教育センター最近の活動

2020年1月の記事一覧

第75回理科ワークショップ

1月24日(金)、仲田小学校において、今年度7回目の理科ワークショップが行われました。内容は第3学年「磁石の不思議を調べよう」、第4学年「姿を変える水」の単元における指導法について、講師は仲田小学校の先生が担当しました。参加者は市内小学校の先生で、今回は11名の参加がありました。

最初に「明日からでも、授業ができるように」と題し、2つの単元の指導法について具体的な説明があり、その後、実技研修が行われました。
               
実技1 「姿を変える水」では、丸底フラスコに水を入れ、卓上コンロで加熱し、温度上昇を調べました。水が沸騰している時の温度が温度計の誤差により100℃にならないことがあること、沸騰中に発生している泡は何なのか児童に考えさせることが重要との説明を受け、参加者も実験を行いました。

実技2 「磁石の不思議を調べよう」では、磁石が作る磁界の様子を調べる簡単な実験の紹介がありました。まず、砂鉄をシャーレの中に入れ、その上からもう一つのシャーレで蓋をし、外から磁石を近づけると砂鉄は立体的な形を作ります。その様子から磁界が観察でき、参加者もいろいろな方向から磁石を当て、磁界を調べていました。最後に、磁石についた砂鉄の取り方も教えていただき、研修を終えました。

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「動物の見方(観察)研修」「昆虫スキルアップ研修」

1226日(木)東京都多摩動物公園にて、「動物の見方(観察)研修」(午前)と「昆虫スキルアップ研修」(午後)が行われました。参加者は市内の幼稚園、小学校、中学校の先生19名です。

◎午前の研修は「鳥のくちばしあし」について
  

最初に動物解説員の方から観察のポイントなどを実際に「ソデグロヅル」を見ながら教えていただきました。その後、参加者は観察カードを使い色々な鳥のくちばしあしの観察をしました。
レクチャールームに戻り、解説員の方に観察の振り返りとまとめをしていただき、さらに発展学習として、観察結果を使った鳥のグループ分けなどについて授業に生かせるヒントも頂きました。

◎午後は虫が苦手な先生のための「昆虫スキルアップ研修」

   

動物解説員と昆虫担当の二人の方から虫の触り方を教えていただきました。ナナフシ、カブトムシとその幼虫、コオロギなど、虫の苦手な先生もいて、最初は恐る恐る触っていましたが慣れてくればかわいいものです。次にカブトムシの幼虫を顕微鏡で観察し、その後、近くの森に移動して幼虫探しをしました。なかなか難しく、なんとか朽ちた木の下にいる幼虫を数匹見つけることができました。昆虫園本館に戻り、最後にカブトムシの育て方を具体的に注意点も含め、分かりやすく教えていただき研修会は終了となりました。
  

 
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