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2008年8月の記事一覧

英語活動は担任が中心となって

新学習指導要領に対応した教育課題研修「英語活動(小学校段階における外国語活動)」を実施しました。(8月7日)英語活動(外国語活動)は、小学校高学年で、総合的な学習の時間とは別に週1コマ程度実施することになります。ただし、教科としてのは位置付けではありません。ねらいは、英語(外国語)を通じて、言語や文化について体験的に理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、英語(外国語)の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら、コミュニケーション能力の素地を養うことです。

  
 
英語活動の研修会の講師は、さいたま市立
大谷口小学校の荒木大輔先生です。
荒木先生は、小学校英語活動の大家である
渡邉寛治先生の教えを受けられ、実践家としての第一人者でいらっしゃいます。
 
午後は演習です。いくつかコミュ二ヶーション活動を実際にやってみました。
これは、Head,shoulders,kneedsand Toes(体の名称)のシーンです。
楽しみながら取り組みました。


★受講した先生方の感想です。

◇英語活動が導入されることになった背景、学校での英語活動の目標や指導計画の立て方、担
    任の役割など、先行して実践研修を進められてきたお立場から分りやすく教えていただきま
    した。午後は、実際にゲーム他コミュニケーション活動を教えていただき、授業のイメージ
    がつかめました。今までALT主体の授業でしたが、担任が中心となって作成する授業に改善
    していきたいと思います。

◇なぜ、小学校で英語が必要なのか、どのようなことを目標にして進めていけばよいか等がよ
    くわかりました。理論が理解できたので、その上で新学習指導要領や研修ガイドブックなど
    を改めて読み、目標を頭にしっかり入れて取り組んでいきたいと思いました。紹介していた
    だいたゲームなどは自分でもやってみることができそうです。子どもの知的好奇心を満たす
    活動、伝え合うことの大切さ等を生かした活動を工夫していきたいと思います。今日のお話
    で「子どもが明るくなった」「雰囲気がよくなった」という変容が見られたら成功なのだと
    知り、楽しみになってきました。自分でも楽しみながら明るく元気に指導していきたいで
    す。
   

◇以下の疑問点が理解できました。
    ・なぜ小学校に英語活動が必要か。
    ・指導すべき内容について(資質を重視するということ)
    ・実際に学習の流れと担任の役割について(今までALTに丸投げの状態でしたが、授業を進
        めるのはあくまでも担任であり、区切りの指揮をとるのも担任であることが大切)
        現場の実際に英語活動を推進されている先生の話を聞けたので、大変参考になりありがた
        かったです。今日の研修を生かして授業作りを工夫していこうと思います。