学校生活

2025年6月の記事一覧

全校集会「先生似顔絵」

 6月16日は、たてわり班での「先生似顔絵」を描く集会を行いました。自分の班の担当の先生の似顔絵を1年生から6年生まで5秒ごとに紙を回し、描いていきます。5秒というとても短い時間であるので、子供たちは紙が回るごとにイメージを膨らませて描いていました。全校でとても楽しめた一時でした。

【5年生】八ヶ岳移動教室

 6月12日、13日の2日間、5年生は八ヶ岳移動教室を行いました。初めての宿泊学習ということで、楽しみと不安が入り混じってましたが、2日間、天候にも恵まれ、全ての行程を行うことができました。

 八ヶ岳ふれあいセンターでの自然ガイドレクチャーでは、ガイドレンジャーの方と様々な自然の不思議について五感を使って感じ取りました。もみの木の葉を一枚取り、その匂いをかいでみるといい匂いと答えていました。それは私たち人間にとってはもみの葉の匂いはリラックス効果があり、いい匂いと感じる。しかし虫の中にはこの匂いを苦手としている虫がいて、それは主にいも虫であること。同じ匂いであっても生態によってその感じ方は違うことを知りました。ハナアブに人差し指をのばすと自然と指先に止まる体験では、子供たちから感嘆の声があがりました。虫が苦手な子にとっては、はじめは「嫌だな」と言っていた子もいましたが、終わってみるとみんな笑顔。「楽しかった!」「あと2時間体験したい!」と、とても楽しく学んだ自然ガイドレクチャーでした。

 ハイキングは前日までの雨の影響で少々山道がぬかるんでいましたが、確実に一歩一歩進み、川俣川もしっかり渡りきることができました。美しの森からまきば公園まで2時間40分の行程でしたが、グループで力を合わせ、全員歩き切りました。鳥の鳴き声や川のせせらぎの音など、八ヶ岳の大自然も感じられました。
 その後、清泉寮にて楽しみにしていたソフトクリームを食べました。ハイキングでたくさん歩いた後なので、より美味しかったようです。

 宿舎に到着すると開校式、入浴、お土産の購入、夕食と順調に過ごし、夜はキャンプファイヤーを行いました。
 キャンプファイヤーでは、火の神から友情の火、希望の火、平和の火が授けられ点火をしました。燃え上がる炎に歓声が上がる中、マイムマイムや怪獣狩りに行こうよ、じゃんけん列車でもりあがり、みんなの心を1つにして楽しみました。子供たちの移動教室の思い出の1つになったと思います。

 2日目のメインは、高根クラインガルテンでのほうとう作り体験でした。甲州地域の郷土料理であるほうとうの一つ一つの具材を、アシスタントの方に指導を受けながら、丁寧に力強く切っていきました。
 ほうとうの生地づくりでは、班の仲間と力を合わせ、何度も何度も練り、最後は8ミリの厚さに切って完成しました。みんなで協力して作ったほうとうはとてもおいしく、おかわりをしている子もいました。さらにその朝に収穫したレタスもいただき、新鮮な野菜の美味しさを感じていました。

 学校に戻った後は、さすが疲れていましたが、元気よくメリハリのある2日間となりました。宿舎では支配人の方に七生緑小の子供たちはあいさつがとても素晴らしいと褒めてもらったり、ガイドレクチャーやほうとう作りのアシスタントの方、バスの運転手やガイドの方にも自分たちからあいさつをしていました。当たり前のことを当たり前に行うことができる子供たちです。

 この2日間の思い出を大切に、これからの学校生活をより自分たちの力で充実させていってほしいと思います。

【2年生】図工「よるのおさなか」

 2年生の図工では、「よるのおさかな」と題し、夜の海の中の世界や魚の様子をイメージした作品を描いてします。主にクレヨンと絵の具で表現したものに、「スクラッチ」という色をひっかく技法を用い、一人一人の個性あふれる作品になっています。

 個人の作品が仕上がった子は、今度は友達同士で協力し、「よるのすいぞくかん」を大きな模造紙に表現しました。思い思いに表現しながらも、「もっとここはこうしよう。」「この色はいいのでは。」と自然と話し合いながら進めている姿が素晴らしかったです。

【6年生】こころの劇場

 6年生は、劇団四季が子供たちに舞台を通じて生命の大切さ、人を思いやる心、信じあう喜びなど、人が生きていく上で大切なことを語りかけるプロジェクト「こころの劇場」を鑑賞しに、オリンパスホール八王子まで行ってきました。

 今年度は「王子と少年」というミュージカルで、本当に大切なことを姿かたちではなく、本当の自分らしさ見つめることがテーマでした。

 日野市の全校が会場に集まったため、開演前は他校の友達に手を振ったりしていた子供たちですが、開演すると役者の迫力ある演技やせりふの発声、美しい歌声など、”ホンモノ”の世界に引き込まれている様子が感じられました。劇の内容については、ぜひお子さんに聞いてください。

 子供たちは、今後今日の劇場で鑑賞したことを振り返り、これからの学校生活や日常生活に生かしていきます。

 

 ※劇場内の写真撮影は禁止のため、電車での移動やホールでの昼食の様子です。

【なのはな学級】多摩特研交流会

 6月6日(金)に日野市立小学校特別支援学級「多摩特研交流会」が仲田の森体育館で行われ、なのはな学級も参加しました。昨年度は、「あおぞら学級」と「たちばな学級」として参加していたので、「なのはな学級」としては初めての参加となりました。

 「なのはな学級」の役割は今回の交流会のスローガン発表でした。「友達の輪を広げよう!」というスローガンを堂々と発表し、交流がスタートしました。

 ラーメンダンスや「猛獣狩りにいこうよ」などで盛り上がり、特に「猛獣狩り」ではそれをリードする先生のいった言葉の数の人数が集まったら座ることになりました。言葉をよく聞き、その人数で集まり、他校の友達と互いに紹介し、」友達の輪を広げていきました。

 プログラム最後の終わりの会の司会は「なのはな学級」6年生が務めました。「12月の合同学習発表会でまた会えることを楽しみにします。」という言葉で締めくくられ、楽しい会もあっという間に終わりました。

 学校に戻ってからも、子供たちから「楽しかった!」という声が聞かれ、今回の交流会も大成功でした。