過去の推進室情報 2008年

推進室情報 2008年

中秋の名月

今日は中秋の名月。
一雨ごとに夏から秋へ季節が移ってきました。

  
 今、中央公園でピンクの花を咲かせているのはフヨウ(左)とミオヤギノハギ(右)。

  
 にぎやかだった夜のセミ祭りも、聞こえなくなり、なんと庁舎5階の推進室の窓から
遊びに来たのはオオカマキリ。一緒にお月見です。

  
 一面の薄い雲をおしのけ、東の空から見事な中秋の名月が姿を現しました。
(18:45の画像)
 

まずは先生が作成してみましょう

昨日、ICT活用研究委員会 国語実践部会の第3回目を開催しました。
会場は滝合小学校です。

今回のテーマは「まず、先生自身が作成してみましょう」
自分自身が実際にバタフライマップを作成することで、授業で指導する際のポイントがより明確になります。

昨日は、国語の実践部会の先生方一人一人が実際に作成してきた模範のバタフライマップを発表し合い、信州大学の藤森教授から指導を受けました。
 

メディアコーディネータの活躍

日野第二中学校の校内研修があり、メディアコーディネータがお邪魔しました。

2つの研究授業が行われました。

  
第1学年社会「世界の姿をとらえよう」
世界の略地図の書き方を演示。
ICT活用指導力Bー3 
 第2学年英語 「Speech ?‘My Dream’」
教師の質問に答える場面で(言語活動)
その内容に関する画像を提示。(自作教材)
 ICT活用指導力Bー2
協議会の後半で、メディアコーディネータが、ICT活用場面の紹介をさせていただきました。
これは、市内の中学校における授業実践をまとめたものです。 

  

研修会後に校長先生が、推進室に電話をくださり、
「メディアコーディネータさんの事例紹介はとてもわかりやすく、プレゼンテーションの見本のようでしたよ。」 と、お褒めの言葉をいただきました。
とてもうれしいことです。メディアコーディネータにとって大変励みになりました。

・・・実は、今日の研修会に向けて、推進室のOJTで練習していたのです・・・

                  昨日の練習風景・・・

工夫された自作教材

昨日に引き続き、日野第三中学校の授業支援にメディアコーディネータがお邪魔しました。
  

第3学年 数学 「二次方程式の利用」
自作教材を提示して問題文のイメージをつかませ、立式できるようにする。
ICT活用指導力Bー3  
実際に図形上の点がプレゼンテーションソフトのアニメーション機能で動いていきます。
図形の軌跡がわかるように工夫された力作です。

「とにかく使ってみよう」から「効果のない使い方はやめよう」へ

日野第三中学校の校内研修があり、メディアコーディネータがお邪魔しました。

本校は、夏季休業中に、全員の先生が2学期に実施する指導案を作成し、信州大学の東原教授の助言をいただきながら、ICTを活用した授業について、校内全体で共通理解を図りました。そのときのキーワードは「ただ見せるだけではダメ」です。効果のある使い方を研究し、効果のないICTの使い方はやめるという一歩踏み込んだ実践に挑戦中です。

  東原教授による夏の指導
 

  今日は2つの研究授業が行われました。
  
 第2学年理科 「電流とその利用」
コンピュータで微量な電流を計測し、
その結果から電磁誘導の規則性に
気づくようにする。(演示実験) 
ICT活用指導力Bー3

 第1学年数学「方程式 不思議な計算」
導入で自作教材による課題をテンポよく
提示し、前時までの既習事項を
徹底できるようにする。
ICT活用指導力Bー2・4
  
 協議会では、教科を超えて、ICTの
効果的な活用について議論されました。

 

新聞社の取材

「教育の情報化についての連載が決まったので、日野市のICT活用教育について、
    至急取材させてください。」
・・・授業でのICT活用ですか?校務の情報化ですか?それとも見える学校作りの
学校Webサイトによる発信についてですか?
「今回は授業でのICT活用ということに絞らせていただきたいと思っています。
    市内の学校で日常の授業の様子を是非見せてください。」

先週、このような新聞社の依頼を受けました。
大変急なお話でしたが、同じ学区域にある小学校と中学校を選んで相談したところ、
すぐにOKをいただきました。本日はその取材日です。

◆平山小学校で

◇特別支援学級を含む全学級でICTを活用した授業を公開して下さいました。
 ・デジタル教材の活用
 ・Netモラル教材の活用
 ・自作教材の活用
 ・拡大した子ども達のノートの共有
 ・インタラクティブスタディの活用
 など、あらゆる教科で、わかる授業を目指した指導の工夫が図られていました。

◇インタラクティブスタディを活用した算数の授業の後に、授業者と5年生の児童への
   インタビューも行いました。



☆今日の授業(小数×整数、小数÷整数)では、コンピュータからどんなメッセージを
   もらったの?どんなことを教えてもらったの?
   ・かけ算の答えの小数点を打つ場所を間違えてしまったので、
              間違えないように教えてもらいました。
   ・かけ算の時にくりあがりを忘れてしまったので、そのことを教えてもらいました。
   ・わり算のあまりの小数点の位置が違ったので、このことを教えてもらいました。

☆普段の教室の授業と比べてどうですか?
   ・先生の授業も好きだけど、コンピュータの勉強だと
              じっくりマイペースで落ち着いてできます。
   ・普段の授業はみんなと楽しくできるから良いけれど、
              わからないことは聞きにくいです。
   ・コンピュータは間違えると一つ一つアドバイスをくれて教えてくれます。
              よくわかるようになります。
   ・コンピュータの授業は誰も騒ぎません。みんな集中して勉強できます。

◇ベテランの先生へのインタビューも行われました。

 〇ICTにより変わったこと・・・校内で教材を共有し、創り上げていくこと
   ・自分が知恵を出し、若い先生からは操作を教えてもらいながら、
    一緒に教材を創りあげることができるようになりました。
   ・自分が若い頃は、先輩から一方的に教えてもらうだけでした。
    一緒に学び合う機会はなかったように思います。
   ・作り上げた教材はみんなで共有できます。また、活用した先生が
    さらによいよい教材にしようと手を加えていき、
    どんどん質の高いものになっていきます。

 〇ICTの効果について
   ・使わなくても授業はできますが、子どもの理解度や学習意欲が違います。
   ・子ども達の目の輝きを目の当たりにして効果を感じています。
   ・いくら子どもを引きつける話術があっても、工夫して作成した教材や
    画像にはかないません。

◆平山中学校で

◇理科の授業を公開していただきました。
 第3学年「運動の規則性」の導入部分の授業です。
 小学校第5学年で学んだ振り子と衝突の学習の復習しながら運動エネルギーの学習へ
 興味をもたせることがねらいです。

  
従来は教卓の周りに集めて行った
演示実験も、実物提示装置で拡大され、
分かりやすく見ることができます。

理科ねっとわーくを含むWeb上の
いくつかの教材(衝突や振り子に関する
ダイナミックな教材)の一部を見せて、
生徒に興味・関心をもたせています。

◇授業後に、教務主任(主幹教諭)とベテラン教諭にインタビューが行われました。

    〇校内に広めるコツ
      ・最初はみんな不安な気持ちです。でも、やらなければならない環境の中で、
  「こんなふうにやったらできちゃった」という気軽な事例を示して広めていきました。
    やってみれば何ということもないという安心感をもってもらうのが第一歩です。
      ・今までの指導方法の全てを変えるのではなく、話術だけ、言葉による説明だけでは限界
         だった部分が解決できることを実感してもらいました。
      ・ICTに振り回されないよう注意が必要です。
         ICTはあくまでも授業デザイン力の一つの手段ですから。

    〇ICTの効果
      ・理科の場合は、実際には実験できなかったり見ることができないことも、
          映像と共存することで、できてしまいます。
      ・各教科で授業が効率的になり、その分、手厚く工夫した指導ができます。
          生徒が活動したり考えたりする時間も増えます。
      ・能力的に厳しかった生徒も、途中で投げないで興味をもって取り組んでくれます。
         最後までがんばっています。

◆取材を終えて・・・

◇一日中、日野市の学校を取材して下さった記者の方にインタビューさせていただきました。

「取材前に疑問に思っていた“ICTを活用すると学力が向上するのか”という課題が、自然と自分の中にすとんと落ちた気がします。見せていただいた小学校も中学校も、授業中の子ども達の真剣なまなざしが印象的でした。子ども達が一生懸命に考えている姿に感動しました。
全員の先生がICTを活用した授業ができるようにするまで、それぞれの学校は大変なステップがあったのだと思います。管理職の先生を中心として築かれた校内のネットワーク化のこともよくわかりました。また機器の整備だけではなく、新たな組織を設立して、メディアコーディネータ制度など学校のバックアップ体制をとってきた教育委員会のしくみにも感心しました。」

校務支援システムの積極的な活用

教育センターで、第3回ICT活用推進委員会を開催しました。
前回は「授業での積極的なICT活用」についてがテーマでした。
今回のテーマは「校務支援システムの積極的な活用」と「情報モラル教育の充実」です。

  
 ?校務の情報化について、それぞれの学校の
現状を全体で共有しました。
?校務支援システムの機能
(うまく活用していきたい機能)
についての確認です。

  
?グループを作り、先進的に取組んでいる
学校の様子を聞きながら、それぞれの学校
の課題を解決するための話し合いを
しました。
 ?最後は、メディアコーディネータが、
「Netモラル(教材)の活用方法と市内の
実践事例」について説明しました。

本委員会に出席後、学校に戻って教務部と相談し、すぐに校内研修の計画を立てた学校もありました。頼もしい推進委員の先生方です。

校庭の芝生化第1号

東光寺小学校で、「芝生開き」が行われました。

校庭を芝生化するメリットとして、
?児童の運動不足解消や体力の向上
?学習材としての活用
?維持管理作業等を通じての新たなコミュニティの形成
?温暖化対策としてのヒートアイランド現象の緩和
などがあげられます。

本校の芝生化は、東京都の「10年後の東京」に基づく「元気な子ども達を育てる校庭芝生化」事業を受けたもので、日野市で最初の試みです。
今後は、児童、保護者、地域住民約130名(どんどん増えているとのことです)で結成した「緑の学舎応援隊」が、協働で芝生の維持管理をしていきます。

オープンセレモニーでは、東京ヴェルディーの皆さんとラモス瑠偉選手をお招きして、6年生の児童とサッカーを楽しみました。
 

市議会もICT化

1日から、平成20年第3回定例会が開催されています。
今回から、本会議は、インターネットにより中継されることになりました。
これにより、市民が、日野市のWebサイトにアクセスすることで、
自宅等のどこからでも、生中継でリアルタイムに本会議等を視聴することができ、
また、録画映像をいつでも視聴できるようになりました。

今日は一般質問の第1日目。初めてのインターネット中継が行われました。
 

読書活動と幼・小・中の連携を考える

学校図書館司書教諭連絡会を開催しました。
前回までは、導入された学校図書館ネットワークシステムの活用についての話題が中心でしたが、今回は、読書活動の充実をめざして、それぞれの学校の取組を紹介し合いました。小・中学校だけでなく、幼稚園の代表者も出席し、事例を紹介してもらいました。読書活動という視点から、幼・小・中の連携を考えるよい機会となりました。

  
【第七幼稚園の事例】
就学前教育では、「話を聞く・話をする・話し合いをする」という言語面の指導を重視して行なっていますが、これらの活動を支えている教材の一つが物語や絵本です。特に幼稚園では、5つの視点から絵本を活用しているという事例や、
幼児が好む絵本等も紹介されました。


  【日野第三小学校の事例】
週3日の朝読書の時間には、保護者の読み
聞かせボランティアが活躍しています。
今日の連絡会には、ボランティアの代表の方も来て下さいました。学校と保護者との連携した読書活動の取組について、プレゼンテーションされました。
  【三沢中学校の事例】
学校図書館ネットワークシステムが活用しやすいように、図書室内の机等の配置を新たに変えたことや、国語の授業で、生徒がお勧めの図書の帯を作成していることなどがプレゼンテーションされました。

「おはよう!」から始まった2学期

日野市は全校で「あいさつ運動」から2学期がスタートしました。
夏休み中の宿題の作品を大事そうに抱えて、いつもより早く学校に着いた子が多かったようです。奇数月は市の職員も一緒になってそれぞれの学校に出向き、一緒にあいさつ運動に参加しています。ひのっ子にとって、実り多い2学期になりますように・・・


                       平山小学校にて

夏季休業中の学校課訪問

夏季休業最後の一週間は、連日学校課訪問を実施しました。
休み中でしたので、、子ども達の学習している姿を見ることはできませんでしたが、
管理職の先生や主幹教諭の先生から学校の概要を説明していただいたり、諸帳簿の点検を行わせていただいたりしました。
それぞれの学校は、みな、来週から始まる新学期の準備に忙しそうです・・・

  
 8月26日(火):日野第一中学校訪問。 新校舎に移るまでの仮校舎生活2年目です。
緑のカーテン(上画像)など、ひのっ子エコアクションに積極的に取り組んでいます。

  
 8月27日(水):日野第三中学校訪問。
 昨年度のICTの研究を生かし、授業改善に取り組んでいます。
 ヒマワリ花壇(左画像)や太陽農園(右画像)も、実りの秋を迎えようとしています。

  
 8月28日(木):日野第七小学校訪問。
10月3日の研究発表に向けた校内研修も兼ねました。
画像は、観察池の水中ポンプを動かしている
ハイブリットシステムによる発電装置設置です。
  
 8月29日(金):夢が丘小学校訪問。
校務支援システムによる通知表作成で、所見内容の質が
上がったというお話を受けました。夢が丘版所見文例集ができつつあります。
画像は、見事に実ったヘチマ(左画像)とツルレイシ(右画像)の収穫後の様子です。

夏季休業中のICTに関する校内研修

この夏は、教育センターでの夏季ICT活用教育研修だけでなく、それぞれの学校でも、ICTに関する校内研修が行われました。
メディアコーディネータも、派遣要請のあった学校へ、校内研修支援に伺いました。
日野市の学校が組織で動いており、ICTに関してもOJTが活性化してきた・・・ということを実感しています。

   
日野第五小学校:校務支援システムの成績管理の研修。教務主任の先生が中心となり、ICT担当の先生もその補佐役を務めました。メディアコーディネータは、事前に教務主任の先生の相談を受け、レクチャーに伺いました。当日は補佐役です。

   
日野第二小学校:インタラクティブ・スタディの活用研修。2学期の授業に向けた教材設定、評価画面の活用法の研修です。研究主任の先生が中心となり、市内の他校の実践者も講師として参加です。(ICT活用委員会算数実践部会のメンバー)

   
  七生中学校:校務支援システムの活用についての研修。教務主任が中心となりました。

学校評価に関する研修

第2回学校組織マネジメント研修?(主幹教諭対象)を実施しました。
内容は学校評価についてです。
日野市では、学校がこれまでも行ってきた学校評価を発展させ、
学校運営や教育内容の改善・充実につなげるようなシステムを構築するために、
今年度は、校長、副校長、主幹教諭を対象にした学校評価に関する学校組織マネジメント研修を、年度当初と夏にそれぞれ2回ずつ実施しています。
 


5月に学校評価プロジェクトチームを立ち上げて、評価を視野に入れた学校経営重点計画表を検討し、まとめています。
この学校経営重点計画表は、各学校が目指す教育をどのように行っていくかについて、
理念に終わることなく具体的で検証可能な経営目標を設定し、それを実行するための手立てや評価までを見通したものです。
近々試案としてまとめる予定となっており、各学校は、この学校評価プロジェクトチームの試案に基づき、10月までにそれぞれ学校経営重点計画表を作成する準備を進めていきます。

全庁のサポート体制

昨夜の雷雨と停電の影響が出てしまいました。
校務支援システムのサーバーの調子が悪く、始業前から、情報システム課、庶務課の職員がすぐに推進室に集まり、その対応に追われていました。(幸い午前中には復旧しました)

  
水量の増した浅川(写真提供:滝合小学校)
新井橋から都心方面に向かって・・
ICT化が図られて3年目。
今日のようなことがあってもパニックになりません。
「正常に動いていて当然」のシステムの裏側には、それを支える職員と全庁のサポート体制があります。学校もまた、システムには必ずトラブルが起こる可能性があることを理解してくれています。朝から校務支援システムの校内掲示板によるペーパーレス職員会議を予定していた学校が、急遽、共有フォルダによるペーパーレス会議に切り替えるといった一幕もありました・・・

 
緊急対応本部となった推進室。情報システム課とは日常的に連携が図られており、
いざというときも心強い支援をいただいています。

ICTサポートスタッフの感想(夏季ICT活用教育研修)

メディアコーディネータと一緒に、夏季ICT活用教育研修を支えてくれたICTサポートスタッフからも研修の感想をいただきました。事前の研修打ち合わせ会、専用サイトによる随時の連絡、終了後の報告等、皆さん、ICT活用教育推進室のスタップの一員として、熱心に研修会を支えて下さいました。改めて多くのスタッフに支えられていることに感謝いたします。
以下の感想は原文そのまま掲載させていただきました。

◇プレゼンソフト、ICT機器担当
    夏季研修ではいろいろとありがとうございました。
    書画カメラ、e-黒板の研修については、人数は少なかったのですが充実した内容で研修が
    出来たのではないかと思います。先生方の授業形式での発表はかなり好評だったとお聞きし
    ました。PowerPointはどういうわけか大人気でしたが、先生方はきっと書画カメラ・e-黒板
    などは普段の授業でだいぶ利活用しているんだと思います。来年度は、さらに応用で、ICT
    機器とソフトを組み合わせてさらに一歩進んだ研修内容で実施できたら、と思っておりま
    す。NETモラルの講習もチラッとだけ、拝見しましたがこちらも少人数ということで、かな
    り密な研修ができたのではないかと思います。先生の模擬授業も大変興味深く、こちらもい
    ろいろと勉強になりました。今後ともICTサポートスタッフとして頑張って行きたいと思っ
    ていますのでよろしくお願い致します。(富士電機ITソリューション Iさん)

◇書画カメラ担当
  ・夏季研修会では、司会進行ありがとうございました。
      昨年も同様の研修会をさせていただきましたが、今年は、模擬授業を取り入れました。
      模擬授業は、実際の授業に結びついた操作をすることできました。
      また、積極的な先生方ばかりで、楽しく研修ができ、ICT活用授業を行う為には、機器の
      操作技術だけでないということも感じました。メーカーという立場としても、先生のアイ
      デアは勉強になりました。また、e-黒板と書画カメラを一緒に使用することにより、製品
      としての改善点も見えてきました。2学期から、楽しくICT機器を活用していただければ幸
      いです。ありがとうございました。(カシオ計算機 Nさん)

  ・夏期講習お疲れ様でした!
      私自身はICT講習会への参加は今年が初めてにも拘らず8月20日の会の午前中のみの参加で
      大変失礼致しました。講習会では先生方の熱意が伝わり、機器に対する不安や苦手意識
      も、「子どもたちのために!」という思いで吹き飛ばしているように感じられました。
      講習会への参加人数は昨年よりも少なかったようですが設置・起動などをじっくり体験し
      て頂けたのではないかと思います。(もう充分使える先生方が増えたというのもあるので
      しょうね。)今後もICTサポートスタッフの一員として先生方、そして子どもたちにとっ
      て理想的なICT環境を作るお手伝いができればと思いますのでどうぞ宜しくお願いいたし
      ます。ありがとうございました。(カシオ計算機 Mさん)

◇e-黒板担当
    夏季研修会では本当にお世話になりました。
    今回、実際に模擬授業を行なっていただく機会が設けられたので、より実践的な研修会に
    なったのではないかと思います。また、メーカーとしても「実際にどう使う」という部分を
    今回いろいろと学ばせていただきました。やはり、普段授業をされている先生方のアイデア
    はすごいと思いました。また、模擬授業では先生方から感想を聞くことができたので、さら
    に発表に広がりが生まれたのではないかと思います。スムーズな進行、本当にありがとうご
    ざいました。2学期もさらに活用が広がり、いろいろな授業でご利用いただけるといいなと
    思います。今後もどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
                                                                                                                   (内田洋行 Yさん)

◇スタディノート・インタラクティブスタディ担当
    4日間研修会に参加させて頂きありがとうございました。
    メディアコーディネーターの皆様お世話になりました。4月からスタディの支援業務に携わ
    り、まだまだ勉強中の私にとって大変実りある研修会になりました。重ねてお礼申し上げま
    す。特に、研修を行う立場と受講される先生方の間に立つことで気付けた点があります。
    自分がお伝えする側にいる時は、?操作手順→?実用例→?このソフトを使用することで子供
    達が得られるメリット・・・  などの順に重点をおいていました。しかし、一番に?をお伝
    えすることが大切だと気付きました。先生方は、ソフトを利用することで得られる利点を何
    となく理解なさっています。そのなんとなくを具体的な利点に変えることで、利用頻度が高
    くなると思いました。また操作も全てをお伝えするのではなく、希望する実用例に沿って
    絞ってお伝えすることで、より簡単に使用できると思って頂けるのではないかと思いまし
    た。今回気付いた事をこれから行う研修会にいかしていきたいと思います。また、先輩のメ
    ディアコーディネーターの方から更に学び、同時期にスタートされた方と切磋琢磨しなが
    ら、先生方のサポートに力を注いで日野市のICT活用教育を活性化していきたいと思ってお
    ります。これからも、どうぞ宜しくお願い致します。
                                                                                   (シャープシステムプロダクト Mさん)

◇情報モラル研修担当
    研修会ではお世話になりました。
    参加された先生方の人数は少なかったのですが、とても密度の濃い研修会ができました。
    今年は、昨年までの研修会から、一歩レベルアップした取り組みとして模擬授業を考え、
    先生方一人一人に発表していただくという時間をとりました。先生方は皆さん真剣に授業の
    中身を考えていらっしゃいました。感想を書いていただきましたが、もっと授業内容を検討
    する時間が欲しかったと書いていらっしゃる先生が多かったのには驚きました。日ごろは多
    忙なので、じっくりと教材研究される時間がつくれるのは夏休みの研修会としてはとても意
    義があるのではないかと思いました。夏休み明けに、今回、考えていただいた授業内容で、
    実際に授業してくれたら嬉しく思います。少しでも、日野市様のICTサポーターとして力に
    なれれば嬉しく思います。今後もよろしくお願いします。(広教 Oさん)

◇デジタルカメラ活用担当
    夏季研修会の進行及びサポートしていただきありがとうございました。
    お陰様で参加された先生方は初めて画像ソフトを使用した方がほとんどだったと思いますが
    研修がスムーズに進行できました。特に校務用名刺作成の実習の際は、メディアコーディ
    ネータの方々がサポートして下さりとても助かりました。毎年、日野市様の研修は参加され
    る先生方の研修内容について学ぼうとする意欲がとても感じられ研修がやりやすいです。
    参加された先生方は学級通信やホームページ作成等に活用していただければと思います。
    どうもありがとうございました。(市川ソフト Tさん)

夏季ICT活用教育研修が終了しました(MCの感想)

昨日で、夏季ICT活用研修が終了しました。
今年の受講者数はのべ260名(受講者実数147名)でした。
すべての研修会で、ICTを活用した授業のイメージをもつこと、簡単な計画案をたてることを目的としました。2学期の実践が期待されます。

★以下、メディアコーディネータの感想です。

◇先生方が楽しみながら研修会を受けられているという印象が強く残りました。
    朝から夕方までの長い時間にもかかわらず、意欲的に学ばれている姿に感動しました。
    私自身もICTの授業での使い方を今より学び、今後、さらに先生方の支援に役立つよう心
    がけたいと思います。(O)

◇先生方のミニ授業が、深く心に残っています。
    書画カメラやe-黒板、Netモラルなど、それぞれの研修会ごとに決まったテーマの中で実演し
    ていただいたミニ授業は、参加された先生によってさまざまでした。改めて、ICTは先生方の
    多様な使い方にフィットする道具なのだと感じました。メディアコーディネータは、ICTの活
    用方法を先生方にお伝えしていく立場にあります。今後はさらに、自分自身が視野を広げる
    こと、見識を深めることに努めたいと思います。(S)

◇夏季研修会が始まった当初は、他に負けない研修会にしようと、何とか上手いことやろうと
    躍起になっていた気がします。しかし、様々な研修会を経験し、そこで多くの先生方とやり
    とりさせていただくうちに、研修会というのは参加される先生方と一緒に創り上げていくも
    のなのかもしれないと思うようになりました。実際に、研修会中は何度も先生方に助けてい
    ただきました。即興で模擬授業をしてくださった先生、アッと驚くICT活用のアイディアを見
    せてくださった先生、そして暑い中、長い坂を上って研修会に参加してくださった全ての先
    生に感謝いたします。どうもありがとうございました。(M)

◇研修会を通して、自分自身もたくさんのことを学ばせていただきました。
    たくさんの先生と交流でき、学校でのICTの活用状況を聞くことができました。
    参加された先生方には、ICT機器の操作はもちろん、授業での活用の意見交換や模擬授業をし
    ていただきました。こうした研修を通して、感動したことがあります。それは、パソコンが
    苦手だとおっしゃりながら参加された先生も、さすがに教材を見極める力が非常に高いとい
    うことです。「なるほど、こういう活用の仕方をすれば、学習意欲が高まったり、生徒・児
    童同士が学び合える時間ができるんだ」と、自分では今まで気がつかなかったことを知るこ
    とができました。今後も、先生方の授業のお手伝いをさせていただきながら、逆に、先生方
    の経験や教材観を参考にして学んでいきたいと思います。
    本当にありがとうございました。(K)


毎日、教育センターでの研修後、推進室で当日の研修の反省と、
翌日の打ち合わせを行ってきたMC(メディアコーディネータ)。

2学期の理科の授業の充実を目指して

★ひのっ子教育21開発委員会。
毎月開催しており、この夏に集まるのは2回目です。小学校と中学校の先生が一緒になって理科の授業の在り方を考えることのできる良い機会です。最初の頃は、理科の授業にデジタル教材を取り入れることに抵抗感があった小学校の委員もいました。「理科は観察・実験を重視すべき教科だから」というのが理由のようです。そして、「これは使えない、もっとこういうのが欲しい・・・」と、デジタル教材の要望になりがちでした。しかし、委員会で互いにデジタル教材を紹介し合っているうちに、自然と意識が変わってきたように感じられます。

本委員会で、理科を専門としている中学校の委員の意見は、大変いい影響を与えています。
例えば次のような意見です。「我々は理科家だから観察・実験を行うのはあたりまえ。それにプラスしてデジタル教材を使う。」「使えるものを使う。」「時間があると、何が使えるかを絶えず探し続けている。」キーワードは、理科の授業を充実させるために、ねらいを達成するために、「何が使えるか」です。そして、「どのように使うか」です。

★今日の委員会では、ICTパワー合宿に参加した委員の報告と、
講義のVTRを視聴しました。
  

「理科ねっとわーくおすすめコンテンツ」
・・・教師の活用、子どもの活用と大きく2つに分け、
学習過程や学習方法別にコンテンツを紹介したプレゼンです。なかなかの力作です!
作成した委員による報告は、説得力がありました。



★別教室で国語実践部会の指導を終えた東原教授に、本委員会にも顔を出していただきました。今日は、午前中は、市内の中学校の校内研修の講師、午後は教育センターでの2つの研修会のご指導です。午前中から夕方まで、まる一日、日野市のご指導をいただきました。
いつもながら日野市のICT活用教育に、ご尽力をくださっていることに感謝です・・・

バタフライ・マップ法に挑戦

ICT活用研究委員会 国語実践部会の第2回目を開催しました。

ICTを活用して、活用型の学力(思考力・判断力・表現力)を
育てようとする実践部会です。

この国語部会では、バタフライ・マップ法を活用して、子ども達に論理力を構成する思考の
枠組みを身に付けることを目指しています。
蝶の形をしたマップは、次の6つの部品から成り立っています。
・頭・・・・・・テーマ
・胸と腹・・・・自分の意見・主張
・右上の羽・・・根拠
・左上の羽・・・裏付け
・左下の羽・・・問題点
・右下の羽・・・問題点への解決

前回の部会では、信州大学の藤森准教授に、このバタフライマップの理論を教えていただきました。これを受けて、さっそく2名の先生が授業実践されました。2学期は、さらに実践を増やしていきます。その際、マップに書き込む活動で、ワークシートや付箋代わりに、スタディノートのマップ機能の活用を試みます。

1学期の授業実践を報告する中学校の部員と、アドバイスされる信州大学の東原教授。
 

CMS研修

夏季ICT活用教育最終日。


「校務(CMS発信)」。
学校Webサイトの充実に向けて、学校のニーズに応じた機能について学ぶ研修です。 ICT活用指導力E-2



学校Webサイトの充実を目指して、副校長先生や事務職員の方も出席されました。