Bー1,2
授業の導入で、ハワイの火山活動の様子を
映像で紹介しています。
(デジタル教材の活用) 

    ◆5組(特別支援学級)ではICTが積極的に活用されていました。

  
社会「宮城県の地理と文化」
ICT活用指導力Bー1,2
画像をスライドショーで提示し、
イメージを高めています。 
社会「地図のきまり」
ICT活用指導力C-1
プロジェクターで映した地図をマジックで
なぞり、地図の書き方を学んでいます。 

協同学習

協同学習の打合会を行いました。
市内の学校間で、共通のテーマで追究してきたことを、スタディノートの掲示板を活用して情報交換し、互いに学び合っていくという学習です。
今月、潤徳小学校の5年生と日野第四小学校の5年生が、社会科と総合的な学習の時間に、それぞれの学校で追究してきた「稲作」をテーマに協同学習を行う予定です。
推進室に両校の校長先生方がお見えになって、東原教授に協同学習の進め方のアドバイスをいただきました。

 

◇以下、東原教授からいただいた、協同学習を設計するときの視点についてアドバイスです。
  ・地域が異なることに意味がある
  ・いろいろな立場が見えてくることに意味がある
  ・時間が異なることに意味がある
  ・経験が異なることに意味がある
  ・経験が共通であることに意味がある
  ・親近感が深まることに意味がある
  ・経験、時間を共有することに意味がある
  ・競争することに意味がある
  ・参加することに意味がある
  ・新しい情報であることに意味がある

◇今回の協同学習ではどのような意味が見出せるかを、皆で考えてみました。
その結果、「共通の経験や活動成果を交換して、共通点や異なる点を見出し、互いに質問をすることによって、学習の広がりと深まりをもたらすこと」をねらうことになりました。

収穫の秋のまつり



第42回日野市産業まつりが昨日と今日の2日間にわたって開催されました。
今年は市内の実践女子短期大学「常磐祭」と連携して行われました。
冷たい雨に降られましたが、2日間で、合わせて約44,000人にのぼる来場者が
訪れたということです。



収穫の秋に地元でとれた新鮮な野菜の宝船です。
市内の小学校から出品された「案山子コンクール」も実施されました。