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2025年12月の記事一覧
【潤クリ】開催迫る!「『潤クリ』決起集会」!
今年度の「子供たちがつくる学校プロジェクト」の3本柱の1つ、「潤徳フェスティバル×クリスマス」(略称:潤クリ)の開催がいよいよ来週に迫りました。
今朝は、「ドッキリ宝探し集会」で、校内に人があふれ返ったばかりだというのに、中休みになると、再び、多くの子が体育館に殺到していきます。
「潤クリ決起集会」として、「潤クリ」のステージ発表を行う児童全員対象の最終説明会が行われたのです。
ご覧ください、この人数。
厳しいオーディションをくぐり抜けたステージ発表の出場者たちです。
今回は、40組以上の個人、グループがステージ発表を行います。
さらに、動画発表の個人、グループも20組以上あります。
全校児童の過半数以上が「潤クリ」の出場者という、考えられないほどの盛り上がりを見せています。
集会の進行は、児童会本部役員会の「潤クリ」担当児童たちです。
すでに、自分(たち)の発表日、発表順は告知されていますが、改めて、一覧表で確認をします。
当日の細かい流れについて担当教員の説明を聞く出場者たち。
体育館内はシーンとしています。
それだけ、出場者たちは真剣なのです。
「潤クリ」は、「のど自慢大会」と同様のシステムです。
個人や小グループの持ち時間は1分半、学級やクラブ単位の規模の大きなグループの持ち時間は4分間となっています。
進行の都合上、時間になると司会から「ありがとうございました!」の声が掛かります。
その時点で終了となり、次の発表者と交代になります。
短い時間に最高のパフォーマンスをすることが求められるのです。
児童会本部役員「潤クリ」リーダー「『潤クリ』、頑張るぞ~!」
出場者全員「オーッ!」
拳を突き上げる出場者たち。
出場する個人、グループは意気込みを書いた紙を担当児童に提出しており、今後、全校向けに掲示される予定です。
決起集会終了後も一覧表を前に相談を続ける出場者たち。
最後の追い込み練習の気持ちを高めているようです。
連日の過酷なオーディションをくぐり抜けてきた出場者たち。
そして、そのオーディションの全てに参加し、合否判定を行ってきた児童会本部役員の「潤クリ」担当児童たち。
休み時間に行われる「潤クリ」は教育課程に位置付かない「非公式行事」ですが、本校児童にとっては、運動会や展覧会などの「公式行事」に匹敵する重要なイベントです。
最終準備が着々と進められます。
それにしても、今週は、一昨日が八小との合同集会、昨日が縄跳び集会、今日がドッキリ集会と「潤クリ」決起集会・・・。
2学期も終盤になっているのに、イベント連続となっている学校は本校だけでは?
凄まじい子供たちのパワーを感じます。
2学期最後の、そして最大イベントである「潤クリ」。
外部公開イベントですので、潤徳ファンの皆様、必見です!
開催日時:12/16(火)、17(水)、19(金)、22(月)、23(火) 10:10~10:35
場所:本校体育館
潤徳小の新たな歴史が生まれる現場をぜひご覧ください!【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】「ドッキリ」は忘れた頃にやって来る!
今朝の8時。
誰もいない校舎内に集会委員会の子供たちが集まっています。
そうです。今朝は、極秘に進行していた「ドッキリ集会」が実行されるため、その準備のために集会委員たちは早めに登校しているのです。
「ドッキリ集会」とは、年間計画でオープンになっている「公式」の児童集会と違い、集会委員たちが独自に計画し、突然実施される「ゲリラ的」な集会です。
今回は、子供たちが大好きな「ドッキリ宝探し」です。
他の児童が校内に入れないうちに「宝」となる半分に折った折り紙を隠していきます。
ふと見ると、誰でも分かる場所にも折り紙が貼ってあります。
全然隠されていないように見えますが、1年生など、初めて「宝探し集会」に取り組む子たちもいるので、初心者コースも設けてあるのです。
実は、折り紙を開くと中には○の数が書いてあり、その数がポイントになります。
当然ながら、○の多い宝ほど見付けにくい場所に隠してあります。
未確認ですが、どうやら10ポイントのレアな宝もあるのだとか・・・。
次々と宝を仕込んでいく集会委員たち。
実は、一番自分たちが楽しんでいるという噂もあります。(笑)
8:10のチャイムが鳴り、集会委員以外の子供たちが校内に入ってきます。
目ざとく校内の変化に気付く3年生たち。
3年生A「校長先生、もう分かっちゃった!『アレ』の集会でしょ?」
さすが、学校のイベントのシステムをよく理解しています。
偉いのは、気付いていても宝を事前に取らないでいること。
「イベントを楽しむ」という精神は本当によく本校の子供たちに浸透しており、感心します。
「ドッキリ宝探し」の経験がない1年生たち。
黒板を見ると、「8:25までにすわっていると、いいこと!があるかも・・・」と書かれています。
”いつもと違い”、朝の支度を終え、おとなしく座っている1年生たち。
校長「『いいこと』って何だろうねぇ。」
1年生たち「わかんな~い。」
校長「あ、分かった!給食が食べられるのかもしれない!」
1年生A「違うでしょ!給食は4時間目が終わってから!」
叱られてしまいました。
一方、隣の2年生の教室。
座っていることは変わりませんが、反応が1年生と全く違います。
2年生A「校長先生、これからドッキリ集会でしょ?」
2年生B「もう、宝の場所見付けちゃった!」
1年間の本校での生活経験の差はとても大きいのを感じます。
8:25になると放送が入ります。
集会委員A「緊急連絡、緊急連絡!」
「ドッキリ宝探し集会」の説明が行われます。
説明と言っても、「宝探し」と言われた瞬間に体が反応する子供たち。
「スタート」の合図の前に教室を出ていこうとする1年生を体を張って食い止める校長。
しかし、「スタート!」を聞くやいなや、器用に校長の脇をすり抜けていきます。(苦笑)
集会委員B「宝を探しているときに走ったクラスは0点です!歩いて探しましょう。」
大事なルール、聞いていたかなぁ・・・。
初心者コースの「1ポイント」の宝は一瞬ではがされます。
高額な宝を求めて校内をさまよう子供たち。
捜索場所はすぐに体育館や校庭に広がっていきます。
宝を求めてひたすら校庭を走り回る子供たち。
あれ?これって、「宝探し集会」ではなく、「持久走集会」では?(笑)
「大捜索戦」を勝ち抜き、宝をゲットしていく子供たち。
複数個を手にしている猛者たちもいます。
今回、宝の折り紙は200枚隠されたとのことですが、手にすることができたのはごく一部の児童です。
「校内宝探し」というより、「校内宝くじ」という方がピッタリかもしれませんね。(笑)
捜索時間の5分間が過ぎ、集会委員から「宝探し」の終了が宣言されました。
ちなみに、なぜ、集会委員たちが赤のビブスを着ているかというと、「走っている児童がいないか」をチェックする審判役だからです。
しかし、実際は、多くの子が走る結果に・・・
校長「みんな走ってたから、全クラス0点で引き分けだね。」
苦笑いする集会委員たち。
正直、多くの子供たちの目は血走っていました・・・。
「宝」という魅力的な言葉は人間の狩猟本能を目覚めさせるようです。(苦笑)
そして、給食の時間に、昨日の縄跳び集会と今日の「ドッキリ宝探し集会」の結果発表が行われました。
宝探しの1位は、何と驚異の37ポイントでぶっちぎりの3-2でした。
今日一番のラッキークラスということになります。
そして、縄跳び集会では、低学年の部(1~3年生)の1位が3-4(135回)
高学年の部(4~6年生)の1位は6-4(248回)でした。
ガッツポーズで喜ぶ各学級です。
黙食じゃなくて、すみません。。。【校長】
【潤ファミ】地域の皆様に感謝!
これまで、生活科で「町たんけん」の学習に取り組んできた2年生たち。
「潤ファミ先生」の皆様にご協力いただき、「町たんけん開始の挨拶」(詳しくは、こちら)、「町たんけん本番(インタビュー)」(詳しくは、こちら)と過去2回にわたって校外に出て活動してきましたが、今回は学習のまとめとして、お世話になった地域の施設等の皆様にお礼の挨拶に出かけることになりました。
今回の活動も「潤ファミ企画」とさせていただきましたが、本当にたくさんの潤徳ファンの皆様にお集まりいただきました。
心より感謝申し上げます。
企画内容は、施設等への移動の際の安全管理と、活動の見守りです。
保護者の方の場合は、我が子が集団行動がきちんとできるか、施設等の方にちゃんと挨拶できるか間近で確認できる「役得」付きです。
最初に全員で「潤ファミ先生」の方々に「よろしくお願いします!」と挨拶をしてから、各方面ごとに分かれて出発します。
列をはみ出しそうになる子供たちに注意を払いながら、「潤ファミ先生」の方々もそれぞれのグループの引率補助をします。
学校のすぐそばにある「堀部建材店」からお礼の挨拶回りがスタートです。
いつものパターンだと、校長が自転車で各方面の様子を取材に行くのですが、子供たちを追い切れずに迷子寸前になることも多いので、今回は、高幡不動方面に行く子供たちのグループに一緒についていきました。
京王線高幡不動駅、高幡不動駅前交番に担当の児童が向かいます。
正式に敬礼をしてお礼の気持ちを表します。(笑)
「高幡まんじゅう」は、前回お伺いした工場ではなく、駅前の店舗の方でお礼です。
高幡不動尊前の交差点は交通量が多いので、信号が青に変わったら1回で渡れるよう、「潤ファミ先生」方が協力して子供たちに声を掛けてくださっています。
無事に境内に入りました。
高幡不動尊担当の子供たちが寺務局で挨拶をします。
それぞれのグループは、事前に作成したお礼の手紙もお渡ししています。
「潤ファミ先生」の皆様のおかげで事故なく活動を終えることができました。
グループごとに付き添ってくださった「潤ファミ先生」の方々にお礼の挨拶です。
各施設等の皆様には温かく子供たちを受け入れていただき、本当にありがとうございました。
コミュニティ・スクールとして、今後も地域とのつながりを大切にしていきたいと思います。【校長】
練習の成果はいかに?
今朝は、全校児童が校庭に集まりました。
先週行われた「縄跳び集会」の2回目が行われるためです。
各学級ごとに毎日練習してきて、この本番で、前回の集会よりどれだけ跳んだ回数を増やせるかがポイントになります。
まずは、低学年(1~3年生)の計測です。
前回より、明らかに縄を回すスピードが速くなっている学級が多く見られます。
かなり練習を積んできたのでしょう。
前回に引き続き、インターンシップ生も回し手で頑張っています。
続いて、高学年(4~6年生)の計測です。
各学級、長縄のノウハウは熟知してきており、ほとんど差があるようには見えません。
流れるように跳んでいきます。
そんな高学年の様子を見て、1年生たちも「頑張れ~!」と応援しています。
計測の結果を担任たちが本部に報告していきます。
4年生A「僕たち、前より80回以上増えたよ!」
練習の成果が実感できるのはとてもよいことです。【校長】
【潤八】「潤八ゆうびん」開始!
「潤八なかよし大作戦」の3つのイベント、両校ムービーの交換と今朝の合同児童集会についてはお知らせしましたが、もう1つのイベントも進行しつつあります。
先週の木曜日、「縄跳び集会」が行われた日(詳しくは、こちら)、実は、体育委員からの説明の前に、児童会本部役員会の潤八担当の児童から「潤八ゆうびん」の告知があったのです。
八小では、もともと、校内で学年・学級を越えて手紙のやり取りを行う「八小ゆうびん」に取り組んでいます。(詳しくは、こちら)
「潤八なかよし大作戦」の検討を行う中で、八小の代表委員会から「八小ゆうびん」を拡大し、「潤八ゆうびん」にして両校の「文通」ができないかという提案があり、本校も二つ返事でOKしたのです。
専用ポストは放送室の前に設置しましたが、子供たちは、こうしたグッズが大好き。
休み時間になると手紙を投函していきます。
ただし、何でも自由に書いていいわけではありません。
やはり、交流相手の学校に失礼があってはいけません。
そこで、両校とも切手を貼る場所に担任のスタンプ等が押されないと投函できない約束になっています。
投函された手紙は、児童会本部役員の潤八担当の児童が仕分けをします。
まさに「潤徳郵便局」です。
では、書いた手紙を誰が八小に届けるのか?
本校の特別支援教室の「ステップ教室」には、拠点校である八小の教員が本校に来て巡回指導を行います。
そこで、「配達員」として、本校の手紙を八小に届け、逆に八小からの手紙を本校に持ってきてもらいます。
本日、ここまで本校の児童が書いた手紙がステップ教室の教員に渡されました。
近日中に八小からの手紙も届くはずです。
配達日は、今日を入れて、今学期2回設定されています。
八小の子たちは本校のことをどう思っているのでしょうか。手紙が気になります。【校長】
【潤八】初の潤徳×八小合同児童集会!
昨日の臨時児童集会で告知があったとおり、今朝は、本校と八小の児童会本部役員会、代表委員会、集会委員会による初めての合同児童集会が行われました。
両校の全校児童がそれぞれの体育館に集まりました。
オンラインですが、参加者が1200名を超える大規模集会ということになります。
まずは、本校の児童会本部役員会、八小の代表委員会の代表児童からの挨拶です。
今回の集会のメインは、それぞれの学校クイズの出題です。
本校からは、○×クイズが3問出されました。
Q1「写真の場所は、『潤徳の丘』である。○か×か。」
Q2「潤徳小のキャラクターは、『ウリー』と『サクラモチ』である。○か×か。」
Q3「この写真の人は、潤徳小の校長先生である。○か×か。」
本校の児童にとっては、当然ながら基本問題ですが、八小の子たちは正解できたでしょうか。
とにかく、イベント好きな本校の子供たち。
自分の学校の基本問題であっても正解すると「イェー!」と大喜びです。
続いて、八小からも3問の問題が出されます。ただし、三択なので、本校より難易度がちょっと高めです。
Q1「日野第八小学校は何歳でしょうか?」→56歳
Q2「全校児童の人数は何人でしょうか?」→587人
Q3「オリジナルキャラクターの名前は何でしょうか?」→ハッピーはちはち
実は、これらの問題、昨日視聴した八小の紹介ムービーの中に全部答えが出ていたのです。
ですから、集中してムービーを見ていた子にとっては、簡単な問題だったはずです。
集会の最後は、本校の児童会本部役員会の潤八リーダーからの終わりの言葉です。
児童会本部役員会潤八リーダー「これからも『潤八なかよし大作戦』は続けていきます。みなさん、楽しみましょう!」
大きな拍手が送られました。(八小の様子は、こちら)
ということで、大きなトラブルもなく盛況のうちに終わった初の大規模コラボ集会でしたが、実は、当日を迎えるまでには相当な困難がありました。
これまでに、事前リハーサルを何回も行っているのですが、ことごとくうまくいっていなかったのです。
オンラインの場合、PC同士を接続するだけならそれほど難しくありません。
しかし、今回のように、両校の全校児童が体育館に集まる形式だと、自校の児童にはマイクで説明を行いつつ、相手校にはその音を届けなければなりません。
これがとても難しいのです。
内容が専門的になるので省略しますが、相手校の音が聞こえなかったり、ハウリングしたりするなどのトラブルが続出し、細かい調整を繰り返すことになりました。
PCも、説明者撮影用、プレゼンデータ表示用、体育館の児童撮影用などの複数台をコントロールしなければなりません。八小も同様の準備が必要です。
そのため、両校の担当教員同士は、今日の集会実施中もずっと電話をつなぎっぱなしで、互いの学校の音声や画面の状況を確認していました。
難易度の高い集会でしたが、無事やり終えた担当児童たちは意気軒昂です。
今日の集会はゴールではなく、スタートです。
八小と連携して、様々な取組がこれからも企画されることでしょう。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】鬼太郎(おにたろう)強し!
潤徳小に突如現れた凶暴なモンスターを退治するため、ベルマークの回収を呼びかけたエコ委員会の子供たち。(詳しくは、こちら)
先週の金曜日までが設定された回収期間でした。
昨日、委員会活動があり、エコ委員会の子供たちがベルマークの集計を行いました。
地道で細かい作業ですが、各クラスの集計結果をまとめていきます。
その結果が、今日の給食時間中に放送で発表されました。
エコ委員会児童A「低学年の部は、1位 3-1 1788ポイント 2位 2-3 938ポイント 3位 2-2 429ポイントです。」
エコ委員会児童B「高学年の部は、1位 4-3 1378ポイント 2位 6-4 1096ポイント 3位 6-3 822ポイントです。」
こうして、低学年(1~3年生)モンスターの「菌太郎(きんたろう)」、高学年(4~6年生)モンスターの「ヘドロボム」はかなり退治することができました。
エコ委員会児童C「ですが、ラスポスの『鬼太郎(おにたろう)』のHPはまだ残っていて、まだ倒せていません。みなさんのご協力をお願いします。」
今回の取組の誤算は、回収期間中に学年・学級閉鎖が連発したこと。
そのため、ラスボスを倒すまで回収期間を延長することになったのです。
集計結果が反映された最新情報が掲示板に貼り出されました。
それぞれのモンスターのHPに対し、倒すためのベルマークがどれだけ集まったかグラフ化されています。
これは、エコ委員会の児童が各学級のベルマークの点数をスプレッドシートに記入し、グラフ化した力作です。
「デジこれ」は、こうした日常の取組にも成果を表しています。
このグラフにより、ラスボスの「鬼太郎(おにたろう)」のHPは10,000ポイントであり、与えたダメージ数(学校全体の回収ポイント)は74.1%であることが分かりました。
つまり、まだ2,590ポイントが足りないのです。
ラスボスが暴れ回る状況が続いている潤徳小。
このままでは、安心して冬休みを迎えることができません!
潤徳ファンの皆様のご協力を引き続きよろしくお願いいたします。【校長】
【潤八】【デジこれ】八小と一緒に絶滅危惧種について考えよう!
本校と八小による「潤八なかよし大作戦」に関する3つのイベントが進みつつあることは前記事でお伝えしましたが、八小とのコラボはイベントだけではありません。
学校生活で最も重要な授業においても両校で協力し、学習効果を高める取組が進められています。
6年生は、外国語で「Save the animals」の学習に取り組んでいます。
世界が抱える諸問題やそれによって生息数を減らしている生き物の現状を調べ、そのことについての意見を英語でやりとりすることが学習の目標です。
通常であれば、学級内や学年内の意見交換を行うところですが、グローバルな問題を扱うわけですから、意見交換の範囲を広げた方が効果がありそうです。
そこで、「潤八なかよし大作戦」を進めている八小と本校の6年生同士で、合同の発表会を行うことになりました。
本校の6年生は自分の関心のある絶滅危惧種について調べ、生態や生息数減少の要因などについて「Canva」を使い、プレゼンテーションを作成しています。
6年生たちは、自作のプレゼン資料を使い、英語で八小の子たちに伝えていきます。
一生懸命調べても相手に伝わらなければ外国語の授業なので意味がありません。
この点が、総合的な学習の時間などで行うプレゼンとは大きく違います。
本校は、「デジタルを活用したこれからの学び」(デジこれ)推進地区実践校です。
その予算で購入した大型モニターの活用をこの授業でも進めています。
これまでも大型モニターの活用を進めていますが(詳しくは、こちら) 、今回は「デュアルスクリーン」の機能を使い、複数の画面をコントロールできるよう、さらに高度な活用方法を取り入れています。
自分の写っている画面、八小の子が聞いている画面、自分のプレゼンの画面をそれぞれ操作できるわけです。
小学生の授業としては大変レベルの高い情報機器の扱いですが、6年生たちは、マニュアルを確認しながら八小と協力してすんなりオンライン環境を整えています。
さすが令和の子たちです。
八小の子たちも、英語のプレゼンを一生懸命頑張って本校の6年生に伝えていました。
最後に両校の代表児童が感想を伝え合って(日本語)、オンライン交流は終了しました。(八小の取組は、こちら)
本校の外国語の授業では、振り返りもChromebookのシートに記入し、共有化しています。
6年生A「今日は八小の人たちとやって、関係が少し縮まった気がしたし、みんなの発表もめっちゃうまくて良かった!またやれたらいいなと思った!」
6年生B「今日は八小の人たちと外国語の発表会みたいなことをして最初はとてつもなく緊張していたけれど、やっていくうちに八小の子が優しく聞いてくれて嬉しかった。だから自信につながってうまく発表できた。この機会を作ってくれた先生に感謝。」
6年生C「八小の人たちと危険な生き物とその生き物を救うための方法を話すことができて、生き物を大切にしようとする意識が高まった。この経験を将来、仕事などにつくときに活かしていきたい。」
今日は、本事業を進めている東京都教育委員会、本市教育委員会の関係者の方々にも授業をご覧いただきました。
東京都教育委員会関係者「他の推進地区の実践校の様子も拝見していますが、これだけCanvaを使いこなし、モニターを活用している学校は初めてで、驚きました。」
「デジこれ」実践校は来年度までの指定になります。
研究を積み重ね、東京都をリードできるような「これからの学び」を提案できるようにしたいと考えています。【校長】
【潤八】八小のことをもっとよく知ろう!
今週は、「潤八ウィーク」です。
今朝も、「潤八」に関する臨時の集会が行われました。
臨時児童集会と言っても、今回担当するのは、児童会本部役員の「潤八なかよし大作戦」担当リーダーの児童のみです。
2学期から「潤八なかよし大作戦」がスタートしてから、本校の児童会本部役員会、八小の代表委員会では、どのように交流を深めていくかを相談し合ってきました。(詳しくは、こちら)
その結果、今月、3つのイベントに両校が取り組むことになりました。
その1つが、「互いの学校のことを紹介するムービーを作って、交換し合おう」というものです。
そこで、今朝の集会では、八小から送られてきたムービー、そして本校の作成したムービーを全校で視聴することにしました。
八小のムービーは、本格的なニュース仕立てになっていました。
キャスターの児童が、各リポーターの児童と中継をつなぎ、八小の特徴的な場所などを紹介する凝った作りです。
八小リポーターからは、ビオトープ、校庭、築山等の様子が紹介されます。
動画を視聴している本校の子供たちも反応します。
1年生A「うわぁ、八小の校庭、広いなぁ!」
たぶん、多くの子たちは八小の校庭や築山で遊んでみたいと思っていることでしょう。
本校での認知度も高い、八小のオリジナルキャラクター「ハッピーはちはち」の紹介もありました。
「ハッピーはちはち」の誕生日、好きな食べ物、好きな人などのプロフィールも明かされます。
八小の船山校長先生も出演されていました。
八小リポーター「潤徳小のみなさんへメッセージをお願いします。」
船山校長先生「潤徳小のみなさんの素晴らしいところは、みんながとても元気がよくて、『あんなことやってみたい、こんなことやってみたい』という気持ちが前に前にと表れているところです。八小のみんなもそれに学んで一生懸命頑張っていきたいと思います。一緒にいい学校をつくりましょう!」
本校のよい点を見付け、誉めていただき、大変ありがたいです。
続いて、本校のムービーの紹介・・・
なのですが、動画を流し始めると、画面と音声の間に大きなタイムラグが発生してしまい、うまく視聴できません。
やり直しても改善しないため、中止となってしまいました。
これまで、集会等で日常的に動画を流しており、本校の教員も慣れているのですが、オンラインではこういうことが起きることがあります。
改善方法を検討し、後日、視聴の機会を設けたいと思います。
児童会本部役員潤八リーダー「明日は、八小との合同集会が予定されています。みんなで楽しみましょう!」
今朝、臨時児童集会を行った理由は、この告知を行うことでもありました。
「潤八なかよし大作戦」の第2のイベント、合同児童集会が明朝、両校の全児童が参加して行われます。
校内の各所には、「潤八コラボ」に関する児童会本部役員の担当児童が作成したポスターが掲示されています。
また、八小ではすでに両校の紹介ムービーは視聴済みとのことです。(詳しくは、こちら①、こちら②)
両校の雰囲気が盛り上がりつつある中で開催される明日の初めての合同児童集会、どうなるか楽しみです。【校長】
全校朝会(12月8日)
今朝は、12月の全校朝会がリモートで行われました。
まずは表彰です。
日野市民体育大会で好成績を上げた団体、個人です。
上からサッカーの1年生の部、6年生の部、ロードレース女子、テニスです。
多摩市の体育大会の空手で好成績を上げた児童です。
東京都読書感想文コンクールで本市代表となった児童です。
続けて校長の話です。
12月は「子供たちがつくる学校プロジェクト」の3本柱が実施されますので、このことを中心に話しました。
まずは、12/2に実施された「MJリターンズ!」です。
楽団の方々との「ジャンボリミッキー!」の合同合奏に向け、楽器パート、ダンスパート、歌唱パートの子たちがそれぞれ努力してきたため、当日、一緒に楽しむことができたと話しました。
児童会本部役員会の「MJリターンズ!」担当児童は、およそ半年間にわたって準備を進め、直前まで楽団の方々と打合せを行ってきました。こうした頑張りがあったからこそ当日の盛り上がりにつながったので、感謝の気持ちをもつように伝えました。
次は、「潤八なかよし大作戦」です。
先月行われた八小の学習発表会(音楽発表)を参観してきたので、その様子を話しました。
八小の学習発表会(音楽発表)は全校合唱の「ビリーブ」からスタートします。
撮影してきた動画のうち、八小の子たちが「ビリーブ」の1番を合唱しているところを流し、一緒に歌うよう促しました。
本校の6年生が学級閉鎖で参加できなかった市の連合音楽会では、煉瓦ホールで他校の児童と一緒に「ビリーブ」を全員合唱する予定でした。6年生の学級では、八小の動画に合わせ、起立して一緒に歌うところもあったようです。八小との疑似連合音楽会とも言えるかもしれません。
そして、「潤クリ」です。
出場希望者による、緊張のステージ発表オーディションが連日続いていますので、その様子について知らせるとともに、オーディション合格者には、当日に向け、さらに練習を積んで臨むように話しました。
最後は、1学期にも紹介した東京都教育委員会の相談窓口の情報を周知しました。
校長が参観した八小の学習発表会(音楽発表)の動画の全編は、昇降口の「潤徳小デジタルサイネード」で流しています。
八小の1年生の合奏を興味深そうに眺める本校の1年生たちです。
今週は、「潤八なかよし大作戦」に関する取組が次々と実施される予定です。
両校の絆をより一層深める機会にしたいと思います。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)