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2023年1月の記事一覧
箏を楽しもう!
小学校で楽器を演奏する場合、多くは、リコーダーや鍵盤ハーモニカになります。
外国から入ってきた楽器、そして「ドレミ・・・」の音階で演奏します。
しかし、日本にも伝統的楽器である和楽器があり古くから親しまれてきました。
4年生は、代表的な和楽器である「箏」の練習に取り組んでいます。
箏は、爪で絃を弾くことで音が出ます。
子供たちは、自分の親指のサイズに合わせた爪をつけ、練習に取り組んでいます。
箏を演奏するときは、「ドレミ・・・」の階名を覚えるのではなく、数字譜を覚えなければなりません。
子供たちの練習曲は、「さくらさくら」です。
「♪さくら〜(七七八) さくら〜(七七八)」と覚えるわけです。
箏には、通常13本の絃があり、「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、斗、為、巾」と表されています。
子供たちは、数字譜を頭に入れながら、該当する絃を弾いていきます。
音楽専科の範奏を聞き、イメージを高めます。
1つの箏に対し、3〜4名でグループを組み、2分間ずつ練習して交代していきます。
演奏の最後は、半円を描くように全ての絃で「ポロロン」と音を出します。(うまく表現できず、すみません。)
校長「全部数字で覚えるなんて、難しくないの?」
4年生A「もう、全部覚えちゃった。」
4年生B「慣れるとそんなに難しくないよ。」
子供たちによると、リコーダーより箏の方が簡単だとか。
そろそろ1月も終わり、年始めという感じではなくなりますが、音楽室では、まだ雅な雰囲気が続きそうです。【校長】
体力向上月間の取組
本校では、子供たちの体力向上を目指し、年間3回、「体力向上月間」を設定しています。
1回目は6月。体力テストに向けて、反復横跳びの練習に取り組みました。
2回目は12月。縄跳びに取り組みました。
3回目となる1・2月は、持久走です。
この期間中、全校児童が、中休みに校庭で持久走に取り組んでいます。
本校は700名を超える児童数ですので、1・3・5年と2・4・6年の2つのグループに分けて持久走に取り組んでいます。
本日は、2・4・6年が持久走に取り組む日です。
校庭に2つのトラックを作り、密を防ぐ工夫をしています。
斉藤校長先生も、子供たちとともに持久走に取り組んでいました。
取り組んだ後は、「持久走記録カード」に走った回数分、色を塗って記録に残します。
この取組を通して、「自分の体力や体調に合わせてペースを変えずに一定時間を走り抜く持久力」と「めあてをもって粘り強くやり抜く態度」を育んでほしいと願っています。
しつこく、ダイエット、しなきゃ・・・
山都町立潤徳小学校の学校だより「狭霧の朝」、とにかく面白いのです。
特に、コラム「潤徳抄」は、池部校長先生のプライベート満載の「攻めた記事」になっています。
今年の1月16日に発行された「狭霧の朝」52号の「潤徳抄」では、池部校長先生ご自身が「特定保健指導」に臨まれている記事が赤裸々に書かれています。(詳しくは、こちら)
この52号を拝読して、考え込んでしまった私。
実は、恥ずかしながら、私も現在、「特定保健指導」の取組をせざるを得ない状況となっているのです。
「特定保健指導」とは、「生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートをするもの」(厚生労働省HPより)です。
私も、毎年の「常連」となっており、そのたびに「食事をコントロールしなさい、運動しなさい、お酒を控えなさい」などとご指導を受け続けてきました。
今年も、私の担当となった管理栄養士の方から、こんなお話をいただきました。
管理栄養士の方「定期的に運動されていますか?」
校長「コロナ禍で、なかなか運動は…。(ホームページのネタを探しに)校内を歩くようにしていますが・・・。」
管理栄養士の方「毎日、続けることが大事ですよ。ぜひ、取り組んでみてください。」
そう言われても・・・と「一人ツッコミ」するのが毎年のことなのですが、そんな折に「狭霧の朝」52号が目に留まったわけです。
そもそも、池部校長先生は、休み時間などに子供たちとウォーキングをされることが日課になっているようです。(詳しくは、こちら)
3学期になり、「やっぱり、ダイエット、しなきゃ・・・」と考えさせられる出来事が連発しています。
「定期的な運動かぁ・・・。」と考えていたところに、始まりました、「持久走月間」!
これを生かさない手はありません。
今日は、1・3・5年生の日。
複数のコースがあるうち、1年生のコースに混ぜてもらいます。
1年生A「校長先生も走るの?」
1年生B「校長先生って、1年生なの?」
校長「みんなと走るよ。校長先生は、今年から潤徳小に来たから、1年生と同じなの。」
理由を聞き、にこにこする1年生たち。
「高学年と一緒に走ったら、置いていかれちゃうからなぁ・・・。」との本音は、とても明かせません(苦笑)
準備体操をし、マスクを取って、スタートです!
1年生と一緒にのんびりジョギングすることを想像していたら、一瞬でダッシュしていく1年生たち。
すぐに「周回遅れ」となり、
1年生C「校長先生、遅いなぁ。」
と、抜きながら言われる始末。
5分間走ですが、屈辱の時間となりました。
1年生D「校長先生は、何周走った?ぼくは、19周走ったよ。」
校長「すごいねぇ。校長先生は、走っている間に何周走ったか忘れちゃった。」
苦しい言い訳になってしまいます。
「明日、明後日は週末だし、来週の午前中は出張の日もあるし・・・。」
三日坊主の誘惑がいろいろありそうですが、とりあえず、頑張ってみようかな…と思います。
子供たちの「持久走記録カード」の目標は「新宿駅」ですが、私は「百草園駅」を目標にしようかなぁ、と最初から、かなり弱気になっています。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜4年生交流編〜
先週の5年生に続き、今朝は、4年生が山都・潤徳小との交流を行いました。
交流を行う上で、一番ハードルが高いのが4年生。
山都・潤徳小は小規模校で、4年生の児童数が0名なのです。
ですから、学年同士の交流ということができません。
そこで、今回は、日野・潤徳小4年生と山都・潤徳小全校児童とのゲーム大会を行いました。
4年生は、全員、多目的室に集合です。
山都・潤徳小の全校児童のみなさんも1つの教室に集まってくれました。
今回、司会・進行は、日野・潤徳小側で行います。
はじめの言葉担当児童「盛り上がっていきましょう〜!」
軽いシャウトで、朝からハイテンションになる子供たち。
交流は、クラスごとに考えたゲームを代表児童4名ずつで行います。
4年1組のゲームは「30秒当てゲーム」。
心の中で30秒を数え、「ここだ!」と思ったところで手を挙げます。
ストップウォッチで計時した正確な30秒との違いを比べるゲームです。
結果は、山都・潤徳小に29秒で手を挙げた子がいて、日野・潤徳小に31秒で手を挙げた子がいました。
熊本と東京に時差はありません。当然、30秒の感覚も同じですね(笑)
4年2組のゲームは「心を合わせようゲーム」。
2組の担任が出す「お題」で思いつくものを書き、どれだけ一致するかというものです。
お題は「節分といえば?」。
2組の代表児童の4名のうち、3名は「豆まき」で、かなり心が合ったようです。
山都・潤徳小の代表児童にも「豆まき」がありました。
「おに」なども出て、イメージは共通しているようでした。
4年3組のゲームは「フラフープリレーゲーム」。
縄跳びのようにフラフープを5回跳んで、隣の子に渡し、4人全員跳んだ時間を測ります。
3組の代表児童は、1回もミスすることなく、「21秒」という驚異的なタイムを叩き出しました。
山都・潤徳小の代表児童には低学年の子もいて、ちょっと苦戦。
4年生は、画面越しに「頑張れ〜!」と大きな声援を送っていました。
4年4組のゲームは「片足バランスゲーム」。
アイマスクで目隠しをし、30秒数える間、片足でバランスをとるというものです。
両足をついてしまったら座ります。
先日の福祉体験でアイマスクをすることに慣れた本校の4年生には少しアドバンテージがあるようです。代表の4人とも、30秒間、片足で立つことができました。
一方の山都・潤徳小は、3人が座ってしまうなど、ちょっと苦戦。
しかし、残った1名の児童が30秒間、ずっとピョンピョンとジャンプしっぱなしで、ユーモラスな動きに両会場とも爆笑となりました。
終わりの言葉担当児童「これからも仲良くしましょう!」
子供たちも画面を通じて、大きく手を振り合って、心の距離が縮まったように感じました。
今回は、ゲームを日野・潤徳小側で決めた上に、山都・潤徳小は学年がバラバラの代表児童選定となったため、明らかに、日野・潤徳小側が有利な状況となりましたが(フラフープリレーは、事前に「闇練習」もあったとか・・・)、勝ち負けにこだわらず、遠くの学校同士で一緒にゲームを楽しめたことは大きな意義があったと思います。
一昨日は、山都・潤徳小が最強寒波の影響で、臨時休校となったこともあり、事前打合せが十分できず、ぶっつけ本番になったところもありましたが、子供たちからは「仲良くなりたい」という意識を感じとることができ、ほのぼのとした時間になりました。
来週、2月3日(金)は、3年生が交流予定です。【校長】
(山都・潤徳小側から見た交流の様子は、こちらから)
体力向上月間~持久走~
今朝(7時半頃)の校庭の気温は-5℃。
昨日よりもさらに気温が下がり、風が弱かったこともあり、プールも全面凍った状態になっています。
昨日は、強風で吹き飛ばされたカップが多かった1年生の「氷作り実験」。
リベンジで、1年生がほほえみの丘の「頂上」に一晩カップを置いておいたところ、今回は見事全面凍結しました。
やはり、山頂は凍える寒さなのですね・・・。
子供たちの登校の様子も気になり、学区域を回ってみましたが、しもばしらを踏みながら登校する子もいるなど、冬を楽しんでいるようでした。
私も、あまりにもきれいな富士山をふれあい橋からパチリです。(フルサイズにしてみました。)
さて、こんな寒い時期ですが、いえ、こんな寒い時期だからこそ、外に出て運動し、病気に負けない体力をつけることが大事です。
12月の縄跳び月間に続き、これから2月18日(土)までを持久走月間として体力向上に取り組みます。
今朝は、「持久走集会」として、体育委員会の児童がリモートで持久走月間の取組について説明しました。
明日から、奇数学年、偶数学年が日替わりで中休みに校庭を走ります。
走る前、走るときに気を付けることなどの話がありました。
「持久走記録カード」に日々の頑張りを記録していきます。
体育委員会児童「ゴールの新宿駅まで色が塗れるように頑張りましょう!」
新宿を目指すのはもちろんのこと、どうせなら熊本・山都町に行けるくらい頑張ってほしいものです。
子供たちは、明日から本格的に走り始めますので、保護者の皆様は、いつも以上に朝の健康観察をていねいに行っていただきますよう、ご協力をお願いいたします。【校長】
【速報】最強寒波の影響は・・・?
今朝は、全国的に「最強寒波」の襲来で交通機関に乱れが出るなど、大きな影響が出ています。
山都町立潤徳小学校も臨時休校になってしまったようです。
今朝の本校の様子をお伝えします。
午前7時半過ぎの百葉箱の中の温度計は、およそ-4℃を指していました。
こんなに寒いので、プールが全面凍結しているかと予想していましたが、校舎側の一部に薄い氷が張っているだけでした。風の影響のようです。
昨日から一晩置いた、1年生の氷作りの実験ですが・・・。
見事、全面凍結です!
しかし、風の影響で、多くのカッブの中は、砂や落ち葉入りの氷になっています。。。
さて、昨日の記事でお知らせした、「標高約3mのほほえみの丘のふもとと頂上で氷のでき方は違うのか?」という壮大な実験ですが・・・
朝、行ってみると、頂上やふもとのカップがありません。
担任に聞いてみました。
担任「全部、風で吹き飛ばされてしまいました。飛ばないように、カップの裏をテープでとめていたんですけどねぇ…」
今回の実験から、1つの結果が得られました。
「山の山頂の風は強い」(笑)
1時間目になり、1年生たちが自分のカップを置いた場所にやってきました。
1年生A「やった〜!氷ができてる!」
と、喜ぶ子がいる一方、強風で吹き飛ばされたのか、
1年生B「校長先生、私のカップがない・・・」
と悲しそうに訴えてくる子も多くいます。
校長「のどが乾いて、鳥さんが飲んじゃったのかもしれないね。」
などど、フォローするしかありません。
1年生は、Chromebookで写真を撮って、記録などをしていました。【校長】
最強寒波VS1年生
10年に1度の最強寒波がやってくるとのニュースが連日報道されています。
特に明日は、日野市で最低-5℃、最高4℃といった予報も出されるなど、厳しい寒さになりそうです。
このような気象状況の中、1年生は、生活科の「ふゆをたのしもう」の学習で氷作りを行います。
校内の様々な場所に水を入れたカップを置き、次の日になったらどのように氷になるか確かめるようです。
どこにカップを置いたら氷ができやすいか考え、Chromebookに入力して、意見交換をします。
1年生A「とんぼ池の近くがいいと思います。」
納得顔の1年生たち。水場が近いと氷ができやすいと考えているようです。
1年生B「ほほえみの丘の上がいいと思います。」
担任「どうして、そう思うの?」
1年生B「だって、高いところは涼しいからです。」
これに対して反対意見も出されます。
1年生C「だって、ほほえみの丘の上は、お日さまに近いから、すぐ溶けちゃうかもしれない。」
迷う1年生たち。
実験をして、証明するしかありません。
実際にカップを置く場所をChromebookで写真にとり、記録に残しておく学級もあります。
考え抜いた場所にカップを置く1年生たち。
今日の放課後から明朝までは、学校は1年生優先。絶対にカップをいじらないように他の学年に「お触れ」が出ます。
下校時にほほえみの丘の「頂上」にカップを置く1年生。
「ふもと」にカップを置いている子もいます。
今は、まだ暖かいですが、この後、急速に冷えてくるようです。
「最強寒波」の影響はどうなるのか?
そして、標高約3mのほほえみの丘のふもとと頂上で氷のでき方に差はあるのか?
校長とすれば、校内の水道管の凍結が心配ですが、1年生の実験結果も気になるところです。【校長】
本校の「ひのっ子エコアクション」の取り組みについて②
本校の「ひのっ子エコアクション」担当からご報告です!
「ひのっ子エコアクション」とは、「児童生徒及び教職員等が学校生活において、環境問題に触れ、考え、実践することにより、環境意識を高め、環境にやさしい学校づくりを行うこと」を目的として行われている、日野市独自の環境保全・改善に関する取組です。(前回紹介した「ひのっ子エコアクション」はこちら)
本日は、本校の「ひのっ子エコアクション」を3つ紹介します。
1、捨てればごみ 分ければ資源
潤徳小学校では、各教室に燃えるゴミの掲示をしています。
また、校内のゴミ捨て場には、ペットボトル、プラスチック、燃えないゴミ、缶、瓶…など細かく分別されています。
ごみと資源を分別することで、資源は再利用され、限られた資源が有効的に活用されます。
その結果、ごみの量が減り処分のためのエネルギーや燃料消費量を減らし、温室効果ガスや有毒物質の発生量を削減することにつながります。
分別を正しく行い、資源として再利用することは環境を守ることにつながるのです。
2、HTT <電力をH減らす・T創る・T蓄める>
東京都では、「電力をH減らす・T創る・T蓄める」を合言葉に、HTTの取組を行っています。
その第一弾となるイベントが4月29日、東京・新宿の都庁舎で開催され、小池百合子知事とタレントのフワちゃんの対談が話題になりました。
潤徳小学校でも、HTTを呼びかけるポスターを掲示して、節電を呼びかけています。
現在、日本のエネルギーは、石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料を元にした化石エネルギーが中心です。
しかし、このまま化石エネルギーの消費量が増え続けると、地球温暖化や気候変動がますます深刻になるといわれています。
3、生きるために欠かせない水
水は、飲み水として利用される以外にも、お風呂やトイレなど普段の生活でも使われます。また、農業や畜産業、工場でもたくさんの水を使います。
ですが、地球温暖化かや人口の増加、経済の発展などの影響で、これからますます水が不足することが予想されています。
潤徳小学校では、エコ委員会が節水を呼びかけるポスターを作成し、掲示しています。
お風呂の残り湯を洗に使う、シャワーの時間を減へらす、トイレの水を流すときに大小のレバーを使い分けるなど、日頃ごろから節水を心掛けることも、私たちにできる大切な行動の一つです。
私たちの当たり前の生活が、この先50年後、100年後…と続くとは限りません。
日々の生活を振り返り、環境について考える機会になってくれたら嬉しいです。
今後も潤徳小学校では、環境に配慮した取組を実践していきます。
やっぱり、ダイエット、しなきゃ・・・
今月、特に障害のある方との交流やバリアフリーの考えについて学んでいる4年生。
今日は、福祉体験として、日野市社会福祉協議会 日野ボランティア・センター、手話サークルの皆様にご協力いただき、車椅子や白杖体験、手話の学習を行いました。
白杖体験の前に、アイマスクを着けて、「目が見えない感覚」を体験します。身近の物を触ってみて、区別することの難しさを感じます。
実際に2人1組になって、1人が案内役、もう1人がアイマスクをして白杖を持ち、教室から校庭まで出る体験をします。
互いに声をかけながら慎重に歩きますが、特に段差のあるところの難しさを感じていました。
手話の学習では、音が聞こえないときの生活の困り感について学び、そのうえで、コミュニケーションをとる方法を考えます。「手話」が注目されがちですが、身振り、筆談、口話、空書、指文字など様々な方法があり、複数の方法をとりながらコミュニケーションを図っていることを教えていただきました。
手話サークルの皆様は、口元が見えるマスクを着けていらっしゃいましたが、口の動きも重要であることを説明していただきました。
その後は、簡単なあいさつや文を手話で伝える方法を学びました。手話は、身近なゼスチャーにつながる動きも多く、子供たちも楽しみながら手話を学んでいました。
車いす体験は、体育館を使って行いました。
車いすの構造、動かすときに気を付けるポイントなどを学びます。
例えば、下り坂のときは、安全上、後ろ向きになって動かすことなどを教えていただきました。
その後は、2人組になって車いすに乗る人と押す人の役割を体験します。
たまたま参観していた学級の児童数が奇数だったので、「校長先生もやってみますか?」と声がかかりました。
「4年生で押すことができるかな・・・。」と一抹の不安がありましたが、せっかくなので、チャレンジです。
校長の心配をよそに、滑らかに車いすが動き出します。
校長「重くない?」
4年生の押し手の児童「はい。大丈夫です。」
車いすの性能に感心していたのですが・・・。
コースの途中にマットを置き、段差に乗る障害が設置されていました。
車いすを後ろに倒して、段差を乗り越えるのですが、押し手の4年生が倒そうとしても、なかなか後方に倒れません。
結局、周りの大人が助けることに・・・。
段差が何か所かあったのですが、全て手助けが必要な状況になってしまいました(涙)
3学期早々に「今年こそ、ダイエット宣言」したものの、例年どおり三日坊主になっているわけですが、あっという間に、「ダイエット宣言」を思い返すことになってしまいました。
老後に車いす生活になったときに、誰も私のことを押してくれないかもしれない・・・という暗い未来が頭をよぎります。
4年生は、多様な人が社会に参加する上での障壁をなくすことで、誰もが生活しやすい社会をつくることを意識して、これからも行動してほしいと思います。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜5年生交流編〜
1/18の記事で、山都・潤徳小と簡単に交流できる仕組みを構築したと記載しました。
この専用交流サイトを使い、本格的に交流を開始します。
今朝は、両校の5年生同士で交流を行いました。
昨年、連合音楽会の前に両校の6年生同士が交流した時は、校長の端末を介してオンラインで結ぶことしかできなかったため、私が端末を持ちながら各学級を回るという、アナログ的な手法を行っていましたが、今回は、専用交流サイトを使い、山都・潤徳小の高学年の教室と本校の5年生の各学級を円滑につなげることができました。
児童が登校した時からモニターに映像を流しておいたところ、子供たちが映像を送っている端末のところに集まってきます。
正式交流の前に自然交流が始まっている感じです。
チャイムが鳴った後、正式交流開始です。
今回は、山都・潤徳小の5年生の子たちが、スライドを使って、山都町と、山都・潤徳小の紹介をしてくれました。
山都町の概要や名所である通潤橋や円形分水、イベントの八朔祭、伝統芸能の清和文楽などの説明がありました。一昨日の教職員交流の際に「お勧めスポット」として挙げられた「幣立神宮」の紹介もありました。(山都町に関心のある方は、こちらをどうぞ)
続いて、山都・潤徳小の紹介がありました。
全校児童数は26名で複式学級、標高が500m近いところにあることを聞いて、本校の子供たちも、あらためて驚いていました。
また、東京の小学校では行くことのできない、長崎修学旅行の話など、行事の違いにとても興味をもっていたようでした。
発表を受け、質問タイムです。
日野・潤徳小5-1代表児童「山都・潤徳小の先生の人数は何人ですか?」
山都・潤徳小5年生代表児童A「12人です。」
日野・潤徳小5年生たち「おぉ~」(「少ないなぁ・・・」というリアクションです。)
すると、山都・潤徳小側から「日野・潤徳小の先生は何人ですか?」と逆質問が来て子供たちは大慌て。協議のうえ・・・
日野・潤徳小5-1代表児童「30人くらいです。」
すると、「もっと多いよ~!」と多くの子からツッコミが入ります。
本校は、正規教員以外にもたくさんの教職員がいるので、5年生からすると、どこまでが先生の範囲なのかバラバラな認識なのです。規模の大きな本校らしいリアクションです。
日野・潤徳小5-2代表児童「山都・潤徳小で一番おいしい給食は何ですか?」
山都・潤徳小5年生代表児童B「カレーです。」
日本全国、カレーのおいしさは共通のようです。
日野・潤徳小5-3代表児童「児童数が少ないようですが、運動会とか学習発表会とかはどうやっているんですか?」
この質問には、山都・潤徳小の5年生もちょっと戸惑ったようです。
山都・潤徳小5年生代表児童C「運動会のかけっこは、すぐに終わってしまいます。学習発表会も午前中に終わります。」
確かに、山都・潤徳小は5人以下の学年もあるので、かけっこはすぐに終わりそうです。
山都・潤徳小からも質問があります。
山都・潤徳小5年生代表児童D「芸能人に会ったことはありますか?」
笑いが起きます。
本校児童も何人か手を挙げ、代表1名が回答したのですが、ちょっとマイナーな感じで・・・。
東京の小学校というと、芸能人がうろうろしているイメージなのでしょうか?
最後は、全員で手を振り合ってお別れです。
15分ほどの交流でしたが、山都・潤徳小の5年生がしっかりと発表を行ってくれて、大変意義のある交流になりました。
来週以降も、学年ごとの交流が続きます。
両校の児童、教職員の輪が広がればうれしく思います。【校長】
(山都・潤徳小側から見た交流の様子は、こちらから)
6年生家庭科 冬休みの課題
6年生の家庭科では、2学期に「まかせてね 今日の食事」の学習で献立を立てました。
献立を立てるためには、栄養バランスや好み、予算…などを考えなければいけません。
そこで、2学期に立てた献立を、実際に調理する課題を冬休みに出しました。(2学期の授業の様子はこちら)
自分で工夫して、調理の経過をスライドにまとめている子どもたちもいました。
意欲的に取り組んでいた様子をみると、とても嬉しい気持ちになります。
完成写真を見ると、栄養バランスや彩り、盛り付け方が一目瞭然です。
子どもたちのがんばりが伝わります。
振り返りでは、
「思ったより時間がかかってしまった」
「お母さんの大変さがわかった」
「楽しかった」「つかれた」
など様々でしたが、実際に調理したからこその微笑ましいエピソードばかりでした。
保護者の皆様のお力添えがなければ、
このような、学びの深い課題に取り組むことはできませんでした。
この場をお借りして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
第7回たて割り班活動
今朝は、たて割り班で遊ぶ日です。
室内遊びの班と、校庭遊びの班が半分ずつに分かれ、活動を行いました。
室内では、新たな「スピードじゃんけん」に取り組んでいる班がありました。
誰かとじゃんけんをして、5回勝ったら座ります。
教室中、じゃんけんの声でにぎやかになりました。
こちらも新しい遊び、「紙タワーゲーム」です。
班を3つのグループに分け、配られた紙を使って、一番高い作品を作ったところが勝ちです。
グループのチームワークが問われます。
寒い中ですが、外遊びの班もいっぱい体を動かして、楽しく遊びました。
異年齢での活動では、振り返りが大事です。
今回のたて割り班活動で、6年生が中心となって計画を立てるのは最後になります。
6年生への感謝の気持ちを発表したり、6年生から一言ずつメッセージを送ったりする班もありました。
次回から、5年生が計画を立て、運営していくことになります。
最高学年の引継ぎが進みつつあります。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜教職員交流編2〜
日進月歩で進歩する学校でのICT環境。
教員もその流れに乗り遅れないよう、本校では、月1回程度、ICTに関するOJT研修を実施しています。
毎回、本校の教員が講師になり、日頃の実践やワンポイントテクニックの紹介を行っているのですが、今日は、校長の私が立候補して、OJT研修の講師を行いました。
今回の研修の内容は、昨年から始まっている、山都町立潤徳小学校との交流を簡単に行う方法の紹介です。
実は、両校は、児童の使う端末も違えば、インストールされている授業支援ソフトなども違います。交流しようとしても、前提となる環境の違いが障害となっているのです。
そこで、ここ数か月をかけて、その障害をできるだけ少なくし、簡単に交流できるプラットフォーム作りを進めてきました。
そこで、今日の研修で、両校が簡単に交流できる方法について説明をしました。
まずは、短時間でオンラインでつながる手順を説明しました。
これまでは、接続するまでに何分もかかっていましたが、プラットフォーム内のアイコンをクリックするだけでつながれるようにしました。
すぐに、山都・潤徳小の職員室が映ります。
本校の教員も興味を示します。
私から、定番の錦鯉ネタ、「山都町立潤徳小学校の先生方、こ・ん・に・ち・は〜!」と呼びかけます。
「こ・ん・に・ち・は〜!」とアクション付きで返してくれる、素直な山都・潤徳小の先生方。
こうして、久々に教職員同士でつながることができたので、前回(R4.12.14)、不完全燃焼だった交流の続きを行いました。(前回の交流の様子はこちら)
前回、謎のままだった、「熊本お勧めグルメ」の紹介をしていただきました。
何と、手描きのイラスト付きでグルメ紹介をしていただきました。
紹介していただいたグルメは4つ。
「馬刺し」、「からし蓮根」、「太平燕(タイピーエン)→詳しくはこちら」、「だご汁→詳しくはこちら」です。
特に、「太平燕」と「だご汁」は、あまりなじみがなかったのですが、「給食で出たことあるよね・・・。」などとひそひそ話をする教員もいました。(実際に出ています!詳しくはこちら)
せっかくなので、「熊本お勧めのスポット」も質問しました。
回答は、知る人ぞ知る、日本最古の神社とも言われる、山都町のパワースポット、「幣立神宮→詳しくはこちら」でした。
意外な回答に、思わずググる、本校の教員も(笑)
最後は、山都・潤徳小の池部校長先生から、両校の交流に対する熱い思いを語っていただいて、2回目の教職員交流は終了しました。
1000km近く離れている両校ですが、交流を行うたびに心理的距離は近付いていきます。
Google Meetを使って簡単に交流でき、データのやりとりも簡易にできるプラットフォームを開発したことで、両校の交流は、今後、一層加速しそうです。
これからの展開にご注目ください。【校長】
(山都・潤徳小側から見た、今回の交流の様子は、山都・潤徳小HPから)
【研究授業】ムーブノートのよさを生かしたかけ算の授業
潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。1月18日に2年生の算数科の授業を行いました。単元名は、「かけ算(2)九九をつくろう」です。
本時の授業は、上の図で表されたチョコレートの数を、乗法九九を総合的に活用し求め方を説明することを通して、九九の理解をさらに深めるようにすることを目標にしています。
デジタルとアナログの使い分け(1)
始めに、本時の課題を把握します。チョコレートの図を児童に見せます。右端から少しずつ見せていくと、途中欠けている部分があることに気付きます。欠けた部分にも着目しながら、今まで学習したことを使って、工夫してチョコレートの数を求めるという課題を掴みます。課題掲示は具体物にしたことで、児童の関心が高まりました。
ムーブノートのよさ
ムーブノートに送られた図を囲み、どのようにして求めたのか式を書き込みました。図を囲みながら立式するという学びは、「同じ数ずつ」のものが「いくつ分」あるのかというかけ算の意味理解を確実にするため、単元の始めからムーブノートを使って継続して行ってきました。本時でも、スムーズに同じ数ずつ図を囲み、立式をすることができていました。Chromebookの継続的な学習への活用が、学習理解に役立っていたことが感じられました。
ムーブノートを使うと、書き直しが容易です。また、いくつもカードのコピーを作ることができるので、複数の考えを思いついた児童の「もっとやってみたい」という意慾喚起にも繋がります。本時のように、図を活用する、何度も修正しながら吟味する、多様な考えを出してみる等の課題には、ムーブノートの活用が有効的であることが分かりました。
デジタルとアナログの使い分け(2)
本校での研究の課題として、どのような場面でChromebookを使い、どのような場面でアナログな教材を使うのか、再考する必要がありました。そこで、本校の今年度最後の研究授業である本時の学習では、多様な考えをすぐに見るためにはムーブノートを使う(デジタル)、応用問題で児童が参照したいような考えは板書に残す(アナログ)という形での授業をしました。
児童が考えを発表する際は、ムーブノートの広場に投稿されたカードをモニターにうつします。
児童も、手元のChromebookで考えを見ることができます。
黒板には、発表の中で出てきた考えを掲示しました。子供たちが付けたそれぞれの考えの「作戦名」も書いてあります。
自分はこの考えでやってみようかな、と黒板の図を見ながら、応用問題に取り組むことができました。
おわりに
今日の授業で今年度の研究授業は最後です。本校では、2年間にわたり、Chromebookの効果的な活用法の研究をしてまいりました。授業でのChromebook活用が進み、どういった場面で、どのような教材で活用すると効果的なのか、教員として学びを深めることができました。子供たちのICTスキルも、ぐんと上がったことを感じています。今後も、子供たちの豊かな学びの実現のために、研究を深めてまいります。
心と体はつながっている?
先週から今週にかけて、今年度最後の身体計測が行われています。
今日は、3年生の計測の日です。
計測の前に養護教諭から保健指導がありました。
今日のテーマは、「心を落ち着けるにはどうすればいいか」ということです。
養護教諭「心と体ってつながってると思う?」
首をひねる子供たち。
でも、緊張した時におなかが痛くなったり、悲しい時に涙が出てきたりするという説明を受け、納得の表情です。
「カッとした時に思わず手が出てしまう」という体の反応が出てしまうこともあります。
このような反応は、相手に迷惑をかけてしまいます。
そのため、自分の気持ちをコントロールしていくことが大事です。
いわゆる「アンガーマネジメント」について学びます。
自分のことを振り返って、カッとなったときにはどうしていたか考える子供たちです。
そういう時の対処方法の説明を受けます。
「深呼吸する」
「その場から離れる」
「自分で励ます」
実際に、保健室で起きた実例などを紹介しながら、具体的に気持ちを落ち着ける方法を学びました。
そして、今年度最後の測定です。
心身とも著しく成長する3年生。1年間で、どのくらい成長したでしょうか。
3年生は「ギャングエイジ」で、友達と一緒に活動することが多くなる時期です。関わる機会が多くなるということは、トラブルになる可能性も増えるということになります。
今日、学んだことを生かし、自分の心をコントロールして、上手に友達関係を築いてほしいと思います。【校長】
点字でコミュニケーション!
今日は、市の中央図書館の2名の職員の方においでいただき、4年生を対象とした「点字学習」が行われました。
2名のうち、1名の方は全盲でお仕事をされているとのことで、白杖の使い方や点字ブロックで歩く時の様子など、分かりやすく説明していただきました。
最近は、「音がなくなっている」ことで、やりにくさを感じるとのお話がありました。
例えば、今は、お店で並んでいても、電子決済等により店員さんと一言も話さずに買い物ができてしまうことがあります。目の不自由な方からすると、声のコミュニケーションがなくなっていることで、前に並んでいる方が買い物が終わっているのか分からなくなることがあるとのことです。
確かに、便利さの裏側で、「声を出す」ことが少なくなり、このことで不便を感じられる方がいらっしゃることに気付きました。
続いて、点字について説明をいただきました。
紙、点字用の定規、点筆を使って、素早く点字を打っていく様子を見せていただきました。
写真ではちょっと分かりにくいですが、「じゅんとくしょうがっこう4ねん4くみ」と書いてくださっています。
点字には細かい約束が決まっています。その約束を守っていけば、4年生でも点字を打つことができます。
4年生も定規と点筆を貸していただいて、自分の名前や簡単な自己紹介、質問などを点字で打っていきます。
でき上がると、前に持っていって、実際に点字でコミュニケーションです。
「好きな食べ物は何ですか?」
「私はアーティストになりたいです。」
など、点字を使ってたくさんの交流ができました。
子供たちから、「一番困っていることは何ですか?」との質問が出ました。
「目が見えないから何もできないと思われるのが一番困ります。」との答えでした。
今日、点字を使って、意思の疎通が図れたことは、子供たちにとって、学びの大きい時間になったことと思います。
4年生は、昨日は、「あすチャレ!ジュニアアカデミー」で、パラアスリートの方にお話を伺いました。
今後、車いす体験を行う予定もあります。
共生社会ということに視野を広げてほしいと思います。【校長】
P.S. 今日の午前中、市役所に出張に出かけたのですが、その際に、ある出来事が・・・。(詳しくは、山都・潤徳小ホームページにて)
全校朝会
本日(1月17日)の朝、オンラインで全校朝会を開催いたしました。
まずは、皆で朝のご挨拶をいたしました。
次に、校長先生からのお話です。
冒頭、童謡「一年生になったら」の動画を視聴しました。
来年度より学級編成の基本方針を変更することについて、子供たちに資料等を用いて説明しました。
この件の詳細は、本日の9時にC4th Home&Schoolで保護者の皆様にお便りを配信いたしました。
最後は、生活指導主任の先生からの1月の生活目標についてのお話です。
1月の生活目標は、「自分から元気に挨拶をしよう」と「持ち物に、名前が書いてあるか確かめよう。」の2つとなります。
今月も、「笑顔招福」な毎日を過ごすことができるように、校長先生との3つの約束(何でも一生懸命頑張ること、自分も周りの人も大切にすること、他の人の話を真剣に聞くこと)を守って生活しましょう。
人生初授業!
昨年の11/28から、本校で1年間にわたる特別教育実習をスタートした東京教師養成塾生。(詳しくは、こちら)
年が明けて、今日は、現在担当している2年生の学級で国語の授業を行いました。
人生で初めての授業です。
内容は「カンジーはかせの大はつめい」です。
漢字を部分に分け、漢字クイズを解いたり、作ったりする授業です。
自作の「2つの漢字を合体させる機械」の上から「門」と「日」を入れると・・・
「間」になって下から出てくるというものです。
ルールが分かったところで、実際に2つの漢字を1つにしてみます。
「田」と「力」で「男」、「石」と「山」で「岩」となります。
今度は、自分で問題を作ってみます。
本校でも端末の利用を積極的に進めている2年生。
まだ、端末を使い始めてから1年も経っていないのですが、空欄には「テキストボックス」を使って、手書きではなく、ワープロで文字変換して入力している子も何人かいました。
特に指示しているわけではないのですが、自在に使いこなしている子供たちの技量にびっくりです。
互いに作った問題を閲覧し、コメントを送付して、交流をしていました。
自分自身の教育実習の時は、まずは、チョークを使って板書し、自作の教材で子供たちの興味をひくということを考えていましたが、今日の授業では一切チョークを使わないなど、昔とは状況が一変しています。
特に本校では、児童の端末を積極的に活用することをスタンダードにしていますので、人生初の授業からICT機器を活用するように指導しています。
とは言っても、緊張するのは誰でも同じ。
授業が終わってホッとする塾生の姿が印象的でした。
これから、授業する教科、回数が増えていきます。
しっかりと基礎・基本を学んでほしいと思います。【校長】
中学校に向けて・・・わくわく!
本校での登校日数が50日を切った6年生。
進学する中学校への期待や不安が高まる時期です。
今日は、6校時に三沢中学校の生徒会の4名の生徒と担当の先生2名が来校し、体育館にて「小中交流会」が開催されました。
4名の生徒のうち、3名は潤徳小学校の卒業生です。
会の最初は「私のこと、覚えてますか~?」というフレンドリーな呼びかけからスタートです。
6年生の子供たちにとって不安なことは、小学校と比べて、中学校では生活がどのように変わるかということでしょう。
授業時間が50分になること、中休みはないこと、教科担任制になることなどをスライドを使って分かりやすく説明してもらいました。
給食の紹介もありました。
揚げパン、おでん、ミートソース、カツカレーなど、子供たちの好きそうな給食の写真が紹介されます。
食べ物の効果は絶大。子供たちの目が輝きます。
確かに、とてもおいしそうです。
行事の紹介もありました。
司会「奈良・京都の修学旅行では、恋バナもできますよ!」
まさに、青春!という感じです。
途中、クイズも織り交ぜながら、中学校生活への関心を高めていて、生徒会のみなさんの説明の工夫が見られました。
そして、子供たちの関心が高い、部活動の紹介です。
運動部の紹介では、高度な実技を披露する部もあって、子供たちから歓声が上がりました。
文化部の紹介でも演奏や作品の紹介などがあり、とても楽しそうです。
多くの部活で強調されていたのが、先輩、後輩関係なく、仲良く活動しているということでした。
「先輩の言うことは絶対!」という風潮はずいぶん少なくなっているようです。
配布してもらった資料と映像を真剣に見ている子供たち。
自分の中学校生活をイメージしているのでしょう。
6年生の3学期は、小学校を離れたくないという思いと、中学校生活への憧れが入り混じる独特な時期です。
様々なことを考え、自分の成長につなげてほしいものです。
三沢中学校の生徒会のみなさんも、大変分かりやすく、子供たちの興味を引く説明をしてくれました。
「あのような中学生になりたい」というモデルを示してくれたように感じます。
本校の6年生の何人かも、きっと、2年後くらいに生徒会の説明者として戻ってきてくれることでしょう。
期待したいものです。【校長】
席書会(中学年編)
本日(1月13日)の午前中、3・4年生が体育館で席書会を行いました。
<3年生>
1・2校時は、3年生です。
毛筆による書写の学習は、3年生から始まります。
もちろん、体育館での席書会も初めての3年生。
心もち緊張した面持ちで取り組んでいるように感じました。
今年度、初めて毛筆に触れた児童も多かったことと思います。
そのような中、子供たちは、「始筆、送筆、終筆」などの書き方に気を付けて、毛筆で「お正月」を書くことができました。
<4年生>
3・4校時は、4年生です。
4年生のお手本の文字は「元気な子」となっています。
本校の中学年が、毛筆の学習でお世話になっている講師の土方囂々先生から「特に、『気』の文字の形を整えることが難しい。」とお話をいただきました。「気」の4画目の「そり」は、「折れ」や「曲がり」のように、穂先の位置を移動させる必要があります。子供たちのみならず、毛筆に慣れていない大人でさえも難しい高度な技が必要とされます。また、「気」の5画目の始筆の位置も、概形を整える上で重要となるようです。
子供たちは、常日頃から土方囂々先生からご指導いただいている注意点を一つ一つ確認するように、慎重に取り組みました。
(2016年4月から2018年3月まで)