せせらぎ教室より

せせらぎ教室だより

2月3日(月)吃音グループ学習 3学期1回目

 本日は3学期入って1回目の吃音グループ学習でした。

今回の吃音グループは、1年生から6年生の全員での実施でした。本日は14名の出席で、残念ながら6年生の2名はお休みでした。

1 本日の流れの確認

  活動の流れの確認を行い、見通しをもって学習に望めました。 

 

 

 

 

 

 

 

2 6年生を送る会の準備

  30分間、それぞれグループに分かれて準備をしました。1~2年生は飾り付け、3年生はプログラムの作成、4~5年生は遊びの企画や司会、始め終わりの言葉などの役割分担を決めました。どのグループもお互いに助け合ったり、譲り合ったり、意見を出し合ったりしながら進めていきました。

 

3 「身代わりかくれんぼ」(遊び担当の児童が考えた遊び)

  今回は2年生の児童が考えた「身代わりかくれんぼ」を行いました。自分に見立てた紙コップを全員が上手に隠し、鬼を惑わしていました。最後まで見付からずに隠れきった児童や、見付かって悔しがる児童などそれぞれに様々なストーリーがありました。「次、鬼やりたい!」と前に出て、自分の希望を伝える様子も見られました。

  大好評により2回戦で終了の予定でしたが、3回戦目を行うことになり、白熱した鬼決めじゃんけんの末、1年生の2人が最後鬼になりました。

  しかし、鬼になった2人はもちろんのこと、鬼でなかった子ども達大盛り上がりで遊びは終了となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3 活動の振り返り

  それぞれが今回のグループ学習を振り返り、学習カードに記入していきました。最後には自分から進んで挙手し、感想を伝えることができた児童もいました。

  帰り際の子ども達の表情が生き生きとしていたことが、担当者としてはとても印象的でした。

 

 

 

 

   

 

  振り返りの最後の時間を使って4年生の児童が、これまで学習してきた吃音の知識をまとめたものを、今回参加したメンバーに手渡しで配布していました。冊子にはルビが振ってあり、漢字がまだ読めない低学年に配慮した編集になっていました。

  手に取った児童達は、真剣な眼差しで内容を読み進めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  このように、吃音の知識をシェアできるのことも、吃音グループ学習の良いところだなと感じた一場面でした。