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2024年12月の記事一覧
令和6年度第2学期終業式
8/26から始まり、約4か月の長い期間続いた2学期も今日で最後を迎えました。
今朝は、リモートによる終業式を行いました。
式に先立ち、11月から12月にかけて頑張った子たちの表彰です。
まずは、女子野球で活躍した児童です。
優秀な成績を収めたサッカーチームの児童です。
「税の書道展」で入賞した児童です。
続いて、2年生の代表児童から今学期頑張ったことの発表です。
MJコンサート、町たんけん、縄跳び、九九や漢字の学習など一生懸命頑張った2年生たちです。
校長からは、各学年の主な校外活動の振り返りと、「子供たちがつくる運動会」、「新!・心!MJコンサート」、「潤杯」など、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の活動などについてスライドにまとめて話をしました。
定番となってきた、生伴奏ライブ校歌。
生中継に合わせて子供たちも起立して歌います。
終業式終了後には、生活指導担当教員から「冬休みの過ごし方」について、
情報教育担当教員からは「冬休みのChromebookの使い方」について、それぞれ指導がありました。
最終日ですから、通知表を渡され、
年末ですから、大掃除をし、
そして、まだ続く「クリスマスモード」で楽しんで過ごしました。
どうやら、昨晩、多くの1年生のところにサンタクロースがやって来たようです。
朝からごきげんな1年生たちに話しかけます。
校長「どうしよう。昨日、校長先生のところにサンタさんが来てくれなかったの・・・。みんなのところには来てくれた?」
1年生たち「来た!」
1年生A「ちゃんとお手紙書いた?」
校長「え。忘れちゃった・・・。」
1年生B「だからだよ。来年は頑張ってね!」
慰められました。(苦笑)
校長のところにサンタクロースは来てくれなかったものの、2学期、子供たちに大きな事故もなく過ごすことができたのは何よりもうれしいクリスマスプレゼントです。
明日から冬休み。楽しく健康にお過ごしください。
よいお年を!【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】潤徳小にサンタクロース大量発生⁉
今夜はクリスマスイブ、明日はクリスマスです。
校内を回っていると・・・
あちらこちらにサンタクロースが出没しています。
こちらは6-1。楽しく遊んでいるところですが、何人もサンタクロースの子がいます。
「クリスマスパーティー」開催中なのです。
6-4にも何人もいます。
6-4オリジナル人狼ゲームを係の児童が説明しています。
このためにプレゼン資料を作ってくる力の入れようです。
4-1はクリスマスにちなんだ寸劇を体育館のステージ上で公開です。
これらは、1時間目の様子なのですが、2学期末を迎え、各学級等ではお楽しみ会系のイベントが次々開催されています。
クリスマスは欧米文化。
それにちなんで・・・というのはこじつけすぎかもしれませんが、「英語に親しむ活動」に楽しく取り組む2年生の子供たち。
1年生も楽しんでいます!
クリスマスソングが流れる中、「クリスマスばくだんゲーム」で遊ぶ1-3の子供たち。
1-1は和風テイスト。
射的、くじ、動物カフェ・・・などのお祭りを開催です。
5-2はクリスマスビンゴ大会!
3-4にもサンタクロースがいます!
「ハンカチ落とし」で楽しむ子供たちですが・・・校長も強制参加させられる羽目に。
1-4でも「英語に親しむ活動」が行われていました。
4-3では「4-3フェス」として、激しいダンスパフォーマンスが繰り広げられる場面も。
3-2にも大量のサンタクロースが・・・
全部の学級を取材できたわけではありませんが、今日、明日にかけて、多くの学年・学級で趣向を凝らしたイベントが企画・実施されています。
もちろん、学校としてクリスマスパーティーの開催を推奨しているわけではないものの、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進める本校にとって、子供たちが学級会や係活動等を通して自分たちで計画を立て、実施していく過程を学ぶことはとても重要であり、一人一人にこうした意識が根付きつつあること感じます。
と、そんなことを考えながら校長室に戻ってみると、今日は2学期の給食最終日。ちょっと豪華なクリスマスメニューです。(詳しくは、こちら)
心もおなかもクリスマスモードです。(笑)
皆様、メリークリスマス!【校長】
書き初めに挑む!
日本の伝統行事とも言える書き初め。
年が改まって書くものですが、学校では、実質、2学期中に指導が行われます。
特に1年生にとっては、初めての書き初めです。
1・2年生は鉛筆を使う硬筆になりますが、心構えは3年生以上の毛筆と同じです。
お手本を1行ずつ折り、常に書こうとするマスの横にお手本の文字が来るようにします。
このような細かい指導を繰り返し行う必要があるのです。
実は、書き初めの最難関ポイントは「名前」です。
当然、一人一人の名前は違いますから、お手本はありません。
そこで、教員は、清書用のマスと同じ大きさ、フォントにして、一人一人の「名前お手本」を作っています。
書き初めには、各教員の陰の努力がかなりあるのです。
写真は、名前だけの練習用紙のチェックを担任から受けているところです。
ICTも使いながら、清書用紙やお手本を置く場所、お手本の折り曲げ方などを一つ一つ確認して作業を進めていきます。
2年生も硬筆の書き初めの練習をしています。
1年生のときに経験済みですが、お手本の文字の量が増え、漢字も多く使うようになります。
さらに、自分の名前にも習った漢字が使える子が増えてきているので、難しさが増します。
これも教員特製の書き初め練習用紙で、練習段階ではお手本を折り曲げなくてもすぐ横のマスで文字を書けるように工夫されています。
今日は、本番用の清書用紙で練習しました。
1年生と同様、1行ごとに折り目をつけ、すぐ横にお手本の文字が見えるようにします。
また、使用する鉛筆が4B以上の濃い鉛筆なので、手が汚れやすくなり、書き進めるうちに、清書用紙が黒くなってしまうおそれがあります。
そこで、それを防ぐために書いている行のすぐ横に裏紙を敷き、手の汚れが清書用紙につかないようにしています。
書き初めは日本の伝統文化ですが、それを指導する教員の工夫も伝統文化と言えそうです。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】「潤フェス2」の炎は消えず!
インフルエンザ等の感染症拡大を受け、延期を決定した「潤フェス2」
12/16(月)の初日は大盛り上がりだったので、2日目以降の出場予定者にとっては、延期がとてもショックだったようです。
そこで、本日の中休みに出場予定者を体育館に集め、今後の予定などについての説明が行われました。
担当教員「延期になってしまったのは残念ですが、中止になったわけではありません。考えようによっては、もっと練習時間がとれるということです。みなさん、やる気はありますか?」
「オーッ」と雄叫びを上げる出場予定者たち。
やる気は全く衰えていないようです。
それにしても、すごい出場予定者の数・・・。
今日集まったのは、ステージパフォーマンス出場予定者です。
実は、「潤フェス2」では、場所の関係などで体育館では披露できない子が事前録画を行う「映像パフォーマンス」部門もあり、その対象の子は集まっていません。
いかに「潤フェス2」の関心度が高いか分かります。
もちろん、企画運営を行う代表委員の子供たちの気合も十分です。
3学期は様々な行事などが詰まっており、1週間連続で「潤フェス2」を行う期間を設定することが難しかったのですが、調整して、令和7年2月17日(月)~21日(金)を延期期間と決定しました。
「潤フェス2」は大クリスマスパーティーを兼ねる予定だったのですが、今年度を締めくくるイベントに変更です。
しばらく間を開け、また「炎の1週間」を迎えたいと思います。【校長】
光る君に想いを馳せて・・・
国語では、小学校でも「古文」に関する内容を学習します。
5年生では、「冬の朝」の学習で、枕草子の一節などを学習します。
「冬はつとめて。雪の降りたるは、言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、また、さらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。」
現代語と違う言葉もありますが、「冬」について、およそ1000年前の感覚と現代の感覚が近いことに理解を深めます。
そこで、現代のICT技術を駆使し、5年生も清少納言の感性に近付けるよう、冬の情景で「をかし」と感じるものを挙げました。(「をかし」・・・よい、美しい、趣がある)
学級で話し合って、「をかし大賞」に選ばれたのが写真の作品です。
ひょっとしたら、1000年後まで語り継がれるかもしれません。(笑)
今年も大河ドラマを「完走」し、平安文学への興味が高まった校長。5年生と雑談します。
校長「『光る君』、終わっちゃったね~。見てた?」
5年生A「私も毎週見てた!ちょっと最終回のエンディングが納得いかないけど・・・。最近、『枕草子』や『源氏物語』の本を図書室で借りてるんだよ。」
3年生は「短歌を楽しもう」の学習に取り組んでいました。
「むしのねも のこりすくなになりにけり よなよなかぜの さむくしなれば」(良寛)
「秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(藤原敏行)
「秋風の吹きにし日より音羽山峰のこずゑも色づきにけり」(紀貫之)
「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき」(猿丸太夫)
秋にちなんだ4首の短歌から浮かんだ情景を考えます。
意味が分からない言葉もある中、短歌から想像できることを書き留めていきます。ほぼ、「現代語訳」に近いことを書いている子もいました。
3年生ですから、正確な意味を覚えるというより、短歌の31音のリズムに親しむことが大事です。
暗記できるくらい繰り返し音読します。
こうして、昔からの感性を文字で脈々と受け継いでいることが「日本人」としてのアイデンティティを育むことにつながっていると思います。
1000年後、「ふてほど」が語り継がれているのでしょうか・・・?【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】アイドルと触れ合おう!
学期末を迎えようとする中、「潤杯ポイント」の獲得争いは佳境を迎えつつあります。
子供たちの人気コーナーになっている「潤杯スコアボード」の前には、ポイントを数える子供たちが次々やってきます。
しかし、ポイント争いで校内の雰囲気がギスギスしているわけではありません。
飼育委員会は12月に入り、「大福とふれあおう!」という独自の企画を始めています。
写真のように、学年、学級で枠を決めて、飼育小屋にいる烏骨鶏の「大福」との触れ合いタイムを設けようというイベントです。
潤杯ポイントが付くわけではないので、癒しののんびり企画です。
本校の不動のアイドル「大福」。
寒くなっても元気です。
校長がカメラを構えると、ちゃんと「モデル立ち」をしています。
今日の昼休みは、2・4・6年生の3組グループが大福に触れ合える日。
しかし!今日は1~3年生は学期末で午前授業となり、昼休みがありません。
このままでは、せっかくのイベントも低学年が下校してしまうため「お客さん」が少数になってしまいます。
ちょうど、下校を始めた1年生たちが通りかかります。
校長「今日は、大福にさわれる日だよ~!」
声を掛けると、次々に子供たちがやってきます。
営業活動に慣れている大福。
お客さんの登場を察知し、自ら飼育小屋の出口に近付いてきます。
そして、飼育小屋の外へ!
悠然と出てくる大福。慌てるそぶりは全くありません。
むしろ、触ろうとする「お客さん」たちがおっかなびっくりという感じです。
飼育委員たちは、大福が外に出ている間に飼育小屋内を清掃するという一石二鳥の企画。
まさに「推しのアイドル」を出待ちのファンが追いかけるという光景と言えそうです。(笑)【校長】
つないで つるして
校内を回っていると、2年生が図工の授業に取り組んでいるのを見かけました。
教室内には大量の新聞紙や画用紙があり、子供たちはそれを切ったり折ったりして、様々な形を作っています。
作った紙片を教室内に張り巡らせたスズランテープに付け、デコレーションしていくというのが今回の授業の内容です。
背の届かないところは、椅子を出して、器用に飾り付けていきます。
背の届きそうなところでも、「校長先生、付けて~」と言ってきます。
単なる「甘え」です。(苦笑)
教室の様子が一変し、子供たちもハイテンションです。
さらに派手になると、もはや、誰がどこにいるか分からなくなります。
一見、無造作に紙片が吊るされているようですが、子供たちなりのこだわりが随所にあります。
2年生A「校長先生、窓からのぞいてみて!」
新聞紙の切れ目の「窓」から顔を出しますが・・・。大人にとっては、相当無理な姿勢をしなければなりません。
全員ハイハイで完全に赤ちゃん返りしていますが、楽しい時間になったようです。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】「潤徳ラジオ」生放送潜入!
インフルエンザ等の罹患による欠席児童が増え、学級閉鎖の判断を行った学級が出たことなどから、「潤フェス2」の実施延期、「たて割り班活動」の中止を決定し、お楽しみの学期末を過ごすことができなくなってしまい、ちょっと「残念モード」の校内ですが、その中でも、「潤杯」関係の昼の放送は通常どおり行われています。
放送委員会は、今週の昼の放送を「潤杯」対象放送としています。
放送をしっかり聞いていないと解けないクイズを出題し、正解数に応じて「潤杯ポイント」を付与するという企画のようです。
今日の昼の放送は「潤徳ラジオ」の人気コーナー、テーマに基づいたパーソナリティーのフリートーク放送です。
現在のテーマは「100万円をもらったらどうするか」です。
3人のパーソナリティー、「ばななししょー」、「ゆうゴリラ」、「オインク!!」の軽妙な会話が魅力です。
今日の放送を一部を再現しましょう。
オインク!!「この番組は、みなさんからおたよりをもらって、あんなことやこんなことを話していこうという番組です。」
オインク!!「今日は、先生スペシャルです。(今回紹介する)全部のおたよりを先生が書いています。」
オインク!!「まず、(ラジオネーム)『ひろりん』さんから。100万円もらったら、宝くじを買って、当たったら海外旅行に行くそうです。」
オインク!!「当たるかなぁ~?その100万円で世界旅行に行くんじゃなくて、100万円宝くじに賭けて、その後に海外旅行に行くっていうのが不思議ですね。」
ゆうゴリラ「前にもそんなおたよりありましたよね?何か、宝くじにあたったら旅行に行く・・・みたいな。」
ばななししょー「逆に少なくなっちゃうかもしれない。」
オインク!!「それで、0になってしまって、海外旅行に行けなくなってしまう・・・みたいな話ですね。」
ばななししょー「それでは、次のおたよりです・・・。」
このような感じで、ゆるーいトークが毎週繰り広げられます。
3人のパーソナリティーの絶妙な掛け合いがクセになります。
今日は、教員から投書された内容を基にした放送でしたが、いつもは、児童からの投書で盛り上がっています。
ちなみに、今日は、3人の教員からの投書(教員も「ラジオネーム」にしています)でした。
ご紹介した以外の2人の教員の内容は、
くろちゃん「豪華客船、世界一周の旅」
えびちゃん「世界最大のクルーズ船、『アイコン・オブ・ザ・シーズ』に乗って優雅に過ごす」
といったもの。
合わせたわけではないのに、全員、100万円があったら旅行・・・。
日ごろ、疲れているのかな・・・と校長としては気になります。
ちなみに、昨日は別なパーソナリティーがリスナーからの「お悩み相談」を行っていました。
こうして、放送委員会の児童は校内を盛り上げるための「日替わり放送」で頑張っています。
「子供たちがつくる学校ラジオ」ですね。【校長】
公平な税負担について考える
「103万円の壁」、「年金問題」など、毎日「お金」に関する話題がニュースになります。
特に税に関することは、日々の生活に直結するものです。
子供たちにとっても、税について理解を深めることは、今後に向けて大変重要なことです。
そこで、本日、6年生を対象とした、日野市の租税教育推進協議会の税理士の方々のご協力による租税教室が開催されました。
義務教育を受けている子供たちですが、「授業料」は徴収していません。
当然ながら、学校には多くの税金が使われています。
一人当たり、いくらの税金が使われているのか、子供たちにクイズが出されます。
何と、1年間で90万円もの税金が使われているとのことです。
6年間だと540万円。
6年生は134名の児童が在籍していますから、7億円以上の税金が小学校生活に使われたことになるわけです。
現在、6年生が直接払っている税金は消費税くらいですが、人生を歩む中で税金を納めなくてはならない機会が多くあることを学びます。
人生を終えるときも相続税がかかります。
常に税金と向き合っていかなければならないのです。
本来、税金は平等に徴収されなければならないものですが、実際には、様々な所得の人がおり、「生存権」が保証されていることもあり、完全に平等というわけにはいきません。
そこで、「公平」な税負担が重要であることを学びます。
シミュレーションを基に、どうしたら公平な税負担にできるかグループで検討します。
経済的に苦しい方の負担を軽減しながら全体の税収入を確保していく難しさを6年生なりに感じたようです。
授業の最後には、「新札」の1億円(見本)を見せていただきました。
お金に興味があるのは、大人も子供も変わりありません。(苦笑)
「租税教室」を通して、納税の義務を果たすことの重要性を理解してほしいと思います。
講師の税理士の皆様、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】「潤フェス2」開幕!!
いよいよ2024年度「潤フェス2」が開幕いたしました。
この後、本日の熱いフェスの様子をお伝えいたします!!!
…なのですが…雰囲気を出すために会場が暗く…カメラが暗さを綺麗に写す性能を兼ね備えてなく…
要するに写真の映りが激しく悪いことを御了承ください。
さあ、始球式が始まりました。
始球式を終えて安堵の表情の子供たちです。
続いては、ダンスクラブです。
観客の手拍子も揃っています。
歌、ヨーヨー、けん玉、ダンス、ピアノ演奏と次々と続きます。
そして、本日最後を締めくくるのは…有志の先生方のバンドパフォーマンスでした。
会場も一体となって盛り上がります。
このようにして、無事に1日目が終わりました。
担当の先生からは「マイクの調子が悪く…初日なのに悔しいです。」という声が上がっていました。
(この後、担当の先生方が必死でマイク機能を復活させていました。明日は、大丈夫かな…)
昼休みには、明日明後日のリハーサルをしていました。司会の児童が「盛り上がっていますか~?!」と、原稿の練習をすると「いえ~い!!」という声が返ってきていました。
明日の2日目も楽しみです。
動画配信を行っていますので、子供たちの頑張りをのぞいてみてください。
(2016年4月から2018年3月まで)