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1年生 至誠第二保育園・あずま保育園との交流会

 今日の午前中、近隣の保育園である至誠第二保育園とあずま保育園の園児さんたちと先生方が本校に来校し、1年生と交流活動を行いました。

 まず、1年生の算数と国語の授業を見ていただき、その後、各学級で学校紹介と「1年生になってできるようになったこと」を発表するところを見ていただき、質問を受けました。学校紹介では、国語・算数といった教科の学習内容や漢字の書き順を説明したり、縄跳び、コマ回しなどの遊びを見せたり、給食や掃除などの生活面でのやり方を教えてあげたりしていました。園児の皆さんも、興味深そうに見ていました。

 帰るときには、みな小学校に行くのが楽しみだと答えてくれました。1年生も手を振ってお別れを伝えるとともに、再会を楽しみにしているようでした。

 園児の皆さん、引率していただきました保育園の先生方には、ご来校いただき、ありがとうございました。

 活動の様子から
 
 
 
 
 

6年生 卒業前の奉仕活動

 本校では、卒業前の6年生がお世話になった学校にお礼を示すために、奉仕活動を行っています。学年で考えた作業や制作をすることになっていて、今年は、投てき板周辺の側溝の掃除をすることになっていました。

 今日の5・6校時に6年生みんなで一気に作業を進めました。冷たい風が吹いていましたが、力を出し合って掃除をしてくれたので、側溝はすっかりきれいになりました。

 6年生の皆さん、お疲れ様でした。ありがとう。
 
 
 

6年生 卒業式の練習

 6年生が仲田小学校に通う日も残り少なくなりました。すでに先週から練習は始まっていますが、今日の4校時、5校時は、証書授与の練習をしました。

 名前を順に呼ばれて、体育館舞台上に立ち、自分の将来の夢を語り、卒業証書を受け取る、これだけの事ではありますが、6年生の子供たちにとっては、一人一人が主役の卒業式の中でも、大切な時間になります。今日は、証書授与の練習は実質初めてではありましたが、本番と同じように66名全員が証書授与を体験しました。

 証書授与の練習をしながら舞台の上から6年生を見ていて、おしゃべりなどが聞こえない、姿勢がいい、受け取った証書を床に落とさない等の立派な練習態度が見られたのは、とても素晴らしいと感じました。まだまだ声が小さかったり、早く歩いてしまったり、うまく夢を語れなかったりする場面もありましたが、これからの練習の中で修正できます。真剣な態度はこれからの練習でもさらに磨かれることでしょう。

 歌や呼び掛けの練習など、やるべきことはいくつもあります。自分たちが納得できる自分たちの卒業式にしてほしいと願っています。

3・11を忘れない

 3月11日を今週の水曜日に控えた今日、月曜日の全校朝会で、東日本大震災について子供たちに呼び掛けました。

 まず、校長から4年前の3月11日に東北地方の太平洋側で大きな地震が起きたこと、信じられないほどの大きな津波が海から押し寄せたこと、津波は東北地方の様々な港や川に流れ込み、町を飲み込んでたくさんの方が亡くなったことと言った事実を子供たちに伝えました。その後、平成23年8月に『文芸春秋 八月臨時増刊号』として発行された『つなみ 被災地のこども80人の作文集』の冊子の中から南三陸町の当時6年生の子が書いた作文を、放送委員会に所属している6年の酒井さんに読んでもらいました。
 

 さらに、3月11日の南三陸町の町の様子の写真、2か月ほど経って同じ南三陸町で撮影された写真、校長が昨年の夏に南三陸町を訪れたときに撮影した写真等を体育館のスクリーンに映して子供たちに見せながら、3月11日から現在までの被災地の様子を伝えました。被災地の写真等はたくさんあったのですが、今日の朝会では、南三陸町周辺に限定した写真について話をしました。
 

 子供たち、特に低学年の子供たちの中には、4年前と言うと、ほとんど東日本大震災について分かっていない子もいたようでした。これだけテレビ等でも様々な面から取り上げられている自然災害の恐ろしさや現実の被害状況、予想される今後の災害、被害状況、災害に対する対策、避難方法などの情報でも、小学生のいる家庭ではどれだけ子供たちと一緒にその情報を確かめているか、具体的な対策や避難について話し合われているか、というと、正直難しいのではないかと危惧しています。今を生きているものとして、こうした話を風化させてはいけないと思います。学校としては、できるだけ機会を設けて、子供たちに分かる範囲での説明をしなければ、いざという場面で、生きてこない気がしています。その意味で、子供たちには、さらに『わたしたちに 今 できること』として、以下のようなことを伝えました。

〇じぶんのいのちをたいせつにすること

〇まわりの人のいのちをたいせつにすること

〇みんなのいのちをたいせつにすること

さらに具体的には、以下のことを伝えました。

1 今でも苦しんでいる人がたくさんいること

2 じぶんができることがあったら、すすんでやってみるゆうきをもつこと

3 あたりまえにすごしていることにかんしゃして、いっしょうけんめいに生きること

4 みんなが幸せにくらせるために、じぶんができることをかんがえ、すること

 少しでも、今日の話を聞いて子供たちが災害について考えたり、これからどうすればいいのかを話し合ったりしてくれると嬉しく思います。