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2024年1月の記事一覧

役立つ電気

今日の午前中は、5年生と6年生が理科室で、電気に関連した学習を行っていたので、様子をのぞいてみました。

5年生は、1・2時間目、「電磁石の性質」の学習に取り組んでいました。

今日の授業の課題は、(永久)磁石と電磁石の違いを調べることです。

磁石に釘をつけ、確かめていく子供たち。

校長「磁石と電磁石、釘のつき方に違いはあるの?」

5年生A「釘のつき方は変わらないけど・・・でも、電池を外すと、すぐに釘が落ちちゃうんだよ。」

方位磁針を電磁石に近付けるとどうなるかという実験もします。

5年生B「校長先生、見て!電池を外して、反対向きにつけると、一瞬で方位磁針の向きが反対になるんだよ。」

今後は、こうした電磁石の特徴が、日常生活にどう生かされているか学習を深めていきます。

3・4時間目は、6年生が「私たちの生活と電気」の学習に取り組んでいました。

「手回し発電機」を回して、豆電球をつける実験をしています。

校長も6年生から借りてやってみましたが、結構力を入れて回す必要があり、長時間、電気を発生させることが難しいことが体感できます。

「手回し発電機」を風車につなぐ実験も行いました。

発電機のハンドルを回すと、勢いよく風車が回り始めます。

コンセントにつなげば、自動的に電気が流れると考えている子供たちにとっては、こうして、手動で発電する経験をすることは貴重なものになると思います。

校長「能登半島では、電気が使えないところがまだあるんだよねぇ。」

6年生たち「そうだよね・・・。」

日常生活に欠かせず、役に立つ電気だからこそ、そのありがたみを感じてほしいものです。【校長】