せせらぎ教室だより
吃音グループ学習 2回目
7月1日(月)、2回目の吃音グループが行われました。参加人数は15名でした。
1.ジェスチャーゲーム
3グループに分かれ、自分達のお題(だるまさんがころんだ/レストラン/野球)を他のチームに当ててもらうためのジェスチャーをについて相談しました。各グループ、演技力抜群ですぐにお題につながりました。
2.ワードウルフ
このゲームは、同じカテゴリーのカード(ゲームのキャラクター/ラーメンとうどん)をそれぞれ2種類ずつ用意します。そして、1人だけ違うカードを持っているので、それを当てるというゲームです。それぞれお互いのカードが何か探りながら話を進めていました。
3.ふりかえり
活動を振り返って、それぞれワークシートに記入しました。「緊張したけど楽しかった。またやりたい。」「友達と協力してゲームができてよかった。」など全員が記入することができました。
きこえグループ学習2回目
今年度2回目のきこえグループ学習がありました。
「口をしっかりあけて話そう」の学習では、
話している人の口の動きだけを見て、何を言っているのかを当てました。
(話している人は、声は出しません。)
口の動きが小さく、早いと、内容が分からないのですが、
口の動きが大きく、ゆっくり動かすと、不思議なことに
内容が分かります。
この体験が、日常生活でも生かされると良いですね。
学校によっては、プール指導が始まったことでしょう。
プールに入るとき、補聴器はどうやって管理するのか。
補聴器を装用していないときに、どんなことに気を付けたら
良いのか、を確認する時間もありました。
今学期はもう1回きこえグループがあります。
子供たちの仲が、より深まる機会になると良いですね。
吃音グループ学習
6月3日(月)今年度初めての吃音グループ学習を行いました。
今年度は、1年生から6年生まで全員で23名ですが、6名欠席のため17名の参加となりました。
<グループ学習の様子>
1 自己紹介をしよう
「今日、雨が降ることを知っていた人?」、「昨日お風呂に入った人?」
などそのお題に当てはまる人が前に行き、「〇〇小学校、〇年〇組の〇〇〇〇
です。」と、自己紹介をする活動を行いました。
「僕と同じ小学校だ!」「〇年生だって!」と、お互いに興味津々な様子でした。
2 今年度の予定の確認
1学期は、1年生から6年生までの全員が集まるグループ活動が2回、
2学期は、低学年と高学年に分かれての活動が2回、3学期はまた全員が
集まる活動が2回あることを確認しました。
3 6年生の発表
6年生の児童が、吃音のスライドを発表しました。
参加したメンバー、全員が真剣に聞いていました。
また、「私もグループ発表のときにつまることがある。」
と、自分の体験を振り返って発表する児童もいました。
4 「〇〇といえば・・・」(協力ゲーム)
4~5人のグループに分かれて「甘い物」か「辛い物」を選び、
思い付く食べ物をどんどん紙に書き出していきました。「クッキー」、
「パフェ」、「ぶどう」などたくさんの食べ物が出てくるグループもありました。
辛い物では、お題として選ぶグループは少なかったものの、「唐辛子」、
「わさび」、「ペペロンチーノ」、「(辛口の)カレー」など、
いろいろな食べ物を見付けることができていました。
一人が1つ以上の食べ物を提案することができ、チーム全員が協力してたくさんの食べ物を挙げることができていました。
子供たちが生き生きとした、とても活発な活動となりました。
5 振り返り
プリントに、それぞれが今日の活動の振り返りを行いました。
初めての参加で少し緊張した面持ちだった子も、
帰る頃には自然と笑顔がこぼれていました。
次回の吃音グループ学習もお楽しみに!
きこえグループ学習
5月28日 今年度初めてのきこえグループの様子です。
今年度は、6名でのスタートですが、2人欠席のため4人で学習しました。
1 めあての確認
きこえグループのめあては、
・たのしく、なかよく あそぼう
・目と耳で、よく聞こう
・ゆっくり、はっきり はなそう です。
年度の初めなので、一つずつみんなで読み上げながら確認しました。
2 自己紹介
「〇〇小学校の ◯年◯組の 〇〇です。」 と一人ずつ自己紹介しました。
「早くて伝わらなかったよ。」など聞き取れなかったことを伝えたり、ゆっくりはっきり言うことを意識したりしていました。
3 バースデーチェーン
背の順など出されたお題に合わせて相談しながら順番に並ぶ活動です。
誕生日の順に並ぶときには、「僕は◯月◯日だよ。」「何日?何日?」など友達に質問したり答えたりして、やり取りをしながら並ぶことができました。
4 当番決め
今年度のきこえグループの当番を決めました。当番になった人は、あいさつをしたり、遊びを提案したりします。「◯月◯日がやりたい。」と自分の意見を言う姿が見られました。
5 ウノ
ルールを確認しながら、ウノをしました。時間が足りなかったので1位が決まったところで終わりました。「勝ちたかった。」「みんなでウノができて楽しかった。」などの感想が出ました。