2018年2月の記事一覧
第2回運営審議会
2月23日(金)に今年度2回目の「日野市立教育センター運営審議会」が行われました。運営審議会は教育センターの運営について必要な事項を審議するために設けられており、毎年2回実施されます。
最初に、教育センター所長より今年度の事業運営方針の報告があり、次に調査研究部、研修部、相談部から各事業・運営について担当する所員から報告がありました。その後、審議が行われ、委員の方より各事業に対する運営の評価やこれからの事業のあり方について多くの提言を受けました。これをもとに次年度のセンター事業を進めて参ります。
平成29年度 日野市立教育センター 活動報告・調査研究発表会
最初に、教職員研修から、次に適応指導教室、登校支援適応状況の報告を行い、休憩後、理科教育推進研究、郷土教育推進研究から発表を行いました。
理科教育推進研究では 研究主題を「ひのっ子が主体となる理科教育」として、ひのっ子が主体的に活動する理科教育が展開されるよう学校・教員への理科支援(教員の理科授業の改善、研修の充実、日野の自然についての教材化)についての研究結果を発表しました。
郷土教育推進研究では 研究主題を「郷土意識を育む指導の在り方」‐‐七生地区を中心とする地域素材の教材化を通して‐‐ として、郷土に誇りと愛着をもつ「ひのっ子」を将来の日野を背負って立つ「日野人」に育てるため、小学校での実践事例を中心とした研究結果を発表いたしました。各事業の詳しい活動内容については、教育センターだより41号をご覧ください。
第59回理科ワークショップ
第59回理科ワークショップが2月1日(木)に豊田小学校の理科室で行われました。研修内容は「金属、水、空気と温度(すがたを変える水)」(第4学年)の単元における指導法について、講師は平山小学校と日野第五小学校の先生です。
最初に、その単元の目標と内容について学習指導要領の新旧の違いについて、次に、指導上の配慮事項について説明がありました。
講義後、実際に児童が行う実験を参加した先生が行いました。
<水蒸気を集めてみよう>の実験では、水をふっとうさせ、出てくる泡をビニール袋に集め、その後のビニール袋の変化を観察します。ビニール袋は熱で溶けやすく扱いには工夫が必要でした。また、学習問題の例として
*水を熱し、ふっとうした時に水の中から出てくるあわはなんだろうか。
*ふっとうした時に水が減っていくのはなぜだろう。
などが講師の先生から示されました。大変寒い日でしたが、参加者も多く、実りのある研修会でした。