せせらぎ教室だより
5月19日 吃音グループ
この日は、今年度初めての吃音グループでした。1~6年生の10名が参加しました。
1 今日の予定の確認
始めに活動の流れの確認を行いました。
2 めあての確認
①たのしくすごそう ②なかよくあそぼう ③じぶんのおもっていることをはなそう
みんなで読んで確認しました。
3 じゃんけん列車
列車が1本に繋がったところで、円になって一人ずつ自己紹介をしました。
今回は、好きな食べ物を言っていきました。
4 1年間の予定の確認
今年度は、低学年と高学年に分かれて行っていた活動を、同じ日に別々の部屋で実施します。
5 足指キャッチ
2チームに分かれて、床に散らばらせたティッシュを、できるだけ早くかごに入れるゲームをしました。ティッシュは、足の指で掴みます。入念な準備運動の後、1回戦目。両チームとも接戦でした。また、2回戦目と3回戦目の前に作戦会議をしました。良い方法を共有したり、疑問点を出し合ったりして、どうしたら相手チームが手こずるかを考えてティッシュを配置しました。回数を重ねるごとに足指で掴むのが上手になり、チームにも一体感が…。大いに盛り上がりました!最後に、ティッシュを再利用するために皆で丸まったティッシュを広げました。それも楽しかったようです。
6 ふりかえり
めあてを達成できたか、全員で確認しました。
〇次回のグループ学習は、6月16日(月)15:45~です。低学年と高学年に分かれての活動になります。
きこえグループ学習ファイナル!
本日は今年度最後のきこえグループ学習でした。1~4年生の6名が参加しました。
1 今日の予定の確認
今日やることを確認した後に、二人ずつで声をそろえてめあてを読み上げました。
2 トッピングタイム
ロールケーキにチョコレート菓子やフルーツでトッピングをしました。みんなのことを考えてフルーツの量を調整したり、工夫したりして飾り付けていました。
3 お茶会
ハーブティーとダージリンティーを試飲して、好きな方を選び、それぞれがトッピングしたケーキと一緒に飲みました。食べたり飲んだりしながら、一年間せせらぎで「頑張ったこと」や「楽しかったこと」、「勉強したこと」等を発表し合いました。
「キが言えるようになった。」、「人工内耳の勉強をした。」、「耳の中の勉強をした。」等、これまでの学習を各々が振り返ることができました。
更に、「来年楽しみなこと」では、「理科が楽しみ!」や、「八ヶ岳移動教室が楽しみ!」等の意見が出ていました。
4 みんなで遊ぼう「キャンディーを探せ!」
メッセージが入ったキャンディーを先生が様々な場所に隠し、それを見付けるゲームを2年生の女の子が考え、今日に向けて準備をしてくれました。一つ一つのキャンディーは、その女の子の手作りです。さて、どんなメッセージが書いてあったのでしょうか?
お家に帰ってからのお楽しみです。
5 活動の振り返り
最後に、全員で見付けたキャンディーを握りしめながら集合し、活動の振り返りを行いました。
来年度はどんな活動が待っているのか、とても楽しみですね。
また、来年会いましょう!
3月3日 吃音グループ
今年度、最後の吃音グループは、1年から6年の全学年が集まり6年生を送る会を行いました。
1~3年生は、事前に準備しておいた飾りやプログラムを貼り、教室を華やかにしました。4、5年生は会の中心となり、司会をしたり、ゲームの説明をしたりしました。
6年生と遊ぼう・・「風船フラフープ」
7人ずつの2グループに分かれて手をつなぎ、風船を落とさないように協力して弾きながら、フラフープをくぐっていきます。低学年グループと高学年グループに分かれて3回戦行いました。風船を落とさないようにみんなで声を掛け合い楽しんでいました。
6年生より・・2名の卒業生から、それぞれ紙芝居と吃音新聞の発表がありました。せせらぎでの学びが一つの形になり、吃音への向き合い方がよく表れていました。
6年生へ:1年生から、お花とみんなからのメッセージカードを手渡しました。
2月18日 きこえグループ学習
2月18日(火)に、きこえグループ学習がありました。
今回の学習は、
①「〇で始まる言葉ビンゴ」
②みんなで遊ぼう「ピンポン玉リレー」
の2本立てでした。
①「〇で始まる言葉ビンゴ」では、2人ずつのグループになり、
1回戦 「お」から始まる言葉
2回戦 「か」から始まる言葉
を考えました。
言葉が思い浮かばないときは、言葉絵辞典を活用しました。
他のグループも考えそうな言葉を書くことがビンゴになるポイントでしたが、
どのグループも1ビンゴ以上できていました!
②みんなで遊ぼう「ピンポン玉リレー」
2チームに分かれ、ピンポン玉を1回戦は「お玉」、2回戦は「スプーン」に乗せて
特別ゲストの保護者の方とジャンケンをしたり障害物をよけたりして速さを競いました。
楽しい交流ができたので、最後の感想を書くときもどの子もサラサラと書いていました。
今年度最後のきこえグループ学習は、は3月11日(火)に行う予定です。
2月3日(月)吃音グループ学習 3学期1回目
本日は3学期入って1回目の吃音グループ学習でした。
今回の吃音グループは、1年生から6年生の全員での実施でした。本日は14名の出席で、残念ながら6年生の2名はお休みでした。
1 本日の流れの確認
活動の流れの確認を行い、見通しをもって学習に望めました。
2 6年生を送る会の準備
30分間、それぞれグループに分かれて準備をしました。1~2年生は飾り付け、3年生はプログラムの作成、4~5年生は遊びの企画や司会、始め終わりの言葉などの役割分担を決めました。どのグループもお互いに助け合ったり、譲り合ったり、意見を出し合ったりしながら進めていきました。
3 「身代わりかくれんぼ」(遊び担当の児童が考えた遊び)
今回は2年生の児童が考えた「身代わりかくれんぼ」を行いました。自分に見立てた紙コップを全員が上手に隠し、鬼を惑わしていました。最後まで見付からずに隠れきった児童や、見付かって悔しがる児童などそれぞれに様々なストーリーがありました。「次、鬼やりたい!」と前に出て、自分の希望を伝える様子も見られました。
大好評により2回戦で終了の予定でしたが、3回戦目を行うことになり、白熱した鬼決めじゃんけんの末、1年生の2人が最後鬼になりました。
しかし、鬼になった2人はもちろんのこと、鬼でなかった子ども達大盛り上がりで遊びは終了となりました。
3 活動の振り返り
それぞれが今回のグループ学習を振り返り、学習カードに記入していきました。最後には自分から進んで挙手し、感想を伝えることができた児童もいました。
帰り際の子ども達の表情が生き生きとしていたことが、担当者としてはとても印象的でした。
振り返りの最後の時間を使って4年生の児童が、これまで学習してきた吃音の知識をまとめたものを、今回参加したメンバーに手渡しで配布していました。冊子にはルビが振ってあり、漢字がまだ読めない低学年に配慮した編集になっていました。
手に取った児童達は、真剣な眼差しで内容を読み進めていました。
このように、吃音の知識をシェアできるのことも、吃音グループ学習の良いところだなと感じた一場面でした。