過去の推進室情報 2008年

推進室情報 2008年

特別支援教育コーディネータ研修

★ICT活用教育と同様に、日野市は今、特別支援教育に力を入れています。
市内の各小・中学校の特別支援教育コーディネータは、年間を通じて研修を受け、専門性を身に付けています。今日はその第4回目。明星大学を会場に全日、研修が行われました。

★今回の研修は、東京都教職員研修センターのコーディネータ研修と合同開催です。
各区市の代表のコーディネータが100名以上集まっての大規模な研修でした。
講師は、日頃から日野市を指導して下さっている明星大学の小貫先生、島田先生、竹内先生の3人です。   研修内容は、
「LD・ADHD・自閉症等の理解」「コーディネータの相談機能」
「校内委員会シミュレーション」です。


6~7人でグループを作り、事例を使って校内委員会を開き個別の指導計画を作成します。各自がそれぞれの役になり、その立場で意見を言っていきます。
各区市のコーディネータと日野市の先生方が熱心に演習に取り組んでいました。

教育課題研修開始

★教育センターの夏は、コンピュータ室や講堂に熱心な先生方がたくさん集まります。
一昨日に開催した夏季教員研修全体会で、新学習指導要領の内容に関する講演を実施しましたが、この内容を受けて、今日から新学習指導要領の改訂のポイントに添った「教育課題研修」が始まりました。

初日は、「伝統や文化に関する教育の充実」。
小学校の国語を中心に、古くから伝わることわざ等を取り上げた実践が紹介されました。

授業中の提示・児童生徒の活用


夏季ICT活用教育研修2日目。

「授業中の提示・児童生徒の活用」に関する研修です。
ICT活用指導力B-1・2・3・4 C-3
e-黒板や書画カメラ等の機器の操作をマスターし、それらを活用して、子どもたちの興味関心、課題意識や理解を深める授業を組み立て、2学期に実践する指導計画を立てることが研修のゴールです。

午前中:ICT機器を活用した事例を知り、実際に準備、操作、片づけを体験しました。
  


午後:2学期に実践するICTを活用した授業を組み立て、全員がミニ授業を行いました。
  


☆以下、受講した先生の感想です。

◇書画カメラ、e-黒板の基本的な使い方を実体験できて本当によかったです。4月から何度も使
    いたいと思っていたのですが厳しい現実がありました。今回の研修に参加できることが大変
    うれしく楽しみにしてきました。思った通り、自分の不安がとれました。スタッフの方が丁
    寧に指導してくださったおかげです。使い方を学び、実際に使う活動を通して、子ども達の
    前で使える自信と技術が身につきました。夏休み中にまた何度か試したいと思います。昨日
    までは何もできなかった自分が、今日からできるようになって2学期が楽しみでわくわくし
    ています。こんな感情は久しぶりです。ICTは使い方指導で授業の善し悪しが決まるというこ
    とですから上手に使っていきたいと思います。

◇午前中は、セッティング方法を含め、基本からしっかり学ぶことができました。夏の間に教
    室でしっかり練習して、準備や片付けもスムーズに行えるよう慣れていきたいと思います。
    午後は、短い授業を発表しました。他の先生方の活用の仕方が参考になりました。結局、便
    利な道具も、教師の使い方や見せ方次第だと感じました。教材研究をしっかり行いたいと思
    います。

◇実際に機器を動かしてみたことと、他の先生が工夫した使い方を発表している姿を見て、発
    想が広がりました。デジタル教科書と書画カメラ、e-黒板をうまく活用してみたいと思いま
    す。いろいろなアイディアは浮かぶのですが、なにぶんICTの基礎技術が追いつかず、勉強不
    足を反省しました。それでも楽しく参加できたので、教えてくださったスタッフの方々に感
    謝いたします。

◇書画カメラやe-黒板の起動から終了まで丁寧に教えていただきました。ごく基本的な機能しか
    使うことができなかったのですが、今日の研修で多くの機能を使うことができるようになり
    ました。様々な工夫をして活用することで、効果的な授業づくりができそうです。また、児
    童も機器を使って表現できる授業は、やる気UPにつながるでしょう。今日の研修で身につ
    けたことを活用していきたいと思います。

学校組織マネジメント研修

★本日午前中は校長先生と園長先生、午後は副校長先生の研修を実施しました。
内容は4月に引き続き、学校評価についてです。

★日野市では、学校評価プロジェクトチームを立ち上げ、法令等の規定を踏まえ、どのように学校評価を進めるか、また、公表する学校経営計画の形式はどうするかについて検討を重ねてきました。今日は、その検討結果もお知らせしました。
今後、各学校では、9月末までに学校経営計画を作成し、10月初旬に学校Webサイトで公表することになります。

 
学校評価プロジェクトチームでの検討の様子。メンバーは、小・中学校長・幼稚園長の代表、小・中学校副校長代表、教育委員会部課長、指導主事の14名。

★午前中の校長先生の研修には、学校評価の第一人者でいらっしゃる国際基督教大学(元広島大学教授)の長尾眞文先生と、
都教委の山本統括指導主事に来ていただきました。

 
長尾先生は、都教委が統括指導主事を対象に昨年12月末に3日間にわたって開催した「学校評価指導者研修講座」の講師の先生です。
今回は事前にもご指導いただき、日野市に合わせたお話をしてくださいました。
テーマは、「最近の学校評価の動向と学校経営計画の具体化」についてです。

★午後は副校長先生の研修です。午前中と同じ内容で、グループの演習を中心に実施しました。
 

スキルアップ研修


今日から夏季ICT活用教育研修が始まりました。

今日は「スキルアップ研修」 ICT活用指導力A-3・E-1
校務に、授業に、自信をもってコンピュータを活用できるように、スキルアップを図る研修です。ニーズに応じた研修となるように、メディアコーディネータが、事前に、受講を希望した先生と打ち合わせを行いました。
研修の最後には、受講した先生方で成果を発表し合いました。
  
☆以下、受講した先生の感想です。

◇4月に日野市に異動してきて以来、自分が一番来てはいけなかった市だと思い続けてきた一因
    がICTです。スキルアップを望みながらもこの研修が難しくてつらい一日になるだろうと
    恐れていました。しかし、事前に、メディアコーディネータが私の実力やレベルアップした
    いことなどをお聞きに来られたことから、とてもホッとし、今日を楽しみにすることができ
    るようになりました。研修も一歩一歩丁寧に指導していただきました。子どもと同じで意味
    がわかって操作できるようになると、上達の喜びを感じることができました。右上クリッ
    ク、~をして、~から選んで・・・などただクリックするだけだと一瞬にして操作を忘れま
    す。でも、意味を理解できたので大分わかってきました。一度しっかり覚えると、忘れても
    思い出すのも早いかもしれません。少人数で手厚く指導してもらうと、大人でも伸びるもの
    だと思いました。みなさんの指導と人柄に感謝いたします。

◇大変充実した一日でした。一日でワード、エクセル、インターネット、パワーポイントと、
    内容が豊かであるにもかかわらず、楽にできました。受講者が初心者で少人数だったので安
    心しました。優しく教えていただけて感謝しています。NICERもよくわかりました。 
    この後、夏休み中に、ワードが上達するようにがんばります。

◇親切に丁寧に教えてくださいました。午前と午後の学習内容も、焦ることなく適当な量で安
    心して受けることができました。これもメディアコーディネータのみなさんお努力のおかげ
    だと思います。事前に何度も学校に来てくださったり、間違えても笑顔を絶やさず指導して
    くださり、この暑さも吹き飛ぶ研修となりました。今日の指導の仕方を現場に生かしていき
    たいと思います。