2007年10月の記事一覧
子ども達をネット上のトラブルから守るために・・・情報安全教育研修会
「ネット上のトラブルの実態と対策〈知っておきたいインターネットの仕組み・つきあい方〉」というテーマで、
情報安全教育研修会を実施しました。
生活指導主任の先生方、ICT活用推進委員の先生方に集まっていただきました。
講師は財団法人インターネット協会主任研究員の大久保貴世さんです。
大きく2つの点についてご指導いただきました。
・ネットの利用実態について
(子どもの人気サイト、18歳未満禁止サイト、ネットで行われるいやなこと、プロフ・迷惑メール・架空請求等)
・相談された場合の対処法について
(下の画像は、クリックすると大きく拡大されます)
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事例のビデオ紹介 | 日野市内の実例の紹介 |
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どのように解決したか | 忘れてはならないこと |
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誰かに相談できるように | 管理職の先生から参考事例の紹介 |
児童・生徒にかかわるネット上のトラブル・犯罪が多い現実に改めて驚かされました。
自動車の運転に運転免許が必要であるように、インターネットや携帯電話にも必要な知識や技術があります。
今、市内の学校では、ネット上でのルールとマナー、正しい知識と技術を学ばせる「情報安全教育」の年間指導計画を立てて
実施しています。(ICT活用指導力基準〈情報モラルなどを指導する能力〉D-1・D-2・Dー3・Dー4)
◆子ども達を被害者にも加害者にもさせないために、この問題は、家庭と連携を図りながら対策を考えていく必要があります。
【予定している情報安全教育講演会の概要】
・11月29日(木)午後6時半より市民会館大ホール
・講師:独立法人メディア教育開発センター研究開発部・准教授の堀田龍也先生
・演題:“学校と家庭で取り組む「メディアとのつきあい方学習」”
多くの保護者の方に集まっていただきたいと考えています。
平山中学校教育委員会訪問
校長先生の描かれた風景画 | どの階もピカピカの廊下 |
本校は、ICT活用教育のモデル校です。
ほとんどの教室でICT機器が使われ、機器が足りないという状況でした。
校務支援システムの機能もフルに活用されています。(週案も全員がこのシステムを活用しています)
◆体育館の授業でICT活用
第3学年保健体育 男子は「器械体操(跳び箱)」、女子は「器械体操(マット)」
ICT活用指導力基準Cー1
スポーツミラー(画像遅延装置)で自分の技を確認し、自分のフォームを改善する。
体育館内の無線LANを利用してWeb上のコンテンツを見ながら、次回に挑戦する技を確認。
◆教室や特別教室の授業でICT活用
第1学年国語「真実を語る」 ICT活用指導力基準Bー2 故事成語について生徒が調べてきた ノートを拡大して提示。 | 第3学年国語「論語から」 ICT活用指導力基準Bー3 デジタル教科書の朗読機能、注目すべき部分に線を引いて理解させる。 |
第3学年数学「図形と相似」 ICT活用指導力基準Bー4 相似であることを証明する例題を わかりやすく提示。 | 第3学年英語「Speaking Plus道案内」 ICT活用指導力基準Bー2 生徒がペアワークを行えるように、実際の電車の路線図を提示。 |
第2学年音楽「オーケストラの響き」 ICT活用指導力基準Bー3 鑑賞用のプリント(ベートーベンについて)を 拡大して提示。 | 第2学年技術「ソフトウエアの機能と情報処理」 ICT活用指導力基準C-4 コンピュータによる個別学習。 |
第2学年理科「電流とその利用」 ICT活用指導力基準B-1 静電気の学習の導入として、Web上の コンテンツを視聴。 | 第2学年理科「天気の変化」 ICT活用指導力基準B-2 1.フラスコ内で雲を発生させる実験をCCDカメラで提示。 |
ICT活用指導力基準B-4 2.同じ実験を扱ったWeb上のコンテンツと高さと気圧の関係について解説したWeb上のコンテンツを視聴。 |
地域の方に支えられている学校
秋も徐々に深まってきました。芸術・文化の秋です・・・
市役所前の桜並木もいつの間にか色づき始めました。
昨日10月27日(土)は、旭が丘小学校の開校三十周年記念式典が行われました。
また、本日10月28日(日)は、七生中学校の開校六十周年記念式典が行われました。
学校の歴史は地域の歴史と重なります。
両校の式典に出席させていただいて、学校は本当に多くの地域の方に支えられているということを改めて感じました。
学校は、地域とともに、多くの方々の支援をいただきながら、子ども達を育てています。
今後も積極的に学校情報を提供していくことで、地域の方に学校を理解していただくことが必要だと思いました。
この学校Webサイトを活用し,情報の提供を図っていくことを推進したいと考えています。
(下の画像はクリックすると拡大されます)
工業団地ができた頃、新しい街づくりの中に開校した旭が丘小。 全日本学校関係緑化コンクール・学校林の部で、全国一に輝いた自慢の「雑木林」を紹介するCDが配られました。 | 日野市において、日野一中とともに歴史の古い伝統ある七生中。 松樹林、雑木林、水田の広がっていた旧七生村の人々が力をあわせて開校への作業を行ったということです。 |
日野市での教材撮影を終えて
先日、3日間にわたる教員養成を行うためのモジュール型コア教材の撮影が終わりました。
撮影させていただいた学校はいずれも、「どうぞ、いつでもいいですよ。協力しますよ!」と快く引き受けて下さいました。
市内の学校のICT化が日常化しつつあることを実感し、とてもうれしく感じました。
撮影隊3人のスタッフは、いずれも北海道からいらっしゃいました。電子開発学園 衛星教育センターの方々です。
左から東原教授、撮影隊の3人(朝倉さん、安倍さん、加藤さん)
撮影後、以下のような感想をいただきました。
◆安倍隆さん
「全国いろいろな所でいろいろな町の取材をしてきましたが、日野市の場合は一部の学校だけでなく、市全体でICT化に積極的に
取り組んでいることが実感できました。
また、20年ぶりに食べた給食のおいしさにびっくりしました。地元の食材を使っているということでしたが、大変感動しました。」
◆加藤裕一さん
「昨年も撮影させていただきましたが、一年たってさらに自信に満ちた先生方の様子に驚きました。
次に来たときは、どんなハイテクの学校になっているのかとても楽しみです。
給食の混ぜご飯は大変おいしかったです。また食べたいです。」
◆朝倉雅博さん
「朝から子ども達は元気だなあと思いました。
子ども達に自然に受け入れられたように思いました。今の子ども達はカメラやICT機器に慣れているんでしょうね。
室長とは、2年前お台場で開かれたe-Learningの展示会で、自分たちのブースに興味を持って立ち寄られ、いろいろ質問された
のが初めての出会いでした。相変わらずお元気そうで何よりです。」
今回の撮影にあたっては、日野市の学校CIO的存在である東原義訓教授が本市を推薦してくださり、全行程の撮影に同行されました。
撮影の合間も、市内の小学校の授業(ひのっ子教育21開発委員会のメンバーの授業)を携帯のテレビ電話でごらんになり、アドバイス
をされていました。
◆東原義訓教授
「先生をめざす学生と現職教員の研修に役立つe-Learning教材を制作しています。
テーマは、これからの教員の基本的な指導力の一つとして位置づけられるICT活用指導力です。
これをわかりやすく伝えるためには、そのイメージを端的に表現した映像が欲しいわけです。
具体的なICTの活用場面、先生や子供の声、管理職と教育委員会の方針、さらには保護者の声などです。
これらを撮影できる地域は限られてきます。ICTを日常的に活用し始めた活気のあるところが最適です。
そのポイントをずばり語ってくださる先生や子どもに溢れている学校のご協力が必要です。
そして、撮影日程や関係者との連絡調整と、撮影の趣旨をご理解いただけるように説得すらお引き受けくださるキーパーソンが
必要です。
日野市はこのすべての条件をあわせもつすばらしい地域であることが、今回の撮影で改めて実感できました。
ご協力いただけたことに大変感謝しています。
先生、子ども、それぞれの声は、新鮮で、本質をついているためか、気持ちよさすら感じました。
できあがりのコンテンツを楽しみに、期待していてください。
最後に、ICT活用教育推進室長の、迅速な調整、きめ細やかな配慮につつまれて撮影を進めることができたことに、改めて感謝
申し上げます。」
教師の卵は日野市のICTで学ぶ(3)・・・南平小・二小取材
昨日はICT活用に関する教員養成を行うためのモジュール型コア教材撮影第3日目。
午前中に2つの学校の授業の撮影がありました。
いずれも学習の個別化のためのICT活用の授業風景です。
授業者は2人とも、ひのっ子教育21開発委員会のメンバーの先生です。
まず、南平小学校で、第3学年算数「10000より大きい数」の授業を取材しました。
授業者の木部美行教諭 | 教師用画面で確認しながら個別指導 |
授業が終わっても、「先生、あと少しのばして!」「もう少しで終わるから待って!」の声があがりました。
◆以下、授業後の子ども達の感想です。3年生の子ども達が、自分がどこができなかったのかをきちんと把握できたこと、達成感をもっていたことが印象的でした。
・「教室での勉強は、木部先生が楽しくて、みんなも一緒だから好き。でもコンピュータでの勉強は、木部先生が来てくれて教えてくれる
からもっと好きです。」
・「漢字で書いてある数を数字に直すのができなかったけれど、コンピュータに教えてもらってわかるようになりました。」
・「ゼロの位があった時に、それを抜かしてしまって間違えていたことをコンピュータに教えてもらって、今はもう間違えません。」
◆授業者の木部美行教諭の言葉です。
「コンピュータにより、子ども達がどんな間違えをしているか、どこでつまずいたか、次にどのような手立てをしたらいいかがわかること
が利点です。
授業後に記録を分析して新たな発見もあります。
普段できていると思っていた子も意外なところでつまずいていることがあるのです。使うたびに子どもが見えてきます。
また、子どもにとっても、教室では一度間違えると次に違う子が答えますが、コンピュータでは一度間違えても次にもう一度チャンスが
あり、自力で答えてほめてもらえます。
このようなコンピュータを使った個別学習の指導方法のコツは、教室での一斉指導の方法とは違うことを意識することです。
教師は一斉指導に慣れていて、どの子にも同じにしないと気が済まないという欠点があります。
しかし、理解するのにペースの速い子もいれば遅い子もいます。全員揃ってここまでやる、というようなことは考えない、揃って同じこと
をしなくても良い、それぞれに対応できるという前提に学習が行われることを意識することが大切です。」
続いて、日野第二小学校で、第6学年算数「分数のわり算」の授業を取材しました。
授業者は青木裕子教諭
教師用画面で確認しながら個別指導
◆以下、授業後に、子ども達は、以下のような感想を述べてくれました。さすがに6年生です。
・「間違えたら「苦手クリア」のところにいって詳しく教えてくれます。自分は分数のわり算で、分子と分母を逆にしてかけるのを忘れがちだった
けど、このことを教えてくれて間違えなくなりました。最後に自分の結果が出て、伸びているんだなあと言うことがわかりました。」
・「ヒントが出てきたり、励ましの言葉が出てきたりしてもっとやりたいと言う気持ちになります。それに、最後まで教えてくれるので、
力が付くと思います。」
・「教室では先生が教えてくれてそれも楽しいけれど、わからないことはみんなの前ではなかなか聞けません。
でも、コンピュータは個人的に教えてくれるし、先生も来てくれます。」
・「このコンピュータでの学習を続けると読む力がつくと思います。」
・「みんなでやることも必要だけど、社会に出て行くと一人なのだから、こういう学習は必要だと思います。」
◆授業者の青木裕子教諭の言葉です。
「子ども達は慣れてくると、自分のペースで進められ、つまずいたところは繰り返し練習できるというコンピュータによる個別学習の
よさがわかるようになってきました。
普段の授業でもノートに書くということには力を入れていますが、今日の授業でも子ども達は画面を見ながら、ごく自然にかなりの
量の計算を書いています。
一人一人が真剣にコンピュータに向かい合いながらも、つまずいたところで隣の子に聞いてみたり先生に聞いてみたり・・・という
コミュニケーションもできています。
自分も、教師用の画面を見ながらその場ですぐに評価でき、支援を必要としている子どものところに行って教えてあげることが
できるのが魅力だと感じています。」
◆日野第二小学校の中村康成校長先生の言葉です。
「コンピュータによる個別学習の意義は、子ども達一人一人の学びに対応できることで、これは教室の中では限界があります。
今回使ったコンテンツは、単なる正解を求めるコンテンツとは違い、ベテランの先生達のノウハウがたくさんつまっているものです。
だからこそ、確実に学習の成果があり、学力がつきます。
このような形の授業、コンピュータを活用した授業については、若手だけでなくベテランの先生も指導方法を勉強しているところです。」
教師の卵は日野市のICTで学ぶ(平山中取材)
ICT活用に関する教員養成を行うためのモジュール型コア教材に、昨年度に引き続き日野市が選ばれました!!
これは、文部科学省の平成19年度大学改革推進等補助金(現代的教育ニーズ取組支援プログラム)【通称:現代GP】による、
「教員養成のためのモジュール型コア教材開発」を、国立大学教育実践研究関連センター協議会と連携して推進しているものです。
昨年度は、日野市のせキュリティが教材になりました。
今年度は、校務の情報化,学校Webサイト,学習の個別化のためのICT活用に関して、教材になります。
これから先生を目指している教師の卵は、日野市のICTで学ぶことになるのです。
撮影は今日から3日間、スタップ3名と大学関係者、推進室長の見守る中、市役所と日野市内の学校で行われます。
第1日目の今日は平山中学校での撮影です。
平山中学校は、全教員が組織をあげてICT活用に取り組んでいます。
校務支援システムの時数・週案機能・成績管理機能はフルに活用されています。
ひのっ子宝箱では、特別支援教育の個別指導計画をうまく活用されています。
(↓クリックすると拡大されます)
週案簿の活用のモデルは数学科の関教諭。
「今までの手書きの週案簿に比べて便利な点がいくつかあります。
1つは、同じ内容の授業を複数行う際に、簡単にコピーして入力できるので効率的なこと。
コピーの後はクラスの実態に応じて書き加えていくだけです。簡単に修正もできます。
2つ目は、今まで週案簿上の表に時数を電卓で計算して記入していましたが、このシステムでは自動的に集計され、計算ミス、入力ミスがないこと。達成率もわかります。
また、先輩の週案簿を見せていただけるので勉強になります。
成績管理機能について説明してくれたのは行富教務主幹。
「評定、ひのっ子宝箱の所見、毎日の出欠状況など、一度入力したデータが、通知表・指導要録・進路資料等に反映され、効率的です。
転記ミスや情報漏洩の心配もありません。
印刷もワンタッチで学年の人数分があっという間にできます。
このシステムをうまく運用していくためのポイントは、学校の組織をあげて全員が行うことと、データはためないで日々コツコツと入力していくことです。」
情報の共有化の大切さを語ってくださったのは石村副校長先生。
「本校では、情報の共有化に、積極的に校務支援システムの掲示板と回覧板を活用しています。
教職員一人一人に周知を図りたい情報については回覧板を活用し、回覧状況を把握しています。これによって、今までは周知できていたかどうかわからなかったことも把握できるようになり、締め切りなども確実に守られるようになったきました。」
最後に正留校長先生からもコメントをいただきました。
「校務支援システムなど、新しいやり方でやることには多少の抵抗と不安があります。
でも、『やってみなければわからない』をモットーに、核となるリーダを中心として組織全体で取り組んできました。
やってみてこそ初めて知ることができ、良さがわかります。
校務支援システムでデータを入力するくらいのことは教師として当然のスキルです。
授業でのICT活用は、使いこなしてこそ道具として活用できるようになります。」
日野第六小学校教育委員会訪問
本日は、日野第六小学校の教育委員会訪問を行いました。
本校は、校務支援システムの時数・週案機能を積極的に活用しています。
4月の年度当初より校内で研修会を開き、全員で一斉に導入しました。
校長先生は次のようにおっしゃっていました。
「本校では、教育活動を意図的・計画的に進めるため、週案を非常に大事にしています。
他の教員も見ることができ、時数もきちんと把握できます。また、保護者への説明責任にもなると考えています。」
校務の情報化のリーダーシップをとられている教務主任の先生は、次のようにおっしゃっていました。
「以前に比べて、時数の管理が大変楽になりました。自動的に一覧表が作成できて、クラスごとにどの教科がどれだけ足りないか、達成率がわかります。今後は成績管理もこのシステムを活用して効率的にやっていきたいと考えています。」
全クラスの授業を見せていただきました。自作教材を使っている授業もあり、ICTが積極的に活用されています。
第1学年算数「たしざん」 ICT活用指導力B-1・B-4 アニメーション機能で画面に表れた数字を 見て児童たちは楽しそうに答えています。 | 第2学年国語「サンゴの海の生き物たち」ICT活用指導力B-1 本文のイメージをつかめるように、図書館 から借りた絵本の写真を映しています。 |
第4学年社会「くらしのうつりかわり」 ICT活用指導力B-1・B-2 昔の道具の実物を見せた後、画像 (Web上の資料で作成)を見せて 問いかけます。「これは何でしょう。」 | 第5学年算数「小数のわり算」 ICT活用指導力B-3 学習のポイントをまとめたり、教科書を拡大したりして説明しています。 |
体育館での、第3学年学芸会の練習(準備)風景です。 4つの場面の配役を決めるのはなかなか大変です・・・ ICTを利用して、グループの報告結果ををすぐに舞台上の壁に映して知らせています。 |
先生方によって作られた提示型の教材は、どれも工夫されていてわかりやすいものでした。
このような教材を、校内の財産にすることはもちろん、市内の先生方の間で共有できたら・・・と感じました。
健康の大切さ、地球環境を守ることの大切さ
市役所隣の中央公園では「こどもまつり」が開かれ、子ども達の元気な声が秋空に響いていました。
また、今日は「健康フェア&くらしのフェスタ」が開催されました。
健康行政(日野人げんきプラン)・環境行政(自然を生かした環境にやさしいまちづくり)に力を入れている日野市ならではのイベントです。
市内9会場からイベント会場まで、約4?から9?のコースで、健康ウオーキングも行われました。
イベントのメイン会場となった生活・保健センターでは、健康にかかわるイベントや、消費者団体の活動発表や環境に配慮したくらしに役立つ情報提供・子ども向けイベントも数多く行われました。
このような市をあげての大きなイベントには、担当課だけでなく、他課の職員も応援に参加しています。
(↓画像はクリックすると拡大されます)
午前9時半。健康・保健センター玄関前でのオープニングセレモニー。馬場市長の言葉で始まりました。「このイベントを通して、健康の大切さ、地球環境を守ることの大切さを感じてください。・・・」 | 3階の集会室は「健康測定(血管年齢測定、体脂肪・内臓脂肪測定、ストレス度測定)会場」です。多くの市民の方が参加されました。健康への関心の高さを感じました。 | ||
これがストレス度測定器。 | ストレスが目に見える!? | ||
栗原教育部長も測定中。 |
授業でのICT活用の確かな手応え
お互いの考えや意見を交換し合って学び合う・・・大変意義のある学習活動です。現段階では、活用指導力基準にこの学習活動に相当する項目はありません。しかし、「まとめ、表現し、発表するだけの学習活動」でとどまるのではなく、その先のコミュニケーション活動こそが学びを深める重要な活動です。
観点Cにこの項目を追加する必要があるのではないでしょうか。
◆日野第四中学校の3週間のICT導入活用期間が終わりました。
以下、メディアコーディネータの報告です。
「最後の日は、国語の授業支援に入りました。スタディノートを活用した授業を実践していただきました。
データベース機能を用いて、友達の詠んだ俳句に子情報として感想を送るという活動です。
感想を入力する時間を少しでも多く確保しようと、必要な説明は最小限に抑えて、授業中は生徒の様子を見ながら、必要な点を個別に指導されていました。
3年生ともなると、コンピュータの扱いは上手で、入力方法や操作方法でつまずく生徒はほとんどいません。
生徒の活動に十分な時間を充てることができたおかげで、多くの感想が各俳句に寄せられ、またお互いの感想を見合うこともできました。
授業はとても活気のあるものでした。研究授業ではありませんでしたが、他校からも多くの先生方がお越しくださり、授業をご覧いただきました。
・・・
3週間の派遣はあっという間でした。時間割の関係で、派遣中に直接支援させていただくことができなかった先生もいらっしゃいますが、
この時期にこんな授業をするので来てくださいという新たなご予約もいただきました。
スクリーンにきれいに大きく映し出された資料やワークシートの効果は大きく、先生の説明を、生徒たちは顔をあげ、スクリーンに集中して皆熱心に聞いていました。「これは使える!」実践された先生方がそうおっしゃいました。
生徒の反応に、授業でのICT活用の確かな手応えを感じておられたようです。
先生方の支援をさせていただく中で、私自身も多くのことを学ばせていただきました。
ここでの経験を次の支援に生かせるように、今後も努力したいと思います。」
◆日野第三中学校も、現在ICT導入活用期間中です。
メディアコーディネータは、先生方の熱意に圧倒されています。
「自分(MC)の支援は必要としていないほどすでにご自身で使いこなしていらっしゃる先生方が何人もいらっしゃいます。
また、ICT機器のセッティングにかかる時間をどうしたらうまく解決できるか話し合われて、生徒が準備できるように指導されている学年もあります。」
◆来週からは新たに日野第二中学校のICT導入活用期間が始まります。
いつでもモデル授業が示せるように・・・ひのっ子教育21開発委員会
本日、ひのっ子教育21開発委員会が開催されました。
本委員会は月に一回開催していますが、それだけではなかなか進みません。
ICTを駆使して、定例会以外にも、日常的にコミュニケーションを図る工夫をしています。
*開発委員会の先生方専用の共通サイトで、情報交換等を行っています。
*この会の指導者である信州大学の東原教授がお越しになれないときは、スカイプ・Webカメラで大学とつないでWeb会議を行い、
助言をいだいています。
◆中学校部会は、市内の先生方が授業で活用できるように「お勧めWebサイト」を見つけ、大学に作っていただいたデータベースに
入力する作業を続行中です。この作業は、委員の先生方の各自のペースで(放課後や自宅等)にせっせと行っており、現時点で、
150以上ものサイトを登録しました。
本日の委員会では、登録したWebサイトの教科等を確認し、さらに充実させていこう、と話し合われました。
◆小学校部会は、各委員がスカイプ・Webカメラを使ってインタラクティブ・スタディ(コンピュータを使った個別学習教材)を活用した
ミニ授業研究を行っていく計画を立てました。
本日の委員会では、委員全員が市内の先生方にいつでもモデル授業を示せるように力量を高めよう、と話し合われました。
・・・どんなに良い教材があっても、指導者が良い指導方法をとらなければうまくいきません。
教材を使って授業するときの教師の役割を身につけ、理想の授業を実現できることを目指しています。
次回の委員会では研究授業を行います。
教育センター所員の大澤先生がコーディネート役です。
東原教授からも次のようなアドバイスをいただきました。
「教材開発は大変です。にもかからず経験された先生は、誰に強制されることもなくやり続けています。
それは、それだけ目の前の子どもにも自分にも得ることが大きいからです。
開発委員会では昨年度から、相当の財産を個人ないしチームで築きあげてきました。
成果を自覚されているかどうかは分かりませんが、教材開発を経験する前の自分、教材の裏側のしくみを知らなかった自分と
今の自分は違うはずです。確実に教師としての力量は高まっています。
夏に教材開発を行った意義は、
・コンピュータの中で動く教材の裏側の仕組みがわかったことで、教材の善し悪しがわかるようになった。
教材に期待できることと期待できないこともわかるようになった。
・授業中に、コンピュータに任せていいことと人間教師のやるべきことが明らかになったこと です。
後半は、新規の教材を作るのではなく、2年目の先生方の作ってきた教材を実際に授業で使って、その結果を修正していきましょう。
日野市が導入したstudy21の教材の改訂も求められています。」
4年次教員研修研究授業
今、日野第二小学校で、4年次の先生の研究授業が行なわれています。
情報モラルの授業です。(第6学年)すべての著作物には著作権があり、
作った人のことを考えて大切に扱わなければならないことを理解するこ
とがねらいです。
(これは、携帯電話からの投稿です)
初めの一歩・・・三沢中学校
三沢中学校のICT導入活用期間は1ヶ月後で、メディアコーディネータの3週間派遣はまだ始まっていません。
それでも、せっかく揃ったICT機器をできるところから活用していこうと、今日はICTを活用した研究授業(校内研究)が行われ、
校内の先生方全員が参観されました。
第3学年理科「金属資源と酸素の化学変化」の授業です。
授業者の先生は、これまでもWeb上のコンテンツを活用したわかる授業づくりに取り組んできました。(コンピュータ室で)
今回は初めて、理科室で、e-黒板の活用に挑戦です。
当初は先生がICTを使う予定でしたが(ICT活用指導力B:教師の提示)、
メディアコーディネータと打ち合わせた結果、発表の場で生徒達に使わせることになりました(ICT活用指導力C:生徒が活用)。
グループで実験の結果をまとめる手段として、ICTを活用:ICT活用指導力C-2 | グループでまとめたことを、e-黒板を活用して生徒が発表:ICT活用指導力C-3 |
*今回は、無線LANの利点を生かして、理科室にグループ数のコンピュータを持ち込み、共有フォルダを使いました。
共有フォルダ以外の他の方法として、グループウェアソフトを使うという手段も考えられます。
(スタディノートでグループごとのデジタルポートフォリオを作成し、データベースに入れてコミュニケーションを深める)
講師は、中野区立第五中学校の嶋治行校長先生です。
協議会で、最初に各教科部会ごとに「今日の授業を、自分の教科でどんなふうに生かしていけるか」話し合われた後、
ご指導をいただきました。
「いろいろな教科の先生に、理科という教科を通して、生徒達がどう学んでいるかを見ていただきました。
今日のポイントは、教科を見ることではありません。見るべき対象は理科でなくてもいいのです。
生徒達の学びの姿を見ていただいたのです。
それを自分の教科でどう生かしていくか、という同じ土俵で勉強していることに価値、良さがあるのです。
ICT機器をまず使ってみてその活用の仕方がわかったら、次は、文字の大きさや生徒にとって負担のない見せ方、
一度でキャッチできる見せ方等々の工夫・・・これらは、教師としての力量で学んでいかなくてはいけないことです。
書画カメラ等を使っていて、色がとんだりすることもありますが、これは当たり前だというくらいの気持ちで使ってみてください。
どうしてもきれいな色を映し出したい美術などは、ビデオカメラをプロジェクターにつなぐだけで、驚くほどきれいにできます。」
各教科部会へのアドバイスをくださる嶋校長先生。 | Web上のコンテンツも紹介して下さいました。 |
三沢台小学校学校課訪問
本日は、三沢台小学校の学校課訪問を行いました。
3~5校時はすべての教室の授業を見せていただき、協議会では、2週間後に迫った研究発表会に向けての報告を聞かせていただきました。
本校は理科の研究校(日野市 研究課題校・文部科学省 学力の把握に関する研究指定校)で、
11月2(金)に、研究発表会を開催します。
また、本校は、平成20年4月に統合して「七生緑小学校」となります。
来年度は現在の百草台小学校を仮校舎として使用し、その間、現在の三沢台小学校の校舎等の増築・耐震補強・大規模改修工事を行い、
平成21年4月から新校舎として使用することになります。
第5学年国語「わらぐつの中の神様」 ICT活用指導力B-3(提示) 教科書を大きく映して読みを深め合っています。 | 第4学年は、来年度の統合に向けた百草台小学校との交流会です。両校の校長先生が子ども達を見守っています。 |
2年間の実践と成果について、プレゼンテーションを行っていただきました。当日の発表に向けて、ラストスパートです。 |
シンポジウムに参加したメディアコーディネータ
教科の内容を深めるために教科書を調べることもあります・・・
先生方に紹介する実践をWeb上で検索したりもします・・・
・・・今日は、情報収集のために、2人のメディアコーディネータが「ハイテク犯罪対策シンポジウム」(都教委、警視庁共催)に参加しました。
会場は都内の中学校です。
全学級6教室で公開授業が行われ、その後、シンポジウムが開かれました。
シンポジウムのテーマは、「インターネットに潜む危険性と情報モラルの重要性」
↑メディアコーディネータから携帯電話で送られてきたシンポジウムの様子です。
本市でも、今月の30日(木)に、教育センターで、情報安全教育の研修会を開催します。
本日のシンポジウムで学んだことを、当日の研修会の運営に生かしていきます。
第三弾の始まり!(中学校ICT導入活用期間)
今日から日野第三中学校のICT導入活用期間が始まりました。
平山中、日野四中に続く第三弾です。
初日を終えて、推進室に戻ってきたメディアコーディネータの感想です。
「全校生徒を前にした朝会で挨拶をさせていただきました。
緊張しましたが、全校朝会でこのような機会を与えていただき、大変うれしく感じました。
今日から3週間、この三中の生徒達のため、先生方と一緒にがんばっていきたいと思いました。
まずは、授業でこんなに効果があるんだ、という実感をもっていただけるようにがんばります。
得意な先生はさらにもっと活用の可能性を広げていただき、
今は苦手だと思っていらっしゃる先生も、3週間が終わったら、ご自身でICT機器をスムーズにセッティングされて使いこなしていただけるように
精一杯力を尽くします。」
研究授業でICT
中学校より1年早く、昨年の秋に校内LAN等のICT環境が整った市内の小学校では、研究授業にICTが活用されることが多くなってきました。
先週も二つの研究授業でICTを活用した授業が展開されました。
◆小教研音楽部会の研究授業
潤徳小学校第4学年 音をききあって合奏しよう「茶色のこびん」
ICT活用指導力B-2(課題をつかませるための提示)
映し出された歌詞を見ながら気持ちを前方に集中させて歌う児童たち。 | 歌詞を確認するゲーム。 |
音楽ソフトによる自動演奏に合わせ、先生は笛の個別指導。 |
◆人権教育理解推進委員会の研究授業
日野第四小学校第5学年 総合的な学習の時間「情報モラルを知ろう」
ICT活用指導力C-2(自分の考えをまとめる)Dー1(相手のことを考えた情報のやりとり)Dー2(ルールやマナーの指導)
日野市だけではなく、多摩市、稲城市の先生方も参加されました。 | スタディノートの掲示板を使った交流を振り返って考える・・・ |
Webコンテンツ「ネット社会の歩き方」を活用。ネットで悪口は要注意 |
今後も多くの研究授業でICTが当然のようにどんどん活用されていくことを期待しています。
日野市のICT
教育センターの中間発表会に出席していただいた亀井浩明先生(教育センター運営審議会委員長 帝京大学名誉教授)から、
今日、激励のお電話をいただきました。
「今求められている、“PISA型『読解力』”とは、具体的状況において人間が課題を解決する力、言葉、情報、記号、データ等を処理する能力であり、これには必然的にICTが重要な役割を担っているのです。
世界中でこのことを一斉に言い始めていますが、日本ではまだまだのようです。
ICT抜きには学習は成立しません。ICTは大変重要な要素なのです。
日野市は市長さんもICTに大変理解があって、柔軟に考えてくださっていいですね。
ぜひ、日野市のICT活用教育を積極的に推進していってください。」
先日、教育家庭新聞(教育マルチメディア新聞)の方も日野市の学校を取材に来てくださいました。
その時の記事は来月掲載されるということですが、それに先んじて、急遽、10月6日号にも記事を掲載してくださいました。
「日野市のICT」というコーナーの、「日野市の“元気”全国に~ICTで指導力が拡大~」というタイトルの記事です。
日野市のICTはまだまだ始まったばかりですが、多くの方々が応援してくださっています。大変うれしく思います。
今後も市内の校長先生、先生方と一緒にがんばっていきたいと思っています。
全学年で情報安全教育の授業を公開
情報安全教育・・・
今の子どもたちは生まれたときからインターネットは当たり前の存在です。
しかし、昨今、インターネットや携帯電話をめぐる犯罪が多発し、子どもたちも巻き込まれ、加害者や被害者となっています。
そこで、発達段階に応じた交通安全教育が必要であると同じように、情報安全教育も必要になってきました。
教員のICT活用指導力の基準にも「D情報モラルなどを指導する力」と示されています。
モラルやマナーだけではなく、正しい知識や理解も必要となるため、日野市では「情報安全教育」と呼んでいます。
この教育は、当然ながら学校だけでは限界があり、家庭との連携が不可欠です。保護者と一緒に進めていく機会が必要です。
今日は日野第四中学校の学校公開日。朝学活から放課後の諸活動までの公開です。
その中で、全学年が情報安全教育に関する内容を道徳の授業で行い、公開するという企画が立てられました。
1校時目は1年生が食堂で学年合同の授業、3年生が各クラスでの授業、
2校時目は2年生が食堂で学年合同の授業です。
第3学年の授業風景(教員のICT活用指導力D-3 情報の信頼性やネット犯罪の危険性を知り、正しく安全に活用できるようにする)
日野市の小・中学校全校に導入されているNetモラルのコンテンツを活用しました。 | 中・高生に人気の自己紹介サイト「プロフ」に関する新聞記事も参考資料として取り上げました。 |
みんなで話し合いながら授業が進められました。「プロフは楽しいものだと思っていたけれど・・・」 |
授業後のワークシートを見せていただきました。
「こんな危険があるとは知らなかったので勉強になった。
交流を求めるサイトで個人情報は絶対に載せちゃだめだと思った。
特に本名、メールアドレスや住所などを載せたら大変なことになるかもしれないことがよくわかった。」
食堂で学年合同で行われた授業風景(第2学年)
(教員のICT活用指導力D-2 情報の保護や取扱に関する基本的なルールや法律の内容を理解する
D-3 情報の信頼性やネット犯罪の危険性を知り、正しく安全に活用できるようにする)
講師は、警視庁八王子少年センター副主査の井口由美子さんです。
「携帯・インターネットの危険性」というテーマで、特に犯罪防止という視点から具体的な事例についてわかりやすくお話してくださいました。
◇詐欺・悪質商法:利用していなければ払う必要はありません。大人に相談しましょう。
◇チェーンメール:友達に送ってはいけません。日本データ通信協会のホームページに転送専用アドレスがあります。
◇チャット・掲示板・SMS:個人的に1対1で会ってはいけません。親や先生に相談しましょう。
書き込む前にしばらく時間をおきましょう。面と向かっては言えないことは書き込まないこと。
書き込んだ内容によっては刑法の罪に問われることもあります。
プロバイダーは発信した人を調べることができ、その情報を警察や裁判所に提供することがあります。
◇懸賞・アンケート:安易に答えてはいけません。個人情報を教えるのは慎重に。
◇ホームページ・プロフィールサイト:載せる前に、映っている人全員に載せていいかどうか聞きましょう。
最後に、「ネチケットを守ろう」というお話を、インターネット利用の10か条でまとめてくださいました。
講師の方のお話によると、昨年度都内で携帯出会い系サイトを利用して犯罪被害を受けた少年は、142名もいたということです。
「だから、携帯はいけない、インターネットはいけない」と道具のせいにはしていられません。
今日の学年合同授業は多くの保護者の方が一緒にお話を聞いてくださいました。
その中には、保護司さんなど地域の方もいらっしゃいました。
「これからは保護者向けのこういう内容の研修が必要だと思っています。」とおっしゃっていました。
ある幼稚園の園長先生からも、保護者間でのチェーンメールの対応について相談されたという話をお聞きしたことがあります。
すでに四中地区青少年育成会では、7月に保護者向けの情報安全教育研修会を実施されました。
教育委員会も、市P教と一緒に保護者向けの講演会を予定しています。
保護者の方と一緒に、インターネットや携帯の危険性やその対応を知ると同時に、
それを上手に使える子どもたちを育てていくことを考えたいと思っています。
【予定している情報安全教育講演会の概要】
・11月29日(木)午後6時半より市民会館大ホール
・講師:独立法人メディア教育開発センター研究開発部・准教授の堀田龍也先生
・演題:“学校と家庭で取り組む「メディアとのつきあい方学習」”
多くの保護者の方に集まっていただきたいと考えています。
「宇宙の学校」閉校式
昨年度からは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)との連携プログラムによる科学コース『宇宙の学校』を開催しています。
今年度も宇宙・地学の専門家の指導のもと、科学好きの市内の小学生60人が学んでいます。
最終回の今日のテーマ
「水ロケットをつくって飛ばそう」
会場である日野第五小学校の校庭で、ダイナミックに打ち上げられました。
一人一人に立派な修了証が渡されました。皆勤賞(6回の講座+合宿のすべてに参加)は、60人中27人もいました。
一年間のプログラム。(クリックすると拡大されます)
さわやかな秋晴れの一日
さわやかな秋晴れの一日。
今日は各学校・園や地域でさまざまな催しが行われています。
市内5つの公立幼稚園のうち4園の運動会が行われました。(1園は、明日開催)
近隣の小学校の校長先生と一緒に、教育長、参事、指導主事も来賓競技に参加しました・・・
生徒の視線の集中と「おーっ」という歓声
(ICTを活用したわかりやすい授業)
中学校のICT導入活用期間へのメディアコーディネータ派遣は順調に進んでいます。
本日で平山中学校での3週間が終わりました。
すべての先生がICTを活用した授業ができるようになってくださいました。大きな成果です。
日野第四中学校への派遣は来週が最後の1週間になります。
この2校では、ICTを活用したわかりやすい授業が行われています。
平山中学校での実践
第2学年国語「徒然草」
◇デジタル教科書でわかりやすく説明。(ICT活用指導力基準Bー3)
◇書画カメラ・eー黒板を活用して生徒の作品やプリントを大きく提示し、基礎・基本を押さえる。(ICT活用指導力基準Bー4)
日野第四中学校での実践
第2学年数学「一次関数と方程式」
◇授業者:デジタル教科書の方眼用紙とe-黒板を活用してわかりやすく説明。(ICT活用指導力基準Bー3)
◇生徒の活用:e-黒板のホワイトボード機能で連立方程式の解法をみんなに提示。(ICT活用指導力基準Cー3)
生徒の視線がe-黒板に集中し、「おーっ」という歓声があがりました。
第1回日野市学校教育基本構想検討委員会
本日夜6時より、第1回の「日野市学校教育基本構想検討委員会」が開かれました。
日野市の学校教育については、平成10年11月に教育ビジョン「ひのっ子教育21ー基本と先進ー」を策定し、その理念のもとに、
特色ある学校づくり(基礎学力の定着)や開かれた学校づくり(地域との連携による子ども達の安全・安心)に力を注いできたところです。
このたび、国や都、そして本市の変化する状況を踏まえて、日野市の学校教育の在り方及び今後取り組むべき方策について、
幅広い視点から基本構想としてとりまとめることになりました。
検討委員会の委員は、市民、保護者やPTA代表、市内の幼・小・中・高の校(園)長先生、行政関係者の21名で構成されています。
教育委員会の関係室課長と指導主事は、事務局・説明員として参加しています。
委員長に市内明星大学の森下恭光教授、副委員長に市内実践女子短期大学の白尾美佳准教授が選出されました。
担当主幹が、「日野市の学校教育の現状と課題」について、プレゼンテーションを行いました。この後、委員より次々と活発な質問が寄せられました。ICT活用教育の概要についても説明させていただきました。
今後、今年度中に教育委員会へ中間報告を行い、パブリック・コメントをいただいて、来年度早々に最終報告をまとめる予定です。
千葉委員よろしくお願いいたします
今月より教育委員として新しく千葉義夫委員が着任されました。
千葉委員は、教育委員会定例会終了後、推進室にお寄りくださいました。
日野市のICT活用教育についての概要を聞いてくださいました。
「学校がICTをどんどん活用してペーパーレス化を図ると同時に、先生方の緊密な連携が図られ、著作権の意識をしっかりもちながら、自分たちの作った教材をお互いに共有できるといいですね。」
市民評価・・・その2
市民評価とは、昨年度に市が実施した70の事務事業について行われる、
行政評価システム市民評価委員会による評価のことです。
9月4日の室長だよりにもこのことについて掲載させていただきました。
8月に行われた3人の市民評価委員の方への約30分のヒアリング(事業説明は冒頭の5分)では、
理解していただくことに限界を感じていました。
十分な説明をさせていただいていないのに正しい評価をいただけるわけはありません。
市民評価委員の方の中には、ICT活用教育への誤解をもっておられる方もいらっしゃることを感じていました。
がんばっている日野市のICT活用教育について、もっと理解していただきたい、
そのためにはもっと情報提供する場が欲しい、とずっと考えていました。
本日夕方、理事者と行政管理チームの計らいで、市民評価委員勉強会の場を設けていただき、
説明させていただける機会を得ました。
本日の会には、市民評価委員全員(9名)が参加してくださいました。
(ICT活用教育の他に、企画部参事から「日野市の債務の状況について」の報告もありました。)
約30分間、日野市のICT活用教育の取組について、プレゼンテーションをさせていただきました。
日野市が全国に注目されていること(行政の支援体制や研修の在り方)や、
校長先生や先生方ががんばっていること等を知っていただきました。
市民評価委員の方からは、「あまりがんばるとコンピュータによる血の通わない教育になるのではないか」
といった心配の意見もいただきました。
これについては、ICTはあくまでも教師の指導力を拡大させる道具であること、
ICTをうまく活用することで、むしろ子どもとのふれあいの時間を多く生み出すことを最終目的にしていること等を
話させていただきました。
まだまだ理解していただきたいことも多くありますが、うれしい意見もいただきました。
「小・中学校での教育だけでなく、日野市の学校を卒業後も、市民として、
日野市でICTのいい教育を受けられたと言えるといいですね。」
「ICTの裏の面=ネット社会の危険性のようなことも是非教えてください」
といった感想や応援の言葉です。
がんばっている学校の後押しとなっていただけそうです。
今後、日野市の取組を推進室や各学校のWebサイトで見ていただけるようです。
熱心な市民評価委員の方に、もっともっと学校を知ってもらいたいと感じています。
今日はその第一歩です。
日野第一中学校学校課訪問
夏に「開校60周年式典」と「仮校舎へ引越し」を行い、仮校舎での学校生活もようやく一ヶ月が経過したところです。
本校のICT導入活用期間は来月初めから始まりますので、今後ICTを活用した授業が多く展開されることになります。
縁の下の力持ち・・・情報システム課
これに伴って庁内LAN配線の変更が必要になりました。
情報システム課の4人の職員が、夕方から勤務時間外に3時間半かけてその作業を行ってくれました。
床の下には、違うネットワークのケーブルが数種類通っており、複雑な作業です。
情報システム課の職員は、この時期、庁内各課を回ってこれらの作業を行ってくれています。
「システムをうまく使えて当たり前」の裏には、見えないところでそのシステムを支える人の熱意と努力があります。
学校のICT化が環境にプラス効果を与えること
日野市はISO14001(環境マネジメントシステム)の認証を取得しています。
8月の内部審査に続いて、先日5日(金)の午後に外部審査を受けました。
外部審査は内部審査と違って課ごとではなく、部門ごとに合同で実施されます。
審査を受ける者は、エコディレクター(部長)、エコマネージャー(課長)、エコナビデーター(課で選出された担当者)です。
推進室は室長がエコマネージャー、室でただ一人の職員は自動的にエコナビゲータとなりますので、室全員(二人)で参加しました。
時間の関係で推進室の個別指導はもらえませんでしたが、
審査員の全体指導を聞いて、改めて、ICTと環境負荷軽減について考える機会となりました。
日常的に行っている環境負荷削減の取組(可燃物の分別と資源化の徹底やコピー用紙の両面使用、裏紙利用等による使用量削減等)の他に、ICTは環境にどのようにプラスになるか・・・です。
学校も「日野市学校版エコマネジメントシステム」として“ひのっ子エコアクション”に取り組んでいますが、
ICT化が図られた今、その効用も大いにあるのではないかと思います。
◇校内LANの活用
庁内では、庁内LANが“コピー用紙の使用量削減”に大きく寄与しています。
現在は、資料回覧はできるだけ電子データで行っています。
このことは学校でも同じです。
校務支援システムと学校の共有フォルダをうまく活用し、ペーパーレス化を進めていくことが大切だと思います。
◇Web会議の活用
推進室では、大学の専門家との連絡・打ち合わせに、日常的に、スカイプ(Skype:世界中どこへでも無料コールできるP2P技術を応用した無料のソフトウェア)・Webカメラを使ったWeb会議を行っています。移動にかかる環境負荷も軽減されます。
市内の全校にもこの秋にWebカメラ2台を導入し、同様の会議ができる環境になりました。
複数での交信も可能ですので、今後このシステムもうまく活用していきたいと考えています。
・・・・・・・
総務省でも、今年4月に、ガイドブック「ICTを環境にやさしく活用するために」を作成し、公表しました。
このガイドブックは、ICTシステムを導入・運用・廃棄する際の環境への「マイナスの影響」を抑え、
ICTの利用による人や物の移動の削減等の環境への「プラスの効果」を高めるための指針となるものです。
環境月間の展示
| 今月は環境月間です。 日野市は、多摩川と浅川の清流に恵まれており、 ←クリックすると拡大されます。 |
土曜日の今日は窓口の一部を開いているため、市役所1階のロビーには、展示を見に来てくださった親子連れの方が
多くいらっしゃいました。(クリックすると拡大されます。↓)
小中学校の子ども達が、緑や清流への思いを描いたポスターの展示です。 | 日野市内の河川や用水路に生息する魚類等を水槽で紹介したミニ水族館です。 |
教育センター調査研究中間発表会
篠原昭雄所長 挨拶
開設されて4年目となった教育センターは、シンクタンク的な性格をもち、日野市の学校教育の振興を図る役割をもっています。
今年度も3つの調査研究を行っています。
本日の中間報告で、その進捗状況を発表し、2月の本発表会に向けて、結果を見通したものにしたいと考えています。
教育課程(カリキュラム)研究
(幼・小・中のなめらかな接続を目指す研究) 国語力・読解力を取り上げて、校種を超えて保育や授業をお互いに見合って研究を進めています。指導案にも「接続に視点」を入れています。
幼・小連携部会:日野第二小、第二幼稚園
小・中連携部会:日野第六小、日野第四中
郷土教育推進研究
(子どもたちに伝えよう『ふるさと日野』の自然・歴史・文化)
郷土教材を活用した3つの実践が紹介されました。
今後は、郷土教材のデータ化を図り、市内の全校で総合的な学習の時間に郷土学習が実践できるようにしたいと考えています。
ICT活用に関する研究 教育センター所員の品田敏男先生と下山栄子先生が、熱のこもったプレゼンテーションを行いました。
会場の無線LANを駆使して、学校Webサイトの最新情報や、文部科学省のデータを取り入れながらの発表でした。
加島俊雄教育長 講評
◇カリキュラム研究を通して、幼・小・中が連携し、互いの授業を見合うことが日野市の特色になってきました。
学校においてこの研究がどのように活用されていくのかが大切です。
◇日野市の郷土について、この資料でよく分かります。PDCAも必要です。授業で活用してチェックし、次へ進んでください。
◇この調査研究の委員会の26名のメンバーが日野市のICT戦略本部となり、連絡調整しながら実施していくという、調査研究の新しいスタイルです。ある教員の「子どもの誤答のパターン、つまずきがわからないと、コンテンツの開発はできない」という言葉が示すように、これがわかる授業の原点で、推進していく意味あいがここにあります。
2年間にわたるICT環境整備の次は、いよいよ普及の段階です。今後の計画を策定して下さい。
来賓の亀井浩明先生(教育センター運営審議会委員長 帝京大学名誉教授)から、ICT活用教育について応援の言葉をいただきました。
今や世界各国の学校でICTを熱心に活用しています。OECDの事務局が行った“授業でどのくらいインターネットを活用しているか(高校)”という世界調査の結果、日本は10カ国中最低だったという報告があります。(アイルランドは100%、カナダは97%、日本は50%)そのような中で、日野は熱心にやっています。がんばって下さい。
*紹介された報告書:Learning to Change :ICT in Schools
(著者: OECD Staff 発行 2001 Organisation for Economic Co-operationand Development)
・・・学校は、変化することを知らなければならないのであり、新しい学習方法に対応するために、変化しなければならない。
このような「変化することを学ぶ」という厳しい課題が国際研究報告の主題である。
ICTは教師の専門能力を開発する 教育の可能性を広げる手段となる ・・・概要より
亀井先生は、「東京都教育会」のWebサイトを立ち上げておられますが、その中で「良い授業をつくろう」という提言をされています。
良い授業の基本条件の中に、ICTの活用を取り上げていらっしゃいます。
(単元学習の展開、学習の場の構想、学習材の作成、学習集団の構成、指導体制の整備、 ICTを活用しての学習、秩序の維持、個別指導の充実、習熟度別指導、ポートフオリオ、 週案を大事に)
馬場弘融市長からもコメントをいただきました。
◇国語力を高めるカリキュラム作り、がんばってください。
自分がそうであったように、名文をどっさり読むことも大切になってくるのではないでしょうか。名文に多く触れてパターンが身につき最終的には力になると思っています。
◇日本が古くからやってきたこと、地域の長老の方が支えてきたことが子ども達が伝わるのはいいことです。ふるさとの情報は、是非一番新しい情報を使ってください。日野は住宅都市&工業都市でもあります。地域の学校の立ち上げに地域の企業も熱心に関わってきました。
ICTの調査研究については、次のようなコメントをいただきました。
◇市役所では、自分が本庁に入った11年前から比べると、ICT化によってうそのような劇的な変化を遂げ、実務が軽減されました。2年前、このことが果たして学校にも通じるのか、本当に先生方に効果があるのか関係者と話し合いましたが、最終的には「間違いなく効果がある」と判断して踏み切りました。
見事にここまでやれました。ICTの活用が低い日本の中でもさらに低い東京という実態を、日野がクリアしつつあります。ICTを使った授業は、絶対に子どもの目が輝きます。NHKの特集でも紹介されましたが、ICTが校務にもっと役立てば、もっと広がると思います。
自分は、ICTは、高齢者に一番優しいと考えています。高齢者の方が使いたいと言っています。そういう世界の指導者に育ってくれればうれしいことです。
うれしいお言葉をいただきました。
日野の子ども達、日野の教育をよりよくするため、一緒に支えさせていただきます。
日本一のICT活用教育を目指して
栗原教育部長ご挨拶
「本日の発表は、推進室が、市の重点施策である日本一のICT活用教育を目指すという行政課題に向けて、どのように取り組んだか、その経過と成果について職員に情報を提供し、それを共有することで、それぞれの業務に生かすことをねらっています。」
クリックすると拡大されます。
約一時間半にわたって、DVDの映像を見ていただいたり、プレゼンテーションを聞いていただいたりしました。
テレビ会議(スカイプ)で、信州大学の東原教授にコメントをいただきました。
「皆さん、お疲れのようですからまずはストレッチしましょう・・
日野のICT活用教育の取組は、学会でも注目され始めました。今後、日野でやりたいという先生が集まればいいですね。市の様々な部署が推進室を支えていることがいいことだと思います。来年以降どうなるのか、気になります・・・」
副市長より心強いお言葉をいただきました。
「3年前に、どうせやるなら日本一を目指してやろうよという合い言葉でやってきました。せっかくここまで資本投資したので活用できるようにしていきたいと考えています。
この灯が消えないように、しっかりサポートしていきます。」
ようやく軌道に乗り始めた日野市のICT活用教育。
中学校では、今まさに「初めの一歩」を踏み出しました。
ICTを活用した授業、校務支援システムの運用等が日常化し、先生方が当たり前のように使いこなしていただけるようになるまで、
推進室の果たす役割は大きいと考えます。
推進室の取組は、まだまだ続きます。
一緒に勉強させていただきます
平山中学校と並行して、今週から3週間、日野第四中学校専属のメディアコーディネータを派遣しています。
以下、メディアコーディネータの訪問記録です。
◇3週間派遣が始まりました。午前中は、短い休み時間の合間を縫って、美術科の先生が声をかけてくださいました。
e-黒板と書画カメラを用いた鑑賞の授業を計画されており、具体的な機能の確認や、実際にどの機器を用いるかを話し合い、
今後の準備の計画を一緒に立てました。事前に書画カメラで画集の写真を取り込んでおき、パワーポイントで教材化して、
当日はe-黒板で授業を進行するという計画です。明日の放課後に、教材準備を行う予定です。授業日は未定ですが、
現在行っている制作(表現)の授業の中で、タイミングを見計らって行いたいとのことでした。
◇休憩時に、数人の先生方と一緒に、インターネットの怖さについて雑談をする機会が得られました。
「インターネットショッピングや何やら、怖いものは使わないってことで、今はまだ使わなくても済んでるけど、周りはどんどん使ってる。
いつまでも使わないでいるって訳にいかなくなってきている。」とおっしゃいました。
私は、「使わなくても良いと思います。ただ、そういった怖いものがどういう仕組みで動いているのかは、きちんと知っておかなくては
いけないなと思います。そう思って、僕は勉強しています。」と申し上げました。
それを聞いて、先生は、「そういった、仕組みの部分を伝える授業が必要だな」とおっしゃっていました。
◇国語科の先生と打ち合わせを行っている頃、別の部屋では数学科の先生が、書画カメラとe-黒板、デジタル教科書の授業での扱い方を検討されていました。22日に行う研究授業の指導案を練り上げるため、今回の導入機器について知っておきたいとのことでした。
実際に手にとって操作をしたりしながら、様々な方法を試されていました。この様子を、別の国語科の先生が様子を見に来られました。
しばらく機器の扱いについて一緒に試した後、校内ネットワークのみで動く掲示板があったら使いたい、とのお話がありましたので、
スタディノートをご紹介しました。
パソコン室で、実際にスタディーノートの掲示板機能を操作していただき、細かい機能まで一緒に確認しました。
「直ぐにこれを使った授業、という訳ではないけれど…。」とおっしゃっていましたが、今後の授業として検討していただけるとのことでした。
この3週間、自分も四中の先生方と一緒に勉強させていただきます。
庁内プレゼンテーション(幼稚園)
午後6時より、市役所の会議室で、日野市の公立幼稚園5園のプレゼンテーションがありました。
日野市では、このように、各課や各事業所の事業内容の理解を図るため、職員がプレゼンテーションを随時行っています。
本日は、「やりがいがいっぱい!~幼稚園は教育のはじめの一歩~」というテーマで、
市内5つの公立幼稚園の先生方が幼稚園の一日とその役割を説明し、それぞれの園の特色も紹介しました。
会場には、庁内の職員はもちろん、市内の保育園の先生方もたくさん集まってくださいました。
1.加島教育長のご挨拶 本市の幼稚園の取組のポイントは3点。 ・生きる力の基礎をはぐくんでいること ・地域で手を取り合って育てていること ・日野市から幼児教育を発信すること | 2.第四幼稚園のプレゼンテーション 日本の文化や風習、諸外国の人との触れ合いを大切にしています。「日本が好き!自分が好き!人との触れ合いを大切にするひのっ子」を育てています。 | ||
3.第五幼稚園のプレゼンテーション 大人も子どもも夢中になって遊べ、大人同士もよりコミュニケーションをとっていけるようなきっかけとして『ごよっち』を始めました。 | 4.第七幼稚園のプレゼンテーション 隣接しているあさひがおか保育園と『幼児園』としてスタートして3年目です。よりよい幼児園をめざして、共通カリキュラムを工夫し、保育の充実を図ります。 | ||
5.第二幼稚園のプレゼンテーション 豊かな自然は子どもを育てる宝庫です。四季を通して地域の自然と地域の力〈専門性)を生かした自然体験を充実させています。 | 7.第三幼稚園のプレゼンテーション 私立至誠保育園との交流活動も3年目です。常に「発想の転換」を心がけ、保育の充実のために、新しいことにチャレンジしています。 | ||
「公立幼稚園の正規職員は、園長を含めて24名です。地域の子育て支援の要となっている「保育カウンセラー」や、小学校教育への滑らかな接続のための「幼小連携委員会」など、今こそ、私達の力を発揮するときだと思ってがんばっています!」 | 河内副市長からいただいたコメント 「一生懸命に各園が取り組んでいることは高く評価します。今後は、社会のニーズ、多様な子育てという視点と、幼児教育という重要な立場からの視点と、双方の視点から考えてみてください。」 | ||
馬場市長からいただいたコメント 「各園の個性と、全園の共通点がうまく発表されました。幼保一元化がいかに難しいかも痛感しました。教育者としての視点を強く感じたので、教育を超えて、子育て全般を考える視点も欲しいと思います。」 |