学年・専科だより

2019年6月の記事一覧

41×41 解説編

先日ご紹介しました
「41×41の簡単な計算の仕方」について
先日お会いした保護者の方に
「気になります、早く知りたいです。」と
嬉しいお声を頂きました。


というわけで甚だ簡単ではありますが解説です。

下の図をご覧下さい。


41×41をこの様に捉えます。

そこから

と考えると、あら不思議。
前回の記事で紹介した「展開」の構図が出来上がるという仕組みです。

小学生の理屈を使っても
「40×40+40×2+1×1」へ変形することが可能なのです。

子ども達の中からも
「これなら簡単に暗算ができそう。」という声が聞こえました。

時々、授業に来る子ども達には話をすることですが、
算数を上手に使える場面は生活の中で様々な場面にあります。
そこに気付けるか気付けないは、意外と大きな差になるかも知れません。
小学校の算数は、そこに気付くための鍵をたくさん手に入れる勉強です。
と考えてみると、捨てたもんじゃないなと思えませんか。