過去の推進室情報 2008年

2008年10月の記事一覧

気付きの質を高める

仲田小学校の校内研修会にお邪魔しました。
本校は日野市の研究奨励校です。
「体験を通して考える、なかだっ子の育成」というテーマで、生活科、総合的な学習の時間の研究に取り組んでいます。

本日は第1学年の生活科の研究授業がありました。
単元名「はなが うたうよ るん らららん 
                           ~ とれたね たね たね はなの たね ~ 」
新学習指導要領の生活科の改訂の趣旨をよく理解して構成された授業展開でした。

  
 「全部でどのくらいのアサガオの種が
できたのか数えてみましょう。」
・・・種の入った箱を書画カメラで
拡大掲示しています。
「春に一人一粒のアサガオの種を植え、
大切に育ててきましたね。育ててきた
アサガオの成長を振り返りましょう。」
・・・プリントアウトしたアサガオの
画像を提示しています。 
  
 「アサガオの種を他の種と比べて
みましょう。」
・・・種を書画カメラで
拡大掲示しています。
協議会では、気付きの質を高めていく
(自然の不思議さ、生命のすばらしさ等を
感じ取らせる)手立てについて、
活発な意見が出されました。 

★本日の授業では、過去の体験活動(栽培)の振り返りや、小さな種を拡大提示するためにICTが活用されました。(ICT活用指導力Bー1、4
今後、生活科、総合的な学習の時間で、教師の教える道具としての使い方はもちろん、子ども達自身が学習を深めるための活用が期待できます。伝え合い、交流することで、互いに考えを深めていく活動に発展できれば、と考えます。