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2023年1月の記事一覧

箏を楽しもう!

小学校で楽器を演奏する場合、多くは、リコーダーや鍵盤ハーモニカになります。

外国から入ってきた楽器、そして「ドレミ・・・」の音階で演奏します。

しかし、日本にも伝統的楽器である和楽器があり古くから親しまれてきました。

4年生は、代表的な和楽器である「箏」の練習に取り組んでいます。

箏は、爪で絃を弾くことで音が出ます。

子供たちは、自分の親指のサイズに合わせた爪をつけ、練習に取り組んでいます。

箏を演奏するときは、「ドレミ・・・」の階名を覚えるのではなく、数字譜を覚えなければなりません。

子供たちの練習曲は、「さくらさくら」です。

「♪さくら〜(七七八) さくら〜(七七八)」と覚えるわけです。

箏には、通常13本の絃があり、「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、斗、為、巾」と表されています。

子供たちは、数字譜を頭に入れながら、該当する絃を弾いていきます。

音楽専科の範奏を聞き、イメージを高めます。

1つの箏に対し、3〜4名でグループを組み、2分間ずつ練習して交代していきます。

演奏の最後は、半円を描くように全ての絃で「ポロロン」と音を出します。(うまく表現できず、すみません。)

校長「全部数字で覚えるなんて、難しくないの?」

4年生A「もう、全部覚えちゃった。」

4年生B「慣れるとそんなに難しくないよ。」

子供たちによると、リコーダーより箏の方が簡単だとか。

そろそろ1月も終わり、年始めという感じではなくなりますが、音楽室では、まだ雅な雰囲気が続きそうです。【校長】