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2022年11月の記事一覧

理科or算数?

理科室の前を通りかかると、「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」と数える声が聞こえます。

気になって入ってみました。

すると、5年生が「ふりこの動き」の実験をしています。

ふりこが10往復する時間をストップウォッチで計測します。

子供たちが10を数えていたのは、往復する数だったわけです。

ちょっと写真では分かりにくいですが、この場合、10往復で約12.9秒かかっています。

同じ実験を3回繰り返し、平均を求めます。

その平均を10で割ると1往復にかかった時間が求められるわけです。

実験では、おもりの材質を木の玉、ガラス玉、金属玉に変えたり、糸の長さや振れ幅などを変えたりして、ふりこの1往復する時間は何によって変わるのか表にまとめ、考察します。

子供たちがプリントにまとめています。

5年生たち「実験の1回目は13.8秒で、2回目が13.9秒で、3回目が13.6秒だから、全部たして、3で割って・・・。」

校長「あれ?算数の勉強?」

苦笑いする5年生たちです。

 

続いて、3階の6年生の教室に行くと、理科の「てこのはたらき」の実験のまとめを行っていました。

 てこがつり合うときのきまりについて考えているようです。

黒板を見ると、「右のおもりの支点からの距離とおもりの重さが、反比例している。」などと書かれています。

理科講師「てこがつり合うときのきまりを式に表すとどうなりますか。」

6年生A「右のうでの支点からのきょり×右のおもりの重さ=左のうでの支点からのきょり×左のおもりの重さ」

校長「あれ?算数の勉強?」

苦笑いする6年生たちです。

「理数教育」とも言いますので、今後、理科と算数(数学)の関連が深い学習が増えてきます。

子供たちが頭を抱える場面も多くなりそうです。【校長】

潤徳小にくまモン!?

東京教師養成塾生のオンラインあいさつのあと、校長が続けて話します。

日野・潤徳小校長「今日は、特別に、熊本県の山都町立潤徳小学校の校長先生からお話しいただきます。それでは、熊本の潤徳小、お願いしま〜す!」

山都・潤徳小校長「はい!分かりました〜!」

サプライズで、「東西潤徳小学校コラボレーション」の企画を実施しました。

まずは、熊本県民なら誰でも知ってる(はず)「くまもとサプライズ!」の踊りが流れます。

画面が切り替わって、山都・潤徳小の池部校長先生が元気よく登場!

よく見ると、山都・潤徳小の校門のところに、「くまモン」の小さな人形が腰掛けています。

粋な演出です。

その後は、給食中の各学級を回ってくださって、山都・潤徳小の児童や先生方が、カメラに向かって話しかけてくれました。

高学年は、「I like pineapple.」など、自分の好きな食べ物を英語で紹介するなど、凝った自己紹介をしてくれました。

本校の子供たちも、予告なしの交流にびっくりしたようですが、山都・潤徳小の子供たちや先生方のもてなしに、親近感をもったようです。

日野は、今日は曇り空の底冷えのする1日。それに対して、山都町は快晴で暖かそうな感じがします。

日本の広さを感じさせます。

(この交流の様子は、山都・潤徳小のホームページでもご覧ください。)【校長】

特別教育実習スタート

東京都には、豊かな人間性と実践的な指導力を兼ね備え、将来、指導的な役割を果たすことができる教師を学生のうちから育成することを目的とする「東京教師養成塾」の事業があります。

今年度、本校は、都教委から「教師養成指定校」を受け、東京教師養成塾生(以下、塾生)が「特別教育実習」を行います。

これは、通常の教育実習では、数週間まとめて、実習を行うのに対して、「特別教育実習」は、1年間にわたり、実習を行うものです。

さらに、東京都教職員研修センターで「教科等指導力養成講座」を受講し、教師としての基礎・基本を徹底的に学びます。

まさに、教師になるための「虎の穴」という感じの制度です。(え、「虎の穴」が古すぎて分からない・・・?「タイガーマスク」でググってみてください。)

今日から、大学3年生である「塾生」が実習を開始しました。

1年間という長丁場ですから、多くの学年に関わってもらいたいと考えていますが、スタートは2年生付き(主に2-1)で学んでもらいます。

2-1から2-3まで、子供たちの前であいさつする塾生。

子供たちも、新しい先生を迎えて、ニコニコです。

早速、子供たちの連絡帳チェックなどをします。

教師としての日常の業務も経験します。

昼には、オンラインで、全校児童にあいさつをしました。

あいさつすることが多く、緊張の1日だったと思いますが、夢である小学校教員への第1歩。

本校での特別教育実習で、教職の素晴らしさをたくさん経験してほしいと思います。【校長】

日野市の誇る絶景!

日野市観光協会のホームページによると、この11月下旬は、「ダイヤモンド富士」を見ることができる時期とのこと。

今年度着任した私にとって、初めてのチャンス。

これは見逃せません。

今の時期の日没は、16時半頃とのこと。

休憩時間を使って、ちょっと外に出てみました。

(今回の写真は、フルサイズでお届けします!)

夕暮れのふれあい橋。学校のそばにこんなに美しい橋があるのは、自慢ですね。

モノレールが渡る、浅川の光景。

こちらも素晴らしいです。

「ふれあい橋と富士山」とのテーマで撮ろうとしましたが、一眼レフでなく、タブレットで撮っている校長。

思ったようにはいきません。(ちなみに、校長は、写真はズブの素人です。)

見る角度が悪いのか、結局、「ダイヤモンド富士」にはならず、山の右裾に太陽が沈む構図に・・・。

残念ではありましたが、こんなにステキな夕暮れを見ることができるのが、我がまち日野市!

癒やしの時間になりました。

熊本からご覧の皆様、ぜひ、機会があれば、日野にお越しください!!【校長】

将来は、金メダル・・・か?

3年生が体育でマット運動に取り組んでいる様子を見ました。

少し、体が大きくなってきた3年生。

得意、不得意が分かれてくる学年です。

今日の授業は、「前転、後転マスター」になることです。

前転、後転ともに、日頃あまりしない「丸くなる」感覚をしっかり身に付ける必要があります。

「ゆりかご」などで、感覚を磨きます。

ここまでは、校長が小学校時代を過ごした昭和の体育と変わりませんが、ここからが違います。

おもむろにChromebookを取り出し、互いに動画撮影を始める子供たち。

 手慣れた感じで、撮影を行っていきます。

演技が終わったら、すぐにフォームチェックです。

次の授業も、3年生の別の学級が、体育館で同じマット運動に取り組んでいました。

マットの置き方を工夫し、難しい後転を練習です。

こちらも、同様にChromebookで動画撮影。

学習カードと動画を見比べながら、どこを直していけばよいか考えています。

 

少し前になりますが、10月29日(土)~11月6日(日)にかけて、世界体操選手権リバプール大会が開催され、男子の橋本 大輝選手が個人総合で、女子の渡部 葉月選手が平均台で金メダルを獲得したことがニュースになりました。

「科学的トレーニング」を積む、本校の子供たち。

将来のオリンピックや世界体操選手権を制するのは、潤徳小卒業の選手・・・かもしれませんね。【校長】

2年生 図書の時間

本日は、2年生の図書がありました。

教室で「いいからいいから④」の読み聞かせをしました。

「その本知ってる〜!」「それシリーズ本だよ!」と明るい声が響きました。

 

 

その後、図書室に移動しました。

いつもだったら、本の返却と貸出をするのですが、

12月1日(木)から冬休みの本の貸出が始まるため、

図書室の準備期間として、本の返却だけの日でした。

 

パソコンの前に並んで、本の返却をしています。

 

図書室には、このように新刊本も多く取り扱っています。

 

 

冬休みの本は、1人5冊まで、新刊本は1人1冊まで借りることができます。

本はかなり重たいので、図書バックを忘れずにお子さんに持たせるようにしてください。

よろしくお願い致します。 

連合音楽会壮行会!

12/1の午後、日野煉瓦ホールで、第7回日野市立小学校連合音楽会が開催され、本校6年生が出演し、合唱、合奏を披露します。

当日は、日野市内の小学校の6年生同士が互いに聴き合うことになりますので、一般の方への公開はありません。

そこで、本日は、本番前の「壮行会」として、6年生が、今まで練習してきた合唱「変わらないもの」、合奏「もう少しだけ」を5年生及び保護者の方に披露しました。

まずは5年生に対して、続いて、入れ替えを行って、保護者の方に合唱、合奏を行いました。

こちらは、司会の児童が紹介を行っているところです。

司会児童「保護者の皆様、熊本の潤徳小のみなさん・・・」

と切り出します。

静かに聞いていた保護者の方々が一瞬、ざわっとします。

そうです。今日からスタートした「東西潤徳小コラボ企画」を兼ねているのです。

今日は、保護者会も続けて行われましたが、欠席される方向けに、展覧会の時にも使った「You Tube」限定公開の生配信を行いました。

この生配信を、山都・潤徳小にも送ったわけです。

実は、今朝、コラボ企画で、6年生の各教室を回って、じゃんけんなどで交流したのは、この午後の発表につなげる意図もあったのです。

もちろん、「You Tube」限定公開ですから、一方通行。

山都・潤徳小の子供たちの反応を直接見ることはできません。

(そもそも、合唱、合奏しているときに見ることはできませんけど…)

まずは、合唱「変わらないもの」から。私が音楽室で練習する様子を見ていたときは、当然ながら学級ごとでしたので、学年全員が歌うと迫力が違います。

続いて、合奏「もう少しだけ」です。

こちらも、リズムやテンポを合わせて、見事に演奏することができました。

保護者の方も食い入るように見つめていらっしゃいました。(カメラのファインダー越しの方も多かったようですが…)

演奏終了直後、私のスマホが反応しました。

見てみると、山都・潤徳小の池部校長先生からLINEが送られてきています。

山都・潤徳小では、5・6年生が一緒に生配信を真剣に見ていたとのことで、終わった後は、自然に拍手が起こったそうです。うれしいですね。(詳しくは、こちら <山都・潤徳小HP>)

写真も送っていただいたので、退場していく6年生に、スマホ越しに写真を見せたところ、多くの子がにこにこしていました。

保護者の皆様の前に、合唱、合奏を聴いていた本校の5年生は教室に戻って、異口同音に「すごかった」と話していたとのこと。来年の目標ができました。

こうして、今回も下級生に「格の違い」を見せつけて本番に臨む6年生。死角なしです。【校長】

5年生 総合 米作り~水車プロジェクト~

5年生の米作りもいよいよ大詰め。

向島用水にある水車を活用したもみすりや精米の見学、および体験をさせていただきました。

 

①水車の観察

 

②もみすり、米粉挽き体験

 

③ふるいかけ、精米体験

 

④水車の模型、発電模型の観察

の4つのブースに分かれて、短時間に様々な体験をでき、子供たちは楽しそうでした。

学校に戻る時間が来た時には「えー、もっとやっていたい。」と残念そうにしていました。

 

本日の水車プロジェクトで、米作りに関わる作業は一段落ということになります。

当初の予定では12月に餅つきを、と考えていたのですが、感染拡大の状況を鑑み、残念ながら中止となりました。

2学期中に子供たちがもち米を持ち帰ることになると思います。

各ご家庭でおいしく召し上がっていただけたらと思います。

日野市立潤徳小学校×山都町立潤徳小学校 初コラボレーション!

先日からお伝えしている「東西潤徳小学校コラボ企画」、今日から始動です!

朝、両校をオンラインでつなぎました。

今朝は、校長の私から、熊本県 山都町立潤徳小学校の子供たちや先生方に生メッセージを送る企画です。

山都・潤徳小は、5・6年生の教室に全校児童が集まって、視聴するようです。

企画開始前、山都・潤徳小の池部校長先生が子供たちに話をしているのが画面越しに聞こえてきます。

池部校長先生「東京の潤徳小学校の校長先生の名前、覚えてる?」

山都・潤徳小児童「さいとう いくお校長先生!」

すごい・・・まさか、フルネームで覚えてくれているとは・・・。

ちょっと感激しながら、交流スタートです!

まずは、私の自己紹介。

第1印象は大事。笑顔を意識しながら、山都・潤徳小の子供たちに話しかけます。

続いて、副校長先生も自己紹介です。山都・潤徳小では教頭先生の立場ですね。

続いて、「Google Earth」を使って、両校の場所などを説明しました。

山都・潤徳小の子供たちも「あ、うちの学校だ〜!」と声を上げています。

せっかくなので、学校探検です。

今朝は、まずは、本校を代表する6年生の児童との交流です。

撮影場所は1階の図工室だったのですが、3階まで「生移動」し、6-1の教室へ。

6-1の児童も「おはようございま〜す!」と手を振り、大歓迎。

児童の代表から「と〜っても優しい担任の先生で〜す。」との紹介を受け、満を持して、担任が画面に登場。

担任の自己紹介の後、6-1児童と山都・潤徳小全員が、担任とジャンケン勝負です。

画面越しに、山都・潤徳小の子供たちの笑い声が聞こえてきます。

続いて、隣の6-2の教室に移動。6-1と同様の方法で交流です。

6-2の担任は「昨日のサッカーの試合、見ましたか〜?」と話しかけます。

何と、画面越しに、ユニフォームを振る姿が!

日本代表のドイツ戦勝利は、両校の絆を深めることにもつながりました。(笑)

そして、6-3に移動。

6-3は、担任の自己紹介の後は、代表児童とのじゃんけんです。

子供同士のじゃんけんも盛り上がります。

最後は6-4。

さすがに4回目ということで、山都・潤徳小の子供たちの方が慣れてきていて、画面の向こうからいきなり「最初はグー!」と言われて、ちょっと焦る担任です。

「最初はグー!」は全国共通だということも、今回、分かりました。(笑)

終了後、山都・潤徳小の池部校長先生に伺ったところ、子供たちも先生方も、今後の交流をとても楽しみにしているとのことでした。

また、本校の6年生が4学級もあることに驚いていたそうです。

山都・潤徳小の6年生は9名。確かにびっくりでしょうね。

私も、初めて、山都・潤徳小の子供たちと話をしましたが、聞く態度も素晴らしく、本当にかわいらしい!

一瞬で、大好きになってしまいました♡

交流第1回目は、大成功!といったところです。【校長】

6年生家庭科「1食分の献立を立てよう」

5年生から家庭科が始まり、ご飯やみそ汁、野菜炒めを作ってきました。

環境に配慮しながらの調理や、栄養バランスのことも学んできました。

それらを学んできた6年生の集大成とも言える学習「1食分の献立を立てよう」に挑戦しています。

 

ミライシードのオクリンクを活用し、献立の構成「主食・主菜・副菜・汁物」を考えながら、献立を立てます。

 

 

教科書や料理動画サイト「クラシル」を活用しています。

 

 

材料や調理方法が動画で紹介されているので、子どもたちは「何にしようかな〜」とつぶやきながら、楽しそうに献立を立てていました。

 

 

友達と相談しながら考えている様子も見られました。

 

 

今回授業で立てた献立を、家庭科の冬休みの宿題として、お家で作ってもらおうと考えています。

「なるべく自分たちでやろうね」と子どもたちに言っていますが、

保護者の方々のお力が必要になってくると思います。

 

お力添えの程、何卒よろしくお願い致します。