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2023年8月の記事一覧

寝る子は育つ!

今週は、各学年の身体計測が実施されています。

身体計測前には養護教諭から学年の発達段階に応じた保健指導が行われます。

今日は、4年生の計測日でしたので、保健室での様子を見てみました。

今回のテーマは、「ぐんぐん背が伸びる秘密」です。

ビデオ映像やスライドを見ながら、養護教諭の話を聞きます。

背が伸びるということは、骨が伸びるということ。

骨の両端には「成長板」という軟骨が層になった箇所があり、軟骨細胞が分裂することによって、骨が伸びる、つまり、背が伸びる仕組みになっているとのことです。

ちなみに、大人になって背が伸びなくなるのは、軟骨が骨に変わり、固定化するからだそうです。

骨が一番成長するのは、平均で男子が12歳頃、女子が10歳頃ということになるので、4年生はぐんぐん成長し始める入り口のあたりということになります。

成長期に差し掛かった子供たちにとって大事なのは、次のことです。

1 栄養ある食事

2 適度な運動

3 十分な睡眠

特に気を付けなければならないのは睡眠です。

小学校1〜4年生の平均睡眠時間は9時間程度です。

しかし、成長のために推奨される睡眠時間は9〜11時間とのことです。

世界一睡眠時間が少ないと言われる日本人。

成長ホルモンが分泌されるのは夜9時から朝4時くらいとのことですので、まさに「早寝早起き」が成長の秘訣のようです。

養護教諭「夜9時前に寝ている子はいるかな。」

周りをキョロキョロしながら、数人の子が手を挙げます。

やはり、多くの子は、夜更かし気味なことが分かります。

また、寝る前にテレビやスマホを見ていると、脳が興奮して、「よい睡眠」の妨げになるので気を付けましょう。

養護教諭の話を聞いた後は、身長・体重の測定を行いましたが、夏休みの間に規則正しい生活を送って、いっぱい成長できたかな?【校長】