学校からのお知らせ

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交通安全に関してのお願い

 先週、日野市のお隣の多摩市内の交差点で、青信号を自転車で渡っていた小学生が左折してきた車にはねられ死亡するという痛ましい事故が起こりました。本校でも、翌日警察署から届けられた事故に関する注意を呼び掛ける文書を印刷し、全校児童に配布し、各学級で交通安全に対する注意を呼び掛けました。

 今朝の全校朝会で日野警察署日野橋駐在所の伊豆本様においでいただき、今回の交通事故に対する説明と注意、交通安全に関する呼び掛けを直接子供たちに伝えていただきました。身近な場所での事故でしたので、子供たちも伊豆本様のお話を真剣に聞いていました。

 本校の学区域で言うと、多摩都市モノレール沿いに立飛橋から高幡不動方面向かう道路と、多摩大橋からふれあいホール・陸上競技場(スポーツ公園)の間を通る道路が交差する信号周辺で、子供たちの飛び出しや車の巻き込み等でこれまで危険な状況が発生しています。昨年は、自転車の飛び出しによる事故もありました。青信号だから大丈夫ということでなく、さらに左右をよく見て安全を確認してから横断歩道を渡るという習慣を日頃から身に付けておけるように、ご家庭でも一言注意をお願いいたします。
 

避難訓練

 今日の5校時、今年度最後の避難訓練を実施いたしました。1年間のまとめということで、避難訓練の日時も時間帯も管理職と担当者だけが知っているという状況で実施いたしました。

 地震の後、1階家庭科室から出火という想定で訓練を行いました。東側の階段や非常口だけが通行できるという中で、子供たちはとても落ち着いて行動できていました。1年間の訓練の成果かと思っています。
 
 
 
 間もなく春休みに入ります。お出掛けをする人もたくさんいると思い ますが、どこにいても「自分の命は自分で守る」ことを考え、周辺の環境要因を冷静に把握し、的確に判断をし、落ち着いて行動に移すように、各家庭でもご配慮ご指導ください。

暖かな一日

 今日も気持ちの良い天気に恵まれました。花も咲き誇っています。日中は、すっかり春の気分です。ビオトープの中には、カエルの卵もたくさん浮かんでいます。子供たちが毎朝覗き込んで楽しんでいます。

 朝晩の冷え込みと埃、花粉が気になりますが、子供たちが元気に登校しているのはうれしい限りです。
 
 
 
 
 

5・6年生 合同練習

 今日の3・4校時は、5・6年生が合同で卒業式の練習を行いました。

 ほぼ式の流れと同様のことを行いましたが、緊張感のある態度で行動していました。まだ直すべきところはいくつかあるにしろ、卒業式という大きな行事に対する心構えは十分に育っているのを感じました。

 あと学校に来るのも来週、再来週だけとなりました。子供たちも健康に留意して、思い出に残る卒業式にする、そんな気持ちで過ごしてほしいと願っています。

 今日の練習の様子から
 
 


空き缶回収

 今年度最後の空き缶回収が今朝行われました。

 年間20回の回収日で、回収作業もスムースに行われるだけでなく、毎回一定量以上の空き缶が回収されています。回収作業のお手伝いに当たっていただきました保護者の皆様、空き缶をまとめておいていただいている保護者・地域の皆様方に感謝申し上げます。
 

5年生 卒業式の練習

 卒業式まであと10日ほどになってしましました。6年生は、証書授与、呼び掛け、歌などの練習が進んでいます。今日の午後は、5年生が本格的に卒業式の練習をしました。卒業生入場の曲の演奏、呼び掛け、歌など一通りのやるべきことを体育館で行いました。

 すごくしっかりとできた部分とまだまだ意識が薄い部分がありました。特に、歌声はこれからかなり気を入れて練習をしてほしいと思いました。

 練習の最後に、「やらなければいけない」卒業式なのか、「こうしたいという」卒業式なのか一人一人が明確な目的意識をもってほしいと伝えました。明日からは、5・6年生が合同で練習をします。素晴らしい式になるように、自分たちでつくる式になるように、5年生も一人一人の気持ちを高めていきたいと思います。そして、練習の中で成長する自分を感じてほしいと思います。
 
 

1年生 入学式の練習

 1年生は、来年度の入学式で在校生を代表して歓迎のあいさつをします。その合唱と合奏の練習を紹介いたします。集中が途切れやすいところも見られましたが、一生懸命に演奏しようとする気持ちが表れていました。入学式当日までまだ時間があります。きっと上学年として立派にその役割を果たしてくれることでしょう。頑張ってくださいね。
 
 

今日の中休みの様子から

 朝の冷え込みは、昨日・今日と厳しいものがありましたが、日が上がってくると、随分暖かくなります。今日の中休みは、たくさんの子供たちが校庭で遊んでいました。先生たちも何人か一緒に遊んでおり、とても楽しそうでした。冷たい風が吹いているので、体感温度は高くはないのですが、子供たちが元気に遊んでいる姿を見るのはいいものです。
 
 
 

3・11を迎えて その2

 2年生が書いた作文を何人か紹介いたします。素晴らしい内容です。

 わたしは、大しんさいはものすごくこわいんだと思いました。今もつらい思いをしてくらしている人がたくさんいるのに、わたしたちはふつうにくらし、ふつうに生きています。日野につなみはこなかったけれど、もし来たらものすごくこわいです。そのときは自分のいのちとみんなのいのちのりょうほうをまもりたいです。  あやねさん

 

 わたしはこの地いきにつなみがおきたら、まず高いところにひなんします。そのつぎに、まわりの人をたすけたいです。つなみがきたら、家がながされて、大切なものをすべてうしないます。そのときは、すごくかなしくなります。日野は、海や山がなくて、少しはあん心できるけれど、けっして東日本大しんさいのことはわすれていけないと思いました。わたしは、もしもじしんがおきたら、家ぞくの人たちと日野一中学校であおうとやくそくしています。うちは、一中が近いので、ひなんじょが近くてよかったです。一番大切なことがわかりました。それは、自分の命とみんなの命をまもることです。わたしは、今もかせつじゅうたくにすんでいる人がかわいそうだな、と思いました。わたしはこの話を聞き、つらい気もちでいっぱいです。だけど、じしんにあった人はもっとつらい思いでいっぱいだとあらためて思いました。    しおりさん  

 

  わたしはもし川のそばにいたら、さかになっていない高いおくじょうや学校の3がいやおくじょうがいいと思います。わけは、つなみはどこまでくるかわからないから、できるだけ高いところに上がってまん中にあつまった方がいいからです。これからもじしんや火じのひがいで人がなくならないようにがんばりたいです。もうそういうのがないといいです。東日本大しんさいのようにたくさんの人がながされなくなられました。そのせいで、いまもかせつじゅうたくでくるしい生活をしている人もいます。わたしは、そのことは今までしらなくて、とてもふべんだとすごく思いました。わたしは、地しんや火じのひがいはきょ大なかべに思えます。わたしは、こんなに地しんや火じのひがいがかなしくていやなものだとしらなくても、いまかせつじゅうたくでくるしい生活をしている人たちがいるから、お金を一生けんめいためて、くるしい生活の人をたすけてあげたいです。私の家ぞくがそうなったら、まずわたしがいきのこって、家を買ってくるしい生活をなくしてあげて、それから知らない人でもくるしい生活をなくして、みんなをしあわせにしてえがおになってほしいです。これからも、なくなられる人が多くならないようにがんばりたいです。              かのんさん                                                

 

 50mも大きなつなみがおそってくるって書いてあって、びっくりしました。だって、東京でもあんな大きなじしんがきて、びっくりしました。もうこんらんして頭がまっしろになって、なにもできなくなりました。でも、先生がふとんを頭にかけてくれてちょっとあんしんしたけど、いつおさまるかわからなくて、こわくてこわくて、でもおさまったときには、なにもたおれてなかったからあんしんしました。でも、ふくしまにいたら、かぞくがはなればなれになって、かなしかっただろうなあっておもいます。もしわたしになにかできたら、食べものや水をおくったり、もうふをおくりたいです。ほんとうにできたら、やりたいです。でもいまもゆくえふめいの人やいつでもこわれるかんたんないえに住んでいる人がいると思うと、かわいそうだなとおもいます。ほんとうに東京にいてよかったです。もう二どとおこってほしくないです。もしおこったら、ひなんをすばやくして、くんれんもれんしゅうだと思わないで、いっしょうけんめいがんばって、ほんとうにおこったら、くんれんをおもいだしてひなんじょにいってさむくてもねて、かぞくにあえるのをいのります。                          うるさん

3・11を迎えて その1

 3月11日の東日本大震災が起きてから、今日で4年が過ぎました。空は青く澄み渡っていて冷たい風が吹く1日になりましたが、こうして当たり前に過ごせていることが本当にありがたく思います。

 今日は水曜日とあって、地震の起きた14時46分には子供たちがいませんでしたので、職員会議を中断して教職員で1分間の黙とうをささげました。2度と大きな被害が出るような災害がないことを願いつつ。

 今週の月曜日の全校朝会で子供たちに紹介した作文集『つなみ』の中から、さらに2年生の下山学級ではいくつかの作文を読んで、今何ができるのかを考えたそうです。それぞれが作文として書いたものを読ませてもらいました。

 日頃から校長が呼び掛けている「自分の命は自分で守る」や家族を守る、友達を守る、といったことを書いた子がたくさんいました。もっと具体的に、柔らかいものを頭にかぶる、高い場所に逃げる、避難所に逃げる、友達の家や家族に電話をする、食料をみんなで分ける等の次に何をするべきかその行動について書いた子もいました。さらに、地震や津波は怖い、家族と離れるのは嫌だ、家や大切なものが無くなったら悲しい、おじいちゃんやおばあちゃんが心配だ、といった訴えるような作文もありました。みな真剣に考えているのがよく分かりました。

 4年前の3月11日に家の外にいて揺れを感じて、お店のものが崩れてきたという経験を書いた子もいました。細かなところまでしっかりと覚えていて、驚かされました。また、困っている人たちに食べ物や毛布を送りたいといった大人が考えるようなことをまとめた子もいました。2年生とはいえ、現実的な対策まで考えているのにはびっくりしました。

 たくさんの被害が出た自然災害は、今までもたくさんありました。これからも、来ては欲しくないけれど、恐らく近い将来地震や津波がまた襲ってくることもあるかもしれません。これからを生きる子供たちが、こうして辛く悲しい事実を知り、そこから学んだことを、これからの生き方や心の中に留めておいてくれると嬉しく思います。