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2025年1月の記事一覧
バリアフリーについて考えよう
4年生は、総合的な学習の時間に「バリアフリーについて考えよう」として、障害のある方への理解を深めたり、福祉について調べたりする学習を行います。
今日は、日野市社会福祉協議会の皆様のご協力を得て、「バリアフリー体験」を行いました。
最初に障害についての理解を深めるために、脳性まひの方が来校され、実際の生活の様子についてお話いただきました。
例えば、左手を上げようと思えば、脳の働きで思ったとおり左手が上がりますが、脳性まひだと自分の意思どおりに動かず、全く違う体の場所が動くこともあるとのことです。
また、小学校段階から特別支援学校に通われていたということで、特別支援学校の独特なカリキュラムの説明などもいただきました。
こうして、思うように体が動かせないことから、車いすを使って移動されていることを理解したうえで、自分たちもペアになって車いす体験を行いました。
マットの上のような柔らかい場所では、ほとんど進みません。
坂道はゆっくり後ろ向きで進みます。
いつもなら簡単にひねれる水道の蛇口も車いすからだと難しくなります。
4年生A「目線が違うと大変になっちゃうんだな。」
この気付きが大切です。
しかし、ホームページ用の写真を撮ろうと、4年生たちにカメラを向けると、多くの子たちが「イェー!」と満面の笑みとピースでポーズをとっていました。
4年生らしい無邪気なところはよいのですが、車いすでの生活がずっと続くとしたらどうかということにも考えを深めてほしいと思います。
貴重な場を与えていただいた、関係の皆様、車いす体験の補助を行っていただいた保護者等の皆様、ご協力いただき、ありがとうございました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】クラス対抗、フラフープくぐり
今朝は、集会委員会の企画した児童集会が行われました。
内容は、「フラフープくぐり」です。
学年内の学級対抗戦になります。
集会委員A「みなさんおはようございます!集会委員です。今から各クラス対抗フラフープくぐりを始めます。イェー!」
全校児童「イェー!」
朝からノリのよい、集会委員と子供たち。
クラスで1列になり、手をつないだままフラフープをくぐり、次の人に渡していくゲームです。
手をつないだままですから、体をクネクネしないとフラフープがくぐれません。
ライバルの学級の様子も見えていますから、焦る、焦る・・・
列の最後の子がフラフープをくぐり、全員がしゃがんだらゴール!
集会委員たちは、各学年の結果について報告をします。
ただちに結果発表!
学年内で1位だった学級は大喜びです。
本校は、全校朝会等をリモート中心で行っていますので、全校児童が校庭に集まることはあまりありません。
寒い朝でしたが、全員で楽しい時間を過ごすことができました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】全校挙げて、「進!MJコンサート」へ!
2/8(土)に迫ってきた、本校と明星大学学友会吹奏楽団との3回目、そして最後のコラボレーションである「進!MJコンサート~つなげよう 感謝のメロディー~」。
昨日の全校朝会でも校長から話をしましたが、「進!MJコンサート」では、6年生と楽団の方々の合同演奏に合わせて1~5年生、ダンスクラブの児童が踊り、歌う「アンダー・ザ・シー ミュージカル」を行う予定です。
そこで、MJコンサート実行委員会の児童が踊りの見本動画を作っていますので、朝の「潤いの時間」に各学級で練習を行いました。
5年生は各自の端末で動画を視聴し、踊りの基本を覚えています。
本格的に練習を始めた学級も多くあります。
繰り返しサビのところを踊ります。
踊りだけでなく、歌の練習もあります。
MJコンサート実行委員たちはChromebookを持ち、チェックポイントのデータを確認しながら各学級の練習風景を見守ります。
と思ったら、1年担任から「一緒に踊って!」と促され、照れながらも1年生と一緒に踊る6年生のMJコンサート実行委員たち。
1回目の「新!MJコンサート」は、楽団のみなさんとの出会いの場、
2回目の「心!MJコンサート」は、楽団のみなさんと一緒に音楽会を創り上げる場、
そして、3回目の「進!MJコンサート」は、お世話になった感謝を表す場です。
「おもてなしの心」をもって、楽団の方々と楽しい時間を過ごせるようにしたいと思います。【校長】
全校朝会(1月28日)
今朝は、リモートで1月の全校朝会が行われました。
まずは、表彰からです。
サッカーで優秀な成績を収めた6年生たちです。
続いて、ピアノで活躍した児童の表彰です。
校長からの話です。
写真は、1/16に開かれた中央委員会の様子ですが、中央委員会の話し合いを受け、3学期も「潤杯」等の取組が進められていること、現在、図書委員会の「潤杯」イベントが進められているので、できるだけ協力することを呼びかけました。
2点目の話は、2/8に迫ってきた「進!MJコンサート~つなげよう 感謝のメロディー~」についてです。
現在、6年生と明星大学学友会吹奏楽団の方が一緒に演奏する「アンダー・ザ・シー」に乗って、1~5年生とダンスクラブの児童が一緒に歌い、踊り、ミュージカル風にする計画を立てています。
そこで、MJコンサート実行委員の児童が踊りの見本動画を作成していますので、紹介をしました。
すでに練習を始めている学級も多いので、動画が流れると反射的に踊り出す子供たち。
とてもかわいいです。
MJコンサート実行委員会は昨日も開催され、委員の子たちは、着々と準備を進めています。
その努力に感謝の気持ちをもち、楽団の方々と最後の思い出に残るコンサートにしようと話しました。
また、ふれあい橋や校庭の周囲の歩道で工事が続いていることから、登下校の安全に気を付けるよう話をしました。
続いて、生活指導主任から、
1 学習に必要ない物は持ってこないこと
2 校庭を横切って歩かないこと
3 不審者の情報があるので、登下校に注意するとともに暗くなる前に帰宅すること
ということについて指導がありました。
最後は、日直の教員からChromebookの修理が続いていることから、大切に扱うよう話がありました。
盛りだくさんな内容でしたが、子供たちは教室でしっかりと話を聞いていました。【校長】
磁石の性質について調べよう
校内を回っていると、教室で理科の実験を行っている学級がいくつかありました。
ちょっと気になって、中をのぞいてみました。
3年生は、「じしゃくのふしぎ」を学習しています。
磁石にはN極とS極があること、磁石についた鉄釘はそれ自体が磁石になる(磁化する)ことなどについて学びます。
違う極同士を近付けるとくっつき、同じ極同士を近付けると、どんなに力を入れてもくっつきません。
そのことを何度も実験して体感します。
磁石に鉄釘を2本くっつけて・・・
磁石を離しても、2本の釘はくっついたままです。
このことから、鉄釘が磁化したことが分かります。
もちろん、3年生ですから磁化の物理的な仕組みは学習しませんが、性質は体験を通して理解していきます。
磁石にちなんだ話として、「世界最強の磁石は『ネオジム磁石』であり、日本で開発された」ことが紹介されていました。
科学技術で世界をリードしてきた日本。
そのバトンを子供たちにも受け継いでほしいものです。
5年生は「電磁石の性質」について学んでいます。
3年生の永久磁石の学習と違い、電磁石は、オンとオフが簡単にできたり、磁力の強さを変えることができたりします。
写真は、どうしたら電磁石の磁力を強くすることができるか班で相談しているところです。
今日は、流す電力を変えることで磁力を強くすることができるか実験していました。
簡易電流計を使って、見えない電力や磁力を視覚的に認識できるようにしています。
現在の様々な工業製品に使われている磁石の働き。
小学校で学んだ基礎を生かして、将来の大発明につなげてほしいと期待しています。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)