過去の推進室情報 2008年

推進室情報 2008年

評価研修

児童・生徒の学習状況を把握し、指導の在り方の工夫改善を図ることは、教師にとって最も重要な仕事です。毎年、この時期に評価についての教員研修を実施しています。

ねらいは2つ。
(1)CRT(Criterion Referenced Test 目標基準準拠検査)の結果の見方・
           活かし方を身につけること
(2)評価全般についての理解を深めること です。

今年は、「これからの指導と評価」というテーマで、筑波大学名誉教授の辰野千壽先生にご指導いただきました。辰野先生には、CRTを導入した初年度(平成17年度)にもご指導いただきました。今回は2回目です。

日野のまちを好きになる

一晩降り続いた大雨は子どもたちの登校時にもやみませんでした。
天気が心配されましたが、第2回の初任者・新規採用教員の研修会(全日)は、予定通り実施されました。
 

午前中に、空を覆っていた厚い雨雲がうそのように切れてきました。雨が上がると真っ白な富士山が・・・

研修の午前中は日野市内を回り、日野宿本陣、東光寺(伝説古墳)、平山城址、高幡不動尊、多摩丘陵、向島用水新水路などを見て、郷土の歴史や地形に触れました。
午後は、地域教材の作成です。

講師は日野第一小学校の小杉博司校長先生。
「地域に出たら新発見があります。感動や矛盾が動機づけ。自分の学校のまわりの環境を見て、教材化してください。学校と子ども、日野のまちを大好きになってください。」
 

論理力をつけるバタフライマップ法

ICT活用研究委員会の国語実践部会を開きました。
今年度この研究を指導して下さるのは、信州大学の東原教授と藤森教授です。
(昨年度も、両先生の指導のもと、市内の国語のモデル校だった日野第三小学校で、大学生と俳句の交流授業を実践しました。この公開授業の様子は7月13日に当サイトでも紹介しています)

今年度は、この部会で、「バタフライ・マップ法」をもちいて思考力と表現力を鍛える実践を行います。    以下、藤森先生の説明です。

バタフライ・マップ法とは、蝶の形を模した一枚のマップを使って、子どもたちの脳内に論理力を構成する思考の枠組みを焼き付ける学習法です。マップには、合計で六つの部品(パーツ)があります。それぞれの部品は、論理力を育てるために欠かすことのできない項目名がつけられています。子どもたちは、蝶の姿を思い浮かべながら、部品に書き込む内容を作品から見つけ出したり、自分で考えたり感じたりします。この過程が論理力をつけるための学習活動になります。

このバタフライ・マップ法での活動を、スタディノートのマップ機能を使って実践する計画です。
 

「宇宙の学校」開校!

土曜日の理科室「宇宙の学校」が開校しました。
今年度も理科好きの5・6年生87人が10回のコースに参加し、科学を追究していきます。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)との連携プログラムは今年で3年目になります。
  
 昨年度に引き続き、中心となって
指導してくださるのは遠藤純夫先生。
宇宙から見た「生命の星 地球」など、
子ども達の科学への好奇心をくすぐる
画像を見せて下さいました。
 今日のテーマは花のつくり。
「パイナップルは、たくさんの花の
下の部分がくっつきあったものなんだよ。」との説明に、驚きの声を上げる子ども達。

立体図形が操作できる!

ICT活用研究委員会の数学実践部会を平山中学校で開きました。
今年度この研究は、信州大学の東原教授と宮崎教授が中心となってご指導下さいます。

今日は、国士舘大学の茅野公穂准教授が来て下さいました。
教育課程実施状況調査の達成率が低く、その指導も難しかった空間図形について、
「Cabri3D」ソフトを活用し、指導方法の工夫改善を図ろうという研究です。
   
                                    空間図形に関する教育課程実施状況調査の達成率の状況

3Dで空間図形が操作できるため、生徒の新たな発見や感動を通じて一層の興味・感心を高め、理解を深めることが期待できます。
   

実際の実験・観察などはやらないのですか?

◆本日午後、教育センターで、第2回 ひのっ子教育21開発委員会を開催しました。
自分の活用した(これから活用する)理科ねっとわーくのデジタル教材を紹介し合いました。

実験・観察をしながらデジタル教材を活用することにまだ少し抵抗感をもっている小学校の先生・・・。その反対に、日常的にこれらの教材を使い慣れている中学校の先生・・・。両者の意識の違いも見られました。今後は互いの授業を見合うことも計画していきたいと考えています。まずは、中学校の理科の授業から学ぼうということで、公開授業の日程を共有することにしました。
  


◆今日の開発委員会の様子は、テレビ会議で、防災センターの災害対策本部室につなぎました。本日、防災センター災害対策本部室では、南多摩地区(5市)の企画課長会が開かれ、推進室の職員が、日野市のICT活用教育の取組をプレゼンテーションしています。大きなスクリーンには教育センターのコンピュータ室の様子がはっきり映し出され、開発委員会の先生方が紹介するデジタル教材を感動しながら見つめていたということです。

ある市の企画課長から質問が出されました。
「日野市のICTは進んでいるんですね。理科の授業もすべてデジタルで行い、実際の実験・観察などはやらないのですか?」
これに対して、中学校の先生がこう答えました。
「まったく逆です。むしろ実験・観察に取り組む時間を多く確保することができるようになりました。余計な説明の時間も省けて授業の効率がよくなります。さらに、実際に実験できないものや目には見えにくいものも見せながら、より実験を深めることができます。」
  

研究協議会もテレビ会議で

潤徳小学校の校内研究にお邪魔しました。
本校は、今年度、日野市教育委員会の研究課題校として理科の研究に取り組んでいます。

特に次の3点を重点において研究を進めています。
・事象との出会い
・問題解決の過程
・新しい「知」の構築
  
 第1学年生活科「はなとなかよし」
ICT活用指導力B-1C-3
観察カードを拡大提示して、
発見したことを発表しました。

 第2学年生活科
「わたしのやさいをつくりたい」
ICT活用指導力B-1・3
観察カードの書き方を説明したり、
育てているミニトマトを
実物拡大投影したりしました。

  
 第4学年理科「電池の働きを調べよう」
ICT活用指導力B-2・3
課題を提示したり、
実験のまとめを説明したりしました。
 

                   研究協議会は、テレビ会議で東原教授にも参加していただきました。
                          (授業もテレビ会議でご覧になっていただきました。)
  

七生緑小学校教育委員会訪問

七生緑小学校の教育委員会訪問を行いました。
本校は、旧三沢台小学校と旧百草台小学校が統合し、この4月から新たに開校した学校です。
通常の学級15+固定のあおぞら学級2+通級のつくし学級4で、先生方の数は40名以上になりました。開校1年目の今年度は旧百草台小学校の校舎を仮校舎として使用し、来年度からは旧三沢台小学校の校舎を増・改築して使用する予定です。

すべての学級の授業を見せていただきました。
図工で、ICTを活用した授業が行われていました。
実物投影機で粘土の様子を映しています。
ICT活用指導力B-3

第11回ひの新選組まつり

昨日から2日間にわたってに行われた「第11回ひの新選組まつり」。
2日目の今日は、雨もあがってパレードが行われました。全国の『新選組ゆかりの地』からの参加もあり、総勢430人を越えるパレードでした。日野市役所職員の隊士たちもはりきって参加です。パレードのゴールである中央公園前では、市内の中学校と都立南平高校の吹奏楽部による合同演奏が鳴り響いていました。
 
 

教務主任は校務の情報化推進のリーダ

教務主任研修会がありました。
本日のテーマは「校務支援システムの積極的な活用」。校務の情報化については、教務主任が中心とした校内で推進体制を確立することが成功の鍵です。メディアコーディネータも交えて、うまく運用するためのコツや悩みなどを発表しあい、方策を検討しました。
 

幼稚園長会研修

幼稚園における学校評価についても、小・中学校と同様に、学校教育法、学校教育法施行規則の改正により、自己評価・学校関係者評価の実施・公表、評価結果の設置者への報告に関する規定が新たに設けられました。文部科学省が示したガイドにラインに
「保護者が入園を選択するという幼稚園の特性を考えると、幼稚園の基本的な情報を保護者に
   対して積極的に提供することが前提であり、積極的な情報提供と学校評価は、学校運営の改
   善を図るための、いわば車の両輪であることも考慮する必要がある。」と記されています。
今後、各園で、積極的にWebサイトの発信をしながら、幼稚園における学校評価の具体的な方法について検討していきます。

特別支援教育を実施する力

日野市立小学校教育研究会の第41回定期総会が行われ、市内の小学校の先生方が集まりました。ひのっ子の学力向上のため、豊かな心と健全な心身を育むために、日々がんばっている日野市の先生方です。今年度も、この自主的な研究の場から、多くの優れた実践が生まれることを期待したいと思います。
  
 浮須参事の挨拶

 熱意あふれる先生方

総会の後は、講演会がありました。
講師は中野良顕先生。
「教室の中の軽度発達障害児」というテーマで、応用行動分析による効果的な支援方法の指導をいただきました。
特別支援教育は、日野市が重点において推進している3つの大きな柱のうちの一つです。
ICT活用指導力と同様に、特別支援教育を実施する力が、すべての先生方に求められています。
 
 

校務支援システム導入の経緯

今年度はICT活用教育の定着と活用の年。
校務の情報化を図る校務支援システムも、すべての学校でフル機能を積極的に活用していきます。最近、都内のいくつかの自治体から、「どうしたらスムーズに導入できるのか」ということについて、問い合わせを多く受けるようになりました。都立高校のICT化計画に続いて、都内の区市教育委員会も動きが出てきたのは、とても望ましいことだと思います。本サイトでは、常に情報を発信しておりますので、さかのぼって検索するとわかることですが、その経緯は次の通りです。ポイントは、校長先生のリーダーシップと教務主任(主幹教諭)を中心とした教務部の組織的な推進体制です。

◆その1 1年目:導入の年
日野市に校務支援システムが導入されたのは平成18年11月。先生方一人一人にコンピュータを配備した時です。特定のモデル校のみではなく、全校に一斉導入しました。最初はグループウエア機能のみでした。この年の研修の重点は各学校の校長先生でした。
導入前の5月には校務支援システムの導入をどう職員に伝えるか」というテーマでの研修。
導入後の1月には次年度から新たに追加する日野市のオリジナル新機能(時数・週案、成績管理、ひのっ子宝箱)を紹介し、その教育的意義を理解していただきました。

◆その2 2年目:推進の年
昨年度からは新機能も含めて、各学校の実態に応じて、使えるものをどんどん活用してもらいました。研修の重点は各学校の教務主任の先生で、教務主任研修会を重視しました。
同時に、小学校1校、中学校3校には、先導的にフル機能を活用していただき、使ってもらう中で気づいた点を機能改善に反映させました。

◆その3 3年目:活用の年
今年度は、いよいよ全校がフル機能を積極的に活用していくことを目指します。
今年度も教務主任会を重視し、各学校の情報交換を密にしていきます。
教務主任が中心となって校内研修を進められるように後押しをしたいと考えています。
校内で推進体制を確立することが成功の鍵です。
  
 4月30日の三沢中学校の校内研修。

 教務主任(主幹教諭)と
教務部のメンバーが講師役。
(校長先生も・・・)
  
 メディアコーディネータは
あくまでも支援役。

 

テレビ会議システムの可能性

今、本格的なテレビ会議システムの可能性を試しています。
  
      推進室で実験中・・・目の前で会話をしているように音声も映像も大変きれいです。

これまで、日野市の学校や推進室では、コンピュータにWebカメラを接続した簡易テレビ会議システムを使ってSkypeによって相手と接続してきました。この仕組みでも、学校同士の協同学習、小学生と大学生の遠隔授業、小学校と大学を結んだ授業研究や打ち合わせなどで、効果を発揮してきました。    しかし、いくつかの難点がありました。
1 音声がときどき途切れる。
2 映像が滑らかでないことがある。
3 大きな映像が送れない。
4 パソコン画面を送れない。
5 3地点以上を同時に接続できない。
6 相手のカメラを遠隔コントロールできない。
そこで、これらを解決することができるということで、機器をお借りし、情報システム課の協力を得て早速試してみたわけです。実験の結果、ネットワークの設定に課題が残りますが、このテレビ会議専用機が利用できたら問題が解決し大変便利になることが実感できました。

チェーンメール

4連休の初日は朝から雨。
市役所前の中央公園では、ドウダンツツジの小さな花も落ちてしまいました。
 

午後になってからようやく5月の太陽が顔を出し、子ども達の元気な声も聞こえ始めました。
子ども達が楽しい連休を過ごせることを願っています・・・

  
 中央公園の木々の葉が輝いています。 雲がどんどん流れていきます・・・
連休直前には、市内の中学生の間で「チェーンメール」が回っているという情報を受けました。メディアコーディネータが急いでICT活用NEWSを作成し、その実態と対処法について、校務支援システムの掲示板(すべての先生方が見ることのできる掲示板)に掲載したところです。
チェーンメールの指導のポイントは次の2つ。
◆チェーンメールがどこで止まったか調べる機能は存在しないから、安心して止める勇気を
    もつこと。
◆チェーンメールを受信した時点では被害者でも、転送した時点で共犯者となること。 
    このことを大人が正しく伝え、チェーンメールの広がりを防ぐ必要があります。

メディアコーディネータにとっては、先日、全国Webカウンセリング協議会の「ネットいじめ対応アドバイザー講習会」で学んできたことが生かされました。これらの内容については、今月実施する情報安全教育の研修会で、理事長の安川先生に講演いただくことになっています。

コミュニティ・スクールの導入に向けて

コミュニティ・スクールは、保護者や地域の方々の声を学校運営に直接反映させ、保護者・地域・学校・教育委員会が一体となってより良い学校を作り上げていく新しい仕組みです。その設置については、保護者や地域の意向やニーズを踏まえて、学校を設置する教育委員会が決定します。日野市では、平山小学校が、コミュニティ・スクール導入に向けて準備を始めました。昨日の5月1日、その準備委員会となる学校運営連絡協議会が、開催されました。

まず、古宮校長先生から学校経営方針、今年度の基本方針の概要説明がありました。
「開かれた学校」から一歩進んで、「見える学校」「見せる学校」を心がけていることが評価されました。本校は、オープンスペースの教室空間、ガラス張りの校務センター(職員室)等、新しい平山小学校の校舎ならではのハード面はもちろん、様々な教育活動に地域の方が参画していただく計画をもち、また、Webサイトで日々の教育活動を積極的に発信するなど、ソフト面においても見える学校づくりを実践されています。
 

最後に評議委員一人一人が、「願う学校像」と「そのための手立て」について意見を出し合いました。
「皆さんの願いと本校の教職員の願いとが見事に一致しました。」と、古宮校長先生。
今後は、出された意見を参考にしながら学校が取り組む重点目標、学校評価項目が決まっていきます。
そして、これをもとに、地域の方、保護者の方に1年間の様々な教育活動に参画したり参観したりしていただくことになります。

日野市の先生方のがんばり

本日、尚美学園大学の小泉力一先生がお見えになりました。
小泉先生は、文部科学省の参与も兼務されています。
推進室のWebサイトをご覧になっていて、日野の取組もよくご存じです。
この1月に東京都が行った「ICT活用実践フォーラム」で、日野市の中学校の先生が中学校の部の事例報告者兼シンポジストとなった時もお世話になりました。
「中学校、高等学校と、なかなかICT活用教育が広まらない全国の現状の中で、日野市はがんばっていて大変参考になる。そのヒントを探りたい。」ということでした。
また、「ICTを活用することを構えずに、便利なものだと気軽に使ってもらいたい。苦手な先生に目線を合わせないとなかなか裾野が広がらない。」とおっしゃっていました。
日野市の先生方のがんばりが全国に注目されることは大変うれしいことです。
 

さわやかな5月

今日から5月。
さわやかな風とまぶしい太陽を感じます。
  
 滝合小学校のビオトープの
淵を歩いている野鳥。

 校舎の端で見つけたスズラン。
小さな鈴を逆さまにしたような
かわいい花です。
5月1日はスズランの日だそうです。
 
スズランによく似たドウダンツツジの花。
裾がつぼんでいるのが違いです。
「満天星躑躅」と書くそうです。
 

今日(奇数月の1日)は、あいさつ運動の日。
この運動が始まって2年。市役所の職員も各学校の運動に参加しています。
  
                            中学年は高尾山へ遠足。
                         いつもより早めの登校です。
 「おはようございます!」
どうしてこんなに先生が
ならんでいるの?
不思議そうな1年生。

小学生から中学生への意識改善

小・中連携教育の取組の一つであるオリエンテーション合宿。

大坂上中学校、平山中学校に続いて、七生中学校のオリエンテーション合宿が始まりました。初日の今日は、最大の課題に挑戦しました。学校から国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)までのオリエンテーリングです。浅川オリエンテーリング(事前学習)での教訓を生かして、各班ともに協力して成功させました。午後からはさっそく講義や実習です。2日間の合宿を通して、小学生から中学生への意識改善を図ることがねらいです。

以下は、同行した指導主事の携帯電話による一日目の報告です。
  
 生活について。身だしなみ。そうじ。あいさつ。時間。
みそあじの効いた1年生が合言葉。礼法の指導。

  
 学習の仕方について講義。
自分の学習の様子10項目をチェック。

 初めての中間考査に向けて学習計画表の
作成。目標と教科別の学習内容を
具体的に記入します。

  
 中央広場に集合。大縄跳びに備えて準備運動。

  
 代々木公園まで各クラス1列で移動。

 クラス毎に円陣を組み、
いよいよ跳びます。

  
 連続して跳べたところもありました。

 

たんぽぽの花のように・・・

本日、日野市で2番目の言語学級が開級しました。
日野第三小学校の「たんぽぽ学級」です。言葉に関する困難さのある児童が対象の通級学級ですが、学習に困難さのあるLD傾向の児童への指導も行います。これで、市内にある特別支援学級は、固定学級が9つ(小学校7校中学校2校)、通級学級が5つ(小学校4校、中学校1校)になりました。
 
                                       開級式での挨拶。京極校長先生(左)と加島教育長(右)

教室名の「たんぽぽ」には熱い思いが込められています。
京極校長先生が紹介して下さいました。
・たんぽぽという言葉の軽快で温かな響きのように、
    愛される学級であることを願って・・・
・明るい未来を予感させる花の黄色のように、子ども達が未来に向かって
    成長することを願って・・・
・たんぽぽのような生き抜くすばらしい智恵
  (1メートルにもおよぶ長い根、陽の光を一杯に浴びるロゼット型の葉、
    遠くまで種をとばす綿毛)を学び、強さが身に付くことを願って・・・

相談ルーム完成

この4月から、教育委員会内に新たに設置された「特別支援教育推進チーム」。
障害のある児童・生徒一人一人に適切な教育を支援するという役割を果たすチームです。
当室のWebサイトで4月21日にも紹介しましたが、昨日「相談ルーム」が完成しました。
庶務課の奥にスペースを作り、そこに作られました。
 
                 工事は週末に急ピッチで完成。空間があっという間に部屋になりました。


               落ち着いて相談できます。

今後はこの相談ルームを活用して、臨床心理士や就学相談の担当者が、
「子どもの発達障害などで相談をしたい。」
「就学前の子どものことで、発達障害などの相談をしたい。」
「通級指導学級への入級または固定学級への転学を考えている、または、相談をしたい。」
などの保護者の相談に応じていきます。

「ICTを活用する意味は本当にあるのですか?」

本日午後7時から9時すぎまで、市役所の会議室で教育行政と市P教の懇談会が開かれ、市内の各小・中学校の代表の方々と、教育長、部課長が、教育行政について懇談を行いました。
主な話題は、ICT活用教育、特別支援教育、学校施設、部活動、スクールガードボランティア等についてです。


「別に使わなくても良いのではと感じる授業も見ましたが、ICTを活用する意味は本当にあるのですか?」という質問もいただきました。

昨年度から、文部科学省によりICT活用指導力の基準も明確に示されています。
ICTを活用して指導する力は教師の資質の一つになっているのです。

タイムリーなことに、日野市は他の自治体より一歩進んで、ICTを指導方法の一つの選択肢にできる環境が整いました。今までの2年間は、市内の先生方にとって新たな挑戦の日々でした。初めの一歩は、とにかく使ってみましょう、ということからスタートしました。そのため、保護者の皆さんから、前述のような質問をいただくこともあります。しかし、その効果を目の前の子ども達の反応から実感することも数多くあり、今後のICTの効果的な活用が期待されます。

ICT活用の意義や効果については、まだまだ理解されていない面や誤解も多くあるようです。多くの方にご理解いただけるよう、よりよい実践に心がけると同時に、意義や効果についてもこれまで通りお伝えしていきたいと思います。誰でもがICTを活用する時代になったことにより、その活用について誰でもがちょっとした意見を言える時代になった今こそ、教員の専門性からその活用の意義をうったえていきたいと思います。

日野市のICT活用教育は導入期を終え、いよいよこれから本格的に活用していく時期を迎えます。魅力ある授業を展開するために、よりわかる授業を行うために、そして子ども達の思考力や表現力、コミュニケーション力を高めるために、ICTを効果的に活用した実践がどんどん行われていきます。推進室では今後も優れた実践を紹介していきたいと思います。

ネットいじめをなくすために



本日、メディアコーディターとともに、全国Webカウンセリング協議会の「ネットいじめ対応アドバイザー講習会」を受講してきました。子ども達を取り巻くネット環境の実態を知らされ、改めて我々大人達が子ども達のために教えるべきこと、守るべきことを考えさせられました。本日の講習会の内容は、今後の情報安全教育研修会で扱っていく予定です。

コミュニケーション能力を育てる

「小学校段階における外国語活動」
このことが、新しい学習指導要領で、教育内容に関する主な改善事項の一つとしてあげられています。小学校第5・6学年に、総合的な学習の時間とは別に週1コマ程度実施することになりますが、教科とは位置付けません。この準備委員会として、日野市では、今年度から小学校英語活動推進委員会を設置し、各学校から1名の委員を選出しています。

★今週の火曜日(22日)は委員会の第1回目でした。
本市の英語活動研究課題校である滝合小学校の校内研究と合同で行いました。
滝合小学校の保護者の方々も参加されました。
 

講師は、文京学院大学外国語学部 英語コミュニケーション学科の渡邉寛治先生です。渡邉先生には、平成16年度から継続的に、夏の教員研修等で英語活動のご指導をいただいています。本日の研修会では、以下のようなご指導をいただきました。

「外国語活動は、言語スキル学習ではなく、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度などの育成を目標としている。これは、国際コミュニケーションの素地づくりである。児童は、活動を通して、自己決定・行動力や主体性が芽生え、グループ活動等を通して思いやる心が生まれる。児童の発達心理を考慮して指導計画を作成し、コミュニケーション能力を育てるよう研究を進めることが大切である。」

わくわくするような理科の授業を目指して

(ひのっ子教育21開発委員会)
「理数教育の充実」
これは、新しい学習指導要領で、教育内容に関する主な改善事項の一つとしてあげられています。日野市では、これを受け、また、ICT活用教育の充実という市の重点施策とリンクさせて、理科教育の充実を図っていきます。具体的には、「実験・観察融合型デジタル教材活用共同研究(JST)」に取り組みます。今年度のひのっ子教育21開発委員会は、その実践部会となります。

★本日午後、教育センターで、第1回 ひのっ子教育21開発委員会を開催し、各小・中学校から選出されたメンバーが集まりました。今年度の開発委員会の目標は「魅力ある理科授業づくり」です。従来の実験・観察指導に加えてデジタル教材を活用することで、より魅力ある理科の授業を展開できるよう、理科を教える教師の指導力の向上を目指します。最終的には、科学に興味をもち、科学的な目で考えることのできる児童・生徒を育てることがねらいです。
  ★今年度の開発委員会の担当者は、所員はもちろん、小・中学校の校長先生、副校長先生は、みな、理科教育を研究されてきた専門家です。本日は、担当者を代表して、日野第二中学校の山田悟志校長先生にご挨拶いただきました。また、本共同研究の連携大学である信州大学からも専門的な指導をいただけます。心強いスタップです。
  信州大学の東原義訓教授は、日野市のICT活用教育の教育CIO的な存在でいらっしゃいますが、実は理科教育のご専門です。
その他に、三崎隆准教授、坂口雅彦准教授が指導して下さいます。
★JST(独立行政法人 科学技術振興機構)の主任調査員、調査員から、理科ねっとわーくのデジタル教材の活用場面についてレクチャーを受け、委員もそれぞれ教材体験をしました。 
ヒトの体や地球の内部など観察、実験が困難なものの呈示、音の波形を操るオシロスコープなどのツール型ソフトの活用、アニメーション等で示しながら観察、実験の結果の説明や振り返りを行う・・・ワクワクするような楽しい理科の授業の可能性を感じます。
 
 

いざという時のために

市内の各学校では「危機管理計画」を作成しています。
年間を通して児童・生徒への安全指導も行っており、月に1度は避難訓練を行っています。

日野市役所本庁舎では、本日朝、自衛消防訓練を行いました。
1階食堂から火災が発生したという想定です。
  
 係員の指示に従い階段で避難

 地下駐車場が避難場所

  
 日野消防署消防隊のはしご車

        5階に取り残された人を救助

幼稚園の子ども達がここまでできるとは・・・

第2回幼小連携教育推進委員会が行われました。第四幼稚園5歳児クラスの保育参観です。幼稚園の保育における「環境構成」や「教師の援助」の在り方を学び、入門期の小学校教育とのつながりを考える研修内容です。
  
 ホテルごっこ。足湯もあります。園長先生もお客さん。遊びの工夫が広がります。 小学校にもつながる基本的な生活習慣やきまり。片付けもしっかりできています。

  
 絵本ではなく、「本」の読み聞かせ。「本」を読みたいと思える子に
なってほしい・・・

 昨年度の東京都教育課題等研究開発委員の
報告。「幼児の思考力の芽生えを培い、
小学校生活科の学習につなげるために」
  
 参加者の意見・感想交換。
「幼稚園の子どもたちが、ここまで
できることに驚きました。」と、
小学校1年生の担任。
 

中学生としての意識を高める

小・中連携教育の取組の一つであるオリエンテーション合宿。

先日の大坂上中学校に続いて、今日は、平山中学校の1年生が、高尾の森 わくわくビレッジに出発しました。「自分を振り返り、自分の成長のために身に付けるべきものは何かを考えること」・・・  「ダメなことはダメという社会の一員としての自覚をもつこと」・・・1泊2日の合宿で、中学生としての意識を高めることがねらいです。

平山中学校のWebサイトでは、リアルタイムに合宿の様子が発信されています。
以下は、同行した指導主事の携帯電話による報告です。
  
 並び方の練習。1分以内の整列が目標です。
班長は点呼し先生に報告します。
46秒で整列できました。
 親睦を兼ねてレクリエーション。
名刺交換会などのゲームを楽しみました。
友だちの輪が広がります。

  
 夕食後。平山中の三年間について映像を見ながら学習します。
平中生になるための勉強です。
 続いて理科の授業です。
明日、自然観察を行うので、
その事前授業です。

「日光は寒いです。」

市内の小学校6年担当の先生方が日光移動教室の実地踏査に行っています。
同行した指導主事から、携帯電話で次のような報告を送ってきました。
  「日光は寒いです。
雨の中、雪の道を歩きました。
湯の湖の春はまだまだです。」

学校組織マネジメント研修?

学校組織マネジメント研修?は、市内の小・中学校の副校長先生対象の研修です。
先日の校長先生対象の研修と同じく、本日のテーマは「学校評価」です。

法令の規定を踏まえて、学校がこれまで行ってきた学校評価を発展させることがねらいです。
各学校では、管理職を中心に全教職員で組織的に学校評価に取り組み、保護者や地域の理解を得ながら、学校運営の改善・充実を図っていきます。

                       講義

   
                                 学校経営計画の作成、評価指標の設定等の演習(グループで)

Sustainableな日野市役所になろう

今年の日野市の市政のテーマは
「みどりの大地 青い地球をいつまでも」~ふだん着で CO2をへらそう~
全市をあげて温暖化防止に取り組んでいます。
学校では、「ひのっ子エコアクション(学校版のISO14001)」「ペーパーレス会議」などに取り組んでいます。

本日は、庁内で、外部講師による「平成20年度のISO管理職研修」が実施されました。
本研修は、ISO14001のシステム上、必須の研修です。CO2削減に向けて、この制度を維持管理することの大切さ、気づいたことを行動に移すことの大切さを再認識する研修でした。

第1部 「地球環境問題と温暖化について」「環境マネジメントについて」の講義 
               (下の画像 クリックすると拡大します)
第2部 グループワーク「事務事業上、地域社会上、環境上メリットのある日野ならではの
               取組案の作成」
 
 

特別支援教育推進チーム

日野市が重点に置いている教育の3つの柱の一つである、特別支援教育。

今年度から教育委員会に新たな組織を設置しました。
特別支援教育に特化して機動力を発揮する組織「特別支援教育推進チーム」です。
「特別支援教育推進チーム」により、以下のように学校への支援体制を強化し、特別支援教育の一層の充実を図ります。
  ◇特別支援に関する、学校、保護者からの相談窓口を一本化します。
  ◇専門の臨床心理士を配置し、就学相談、入級相談、転学相談などの相談システムを
      円滑にします。
  ◇専門家チームを派遣したり、各学校で各学期1回の巡回相談を行ったりと学校を
      支援していきます。
  ◇障害者のライフステージ(未就学~就学~就労)を一本化した支援を目指し、
      関係部局、関係機関との連携を図っていきます。


特別支援教育推進チームのスタッフ (チームリーダーは浮須参事が兼務)

遊びを学びに生かす

日野市が重点に置いている教育の3つの柱の一つである、幼保・小・中連携教育。

幼保・小の連携については、昨年度まで文部科学省の研究指定を受けて、次の2つのカリキュラムを作成し、就学前教育と小学校教育とがなめらかに接続することを目指してきました。
◇幼児期に身に付けておきたい力を育成する「ひのっ子就学前コアカリキュラム」
  (幼稚園、保育園共通 5歳児年長組)
◇小学校入門期2週間の指導計画「ひのっ子幼・小連携カリキュラム」
    (小学校第1学年 4月)
このうち、「ひのっ子幼・小連携カリキュラム」は、昨年度に完成し、この4月から活用できるように、作成委員が先月説明会を行ったところです。

市内の各小学校では、ちょうど今、「ひのっ子幼・小連携カリキュラム」で、入門期の指導をしています。先日の「幼・小連携教育推進委員会」では、日野第四小学校、日野第六小学校、滝合小学校の教諭による、カリキュラムの実践報告が行われました。
  「幼稚園はただ遊ばせているだけではありません。子ども達同士がかかわり合えるように、また、自ら興味をもって取り組めるような刺激を与えるように、環境の設定を工夫しているのです。」
・・・ビデオと日案で説明する幼稚園教諭。

*幼・小連携教育推進委員会:
各小学校の低学年担任代表教諭と各公立幼稚園の代表教諭が集まり、お互いの教育をよく理解するための研修を行っています。

幼・小連携教育推進委員会では、今年度も、幼稚園の保育を見ることを通して、幼児教育の理解を深めるとともに、遊びを学びに生かす小学校入門期の教科指導の在り方を話し合っていきます。

大坂上中学校オリエンテーション合宿

日野市が重点に置いている教育の3つの柱は、ICT活用教育、特別支援教育、幼保・小・中連携教育です。

小・中の連携については、各中学校区で取り組んでいただいているところですが、大坂上中学校では、日野第三小学校、日野第七小学校、東光寺小学校と、昨年度まで文部科学省の指定を受けて研究を行ってきました。その取組の一つが「オリエンテーション合宿」です。
「オリエンテーション合宿」は、中学校入学時の生徒がスムーズに中学校生活に溶け込んでいけるようにするための合宿です。大坂上中学校のオリエンテーション合宿は今年で3回目。場所は「高尾の森わくわくビレッジ」。今年度のテーマは「「より良き中学生への変身」で、昨日、今日の1泊2日で実施しました。

        高尾の森わくわくビレッジ

先ほど元気に戻って来たという報告を受けました。
今年も、日野第三小学校、日野第七小学校、東光寺小学校の校長先生や6年時の担任の先生も顔を出してくださいました。合宿の様子は、昨日から大坂上中学校のWebページで発信されています。以下は、同行した指導主事の携帯電話による報告レポートです。
  
 各クラスで校歌を発表しました。
どのクラスも大変上手でした。
聞いている態度も立派でした。

 合唱の次は大縄跳びです。
クラス力と声を合わせて練習です。
みんなで協力して一回でも多く
跳べるよう頑張っていました。

  
 夜の学習です。
まずは、中学には欠かせない
テストの話です。
どうやって勉強しよう?
計画はどのように立てるか?
みんな真剣に聞いています。

 全体の後、クラスに分かれて
テストの計画を立てています。
  
 2日目を迎えました。
生徒はみんな元気です。
9時から各教室で課題学習に
取り組みました。
これから体育館でレクが始まります。

 外は昨日の激しい雨もあがって、
いい天気になりました。
  
 外に出てアスレチックなど思い思いに駆け回っています。
      
 
                  小さなカエルを発見!生徒たちは
                       興味津々見つめていました。
 

日野市ICTサポートスタッフとの連携

転入教諭・転入主幹教諭のICT活用研修は、日野市ICTサポートスタッフが活躍しました。日野市ICTサポートスタッフは、本市に導入している機器やソフトに関連した企業の担当者、開発者、インストラクターの方々から構成されています。今回の研修運営側のテーマは「新しく日野市に来られた先生方に、ICT活用教育を一緒に進めていこうとする意欲をもっていただくこと」同時に「ICT活用指導力を高めていただくこと」です。それぞれの担当者と、毎回の研修会の事前、事後に打ち合わせを行い、反省点は次回に生かせるようにしました。まさに、学校で行われている「授業」と同じです。
  
 セキュリティ講義の内容と方法も工夫していただきました。
e-黒板を駆使して、日野市の学校の
セキュリティポリシーと現状に即した講義を行う青木氏。
書画カメラで、実物のUSBメモリとICTセキュリティカードを拡大投影して説明。

  
 すべての先生が実施しなければならない
情報安全教育。「Netモラル」の教材の
一部を見ていただき、指導計画・
指導案もあることを示しながら、
必要に応じてすぐにでも
活用できることを伝えます。
 校務支援システムのグループウェア機能、
成績管理機能、ひのっ子宝箱、
時数・週案機能について、一度の入力が、
関係する様々な帳票等に反映する
効率のよさと、校内で情報を共有する
よさを短時間で伝えます。
説明者と画面操作者
とのあうんの呼吸が必要です。

  
 e-黒板と書画カメラの説明と実習。
単なる操作だけではなく、授業のイメージがふくらむように、
活用することの効果をイメージできるように、
先生方への伝え方を工夫していただきました。
日野市の事例も紹介。

  
 スタディノートで研修のまとめ。
スタディノートのよさ、授業のイメージを
伝えながら、実際に研修の感想を書き、
それをマップ上のデータベースに
示す活動を体験。さらに意見交換活動へ
発展できることも伝えました。
 研修会終了後の合同ミーティング。
自分の担当外の研修場面についても
感想が出されました。
 受講者一人一人がコンピュータ操作する
場面では、メディアコーディネータに
加えてICTサポートスタッフも自然に
個別支援に入っていました。
日野市のICT活用教育を支える心強い
スタッフです。
次回は夏季ICT活用研修の企画会議です。

新しい仲間をお迎えして

◆本日、転入教諭・転入主幹教諭のICT活用研修、第3回目が終了しました。
以下、本日の研修会に参加された先生方の感想です。

◇市を挙げてICTに取り組んでいるところ、特にハードを支給して終わりというのでもな
   く、ソフトウェアを導入したりそれについて研修を行ったりというところが、日野市は進ん
   でいると思います。e-黒板も実際に使っているところは初めて見ました。e-黒板や書画
   カメラを活用した授業ができるように、この先も研修が必要だなと思いました。また、セ
   キュリティ特に情報の保護については、基本的なことはどこでも同じだろうとは思っていま
   したが、個人所有PCの持込についての制限、個人所有の記憶メディア使用禁止など、前の
   勤務地よりもしっかりしていることが多くて驚きました。参考になりました。ありがとうご
   ざいました。

◇パソコンの使い道が少しずつ教育の現場にも生かされようとしているということが具体的な
   利用方法を示されたことで分かりました。今後の課題は、使用方法を校内で周知するととも
   に、どのソフトをどのように使用していくかの研修を重ね、最終的には職員全員で使ってい
   こうという姿勢を確立することだと思っています。本日はその手がかりを示していただいた
   ものと承知しています。本日の研修を企画されたかたがたにお礼申し上げます。どうもあり
   がとうございました。

◇日野市に転任し、前任校よりも、さらに成績処理や指導要録などの事務処理が円滑に進んで
   いくんだろうなぁと期待しています。また、eー黒板や、書画カメラなど、授業でも活用で
   きそうだなぁと思えるものもわかりやすく紹介していただき、興味が持てました。今後、I
   CTを活用し、省力化を図るための自分のスキルも磨き、生徒にさらによりよい学びの場を
   提供できるように頑張らねば・・・と痛感いたしました。

◇電子黒板の機能や書画撮りこみ機能などにはびっくりしました。少しいじらせていただき
   ましたが、社会科やその他の教科の教材がたくさん入っており、使いこなすことができたら
   素晴らしいと思いました。また、校務支援の機能では、データベースとして生徒の通知表、
   成績関係の書類、グラフ、指導要録、調査書など一つのデータからさまざまな物に使えるの
   にも驚きました。今後、少しずつ使いながら慣れていこうと思います。

◆参加された先生方の中には、次のような戸惑いや心配も見られました。

◇是非、授業に使いたいと思いますが・・・。
    実際に使用する時には、きっとやり方を忘れていると思います。その時は、
   どうしたら良いのでしょうか?また、実際に使ってから研修があるとありがたいです。
 →授業支援、校内研修会・・・
       そのためのメディアコーディネータ派遣予約制度があります。
       大いに活用していただきたいと思います。


◇e-黒板、書画カメラのセッティングに時間がかかりそう。
    移動、セッティング、起動・・・10分の休憩だと少々厳しいか?と心配です。
    はやくできるようになれば、もっと授業で活用できるのですが。
 →授業を進めながらセッティングする。休み時間に生徒がセッティングする、など、
       昨年度のモデル校である日野第三中学校や平山中学校では、先生方がいろいろな
       知恵を出して工夫された事例があります。


◇学校にPC室が1つしかありません。日野のような先進的な環境では、
    教員もPC室を使った授業を多く行っています。教室の取り合いになってしまい、
    継続した指導が行えない現状があります。それはかなり厳しいのでは?と思います。
 →特に、中学校でよく聞かれる声です。昨年度秋に発表された日野市の
     「頑張る地方応援プログラム ICT活用教育推進プロジェクト」では、今後、
       可搬型PC40台の追加も視野に入れています。現状では、授業で複数台のPCが
       必要な時は、無線LAN環境で、校内どこでも使えるという利点を生かして校内で
       各教室に配備しているPCを集めて使っていただいています。


◆本日までの3回の研修には、今年度初めて日野市に異動して来られた69名の先生方が
参加しました。学校事情等で当日受講できなかった先生には、来週、推進室で
個別研修を実施します。 

覚悟を決めて・・・

本日午後、教育センターにて、転入教諭・転入主幹教諭のICT活用研修、第2回目を実施しました。この研修は、先日11日も実施しました。明日18日も実施されます。今年度他地区から日野市に転入された先生方は、全員、3回のうちのいずれかを受講してていただくことになっています。
  


◆以下、受講された先生の感想です。

◇パソコンは得意な方ではありませんが、一応のことは出来るつもりでした。
    日野市に赴任した以上は、覚悟を決めて学習し、校務を頑張っていきたいと思いました。

◇日野市のICTがここまで進んでいるとは,驚愕しました。もともと苦手でどうなるかとと心配
    をしております。しかし。研修でお話をうかがっているうちに,教科の指導法が又,新しい
    形で開発できるかなと思えてきました。

◇本日は丁寧にいろいろご準備頂きありがとうございました。
    やっとパソコンを使いはじめた者でございますので、ICTを充実させようとしている日野
    市に転任し、とまどっておりますが、少しずつあせらずに、理解し使いこなしてまいりたい
    と思っております。とりあえず、今は時数管理のみ使用しております。

◇ICTの内容がとても豊富で、すべてのことが頭に入りませんでしたが、エキスだけは注入
    されたと思います。これをどれだけ使いこなすことができるか、日々研鑽を積まなければい
    けないと思います。成績管理等は、コツコツと記録しておくと、学期末の事務作業が楽にな
    るので、大変ありがたいと思います。

◇使いこなせばとても興味深い授業を展開できるのではと期待の持てる研修でした。自分の手
    の内に入れられるようにゆっくりと一つずつ取り組んでいきたいと思います。今日はありが
    とうございました。

◇本日の研修で、新しい教育機器を知り、驚きました。初めて見たものばかりでした。書画カ
    メラは、教室ですぐに使えそうです。持ち運びやすく、使いやすそうで、授業で生かしたい
    と思いました。

◇今日の研修は、とてもためになりました。日野市の先端を行く機械の導入には、驚かされま
    した。今までは、個人のパソコンで成績の処理を行ったりしていました。学年に1台のパソ
    コンで成績を処理するのに順番待ちだったのです・・・

◆本日の研修で、さっそく、
具体的な授業のイメージをふくらませた先生もいらっしゃいました。

◇e黒板の説明を受けました。これまで算数の学習では、色紙、10枚の束、100枚の束など
    を画用紙にマグネットを貼り付け使っていました。4年生になるとその数も増え、何人かに
    使わせるとなると、教材作りにとても時間がかかりましたが、e黒板を使うとかなり楽にな
    りそうな気がしました。

◇今日は研修会でたくさんのことを学ばせていただき、嬉しく思いました。
    特に、e-黒板、書画カメラは担当する図工の授業で活用してみたいです。図工の授業で
    は、今まで道具の使い方を説明するのに、色画用紙などで拡大模型を>一つ一つ手作りし
    て、黒板にマグネットで掲示していましたが、e-黒板と書画カメラを活用することで、授
    業準備の短縮を図ることが出来ます。また、デジタル時代に育った子どもたちの興味・関心
    をひくことができると思いました。担当された室長をはじめ、インストラクターの皆様、今
    日は熱心なご指導ありがとうございました。

◇今日は、とても興味深く新しいものを見せていただきありがとうございました。前、テレビ
    でeー黒板の活用を見たことがあり、それを自分が実際に使えることになるとは夢のようで
    す。早速学校に戻って、授業に使えるようにしたいと思っています。

学校組織マネジメント研修?

学校組織マネジメント研修?は、市内の小・中学校の校長先生対象の研修です。
本日のテーマは「学校評価」です。
昨年、学校教育法が改正され、第42条において、学校評価を行いその結果に基づき学校運営の改善を図り、教育水準の向上に努めることが規定されました。また第43条において、学校の情報提供に関する規定が新たに設けられました。さらに、学校教育法改正を受けて、学校教育法施行規則も改正され、?自己評価の実施・公表、?保護者など学校関係者による評価の実施、?自己評価結果・学校関係者評価結果の設置者への報告に関する規定が新たに設けられました。
今年度は、これらの法改正後、初めて学校評価を実施することになります。
市内の学校が、その趣旨を踏まえて、積極的に情報を提供するとともに、より実効性のある、負担のない精選された学校評価を行うことを目的として、研修を行いました。
 
             事例から、学校経営計画の具体的方策と取組指標、成果指標を作成する演習。

 
                              グループでの討議内容を、書画カメラで拡大して説明。

東京都では、統括指導主事がこのような研修会の講師役になれるよう、訓練を受けています。
昨年度は、統括指導主事を対象にして、日本評価学会及び東京都教育委員会による3日間の「学校評価指導者研修」が実施されました。

信頼される教師を目指して歩き始めた37名

花の季節からそろそろ若葉の季節へ移ろうとしています。
 
       シダレウメの木の若葉が光っています。                   精一杯花びらを開いています。

今日は、初任者・新規採用者研修の第一回目。
テーマは「信頼される教師を目指して」
浮須参事の講話に続いて演習です。

「求められる教師像」を個人で書き出した付箋をグループで分類し、足りない部分をグループで追加します。
「児童・生徒にとって求められる教師像・・・」「保護者にとって・・・」「学校組織の一員として・・・」「教育公務員として・・・」
  
  念願の教師となり、歩き始めてまだ
2週間。毎日毎日が精一杯の日々のようです。「思ったよりとても大変です!」
そんな言葉も聞かれました。
これから一年間、信頼される先生になる
ためにがんばっていく37名です。

席を離れるときは自分で省エネ

庁内で実施されている「市民と共にふだん着でCO2をへらそう運動」の第3弾。
4.5.6月は、「ノートパソコンのふた閉め強化月間」です。ふたを閉めるときはセキュリティポリシー上、データを保存し、アプリケーションを終了させることは言うまでもありませんが、現在、庁内のパソコンは、15分で画面が消え、30分でハードディスクが落ちるようになっています。

中央公園の花々

早春から、市役所前の中央公園に咲いた花々を、本サイトでほんの一部紹介してきました。
先週は雨の続く毎日でしたが、サクラ、ウメの花の次も、小さな花が続々と咲いています。
 

今回は、環境緑化協会の常務理事である萱嶋さんに、レクチャーをいただきました。萱嶋さんは、昨年度まで環境共生部長として活躍され、学校の校務の情報化に関することや、環境学習に関すること等、多くのアドバイスをいただきました。今も当室のWebサイトをご覧になってくださり、今回も貴重な花の画像を提供して下さいました。
  
 可憐なドウダンツツジ 鮮やかな黄色がまぶしいヤマブキ
  
 クサボケも豪華絢爛 葉もきれいなミズキ
  
 ノイチゴはバラ科だそうです 雑草とはいえかわいらしいカキドウシ
                    
                  ヒトリシズカもひっそりと       そろそろ終わりかけのカタクリ
   
 
                             なんとドングリの芽生え 
カタクリの花が盛りだった頃(3月26日)と、
ドングリが芽生えた4月1日の画像もいただきました。(下の4枚)
 
                   
   

情報の提供

4月10日、都教委から、教育管理職等の任用・育成のあり方検討委員会による 第2次報告「副校長・主幹教諭の育成及び職のあり方について」が出されました。

その中で、副校長・主幹教諭の職務に関する課題として次の5点があげられています。
?副校長・主幹教諭の職務や権限の見直し 
?校務の縮減と効率化 
?学校組織や運営体制の見直し 
? 学校を支える仕組みの構築 
? 副校長・主幹教諭の人材育成の充実 です。

「校務の縮減と効率化」については、
「教員へのコンピュータ端末の未配備や校内LAN構築の遅れなど、校内のICT化が十分に進んでいないため、紙ベースでの事務処理や情報伝達を必要とし、また、周知徹底を図るための会議等を開催せざるを得ない状況もある。こうした業務処理の非効率性も、副校長・主幹の負担を増す要因の一つになっていると考えられる。」
と書かれています。この課題解決の具体的な方策として、都立校ではICT化を進めることにより「調査・統計の効率化、庶務事務のシステム化、学校内の情報共有及び伝達の効率化を図る」としています。まさに今、日野市が取り組んでいることです。

報告書では、小・中学校のICT化 については次のように書かれています。
「東京都教育委員会が都立学校におけるICT化を先導的に推進するとともに、各地区におけるICT化促進の参考事例となるよう、区市町村の先進的な事例等も含め、積極的に情報を提供していくべきである。」

日野市では平成18年12月からの教育の情報化の歩みを、日々本Webサイトで積極的に発信し、情報提供してきました。このことで、日野のことを知った全国の自治体から、具体的な内容の問い合わせの電話をいただき、その熱心さに驚くことが時々あります。全国で、ささやかでも貴重な情報はたくさん発信されています。本当に必要な情報は、大きな報道だけでなく、積極的に探していくことが大切な時代になって来たように思います。

転入教諭・転入主幹教諭ICT活用研修

★本日午後、教育センターにて、転入教諭・転入主幹教諭のICT活用研修を実施しました。
この研修は、本日11日と17日、18日の3回に分けて実施し、今年度他地区から日野市に転入された先生方全員に受講してていただくものです。

★研修会は推進室が企画運営していますが、日野市ICTサポートスタッフ(日野市に導入している機器やソフトに関連した企業の担当者、開発者、インストラクターの方々)7社15名が応援に集まってくださいました。日野市のICT活用教育の特色は、関連企業等との連携がスムーズで、日常の研修や夏季ICT活用研修、研究発表等、必要なときはすぐにかけつけてくださる応援体制にあることです。全員がスタップの一員として「日野市のICT活用教育」の目的をよく理解し、その趣旨を踏まえた上て熱心に支援にあたってくれています。今回の研修会も事前の準備や打ち合わせで何度も推進室に足を運んでいただきました。

  
 ICTサポートスタップ15名が勢揃い。まずはセキュリティを守ること。
実際の運用について
セキュリティポリシーの解説。
(ICT活用指導力D・E)

  
 情報モラルの授業は必須。
実施できるようにNetモラルの
教材の一部を視聴。
(ICT活用指導力D)
 校務の効率化、情報の共有、
児童・生徒理解を図る
校務支援システムの機能紹介。
(ICT活用指導力A・E)

 
 
 授業でICTを活用できるように。
グループに分かれてe-黒板と書画カメラの効果と活用方法の実習。(ICT活用指導力B)

  
児童生徒のICT活用。
学習成果を共有する想定で実際に研修の
感想をスタディノートに書き、マップ上に
掲載して共有体験。(ICT活用指導力C)
研修の最後に、推進室のWebサイトから、
ICT活用指導力を自己評価。     

研修会の最後は、一人一人に渡したパスポートに記されているIDとパスワードを確認し、Web上でICT活用指導力の自己評価していただきました。このパスポートは、e-Learning 等を実施する際に必要となるもので、本市の先生方は全員がもっています。

★以下、受講された先生の感想の一部です。

◇私はパソコンが苦手なので、日野のやり方を活用できるか非常に心配です。
    今日の研修で見聞きしたことはすべて便利だなあと思いました。それを使うまでの一つ一つ
    の作業を自分の手と頭に覚えさせるまでに、かなり苦労しそうです。せめて回覧板を見て、
    週案を書けるようになりたいと思います。

◇初めての移動で、日野市に来ました。パソコンや機械がとても苦手なので、今回の研修は、
    頭の中がいっぱいです。使えるようになると、便利なものがたくさんあるようなので、職場
    に帰ったら、詳しい先生方に教えていただいて、がんばって少しでも使えるようになりたい
    です。本日は、ありがとうございました。

◇この研修を受けるまでは、パソコンが得意でない私にもついていけるのかと不安に思ってい
    ましたが、各項目について分かりやすく説明していただきましたので、学校に戻ったら、少
    しずつ覚えて使ってみようと思いました。特に、e黒板については、難しい操作が必要だと
    思っていましたが、簡単な操作で使えそうでしたので安心しました。ありがとうございまし
    た。

◇パソコンのいろんな可能性を発見できました。知らないうちに、いろいろな機器が進化して
    いてとても驚いたというのが、一番の感想です。書画カメラや、e-黒板などの機器を、日々
    の子どもたちとの授業の中で、そして、自分の校務等の仕事の中で活用していけたら・・と
    思います。

◇日野市に移動して来て、一番便利だと思ったことは、一人に一台パソコンがあったことで
    す。以前の学校では、二人に一台だったですし、セキュリティーも、とても使いにくいもの
    で、パソコンは完全に机の上のお邪魔虫になっていました。しかし、日野の学校に来て一人
    一台パソコンがあったのと、カードを置くだけでパソコンを開けられたので、ここでは、毎
    日自分パソコンを開いて仕事をしています。こんなにICTの充実した日野にこれたので、今回
    の研修内容を生かして活用していきます。

◇今日のICT研修では、多くのことを学ぶことができ、うれしく思います。
    セキュリティーについては、昨今話題になっているUSBの紛失などの話を伺い、自らが意識
    をすることが大切だと改めて感じることができました。紹介された「情報モラル」のソフト
    がとても魅力的だと感じました。ストーリーがあり、また動画になっているので集中して見
    ることができました。今、5年生を担任しているので、さっそく活用して情報モラルを高め
    ていきたいと考えることができました。

◇日野市のICT研修を受けることができて、とても参考になることがたくさんありました。
    全く知らない機能がたくさんあり、驚きました。時代はICTなんだなぁと改めて実感しまし
    た。そしてこの時代に教育する者として、是非これらの機能を有効に活用して行きたいと思
    います。お話を聞いていて、いろいろな授業案がうかびました。たとえば、教科書をプロ
    ジェクターに拡大し、記入できるということなど・・・他校でも、このICTは盛んに使われて
    いるみたいですので、それらを参考にさせていただきながら、活用していきます。

◇今日は有意義な研修が受けられました。日野市はパソコンがすごいと聞いていましたが、本
    当にいろいろなことができそうなのでこれからが楽しみになりました。たくさん勉強して活
    用していきたいと思います。特に、E黒板や書画カメラは工夫次第で効率よく効果的な授業
    ができそうだと思いました。ありがとうございました。

◇日野市に転任してきて、色々知ったことがあります。
    情報セキュリティについて、子どもたちに分かりやすい授業を提供するシステムについて、
    そして私たちの校務分掌を軽減しようとするシステムについて等でした。
    私はパソコンを「子供たちのために」と考えられるようにしたいと思います。
    前の職場でもイントラネットはありましたが、ここまで校務支援システムが発達していると
    は知らず、感心することばかりでした。これからは少しずつでも使えるようにしたいと思い
    ます。(色々触ってみようと思います!!)ありがとうございました。

新補・転補副校長研修

★副校長は、校長を助け、校長とともに学校経営を担う管理職です。
東京都ではすでに平成16年度から教頭を副校長と称していましたが、学校教育法の改正により4月から、学校教育法上の副校長となりました。
校長権限の一部の委任を受けて、副校長自らの権限と責任において処理することができるので、今後は、副校長の学校経営上の職責を強化する方向で、その職務権限の見直しを行う必要があるとされています。

メディアコーディネータの説明を受ける新補・転補副校長

★今日は、他地区から転入された副校長と、市内で昇格された副校長の研修会を行いました。
日野市では、各学校で情報を進んで発信しています。
見える学校づくりを行い、より一層、保護者や地域の信頼を得たいと考えています。
本日の研修の前半は、推進室で学校Webサイトの発信方法をマスターしていただきました。
それに伴うセキュリティポリシーの徹底もお願いしました。

第7回学校教育基本構想検討委員会



夕方6時から、第7回学校教育基本構想検討委員会が開かれました。
今日のテーマは「豊かな心の育成」「健やかな心の育成」「時代の要請に応える力の育成」
です。本日の検討会で、委員の方から、以下のようないくつかの提案をいただきました。

◇教科の学習の中で子ども達のコミュニケーション能力を高める指導を行うと同時に、
    学校の外の人(地域の方)とかかわるような体験的な活動や職業体験なども、コミュニ
    ケーション能力を高める良い機会ではないか。このような学習活動の事前打ち合わせを
    外部の人と行う段階で、子ども達だけでなく教師もまた、コミュニケーション能力を磨く
 良い勉強になる。
◇総合的な学習の時間での成果を知りたい。子ども達がプレゼンテーションする機会を作った
    らどうか。また、子ども達が個人で取り組んだ自由研究の発表なども、プレゼンテーション
    する機会を作ったらどうか。これらの発表を学校の中だけで行うのではなく、保護者や市民
    も見ることができるよう、市民ホールなどで、プレゼンテーション大会として実施してはど
    うか。

平成20年度教育施策連絡会

午前中の定例教育委員会終了後、午後から、教育委員、教育長と部課長の合計11名で、都庁の都民ホールで開かれた平成20年度教育施策連絡会に出席し、都教育委員会の今年度の主要施策について説明を受けました。


東京都教育委員会は、都立学校ICT計画事業として、平成20,21年の2年間で、校内LANやICT機器などの整備を行い、現在全国最低レベルのICT環境をトップクラスにまであげることを目標としています。また、「全教員にコンピュータを配備して教員の業務改善を行い、校務の効率化を図ることによって、教材研究や授業準備などに携わる時間を拡充するとともに、情報セキュリティの強化を図る。さらに、ICT活用指導力を向上させるための研修を充実し、コンピュータ等を活用して教科指導ができる教員の割合をこれまで以上に高める。」としています。

教育の情報化に向けて、日野に続いて、東京全体が動き出したことを大変うれしく思います。

着々と動いています

校務の情報化に向けて学校が着々と動いています。
今日は日野第二中学校で、ICT校内研修が行われました。
校内の先生方全員で、校務支援システムの機能を確認する研修です。
講師は教務の主幹教諭。レジメも用意されています。
メディアコーディネータもお手伝いさせていただきました。
主幹教諭の話を聞きながら、学年内で互いに教え合う姿も見られました。
研修会の最後に、講師を務めた主幹教諭と一緒に、お手伝いをしたメディアコーディネータにまで拍手をいただきました。
暖かい雰囲気で進められた研修会でした。
 

講師の主幹教諭の説明に合わせて、校長先生もいつの間にか支援役として活躍されています・・・

ICT校内研修が始まっています

★新学期が始まりました。
予約サイトを通して、メディアコーディネータの派遣要請が続きます。
要請の多くは、校務支援システムのフル機能を活用するための校内研修補助です。
今年度の特徴は、各学校がどんどん自主的に校内研修を進めていることです。
多くの学校では、教務の主幹教諭をはじめとする教務部の先生方が講師となって校務支援システムの研修が行われています。メディアコーディネータは、その研修のお手伝いをしています。校務の情報化に関して、学校が自立していくのはとてもうれしいことです・・・

★今年度は、校内の情報の共有化や校務の効率化を目指す「グループウェア機能」、「成績管理機能」を大いに活用していきます。また、授業の充実を目指す「時数週案機能」、児童生徒のよさやがんばりを記録して児童・生徒理解を深める「ひのっ子宝箱」など日野市から誕生したオリジナル機能もフルに活用していきます。
  
  ICT活用推進委員の先生への
事前レクチャー。 
  (日野第八小学校にて)

  主幹教諭に加えて、校長先生も講師役。
              (大坂上中学校にて)
  
 主幹教諭と教務部の先生が分担して
講師役。(日野第三小学校にて)
 

中学校入学式


激しい雨と強風・・・。春の嵐のなか、市内の中学校8校の入学式が行われました。

 
       サクラもまだ咲いています。                                        次はこの花の番です。


  雨の中に咲く一輪。(中央公園のモチツツジ)

小学校入学式

 
サクラの花びらが雪のように散り、中央公園の広場は花びらのじゅうたんになりました。
今日は、市内の17校の小学校の入学式が行われました。(クリックすると拡大)

  
 百草台小と三沢台小が統合し、
 新たに七生緑小学校がスタートしました。

   平山小学校が新校舎に移転しました。
  
 校舎の全面改築は、
仲田小学校以来24年ぶり のことです。