せせらぎ教室だより
12月16日 きこえグループ
今学期最後のきこえグループは、2名の児童が参加しました。
1、3ヒントクイズ
ヒントの出し方のコツを考え、一つ目のヒントを「くだもの」など
徐々に絞って出すことができました。
回答者になったときも、正解、不正解に関わらず楽しんでいました。
2、言うこと一緒やること逆
言ったことと逆方向に動く遊びです。なかなか考えているようにいかないところが面白く、思わず笑っていました。
3、風船バレー
子どもと大人のチームに分かれて対戦し、3回目で返すルールで行いました。
周りの様子をよくみてタイミングよく打ち返していました。
4、はてなボックス
引いたお題について一人ずつ話しました。
「1番笑ったこと」「頑張ったこと」「楽しかったこと」「冬休みにしたいこと」について話をしました。お互いの話をよく聞いていました。
12月1日 吃音グループ
2学期最後の吃音グループは、8名で行いました。
1.今日の予定と3学期の予定を確認しました。
2.「わたしは だ~れだ」
「それは、人間ですか?」「それは、黄色いですか?」など、
「はい」か「いいえ」で答えられる質問をしていき、カードに
書かれているものを当てるゲームです。
3人ずつのグループに分かれ、相談しながら質問を考えたり、
答えたりします。
「全然わかんない。」「たぶんあれじゃない。」「これ質問してみようよ。」
などたくさん話しながら、答えを予想し、質問を考えていました。
答えが当たったときは、拍手が自然と出て盛り上がっていました。
3.「ころがしドッチ」
大きさの違う二つのボールを転がして、ドッチボールをしました。
夢中になって、ボールを転がしたり、避けたりしていました。
10月20日(月)吃音グループ
今回の吃音グループは、1~6年生の8名で実施しました。
1 予定の確認
始めに活動の流れの確認を行いました。
2 自己紹介
今回初めて参加したお友達に向けて行いました。「○○の隣の○○です。」と自分の名前の前に前の友達の名前を付けて行いました。
3 めあての確認
「楽しく過ごそう」「仲良く遊ぼう」「自分の思っていることを話そう」を確認しました。
3 トレジャースティール
二人一組で、真ん中にあるお手玉を自分の陣地に取りに行く協力ゲームを行いました。4チームに分かれ、2回戦行いました。作戦会議の時間ではどのチームも活発に意見を交換し合いました。
4 UNO(遊び担当が考えた遊び)
2回戦行いました。1回戦目は低学年と高学年のペアで行いました。「出せてよかったじゃん!」などと、高学年が低学年を支えている姿が見られました。
5 ふりかえり
めあてを達成できたか、全員で確認しました。
○次回のグループ学習は、12月1日(月)15:45~低学年と高学年に分かれての活動になります。
9月22日(月)吃音グループ学習
今回の吃音グループも、低学年と高学年に分かれて行いました。低学年5名、高学年6名で実施しました。
〇低学年の活動
① 究極の選択:「出る きつおんは・・繰り返しだけ?他のもある?」という質問では、「繰り返しだけだな。」「私はつまりも出て、体がぐってなる。」「言葉が言えなくなって、えーっとってなる。」「つが長くなる。」などの意見が出ました。また、「音読とおしゃべりどっちの方がどもる?」では、「音読は自分のペースでしゃべれるから出ない。」「友達は速いスピードで話すから(それに合わせようとして)出る。」など、自分の吃音を振り返って話す姿が見られました。
② ワードウルフ:りんごとみかんなど似たお題を配り、少数派(ウルフ)を見付けるゲームです。持っているお題のヒントを出し合いながら誰が違うお題を持っているか予想し、最後に投票でウルフを当てます。お互いのヒントをよく聞き、考えながらヒントを言っていました。
〇高学年の活動
① 我らパパッ!と解決団:吃音に関しての悩みごとの例について各自解決方法を考えてメモをとりました。それをみんなでシェアしてより良い解決方法をアドバイスとして手紙にまとめました。全員が違う考えで、今までの学習の成果が表れているのがよく分かりました。遠慮して言えない友達も、手紙にすることで考えを伝えられました。全員の考えを盛り込むことができ、すばらしい活動になりました。
② だるまさんが拾った:「だるまさんが転んだ」のルールに加えフープの中を移動し、色々な大きさのボールを陣地まで運ぶゲームです。鬼の判断に従いつつも移動しているのが見つからないように取り組んでいました。みんな笑顔で楽しんでいて私達もほっこりした気持ちになりました。
次回の吃音グループ学習は、10月20日(月)15:45~の予定です。
9月16日(火)きこえグループ学習
本日は、2学期1回目のきこえグループ学習でした。在籍している児童6名のうち、3名が参加しました。
1 めあての確認
①「楽しく、仲良く活動しよう」②「口の動きを見て聞こう」③「ゆっくり、はっきり話そう」のうち、
②と③のめあて設定の理由を、改めてみんなで考えました。
耳からの情報だけではなく、目からも情報を得ると話が分かりやすいということを再確認しました。
2 年間の予定 あそび担当について
2学期後半から3学期までの、あそび担当について確認をしました。
自分がいつ担当になるのか、ワクワクしながら発表を待ちました。
自分で企画した活動を楽しみながら、最後までやり遂げて欲しいです。
3 あそび担当が考えた遊び 「ハテナボックス」
4年生が考えてくれた活動です。回答者は中身が見えないハテナボックスに手を入れ、触った感覚で中身を当て
ていきます。
周囲の人達はその様子を見守りながら、中身が何か分かるようにヒントを出していきます。
ヒントが少なったら「大人の出番だな!」と意気込んでいましたが、その必要もなく子ども達からどんどんヒント
が出されました。
正解・不正解関係なく、それぞれが活動の醍醐味を理解し楽しんでいました。
4 夏休みの近況報告会 「サイコロトーク」
事前に個別指導で担当と話し合った「夏休みの近況報告」を基に、大きなサイコロの出た目に書かれた話題に
ついて発表しました。
全員真剣な眼差しで、話している人の口元を見て聞いたり、聞き取りづらかったときには自然に聞き返したり
して、相互にコミュニケーションが取れている様子がとても印象的でした。
発表者に対しての質問も、「いつ」「どこで」「だれと」に沿っていて分かりやすくなっていました。
5 活動のふり返り
ふり返り用紙は後日配布でした。次回の個別学習の際に、担当と一緒に確認をしていきます。
次回のきこえグループ学習は、10月28日(火)です。全員揃っての参加が待ち遠しいです。