本日をもって3日間の学校公開が終わりました。
寒い中、学校公開に来てくださった保護者の皆様ありがとうございました。
さて、3年生は学校公開中の3日間で七輪でおせんべいを焼く学習を行いました。
ねらいはおせんべいを焼くことではなく、七輪を使うことを通して
昔の人の苦労を知るというものです。
寒空の下、6台の七輪を持っていざ着火!!!

「どうすれば着くのかなぁ・・・。」
試行錯誤しながら新聞紙を詰めたり、炭をくだいたり、うちわであおいだり・・・。
なかなか思うようにはいきません。
しかし、何度も何度も挑戦していくうちに
「先生つきました!網ください!」という班がどんどん出てきました。
火がついた班は第2ステージであるおせんべい焼きへ。

薄っぺらかったおせんべいも焼いていくとどんどんふくらんでいきます。
最初は焼き加減が分からず、おせんべいを焦がしてしまうことも多くありましたが
最後の方には手さばきがまるで職人のようになっていく子供たちでした。
早速、出来上がったおせんべいをパクリ♪

「おいしーい!」「醤油つけすぎた・・・。」「もう少し焼くべきだったかな。」
様々な感想が飛び交っていました。
七輪の役目はおせんべいを焼く以外にもあるのです。
それは・・・

「暖をとること」です。
おせんべいを焼き終わったあとの七輪の周りにみんなで集まって
手をかざしながら「あったかぁい・・・。」と言っている子供たちの姿を見て
こちらは心が温かくなりました。
七輪体験を通して、火をつけることの大変さや七輪は調理だけでなく
暖房器具としても使えることなど昔の人の苦労や知恵について
改めて実感できたようでした。
七輪体験の際に火つけを手伝ってくださった保護者の皆様ありがとうございました。
またどこかで火をつけるような機会が御家庭でありましたら、子供と一緒に挑戦してみてください。